彼が彼じゃなくて実は彼女だった件/〆

そういうのもあって女の子として見るってことが無かったんだよな。そういや喧嘩も俺よりお前のが強かったし…(うーん.)

いや、どう見ても子供だろ…(じっ←.)早くお前も恋愛とかしろよな。そうすりゃ成長するだろ(ちょっと意地悪く笑い)

昔の話だよー、今戦ったら普通に負けちゃう。( けらり )

寿樹だってあんまり成長してないくせに。( むむ ) んー？ボクだって人並みに恋愛くらいしたよ？今は相手いないけど...( ふふ )

そりゃな…身長だってこんなに差があるし(ふふんとちょっと見下ろし.)

ほほう、後で詳しく聞かないとな…っていうか、なんかちゃんと恋愛してるんだな(ホッとしつつ、どこか残念そうな表情.)

寿樹そんなに高くないじゃん、りょーちゃんの方が高いもん。( 不満そうに見上げ )

何、ボクなんて恋愛できないだろーって思ってた？( ちゃんと、という言葉にもしや馬鹿にされているのだろうかと思ったようで )

それでもお前よりは高いっての…っていうかりょーちゃんって？(首傾げ.)

そうじゃないって。結構女の子らしいことしてたんだなーと思っただけだよ(ぽんぽんと頭撫で.)

そうだけどさー。あ、寿樹はりょーちゃんのこと知らないんだったっけ( 手ぽんと叩き ) バスケ部主将でイケメンなクラス委員長だよー。

女の子らしいとかあんまり言われないから変な感じする。( へへ )

へ～…なんかモテるためのステータスを全部持ってるって感じだな…そいつが初恋？(ニヤニヤ←.)

今の葵は結構女の子らしいと思うけどな…まぁ昔と比べれば、だけどな(ふっ←.)

んー、初恋というか...初彼？( 顎に指当て ) りょーちゃん皆に優しいから。あ、今は普通に友達としてやってるよ ( こく )

余計な一言添えなくて良いってば、ばーか。( ふん )

初彼、ねえ…じゃあキスとかもソイツで済ましたんだな(ふぅんと頷き.)ま、上手くやってるのなら何よりだ(ぽんぽん.)

拗ねるなって。普通に可愛いと思ってるよ、俺は(はは.)

そ、そういうのははっきり言わないで...っ ( 頬染め手振り ) 問題起こすと後で面倒だしね。( うんうん )

寿樹言葉かるーい。皆に言ってそう。( じとー )

モテる奴を相手にしたときは女子のやっかみとかも酷そうだしな(はは.)

言って無いって。本気で可愛いと思った奴にだけしかさ……ホントに可愛くなったよ、葵(ちょい真剣な眼差しで)

そーそれ、結構大変だったよ？切り抜けたけど。( あはは )

え...？う、煩いっ。急に真面目な顔すんなばーか。( 照れ隠しにばしばしと叩いて )

やっぱり？人間ってそういうところ怖いよなー…俺はそういうの嫌だから、絶対表には出さなかったな(思い出しながら.)

いって…そういうところは可愛くねーの(くすっと笑いながら葵の手を掴んで)

人間関係ってすぐ拗れちゃうもんねー...( こくこく )

誰のせいだと思ってるのさ。もうっ ( 文句を言いながらも動きを止めて )

そう考えると俺とお前の関係は楽だよな。特に拗れる要素とかないし？(ふむ.)

俺のせいかー？葵が勝手に照れただけだろ？(にししと笑い.)

ゆるーいもんね。めっちゃ気楽 ( へら )

照れてないし。寿樹がボクを照れさせようだなんて100年早いんだからね！( ふん )

まぁ新しくお互いに恋人と出来たらもう会えないだろうけなー(遠い目.)

ふーん、じゃあ俺が何しても照れない？(じー.)

ボクなんかはすぐできちゃうかもなーなんて。( ふふ )

照れさせられる自信があるって言いたいの？( じっ )

へぇ、いい人でも居るのか？(きょと.)

別にそういうわけじゃないけど…葵は照れない自信があるんだろ？(にや.)

んー、気になる？( へらり )

寿樹が照れさせられるとは思わないしねー。( ふふん )