よわむし 2018-04-06 20:14:32 |
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そだけど、やっぱ良いヤツだよ。(薄らとした笑みを浮かべつつ、顔を上げ相手の視線と交わらせ。背中へと回された腕で優しく抱き締められてしまえば己も相手の背中へとおずおずと言った様子で腕を回そうか。へらりとした笑みを浮かべつつ)…言わなかったっつーか言えなかった。アイツに迷惑何じゃないかって思っちゃったんだよな。
…ん、ありがと。(相手の表情に笑みが戻れば安堵したのにつられて此方も破顔し、褒め言葉を素直に受け取り礼を告げ。髪に指を通して優しく撫でながら弱々しく紡がれる言葉に意識を傾けていた最中、視界に映った笑みには何故だが酷く胸を締め付けられて。先程よりも幾分か小さく感じる体をぎゅうっと抱き竦め柔らかい髪に頬を埋めると、ぽつ、と言葉を返し)そっか。優しいな、綾は。…悲しい気持ちの時は笑わなくて良いんだぞ。
…悲し、けど晴が居るからな。大分楽(上からぽつりと落ちてきた言葉に驚きの表情を浮かべたのも一瞬の事。じわり、と涙を浮かべるものの相手の頬に頭を擦り付けるようにして。そっと相手から離れればその頬へと手を伸ばし。触れる事が叶ったのてあれば小さく首を傾げつつ)なぁ、キス、してい?
返すの遅くなってごめんな。少しバタバタしてて、もしかしたら期間空いちまうかも知んない。出来るだけ顔出せるようにはするけど念の為、っていう連絡。俺が来れない日があってもちゃんと良い子で待っててな?
良かった。(必要とされているという充足感が胸中を満たしていくのを感じて小さく呟くも、腕の中で身動ぎする相手の意思を汲むと腕に込めていた力を緩め。それと同時に頬に触れる手に擦り寄るように首を傾げながら微かに潤んだ瞳を捕らえた双眸は、不意の問い掛けに大きく見開き戸惑いを露わにし。躊躇する要因はいくらでもあるが、それを一掃するのは触れてしまいたいという単純な欲望で、頬が仄かに熱くなるのを感じながら小さく頷き)…俺で良い、なら…。
…晴がいーの、ほら目瞑って(頬を仄かに赤く染め上げつつも頷いたのを見ればふはり、と吐息混じりの笑い声を短く上げて。大きく見開かれた瞳を閉じさせるべく、瞼の上へと手を翳せばそっと瞼を閉じさせて仕舞おうか。瞳が閉じられたのを確認すれば相手の唇へと己自身のものを近付け、そのまま口付けを落としてしまおうと考えたものの相手が自分の事をどう思っているかは不明。先走っている己に苦笑を浮かべ、顎を上げて接吻する場所を唇から額へと変え)
はぁる、ただいま。って言いたいとこだけどまだ落ち着きそうに無いわ、多分月末くらいになってきたら落ち着くとは思うからもうちょい待ってな。早く晴と毎日会えるようにしたいから頑張るし、一応サイト自体には毎日少しでも来れるようにしてっから寂しい、とかあったら遠慮せずに言ったら良いんだかんな。
(掛けられる言葉は甘い響きを持って鼓膜を擽り、微かに鼓動が速まるのを感じながら促されるままに瞼を下ろして。程無くしてすぐ傍に相手の気配を感じたが、唇には一向触れる事無く額への柔らかな感触だけを残し離れていってしまい。目を開けば戸惑ったように瞳を揺らしたのも束の間、徐に相手の方へ身を寄せると軽く触れ合う程度に唇を重ね。しかしすぐに顎を引いて僅かに距離を取れば、鼻先が触れるような距離で小さく呟き)……ごめん、もうしねえから。…けど今のは許して。
もー、期待させんなよ。もう忙しくなくなったのかと思っただろ。…けどその呼び方好き。はぁる、って。きゅんってしたから許す。
ん、そっか。頑張ってくれんの嬉しいけど、ほんとに無理すんなよ。もっと会えなくなるの嫌だし。俺も綾に会えるまで頑張るからさ。…でも、寂しい。あと、少しだけだけど、不安になった。ごめんな。
(額から唇を離し、相手の様子を伺っていればゆらりと揺れる相手の瞳が視界に入り。次の瞬間、唇に柔らかい感触が。瞳を瞬かせる事数回、先程より距離の近くなった相手の顔に触れたものが相手のそれだったと分かれば表情を崩し。人差し指で相手の唇を軽くなぞりつつ)…ふは、ずりぃよ晴。こっちにすんのは晴の口から「好き」って聞いてからにしようって思ったんだけどなぁ。
ごめんごめん、今日は時間あるからもう少しここ居るからさ。なぁに、可愛いこと言ってくれてんの。その呼び方好き?
んー?そんな簡単に壊れねぇからだいじょぶ。それに晴と会う為に俺が頑張りてぇの。…ん、素直な良い子は好きよ、俺。なぁんで晴が謝んの、寂しい思いさせてんのは俺だし、好きなヤツと離れたばっかの晴が不安になんのは当たり前だから。それに一日会えてないだけで不安に思ってくれんの俺としては案外嬉しいんだけど?
ん、ごめん…。ほんとにもうしない。(相手と同じ考えの元自らを律し、恐らく先程の相手もそうしてくれたのだろうと思えば罪悪感に眉が下がり。唇をなぞる指先の感触に今し方感じた熱を鮮明に思い出してしまいそうになるが、それを打ち消す程に押し寄せる後悔に力無い声で謝罪を繰り返し、そのまま上体を倒して相手の肩口に額を預け)…大事にするって言ったのに。
あ、そうなんだ。ふは、なんかすげえ久し振りな気がする。嬉し。ん、好き。なんか甘えられてる感じもするし、甘えたくなる。
んー…嬉しいけどさ、嬉しいけど…でも心配。頑張り過ぎねえって約束して。なんでそんな優しい事言うわけ。…もう俺、最近どんどん綾の事考える時間が増えてく。ふは、何だよそれー。重たいって思われんじゃねえかなって考えてたんだけど。
そんな謝んないでよ、最初にキスしていいか聞いたの俺だしさ。(力無い、弱弱しい声で繰り返される謝罪の言葉に眉を下げつつ笑みを作り、肩へと乗っかった相手の頭をぽんぽん、と撫でて。ふと思い付いた考えに軽く己の唇を舌でなぞれば、相手の耳元へと口を寄せ囁くように)…はぁる、顔上げて?
そそ。な、俺もこんなゆっくり喋ってるのなんか久し振りな気する。そうなんだ、じゃあたまにああやって呼んでみようかな。したら甘えてくれる?
ん、分かった、約束な。俺も頑張り過ぎないようにすっから、晴も溜め込みすぎないで寂しくなったり不安に思ったら言って?俺に会いたいなって思ったら迷わずにここ上げてよ。ロルは遅くなるだろうけど、こんな会話なら何時でも返すからさ。俺、甘やかすの好きだっつったじゃん。…そのまま好きになってよ、晴には俺が必要だって言って?生憎、重たいくらいの方が好きだかんな。それに、ちゃぁんと良い子で帰り待っててくれてんのに重たいとか思うわけねぇじゃんか。
…そうだけど、(頭を撫でられる心地良さに目を伏せて意識を向けながらも未だに言葉を継ごうとしたが、ふと耳のすぐ傍から声が聞こえると擽ったさに肩を竦めて口を噤み。つい鼓動が高鳴ってしまうのを抑えられないままゆるゆると顔を上げると、微かに眉を下げ視線を落としたまま無言で相手の言葉を待ち)
別にそんな事しなくたって俺は綾に甘えてばっかだし。…けど呼んでくれんのは嬉しい。
…そんなの俺毎日上げるぞ。会いたくない日なんかねえもん。…もう十分必要だよ。綾が居なくなんのがすげえ怖い。…それに、あいつの事思い出す時間だってだいぶ少なくなった。綾のおかげ。…良かった。ありがと。
(相手の顔が持ち上がれば、瞳閉じて素早く軽く触れるだけの口付けをその唇へと落とし。そのまま額同士をくっつけるように頭を近付けていけば、相手が避けない限りはこつん、と小さな音を立ててぶつかり合う事だろう。額を合わせる事に成功したのならばそのまま、失敗したのならば相手の肩へと顎を乗せる形で)…ん、これでお互い様。だからもう謝んな。
ふは、晴が甘えてるのって遠慮してるように俺は思うんだけどな。ん、呼ぶ。はぁる、って何回でも呼んでやる。
良いよ、俺も晴と話したいし会いたい。晴が上げてすぐに飛んで来れるかはわかんねぇけど、上げてたら絶対晴に会いにくっからさ。…自分で言わせといてなんだけど結構クルな、ほんとかぁーいい。すげぇ大人気無い事言うけどさ、晴がソイツと出会う前に俺が晴と出会ってたら悲しい思いさせなかったのかな、とか晴が苦しい思いする事無かったのかな、とか最近すげぇ考える。出来るんだったら晴が今まで会って好きになった男の記憶全部消してぇ。
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