たー 2018-04-06 18:07:56 |
通報 |
猫が歩いている。僕は座ってそれを見ている。人ではない猫には、人には決して見えない世界を見ている。それは逆もまた然りで、猫には人の世は解らない。
互いは見つめる事すら出来ない、
姿形も違う、哺乳類の生き物2つ。
人と猫には想像と押し付けしか出来ない。それは最早、互いの世界に互いという幻を投影してるに過ぎないのだと思う。
互いは互いを想像しなければ存在出来ない。見えない世界を重ねて投影しなければ歩くことも座ることも出来ない。
僕は猫という頭の中の文字を目に投影して猫という想像を解ったように創造して、猫という生き物を完成させる。
猫もまた、同じように、全く違うように僕を投影する。
そうして出来上がった存在。
そうして、猫は歩くのか。
丸まって寝ている猫を見ると、どうにかその形を保ったまま抱き上げられないものかと思考錯誤しては断念。
もう少しばかり考えてみましょう…
トピック検索 |