〖 非募集 〗砂糖と昼寝。

……ふは、分かった。謝んない。(予期せぬタイミングで再度唇が重なると驚きのあまり目を見開いて固まってしまうが、遅れて額に僅かな衝撃を受けると数回目を瞬かせ。視線を前方へ上げて相手を見遣ると途端に破顔し、ぐりぐりと額を相手の方へ押し付けながら答え)けど次は俺も綾も気持ちに整理付けてからな。

…してねえもん。あんなみっともなく泣いたとこ見といて何言ってんだよー。…何回もは良い…なんか恥ずかしくなる。
…え、ほんとに呼んで良いの？俺絶対毎日上げちまうけどほんとに平気？ふは、ほんとに大人気ねえなあ。そう思ってくれんのはすげえ嬉しいし、なんか…にやけるし泣きそうになったけど。…でも、俺は辛い思いして暫く落ち込んで、頑張って来たご褒美に綾が俺のとこに来てくれたんだって思ってる。俺をここまで引っ張り上げてくれんのは綾じゃなきゃ無理だったって思うよ。…それに、俺だって多少は前に綾が好きだった人の事気になるし。あんま聞かないようにしてたけどさ。

晴、おはよう。ロル返しじゃなくてゴメンな、ちょっと相談したくて。
昨日晴と話しながら考えてたんだけどさ、少しの間ロル無しの今みたいな感じで話するだけにしねぇ？ほんとひたすら俺の我儘なんだけど、毎日でも晴に会いてぇの。ロルあるとさ、考えんのに時間使っちまうから中々あいに来れねぇんだけど会話だけなら会いに来れっからさ。ちょっと考えてくれると嬉しい。

ほんとに？あん時も頑張ってんだなって思っただけなんだけど。良いじゃん、恥ずかしがってる晴も見せてよ。
ほんとに良いの。ってか、前半の相談、晴が遠慮しないで何時でも俺の事呼べるようにってのも入ってるんだかんな。大人気ねぇのは知ってるよ。…ふっは、ほんっとに晴は俺ん事喜ばす天才だよなぁ。なぁ、もっと俺じゃなきゃ無理だったっつってよ。んー、教えてほし？聞いて晴が辛くなんねぇかなって思って出来るだけ避けてたんだけど、晴が聞きてぇなら教えるよ。

おはよ。ロルは良いよ、俺も毎日少しで良いから綾に会いたい。色々考えてくれてありがとな。すげえ嬉しい。暫くはロル無しにして、綾に余裕ができてきたらまた再開しよ。

さすがに俺だって誰の前でもあんなに泣くわけじゃねえし、もうかなり甘やかしてもらってると思ってんだけどな。…やぁだよ、そう言われると余計に恥ずかしくなる。
…ん、そうなんだろうなって思ってた。ありがと。今俺すげえ幸せだよ、そんな風に俺の事考えてもらえて。やぁだ、もう言わねえ。結構勇気要るんだからな、ああいう事言うの。……少しだけ聞きたい。綾にとってどういう人だったのかとか。

良かった、実は拒否されたらどうしようかってちょっと心配してたんだけどそう言ってくれて安心した。ありがとうな。多分前に比べたら顔出せる時間も減るとは思うけど毎日会いに来っから。

それでも乗り越えようとしてんのとかすげぇ伝わって来たし、何より俺が好きな子はデロデロになるまで甘やかしてぇの。えー、恥ずかしがってる晴も絶対可愛いと思うんだけどなぁ。どうしても見せてくれねぇの？
だから寂しい時とかいつでも呼んで。時間空いたらすっ飛んでくるからさ。俺はああ言う発言嫌いじゃないんだけどなぁ。むしろ依存されてるって感じして好き。んー、一言で言うのはムズいんだけど…。無愛想で天邪鬼なヤツだったかな、んでも心開いて懐いてくれるとすげぇ笑うし表情豊かだし。動物で言えば猫かなってヤツ。俺にとってアイツは人生の中で初めて本気で好きになったヤツ、かな。晴が好きだった人の事も教えてよ。

ふは、拒否なんかしねえよ。…ん、分かった。待ってるから。

…なら、たくさん触って、声聞かして。俺の中の全部、綾だけにして。…あと、綾の中に、俺も居させて欲しい。……見せてやらねえって言ったって、俺の都合で照れてるわけじゃねえし。全部綾次第って言えるくらいには、もうだいぶハマってんだけど。
ん、ありがと。…気が向いたら言ってやるよ。またすぐ言うだろうけど。へぇ、そっか。なんかすげえ羨ましい。…毎日愛してるって言ってくれる奴だったよ。甘やかすのは上手いけど甘え下手で、強がりで不器用だった。けどいくらでも愛してくれたし、たまに甘えてくれたな。…暫く会えなくなる、って言われてからは、一回も会えなかったけど。

あ、そうだ。相談ついでにもう一つだけ。こーいう会話ん時に俺が豆ロル付けんの平気？喋り方がこんなんだから文字だけだと単調だなって自分で思ってさ。晴は回すの苦手だっつってたの覚えてっから無理に回さなくても良いんだけど、どう？

当たり前、いっばい触るし声も聞かせる。だからもっと甘えてよ、晴の全部を俺で満たしたい。…もう、晴って結構バカだよな。お前に執着するくらいには俺ん中晴でいっぱいなんだけど？
毎日でも俺が必要って聞きたいんだけど、晴が言ってくれるの楽しみに待ってるわ。なぁに、ちょっとは妬いてくれた？…自分で聞いといてアレだけど結構クルな。あ、そだ。俺とソイツん中で決定的に違うとこ教えてやろっか。

ん、それも大丈夫。俺も全然動作表せないと結構難しいなーって思ったし。俺は豆ロルっていうか…それよりもちょっと長くなるかもしんねえけど、それくらいのは回したい。あんまり長くはしねえから、お互いがやり易い長さのロル回してけば良いんじゃねえかな。

…よくそういう事普通に言うよなあ…。…バカじゃねえよ。…ありがと、ちょっと安心した。
あー、欲張りは良くねえんだからな。こういうのはたまに言われんのが良いんじゃん。…でも大丈夫、俺もたまに口に出して伝えねえと不安になるから。ちょっと、って言うか…ん、妬いた。初めてはもう二度と来ねえもん。…違うとこ？ん、教えて。

ん、良かった。やっぱ動作を全く表せないと難しいよなぁ。俺も長くなる可能性もあるし、晴の回しやすい長さで回してくれたら良いからな。

ふは、なぁにこんな恥ずかしい事素面で言っちゃう俺は嫌い？十分すぎるくらいバカだよ。だってこんな晴の事が好きだってアピールしてんのに未だに不安になるんだろ。
欲張りじゃねぇし。 (顔逸らし) …必要だっつって求められんのに嫌な気しねぇじゃん。…ほんとかぁーいい、 (ぼそり) 今は晴が一番なんだから大丈夫。それと俺が人前で涙見せたのは晴が初めてだかんな。甘やかしがりで甘え下手な強がりなとこは似てるなぁって俺も思ったんだけどな。違うとこはどんだけ遅くなっても絶対に晴の元に帰って来ること。 (人差し指ぴん / にっ) だから安心して俺の帰り待っててくれっと嬉しい、なんてな。

分かった。…なんか、綾が全部言ってくれたから俺からの相談はねえんだけど…綾はもうない？なんか気になる事あったら言ってくれて良いから。

…嫌いじゃない。そういうとこ好きだよ。…それは、だって…まだ少しだけ、綾が居なくなった時の事考えんの。俺どうなるんだろ、って。
ん、そうだな。俺もそういうのはたくさん聞きてえけどさ。…欲張りじゃないなら欲しがりさん？って感じ。(笑いながら無防備に此方を向いた頬を指先でつつき)…俺の事よく可愛いとか言うけど、言われてる方は結構複雑だからな。(眉間に皺を寄せて指摘し)へぇー…そっか。嬉しい。じゃあ綾が泣いてた時の事は大事に覚えとこ。……待ってる。ありがと。(視界が潤むと慌てて下を向きながら頷き)

俺からも今のところはねぇかな。また何か思い付いたら今回みたいに言わせてもらうこともあるかも知んねぇけど。

ん、知ってる。(相手の頭撫で) 居なくなんねぇって。初めて会った時から言ってんじゃん？んないい子一人残してどっかに行っちまう程非情じゃねぇかんな。(ふはり)
ああ、欲しがりかも知んねぇな。それに俺が大概重てぇヤツだから同じ位重てぇのが良いの。んえー、それは晴が可愛いんだから仕方ねぇじゃん、可愛い子には可愛いって言いたくなんだよなぁ。(皺の寄った眉間にキス一つ) んなにあけすけに感情見せんのも晴が初めてだし、すげぇ一杯可愛いっつーのも晴が初めて。…ん、いい子で待ってたらちゃんとご褒美も用意すっから。(涙滲む目元を指でなぞり)

それじゃ、またなんかあったら声掛けて。俺からも相談したい事あったら言うから。

…俺ちゃんと、綾の事好きだよ。あいつとした会話見返してても、全然辛くなくなった。…けど今まであんな悩んでたからさ、綾と出会ってから立ち直るまでが早すぎて、俺ちゃんと綾の事考えられてんのか不安になる。…でもほんとに綾の事が好き、なんだよ。(視線落としながらぽつりぽつりと言葉を並べ)
俺はあんまり綾の事重たいって思った事ねえけどなあ。ほんとはもっと重たい奴なの？(柔らかく相好を崩しながら首を傾げ)可愛くねえって。…ん、もっとして。(眉間に唇が触れると笑みを零して強請り)…あー、うん…ありがと。もう良いから。(急に羞恥が込み上げると頷きながら相手の口元に手を遣り)帰って来てくれんなら、もう充分ご褒美だって。(微かに瞳を潤ませたまま破顔し相手の首元に頬を寄せ)

…やぁっと晴の口から好きって聞けた。(にへら) ん、それは俺も一緒。俺もアイツと離れたばっかで、んなに時間経ってねぇし晴の事考えれてんのかって不安なるしアイツと同じように接してねぇかって不安にもなる。でもさ、やっぱそーゆーのって時間が全てじゃねぇじゃん？だからソイツが知らない晴の事教えてよ。
んー、重てぇしかなり嫉妬深いよ。俺無しじゃ生きてけないくらいに甘やかしたいし付き合いだとしても俺以外の男に尻尾振んないで欲しい。(目細め) かぁーいいよ、晴が世界で一番可愛い。…ふは、お姫様の仰せのままに。(眉間、瞼、鼻先の順でキス降らし) んー、まだ一杯あるしこれから晴が最初っての増やしてこうよ。(充てられた掌をぺろ、と舐め) ちょっと顔出せ無いと不安になっちゃうお姫様はたっくさん甘やかしてやらねぇとダメだろ？(ふはり)

俺も、やっと好きって言えた。ん、俺ももっと綾の事知りたい。もうあいつの事待ってんのやめようってちゃんと決心付いたから、これからは綾の事だけ待ってる。だから、俺の一番傍に居て。綾の時間、たくさん俺にちょうだい。
ふは、すげえ独占欲強いのな。大丈夫、受け止められるくらいの器はあるつもりだし。それに同時に何人も好きになれる程俺器用じゃねえから。誰かの事好きになったら、他の奴の事結構どうでも良くなっちまうし…それはそれでどうかと思うんだけどさ。ん、…世界で一番可愛い綾だけのお姫様、っていうのはちょっとアリだな。(目を閉じてキス受けながらも自分で言って笑ってしまい)…そんなに俺にくれんの？(驚き目を見開くも手を引っ込めると微笑んで首傾げ)甘やかされて手の施しようがねえ我儘になっても大事にしてくれる？(顔を上げると相手の首に両腕を絡ませて首傾げ)

んっとに、晴は俺の事喜ばす言葉選ぶの上手いよな。俺の事だけ待ってて、そんで俺の時間いっぱいあげる。晴がこれから先俺以外の事好きになれねぇようにしちゃうかも知んねぇけどそれでもい？
好きになったのに独占欲ねぇ方が理解出来ねぇ。…それ聞いて安心した、付き合いきれねぇって言われたらどうしようかと思ったわ。(胸撫で下ろし) いーじゃん、その方が俺は安心する。ふっは、じゃあ俺は晴だけの王子様…って柄じゃねぇから晴だけのナイトってとこかな。なぁに言ってんの、これから一緒に過ごす中で晴より最初にした事あるってヤツの方が多いわけねぇじゃん？ただでさえ俺が本気で好きになったヤツは晴が二人目なんだから。(頭軽く撫でつつ) んなの当たり前、我儘で手がかかって仕方ねぇ子の方が俺には可愛く見えんだから。晴が我儘で手の施しようが無くなったとしても俺の一番な事には変わりねぇよ。(相手の背中に手回し抱き締め)

綾は俺の事きゅんってさせんのが上手いよ。幸せな気分になる。(ふふ、と嬉しそうに笑い)ん、綾がずっと責任取ってくれんだろ。
付き合うよ、俺が綾の傍に居る限りぜーんぶ受け止めてやる。安心して俺の事独り占めして良いぜ。(相手の頬に唇を落とし)…俺、自分のこういうとこ嫌いだったんだけどな。綾の傍に居たら好きになれる。ふは、ナイトってすげえキザだなぁ。お姫様も大概だけど。(肩を震わせて笑い)…すげえ嬉しい。けどやっぱり、俺は綾の一番最初だった人が羨ましくて堪んなくなる。(目を伏せて微笑みながらも僅かに眉を下げ)…あー、もー…そんな事言ってー…。(抱き締める腕にぎゅっと力を込め)

んなの俺は思ったこと言ってるだけなんだけどな。当たり前、晴が俺から離れてくまでずっと責任取るに決まってるじゃん。言っとくけど俺から晴の事手放す様な真似はしねぇからな。前は出来なかったけど今回は何してでも引き止めるつもり。
ふは、晴超イケメーン。んっとに大人気ねぇ程独占欲しか湧いてこねぇけど受け止めてな。(にへら) 晴自身がそーゆーとこ嫌いでも大丈夫、その分俺が好きになってやるから。だよなぁ。んでも晴を守るっつーとこでは間違ってねぇだろ。(首傾げ / にっ) ふは、晴はこれからたくさん1番最初っての作れるだろ。んな寂しそうな顔すんなって。(鼻先をつん、と軽く押し) んー、だってホントの事だからなぁ。今の俺には晴が一番大切。どんな晴見ても嫌いになんかなんねぇから色んな顔見せてよ。

そう思ってくれんのが俺は一番嬉しい。…こんなに思ってくれる奴置いてどっか行ったりしねえよ。
ん、いくらでも受け止める。…ふは、今の顔可愛い。(緩んだ相手の頬を両手で包み)じゃあ綾が嫌いなとこも俺が好きになる。確かにそうだけど俺だって一応男だし、守られてるばっかじゃねえからな。ん、分かってるけど…初恋って特別じゃん。(唇尖らせ)ん、ありがと。…綾が俺のとこ来てくれて良かった。

これから先の事なんてわっかんねぇじゃん？もしかしたら晴が俺の事好きじゃなくなるかも知んねぇし、何かの事情で離れなきゃなんねぇ日が来るかも知れねぇし。
独占欲丸出しついでに一つ我儘言ってもいい？…バカ、可愛くねぇよ。(視線逸らし) 晴が好きになってくれんなら俺の嫌いなとこも好きになれるかもな。ふは、知ってる。でも晴は守るよりも守られる方が似合ってると思うんだけどなぁ。そんな事言う晴クンはもう抱き締めてあげませーん。(手離し) それ、俺の台詞。あん時俺を選んでくれてありがとう、晴の傍に居れんの幸せだわ。

…そうだな。たぶんそういう日は来ると思うけど、俺が他の奴に目移りしたとか綾の事好きじゃなくなったとか、そんな理由で離れる事は無いって思ってる。
ん、なに？かぁわいかったよ。愛しくなる、って感じ。(笑いながら告げると片手で相手の前髪を退かし唇を落とし)なあ、例えばどこ？綾が嫌いなのって。何でだよ、そんなひ弱に見えんの？(不満げに眉間に皺を寄せ)えっやだ、ごめん綾ー…(目を見開くと相手に背に腕を回しぎゅっと抱き締め)…ほんとに幸せ？