提督 2018-03-25 23:04:53 ID:84557fab7 |
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あー、確かにソロ専なんて人も中にはいるもんなあ…でも余計なお世話だって言われたりすることがあってもRinRinさんは助け合いが大事だって気持ちは曲げずにここまで来たんだよな?そういう信念を貫くのってかっこいいよな、俺も困ってる人みんなを助けるなんて大層なことは難しくても助けを求めて差し出された手は躊躇わずにとれる自分でありたいもんだ(眉尻を下げて自嘲気味に語る相手を自身はハッキリと自分の言葉で肯定して)
そうだな…俺自身が本当に自分の強さに自信を持てるようになったらその時は…って、いくらなんでもそこまではしないって、俺も明日は学校あるしな。それにRinRinさんぐらいのレベルならタンク役が必要な場面なんて殆ど無さそうな気がするけどな(自分よりもずっと強いはずの相手にいつか守ってなんて女の子らしいことを言われるとゲーム内のことにも関わらず少しだけドキッとしてしまい、その照れ隠しにタンク役なんて必要ないでしょと軽口を叩いて)んー…俺も今日は落ちだな。せっかくだからもう少しだけレベリングしたいんだけどうちの学校テスト近いしな、それにRinRinさんに夜更かしは駄目だって釘を刺されたばっかだし
は、はい。怒る人はごく一部ですし、あくまでも現実ではないので普段できない自分になれますし。……えへへ、根拠はありませんが、ナトリさんならきっと困った人を助けるヒーローになれますよ。…なんとなく、芯の強さを感じちゃいましたから(強くなってもやや引っ込み思案で自信が今ひとつ持てない自分の考えをしっかり肯定する相手に少し照れ恥ずかしそうに微笑み)
私はたしかに強くはなりましたが、例えば回避不能な全方向範囲攻撃ですとか、機動力を活かせない狭い場所ですとかだとどうしても回復ポーションに頼るゴリ押しになっちゃって、案外失敗したり逃げ出したりすることもあるんですよ……内緒ですけどね?(必要ないのではの声に、実はそうでもないんです、と苦笑しながら頬をかき)
……ああ、そういえば私もテストが近いんでした……その上練……習い事もあるのでもしかしたらログインすらできないこともあるかもしれません。……けど、お互い勉強とゲームとどっちも頑張っていきましょうねっ(テストも頑張らなくちゃ、と胸の前でこぶしをにぎって気合いを入れつつ、内心同じ学生さんなんだ、と仲間意識を持ち)
根拠とか保証なんてのはない方が面白いさ、現実だとやり直しが効かないから安定した道を選んでしまいがちだけどゲームならいくらだってトライ出来るしな。まあ、大事なのは根気とやる気だよな(相手の笑顔に少しむず痒い感覚を覚えつつ、自分の今後に期待してくれている相手の気持ちにしっかり応えるぞと意気込み)それに俺の目指す方向性がRinRinさんにみたいな強い人にも求められてる力だってわかったし尚更燃えてきたよ
へえRinRinさんもテストなのか、学生は大変だよな、お互いにさ。…と、じゃあ、これがRinRinさんの分の報酬な。後は…そうだ、RinRinさんさえ良ければフレンド登録しないか?(同じ学生でしかもテストが近いことまで同じだなんて奇遇だなと、そんなことを考えながら会話を楽しむ傍らで依頼の報告を済ませて受け取った報酬から当初の予定通り相手の取り分を渡し。後はこのまま解散というところで思い出したように一つの提案をして)
そうそう!根気とやる気と……あと、やっぱりゲームは面白いって感じられればずっと続けてられるんです!えへへ、燃えてきました?仲間ができるのって嬉しいです!いつもと違う自分になれるし、ゲームは楽しいし、こうして人と接することができるなんていい時代になりましたよね。私も見本と目標になるべくもっと頑張っていこうと思います!(自分のおかげでやる気が出てきたと言われれば悪い気は起きず、意気込みを自分のことのように喜んで)……なので何か困ったことがあったら何で言って下さいね!もちろん自分の力で進みたいって事もあると思いますから私からは直接お節介は極力しませんが…
あ!そうですねフレンド登録しましょう!ナトリさんなら大歓迎です!……こんな風に勉強やテストも簡単に行けばいいんですが……そういえばナトリさんは勉強は得意ですか?もし得意であれば…………なんて、そんなお願いはできませんね、あはは(報酬を受け取りつつ、勉強もクエストの様にさらっとこなせたらいいなと愚痴をこぼしながらログアウトと準備を始めて)……明日また同じくらいの時間にログインしますか?
RinRinさんってストイックだし本当にこのゲームを楽しんでるよな、早く追いついて頼りにされたいって思ってたけどそれよりもまずは強くなるまでの過程を楽しみたい気がしてきたな(まだまだ努力をすると楽しそうに語る相手に感銘を受けて、まずは何より楽しもうと頷き)そういうことだから重要なクエストとかはソロで頑張るつもりだけどRinRinさんには暇な時でいいからクエスト周回の協力とPvP(プレイヤー同士対戦)で鍛えて貰えたら助かる、今の装備とスキルじゃまるで相手にならないだろうけどそれでも立ち回りの技術を鍛えてスキルや装備だけに頼らない地力もつけておきたいんだ。図々しいお願いだけどRinRinさんの気が向いた時だけで良いから頼むよ
得意なら…?…よくわからないけどRinRinさんもまた俺に何か頼みたいことあったら遠慮なく言ってくれよ、まあ今の実力じゃあんまり出来ることはないだろうけどさ(何か言いかけた相手の言葉に首を傾げ、ひとまずわからないながらも自分で力になれることならなんでも力になるからと言って)…多分、明日は今日より少しだけ早めに始めるかなー。とりあえずフレンドリストからRinRinさんのログイン通知は来るように設定しとくよ、じゃあまた
(/次で翌日の学校の場面に移行しようか。教室でもどこでも出没させてもらえばこっちから挨拶がてら絡みにいかせてもらうよ)
……はぅ、私ってそんなわかりやすい……のかな。みんなから「なんか良い事あった?」って聞かれる……(休み時間、教室の自分の席からぼんやり外を眺めながら、小さい声でぽそりと呟いて)……たしかに、現実でないとはいえ……新しい友達ができたのは嬉しいけど
……PvPの立ち回り……かぁ。二つ返事でオーケーしちゃったけれど、周回はともかく人に教えるとなると少し考えてないと(外を見ていた視線を外し、手元の勉強ノートとは別にメモへとペンを走らせ。教えるべきポイントを箇条書きにどうしたらわかりやすいか、など勉強ノートよりも力が入っていそうなぐらい熱心にまとめつつ)
て、いけないいけない。今回のテストはひっかけ問題が多いって話だし、練習も頑張らないといけないから……ゲームにばかり夢中になっちゃ……ダメ…(などと途中でふるふる顔を振って気持ちを入れ替えて)
(授業の合間の休み時間、飲み物を買って教室に戻ると自分の後ろの席で相手が一心不乱にノートに何やら書き込んでいるのが見えてそんな様子を横目に自分の席に座り)
……白金さんはテスト勉強?さっきから随分と集中してるみたいだけど(普段ならば同じ教室で席が近くても朝に挨拶を軽くかわす程度で会話らしい会話などした事すらないような仲の相手のことが今日はなんとなく気になってしまい、飲み物片手にイスへ後ろ向きに座り直し当たり障りのない感じで声をかけると何気なく手元のノートを覗き込もうとして)
ひゃっ!?(夢中になっていた所に声をかけられて、しかも勉強以外の事のため驚いた上に恥ずかしくなって)……え…あ…う、ううん。勉強じゃなくて…………ちょっと……趣味?かな…?あはは……(と、赤い顔で慌てて手でノートを隠しつつ照れ隠しにごまかし笑いをしつつややしどろもどろに)…えっと、し……塩崎くんは勉強、順調………ですか……?
なるほど、確かに勉強ばかりじゃなくて息抜きは大事だよね、何事も根を詰めすぎてばかりじゃ良い結果は出ないし…なんて、まあ俺の方の進捗がほどほどにってとこだから半ば自分にそう言い聞かせてるだけだったりするんだけど(趣味というのが何なのか少し気になったが特別仲が良いわけでもなく、慌てて隠そうとした辺りあまりその点は追及しない方がいいのだろうと判断すれば投げかけられた問いへと答えるのみで内容については触れず)そういう白金さんの方は今回は余裕だったりするのかな?
う、うん……私、練習…もあるし、色々満遍なくするには休み時間も有効活用しないと…って。……わ、私も完璧ではないです…けど、ほどほどに、もちろん精一杯頑張れば、それでいいと思うんです。……だから、塩崎くんも…徹夜とかしないで無理なくした方が、きっと良いと思い、ます……(恥ずかしそうに視線はあちこちに彷徨わせながらも、きちんと自分の意見を述べて。……そういえばナトリさんにも徹夜ダメだよなんて言ったなと頭の片隅に思いながら今度はちゃんと教科書を取り出し)………余裕かと言われれば余裕ではないです。けど……この問題とか、この部分とか少し苦手で。丁度いい練習問題とかあればいいなと思っているんですが……(と、白く細い指で開いた教科書の問題を、ややおずおずと指し示して)
そういえば白金さんはバンドをやってるんだったね、勉強をちゃんとしながら練習も欠かさないなんて俺にはとても真似出来ないし本当凄いよね(練習と聞いて相手がしているバンド活動のことかと思い至って、勉強のみならずその練習をもこなす相手には素直に感心をして。きっと好きだからこそ頑張れるのだろうなと前に一度だけイベントで聞いた彼女たちの演奏を思い出しながら考えて)
…ああ、そこならちょうど昨日やったところだよ。俺も苦手だったんだけどこの辺の問題を重点的に解いたら結構理解出来る様になったかな…っと、呼ばれちゃったからまたね(相手が苦手だと指差した部分はちょうど自分が昨日勉強して躓いた部分で、その部分を理解するために解いた問題を教えてやれば友人が少し離れた席から自分の名前を呼ぶのが聞こえて、なんとなく名残惜しさを感じながら手をヒラリと振って別れを告げて友人の元へ向かい)
(/こんな感じで少し慌ただしいけどまた場面切り替えということでいいかな?)
凄い…ことなのかな。私の周りはみんな凄い人ばかりだからわからないけど…………でも、褒められたのは、嬉しい…やっぱり好きなことだから、一生懸命になれる…(練習も無事終わり勉強にもある程度の区切りをつけてゲームにログイン。運営からのお知らせやイベントを軽く流し読みしながら背伸びをして)
んー…!…ほんとは勉強もっとした方がいいんだろうけれど、また明日って言っちゃったし、ログインボーナスとかもあるし…………新しい友達もできたし(勉強の苦手克服もまた明日にでも学校で聞けばたぶんある程度大丈夫だろう、と努力はするがほんの少しの現実逃避と遊びたい欲求に負けて少し言い訳めいた独り言を呟いて)
(/は、はい…!場面が切り替わる直後は独白っぽくなってちょつと難しいですが、頑張ってついていきたいと思います…!)
はは…テスト前なのにこんなことしてていいのか俺…まあ、別に高得点目指してる訳じゃないし……!おっ、RinRinさんもログインしたみたいだ(昨日のことがあってモチベーションも高く、学校から帰宅してすぐ勉強そっちのけでゲームをプレイしており相手からもらった首飾りの効果のおかげで比較的早いペースでクエストを進められていて、勉強の方も不幸か幸いかそれなりに出来る方、多少サボったとしても高い点数は厳しいかもしれないが平均以上は問題なくとれると自負しており、自身にそう言い聞かせつつゲームをプレイし続けこの調子で次のクエスト…と思ったところで相手のログイン通知がきて)
とりあえずメッセージ飛ばしておくか…『お疲れ様、もし手が空いたら早速特訓お願いします』と、こんなもんかな(自分と同じ学生でテスト期間中だと言っていた相手も勉強の合間を縫って貴重な時間を使ってゲームをプレイしているはずで、自分の都合だけに付き合わせては悪いと思いメッセージで相手の予定に合わせる旨を伝えて)
(/おっと…確かにいつもと違う試みだし少し難しい部分もあるよね、毎回まかせっぱなしじゃ悪いし次は俺からも場面転換とかさせてもらうよ)
あ、ナトリさんからメッセージきた。ええと…訓練かー。とりあえず長時間ログインはできないし、やる事も特別これといってないし、緊急依頼もないし…………うん、大丈夫かな。『はい!お疲れ様です!私、今なら空いてますから大丈夫です。場所はどちらですか?すぐに向かえますが』……っと、これでよし。(相手もテスト期間中だというのにやっぱりゲームしちゃってるんだなぁ、と仲間意識も出てきてくすりと笑うと、相手からの返事を待ちながら初級のポーションなどを準備し始めて)
(/はい!ありがとうございます!私ももうちょっと機転がきけばいいんですが、やっぱり深く熟知してないキャラと舞台だとなかなかうまく動かせなくて……てへへ、よろしくおねがいしますね!)
おっ、早速か。じゃあルームを作って…と『今ルーム作りました。第一闘技場へ来てください』さて…腹を括るぞ(メッセージを飛ばすとすぐに返事は返ってきて、内容を確認するとPvPを行うのに必要なルームを作成し入室に必要なパスと一緒にメッセージを送信して、おそらく今日はこっぴどくやられるだろうがそれでも少しでも技術を磨ければと意気込み)
えーっと、第1闘技場…パスは××××……よし、入室!(返ってきたメッセージを頼りにコンソールを呼び出せばパスを入力し、第1闘技場へと向かって)
…いた。おーい!ナトリさーん!来ましたよー!(と、にこやかに手をぶんぶん振りながら相手のそばに駆け寄って)…て、あれ?なんだか緊張しちゃってます?てあはは、技術はすぐに身につかないと思いますし、最初は何がなんだかわからないうちにやられちゃうと思いますが……やっぱり基本はゲームなので楽しく学ばまいとって思うんです。勉強と一緒でイヤイヤだとなかなか身につかない、みたいな(やる気を見せる相手にもうちょっと肩の力を抜いてと微笑みつつ)
………それで特訓ですが……対魔物か、対大型魔獣か、対人か。それとも逃げるための技術か……などなど、色々あるんですよ。……ですが覚えてて損がないのはやっぱりダメージを受けた時にどう受け身を取るか…ですね(と、実に楽しそうに身振り手振りで話をし始め)…なんて教えるもいいんですが、まずナトリさんが望むことをしてあげたいです。何か聴きたいことはありますか?……テスト内容以外でですが(
なるほど、確かにそれもそうだな。だけど俺は例え困難でも未知に挑戦出来るということが嬉しいって気持ちもあるんだ、だから今は少し気合入り過ぎてるのは否めないけど楽しむ気持ちだけならRinRinさんにも負けてないつもりだよ(相手の意見に耳を傾けて確かにその通りだと納得し気負いから解放されれば、今度は挑戦者として気持ちが昂り今はワクワクしていると口にして)
こうしてザッと考えても色々と学ばないといけないことがあるわけだ、そういうのも追々やっていきたいけど…俺はその前にまずRinRinさんとの間にどれだけ力量の差があるのか知りたい。だから全力で戦ってみてくれないか?端的に言うと全力で叩きのめしてくれ、今の俺だと多分何がわからないのかがそもそもわかってないレベルだから何を聞けばいいかもわかってないと思うんだ、それなら実践で見てもらいながら勝てないなりにもアドバイスで改善出来る部分はしていくって方がいいかなってさ(相手の挙げたそれらは確かに自分の成長に必要なものだと頷いた上で一種のスパルタ教育ともいえる要求をして)
なるほど、堅実よりも冒険を。理屈よりも楽しさを!ですね!その楽しむ心がある限りどんな困難にも強敵にも決して折れませんよ!(そのワクワクこそが最強の武器だとばかりに笑顔でこちらも楽しげに頷き)
……わかりました。ではこれから全力で攻撃します。…ただ、戦いながらといっても上位魔法剣士の戦い方は高速剣技と魔法ですので……レベルの低いうちはほぼ何も見えないと思います。……が、これは決して無敵ではありません。諦めないで。準備はいいですか…?(相手の能力に合わせゆっくり剣を交えるつもりであったが、まさかの全力でとの言葉に少し心配になりながらも表情を引き締めて)
……いきます!(剣にまだ手はかけていないが力強く宣言すると、その姿がいきなりその場から消え。……相手のすぐ後ろ地面を踏みしめるジャリっと音が鳴った時にはすでに目の前はふり抜かれた剣。相手が対人でなく魔物であればここで首が刎ねられて終わりだが切断は衝撃として置換され相手の身体を吹き飛ばす……
いくつもの木をなぎ倒しようやく止まったかと思えば天からは降り注ぐ魔法の光。足元は身体を拘束する土魔法。気を失ってなければ空を見上げるだろうか?降り注ぐ魔法の光は実はフェイクで着弾するはらか前に周囲が激しい炎で爆発……これは爆炎の魔法に隠匿魔法を重ねがけして放ったものだが………その爆炎が収まる前に相手のすぐ横にわざと外した全てを切り裂く斬撃が走って…………)
…………えっと…………その…あの……だ、大丈夫、ですか?(そうして一連の攻撃を一通り放ったあと、ちょっぴり恐る恐る声をかけ)
(/という訳でマジカル(本気狩る)☆RINちゃんでした。頑張って書きました!…けどこれは、どうなんでしょう…?なりきりというかただの小説では(あせあせ)
あ、あこちゃん登場はもちろん大丈夫なんですけど、ナトリさんがあこちゃんと二役やってくれるんですか?)
ああ、よろしく頼む………!?っ……(返事するのと同時に目の前から消えた相手に反応する間もなく背後から身体に走った衝撃に一瞬意識が飛び、次に意識が戻った時には己の横を必殺の一撃が走り抜けていき、腰が抜けて)
……はは、なるほど…やっぱり一つ一つやれることをやっていかないとダメみたいだな。もう少し戦いらしくなるかと思ったけど甘かった(動きがそもそも見えない今のレベルでは戦いにすらならない、その現実を受け入れればただ笑うしかなく改めて相手の実力の高さを実感して)
大切なのはやっぱりまずは敵の攻撃にどう対処するかだな…RinRinさん、受身とかの練習に最適な魔物を教えてくれ(ボロ負けこそしたがそれがむしろやる気に火をつけたようで相手が最初にオススメしてくれた受身についてまずは学ぶことにして)
(/エンドコンテンツ的な強さにむしろ痺れたし俺的には全然ありだよ
あこちゃんについては勿論そのつもり、一番最初の艦これトピでも少しだけあった同作同士の絡みもちょっとやってみたいなって思ってさ)
……魔法剣士は手数を武器にするので一撃一撃はほかの職に比べて弱く防御力も低いんです。…なので戦士ならばカウンターを、魔法使いならMPシールド、ヒーラーなら反射魔法、レンジャーなら残像やトラップで対処されますから、決して万能というわけででもないんです。……とりあえず、まずは相手の攻撃と自分の間に盾を差し込む癖を身につけましょう(相手が大丈夫そうで、且つやる気も折れていないところを確認すると、ホッと安心してして微笑み、自分のこの目に見えない攻撃も万能ではなく対処のしようも幾らでもあるのだと説明し)
…それで、受け身を練習するなら廃墟の町の地下道に弾丸スライムっていう地形を利用して上下左右に跳ね回るモンスターがいますから、全方位攻撃に慣れるなら最適かもしれませんね(などと言いつつそばに寄って手を差し出しながら、一緒に行きますかと見つめつつ)
スタミナポーションと蘇生薬と気付け薬を持ってスライムの攻撃を受け流しし続ければ倒せなくても攻撃がなんとなく見えるようになるはずです。レベルに左右されない第六感的なセンスと……全方向からめった打ちにされるので受け身も上手になりますよ?(スパルタですが、と相手のやる気につられてそのまま笑顔でそんな事を言い始めて)
(/わあ、よかったです!こんなの普通のゲームだったら「やってられるかチートめ」ってなるとこですから。…ではあこちゃんのことはよろしくお願いします!)
要は自分の職の長所を理解していかにそれを活かすかってことか…で、RinRinさんが言ってるのはジャストガードのことだよな?攻撃が当たるギリギリでガードすると受けるダメージと隙を大きく軽減し攻撃を仕掛けた側よりも早く動けるようになるっていう…狙ってはやったことないけど本当にたまにヤケクソでガードしてみたら偶然成立したりするんだよな…(上位勢同士の攻防もまた基本の延長線上、いわばスペシャリスト同士の力の応酬なのだと相手の話しによって理解し。アドバイスの内容から相手の言っているのはタンクにおける重要テクニックのことだろうと推測すれば、これまでにまだ挑戦したことはなかったなと振り返り)
全方位攻撃か確かにこれまで経験したことのないシチュエーションだ…ていうかRinRinさんも結構ノリノリだな、付き合ってもらってる身としては楽しんで貰えてるならその分だけ気が楽だけど。…という訳でそれじゃあその弾丸スライムのいる廃墟まで案内してくれ(敵方の概要を聞き、自分がこれまで戦ったことのないタイプの相手に胸躍らせていると、スパルタ教育と自ら口にする楽しげな相手の姿が見えて、嫌々付き合ってる訳じゃないとわかって安堵すれば差し出された手をとり早速連れて行ってくれとばかりに催促し)
ジャストガードというのですね。私は盾を持たない道に進んでしまったのであまり詳しくはないのですが、確かにそういう技能を自在に出せればぐっと強くなれそうです!あとは不意打ちにあっても無意識に反射的に盾を向けられるくらいに盾を習熟すれば完璧ですね!(そんなのもあるんだ、とばかりに目を丸くし、これからどんどん強くなっていく相手の想像をして楽しげに笑い)…このゲーム、凄く自由度が高いので実際できそうだなって思った技能はやってみると案外できちゃうかもしれないですね
全体範囲攻撃は防ぎようありませんが、指向性があってどこから攻撃がくるかわからない早い攻撃ってなかなかないですからね。私も回避技術を練習するのによく通ってました。もちろん初心者用ではないのでたぶん大変ですけど、私が敵の数とか調整したり即座に回復薬を使ったりするので、大船に乗った気分で………え?ノリノリですか?…あはは、それは、まあ……テスト勉強の反動というか、お友達ができて嬉しいとか、私も先輩風吹かせられるとか、そんな感じなので。……ただまあ夜更かしとかはしないように程々に切り上げましょうね?(自分もかなり楽しんでいるのだと笑えば一緒に闘技場を出て。早速廃墟へと向かい)
(……尚、ログアウト後寝る前になって、手をさりげなく繋いでしまっていたことを思い出して恥ずかしさに身悶えしてしまうことになろうとは今の燐子には思いもよらなかったのであった←)
RinRinさんレベルでも知らない技術がまだあるなんて奥深すぎるな、このゲーム…不意打ちへ反射的に反応するっていうのはさっきのRinRinさんにされたみたいな見てから対応するには無理のある速い攻撃への対応にも応用出来そうだな…観察力、先読み、反応速度…欲しい能力がだんだん見えてきた(相手の的確なアドバイスのおかげで自分の目指すべき方向性が段々と見え始め、後は理想をどれだけ現実に近づけられるかだろうと考え)RinRinさんの言う通りこれだけ自由な世界、常識に囚われてちゃ面白くないよな。俺は俺だけのスタイルでRinRinさんとパーティを組めるようなタンクを目指そう
正に今俺が欲しい反応速度と対応力を鍛えるにはうってつけの相手ってことか。まあ苦戦するぐらいじゃないと修行にならないしな、最悪やられても復活出来るぐらいの気持ちでぶつからせてもらうよ(相手が練習に使ったという程だからそれなりに手強いのは折り込み済みで、むしろ厳しい修行の方がやりがいがあると口にしつつ無意識に相手の手を握ったまま隣歩いていて)そういえばお互いテスト期間だったな…こんな時期に何やってんだかって感じだよな、もしも同じ学校だったら一緒にテスト勉強とかも出来るかもしれないのにな(ネット上で安易に素性を明かす訳にはいかないため言ってもしょうがないこととは思いつつそう呟き。とはいえその気にさえなればお互いそれが実現出来る距離にいつもいるのだが…←)
(/それは…想像しただけで可愛いね。一方こっちはまだゲームの中のことということで意識せずって感じで申し訳ないのだけど←)
はい、何しろ公式や運営が情報を公開しないので文字通り手探りでみんな遊んでますから。…もしかしたら誰も知らない技術や技をナトリさんが見つけられるかもしれません。……ええ、感覚的に慣れてくればスキルやレベルに関わらずある程度なんとかなるとも言われてますしね。……そうですそうです、その調子で色々見えてきたり発見したりしてくると楽しくなりますよ!あっと驚くようなナトリさんを私に見せて下さいね♪(と、筋道がだんだんと開けてきている様子を見れば自分の事のように喜んでエールを送り)
大丈夫です!私がそばについて倒れた瞬間回復してあげますから、全力で倒れるまでやってみてください!…結構穴場な場所なので人も少ないと思いますが……うぅ、はい、テスト中ですからね…ほどほどに切り上げましょう。……まあ同じ学校だったらゲームのこととかテストのこととかよりいっぱい共有できるとは思いますが………このご時世あんまり自分の情報を発信しない方がいいって言われてますからね………どこで誰かが聞き耳立ててるかわかりませんから(相手のつぶやきが聞こえたのか、ナトリさんは信用してますけど一応、とやや済まなそうに話しかけつつ)……私も色々やらなきゃならないことをやってるのでできれば勉強くらいは楽したいのですが…
(/ちょっとクスッとさせるためだけの反応なので気にしないで大丈夫です。ただ、この後どうやって二人を結びつけるのか悩みますね…)
公式がゲーム内の細かい仕様についてだんまりだって話しは噂には聞いたことあるな。でもそれはどちらかというと上位のプレイヤーたちがゲームを進める中で追加で知り得た自分たちに有利な技術とかを秘密主義的に隠してるだけなのかと思ったんだ…でも、さすがにそれは違ったんだな
(公式からの情報が極端に少ないというのはこちらもかねてより聞いており、しかしそれらはオンラインのゲームだからこそ起こり得る数少ない人数のグループによる情報封鎖的な側面があるのではと睨んでいたがおそらく上位のプレイヤーの一人である相手が語った内容からそんな陰謀めいたものははなさそうだと納得して)
了解、やっぱこの身でしっかり受けないと特訓にならないしな。やられて覚えるタイプのゲーム攻略は幸いにも大得意だしとにかく回数こなしたいな(相手の考えに異論はもちろん無いと頷き、当たって砕けるぐらいの心持ちの方がきっと上達すると自論を口にして)RinRinさんが申し訳なく思う必要ないと思うよ、そもそも他の人に聞かれるとかそれ以前にもし俺が裏では本当は悪者だったらRinRinさんが危ないんだからさ。まあ、それだけ俺を信じてくれてるのは嬉しいけど(いかにも純粋なイメージの相手に対して一応画面の向こうの相手も疑わないとダメだと念押ししながらも、照れ笑い浮かべ)
(/それについて少し考えがあるんだけど…あこちゃんを出すタイミングを変えようと思うんだ。本当はゲーム世界に乱入するはずだったのを、二人がたまたま学校終わりテスト勉強の為に同じ街の図書館へ向かうことになって合流して二人でいるところにあこちゃん登場、そこでりんりん呼び+ゲームの話題で実は二人にリアルで繋がりがあったのがわかるみたいな感じにしようかなって、どうかな?)
あー、秘密主義っていうのはあるかもしれません。基本的な事は誰でも教えてくれるしNPCからも図書館からも知る事ができますが、テクニック的な事や上位スキルとかになるとよっぽど仲良くなったり親切な人だったり…もしくはそれを逆手に取って情報屋なんてやってる人から高額なお金を支払って手に入れるとか……(もしかしたら相手の言うような陰謀があったかもしれないが、あまり人を疑うことをしなかったせいかだいぶ苦労しましたと苦笑しつつ自分は運が良かったのかもしれませんねと気楽に言い)
そうこなくっちゃ!ふふ、もしかするとナトリさんは元からタンクの素質っていうか、天職の気質があるのかもしれませんね。…はい、私の心配もありがとうございます……そのあたりは私の友達からも絶対に個人情報は言うなと何度も注意されてます。本当に悪い人は仲良くなるのが上手いとか…………ゲームなのにそんな堅苦しいことを、なんて言ったら逆に怒られちゃったくらいですよ(なのでナトリさんでも内緒です、と最後は肩をすくめつつ苦笑し。そんな話をしつつも二人でいくつものポータルをくぐり廃屋を抜け目的の地下にたどり着いて)
…少しお話しに夢中で時間かかっちゃいましたが、ここです。この階段を降りればすぐ目の前をピュンピュン飛んでるスライムが見つかると思います。……準備はいいですか?ヒーラーが居れば補助魔法とかでしっかりサポートができるんですが…できるのはアイテムを使ってあげることだけで、あとは気合いです(と、自分のアイテムを確認しつつ気を引き締めて)
(/わかりました!では次の学校パートでその流れにしましょう!…それにしてもオリジナルのゲームを考えて辻褄合わせるってこんなに大変だったんですね……いつもお待たせして申し訳ないです…が、初めての経験なのでこれはこれで楽しいですねっ)
確かに…そう考えるとこうして一緒に協力してくれる人が居るのって相当大きいよな、RinRinさんみたいな優しくて強い人に出会えた俺はすごくラッキーだったけど一人だったら本当はもっと苦労して下手すれば行き詰まって引退していく人もいるんだろうな(裏事情としてそういったものもあったかもしれないと思うと相手のように実力がありながら協力的な仲間を得られた自分は相当ラッキーだったんだなと喜びを噛みしめて)
確かに人を疑わないRinRinさんみたいな性格ってネットだと少し危なっかしいもんな…その友達はすごくRinRinさんのことよくわかってるっていうか、いい友達だよな(相手とこうして一緒に行動してみてあまりの人の良さに友達の心配もなんとなく理解出来てしまって、その口ぶりからして相手と同じくその友達もこのゲームをプレイしているのだろうと考えればいつか一緒にプレイしてみたいなとそんなことを考えて)
大丈夫だ、あんまり補助に頼りすぎても自分のスキルアップには繋がらないからな、最低限回復だけあれば……っと、あれか!思ってたよりずっと素早いな…っ!?(最低限のサポートで大丈夫と息巻いたがやはり敵は今の自分が戦うにはまだ格上の相手、予想以上の素早さに圧倒されガードが間に合わず乱反射して飛んできたスライムが脇腹に直撃して吹き飛んで)
(/脳内で補完して流れに合わせる展開が必然的に多くなるし考えることもそれだけ増えるしね、でも楽しいと感じてくれているなら良かったかな)
一人でなんでも調べてやり遂げたいって人もいますけど、協力して話をしてくれて、尚且つ仲良しだったりする人がいれば楽しさはきっと二倍にも三倍にもなると思うんです。ふふ、お節介にならなくて良かっ…………て、強いのはともかく優しいとかは、そ、そんなこと……ない、と思うんですけど、も…(相手が喜んでくれてるのを見るとこちらも嬉しくなるが、褒められると少しだけ普段の様な表情で遠慮がちに照れてしまい)
こほん、……初めて私を見るナトリさんから見ても私そんなに危なかっしいですか………でも、はい。私のお友達はとっても明るくて楽しくて元気で……私に色んなゲームと楽しむ為のあれこれを教えてくれるんです。とっても大切なお友達……あ、その友達もこのゲームやっているんですよ。凄く強いですし、すれ違わずに会えたら紹介……というか、たぶん私を心配してその内接触してくるかもしれませんね(と、自分と仲が良いからその内に会うことがあるかもしれない、と楽しげに友達の事を一応詳細は伏せて話しつつ)
わかりました!ナトリさんがギブアップするまで回復に専念しま……あっ!(吹き飛ばされた相手が壁に叩きつけられる前にそれ以上の速度で背後に回り込み受け止めつつ、復活薬、更にHP回復薬も振りかけ)…大丈夫ですか?大丈夫ですね?壁に叩きつけられる追加ダメージを受ける前に私が受け止めますから、ダメージを気にせずまずは何度も受けて吹き飛ばされ慣れしましょう!…吹き飛ばされ慣れってへんな言葉ですけども、千回くらい吹き飛べばスライムがどこを狙ってきているのかなんとなくわかるようになると思います。端的に言えばスライムが狙うのはナトリさんのガードの甘い所です。わざとガードを甘くして攻撃を誘うとかそういう手段もありますが、まずはダメージ慣れですから、頑張って!(と、回復したの確認しながらアドバイスを素早く話せば再びスライムが狙いやすい様に離れ)
(/えへへ、長さもあってその分速度が犠牲になりましたが、ワクワク楽しい共同戦線ができました。あこちゃんも待ち遠しいですがこのままでも凄い楽しいですねっ)
正直言うと最初は一人でのんびりやってこうかなって考えもあるにはあったんだ、一匹狼気取る訳じゃないけど合わない人と無理にパーティ組んでも楽しくないだろ?…そんな風に考えていた俺がこれからもよろしくお願いしたいとRinRinさんに対して思っているんだから少なくとも俺にとっては優しくていい人だよ(さっきまでと違い少し落ち着かない様子でオドオドしたような反応を見せる相手を少し不思議に思いながらも自身の率直な気持ちを述べ)
RinRinさんが強いって言う程だからその人も相当すごいんだな…もしも会うことがあればRinRinさんの一番弟子として恥ずかしくないように振る舞いたいな(現状だと一種の師弟関係のような間柄の相手、冗談か本気かそんなことを言ってのけて)
ありがとうRinRinさん、助かった…こりゃ攻略は骨が折れそうだな。でも、これぐらいの速度なら回数さえこなせば反応出来るような気がする…という訳でRinRinさんには退屈かもしれないけど時間が許す限りフォローは頼むよ、無茶な修行もRinRinさんの協力なくして成り立たないしな(アドバイスを受けてなるほどと相槌を打ち、相手にとって貴重な時間を自分の修行の為に費やしてもらうのは少し悪い気もしたが相手の協力無しにこんなめちゃくちゃな特訓は実現出来るはずもなくここは厚意に甘えようと改めてお願いをして)
(/多少待つことになってもせっかくここまで盛り上がった流れをぶった斬るのは無粋ってものだからね、この先も楽しみは選り取り見取り、しっかり楽しんでいこう)
……あ、…こほん!……ええと、その気持ちわかります。合う合わないも実際に組んでみないとわからないところもありますしね。…でも、ナトリさんにそう言ってもらえるなら…はい、ありがとうございます。もう少し頼れる優しい自分を誇ってみたいと思います。……なんて(相手の不思議な目線に気がついて慌てて咳払いすると、素になりかけた気持ちをゲーム用に切り替えて冗談混じりに笑ってみせて)
で、弟子ですか!?そんな堅苦しいものではなくてフレンドリーに行きましょうよ。私のお友達は……その、ちょっと変わった子ですけど、すごいのは事実ですしその理屈で言えば私も友達の弟子みたいなものになってしまいますから。……けど、三人で仲良くできたらそれも素敵ですね(と、多少わたわたしながら生真面目に受け取って返答しつつ、気心の知れた仲間内でゲームできたら楽しいだろうなと目を細め微笑み)
ふふ、歯ごたえばっちりでしょう。これが楽しいって思えてきたら本望です。もちろん時間の限りお手伝いしますね。私も退屈はしないですよ?…例えばより紙一重で避けてみたり、そっとナトリさんが避けやすいような角度になるよう誘導したり、その全てを同時にこなしながら的確に回復アイテムを使用したり……だから、思う存分楽しんでください(戦闘になれば気持ちも切り替わるのかまったく動揺せず、スライムを視界に入れもしないで相手の様子をずっと観察し、ひょいひょいと避けながら上手にアイテムを使用し)……一日でどうにかなるものでもないですけど、なんだかナトリさんの動きを見てるとすぐマスターしそうな雰囲気がありますね
そうそう、むしろRinRinさんはもう少し自分の実力とかもう少し誇ってもいいんじゃないかって気もするな、あれだけ強いのに全然威張ったところとかないのがRinRinさんのいいところっていうのはあるけど…って、これじゃどうすればいいのって話しだよな(実力はあるのに謙虚でそれでいて嫌味な感じでない、不思議な魅力を持った人だなとそんな感想を抱き感じたまま二つの相反することを言ってしまって自分で苦笑して)
はは、そんな恐縮しなくても大丈夫だよ。師匠っていうのはRinRinさんを尊敬してて目標にしてるってことをわかりやすく言葉にして表現しただけで接し方とかは今まで通りそのまま変えるつもりはないから、RinRinさんもその方がいいってことだもんな?…RinRinさんの友達も含めて三人一緒に楽しく過ごすためにも俺も修行頑張って少しでもRinRinさん達に追いつけるようにしないと、ただ強くなるだけじゃなくてその先に目的があった方がもっと頑張れそうだ(真面目な相手らしい返答にクスッと笑い、関係まで堅苦しいものに変えるつもりがないことを告げ。最初は自分が楽しむために強くなりたいという目的が自分だけのものだけでなくなって、それがやりがいだと力強く言い)
な、なるほど…レベルが違いすぎて参考にならないっていうのはこういうことを言うんだな…うぉ!?今のガードは結構良かった……ぐえっ…(その場で殆ど身動きしてないように見えて全く被弾せずこちらと余裕で会話しつつその上色々と思考しているらしい相手には笑うしかなく、何度もやられているうちに偶然差し込んだ盾にスライムが弾かれ、初めてガード成功した喜びを相手に伝えようとしたところでスライムが顔面直撃して思いっきり吹き飛び)
はい、それはお友達にも同じ事を言われたことがあります……けれど、どうすればいいかを私に聞かれても………ただ、確かに力があれば誇っていいかもしれませんが、誇るのと威張るのとは実践しようにも微妙に似ておりまして。……これでも自分が経験してけたものはちゃんと自分の手で成し遂げた力なんだって誇ってはいるんですけどね(と、少し眉を下げながら苦笑しつつ、一応実践しているんですよとアピールにならないアピールし)
は、はい!そのままがいいです!……なので、私も師匠だと偉ぶったりはしませんよっ?……ふふ、そんな風に目標見つけて笑っていただけるならこれから辛くても大変でも楽しさに変えて頑張っていけそうですね?並んで戦えるようになるのを待っています。……もちろん私もこれからも努力しますから簡単に追いつかせるつもりもないですけれど(相手の様子にこれならば大丈夫だろうと頷くと、自分も負けずにもっと成長しようと気持ちを新たに固めて)
私だってナトリさんと同じころ同じような感想を持ったことがありますよ、ふふ。みんな最初は一緒…………あ!今のタイミングばっちりでした!すご……ぁあっ!?な、ナトリさーん!(キチンとガードできたことに自分も嬉しくなってパチパチと拍手をして喜んでしまい、観察していたのに回復するタイミングを一瞬忘れて吹っ飛んでいくのを見送ってしまい)…………えーっと、その…………ゆ、油断大敵!です!(などと言ってごまかしながら側まで一足飛びに走り寄り、回復アイテムをかけて)……だ、大丈夫ですか…?
なるほど、威張るのと誇るのは似ているか…確かにそうかもしれないな、言わぬが花って言葉もあるし口には出さなくてもこれまで培った技術で俺みたいな初心者の先導をしてくれるRinRinさんはカッコいい…それでいいのかもな(相手なりに自身の経験に誇りはしっかり持っているようで、それをひけらかすかどうかはまた別なのだと理解すれば自分のなかでそう結論づけて頷き)
はは、RinRinさんぐらい強くてもまだまだ強くなるのか、確かに今後レベルキャップの解放とかが無いとは言い切れないし操作技術の追求に終わりはない…RinRinさんって大人しそうなイメージだけど実はかなりガチだよな、いやまあ今の時点の強さを見ればそれはわかることではあるんだけどさ(更なる成長をと決意を新たにする相手に思わず苦笑してしまい、相手の内側に秘めた強さの一端を改めて垣間見た気がして)
完全に今のはクリティカルだったな、一撃死なんてこのゲーム始めてから初めて経験したよ…ガード成功分とおあいこってとこか。でも直撃を食らうことでも少しずつタイミングが見えるようになっていくんだよな…よし、続けよう!(相手の蘇生アイテムが届くまでの間一瞬コンティニュー画面が表示され、体力満タンから一撃死なんて初めだったと苦笑混じりに話し、しかし攻撃を喰らうことで掴めるものもあるとあくまでも前向きに、反動をつけて立ち上がれば再び盾を構えなおし)
ただ、お友達も言っていましたが本当は強いのに弱い振りをしたり極度に自信なさげにするのもまたよく思われないと言われまして……だから私、威張りはしないけども最低限の誇りは持って、出来ることは出来ると前向きに答えようと思ったんです!……なんて、えへへ、ナトリさんからしたら何を当たり前な事をと思われるかもしれませんが。カッコイイと言われてしまってはますます頑張るしかありませんねっ(と、内心そんな言われるほどにかっこいい人間ではないのですがと若干否定しつつ、そんな姿に憧れと目標を抱かれるのであればもっと頑張ってみようと笑って頷き)
はい!ナトリさんのいう通りレベルだけでなく操作技術も気の持ち方も感覚も数字通りでなくやればやるだけ向上していきます。…やればやるだけ結果に繋がるんですもの、やってもなかなか身につかない現実よりは夢中になってしまうのも致し方ない……と思いません?……ま、まあこんな風に考えられるようになるまで引っ張ってってくれたのもまたお友達なのですが(楽しむための努力なら惜しみませんよと胸を張って微笑み格好つけてみたものの、ここまで楽しみを教えてくれたのは友人であって自分の力だけではないので、すぐにてへへと頬をかいて)
大丈夫……みたいですね。ふふ、良かった全然折れる気配もなくて……なら、もう少し数を増やしましょうか(反動をつけて立ち上がるくらいの気力の漲りを確認すると、これ幸いと魔物を集める香水アイテムを取り出して)……じゃーん!なんとこれを使うと見えない範囲にいるモンスターどころかフロア中の魔物全て呼び寄せて使用者に突っ込んでくるというトラップアイテムです!全てのスライムがマシンガンみたく突っ込んでくるので頑張って盾で防いでみて下さい!……もちろん盾が壊れたら代わりの盾も山盛り用意してありますので気にしなくて大丈夫です。準備…というか覚悟はいいですか?大丈夫大丈夫、ナトリさんならできます!(と、楽しそうににっこり)
実力はあっても安易にひけらかさないけど大事な時、必要とされれば出し惜しみはしないってなんていうか口にしてみると仕事人って感じだな…でもこうして話してると全然そんな感じしないし…むしろ落ち着くっていうか守ってあげたくなる感じなのはなんでなんだろうな…なんとなくRinRinさんの友達の気持ちがわかるような…まあ、実際は俺はまだRinRinさんを守るどころか守られないといけない立場なんだけどさ(カッコイイとは言ったが、なんとなく話しをしていると逆に守ってあげないとという気持ちが湧き上がってくるのもまた事実で、相手にいろいろなアドバイスをしたりしてくれているという友達の気持ちがなんとなく理解出来る気がしてしまって苦笑浮かべ)
確かにそうだな、でも簡単に身につかないからこそそれを自分のモノに出来た時の喜びっていうのはひとしおなんじゃないかって気もするけどな…なんて、現実のRinRinさんのこと知りもしないで偉そうに言えたもんじゃないけど(相手の言い分にも頷きつつ、現実は現実で壁を超えた瞬間の喜びはゲームでの成長に勝るとも劣らない喜びを感じられるのではないかと言ってみるものの、なんとなく説教じみてるなと頬を掻いて)
RinRinサン…?あのー…俺は今の時点でかなりいっぱいいっぱい……あ、はい、やれる、俺は(精神的に)強い子、俺はやれる…!よし、こい!(無駄にいい笑顔でとんでもないことをのたまう相手に一瞬固まり、一応現状でも中々厳しいと伝えてはみるが結局はその笑顔の圧に勝てず、相手には意外に隠れSの素質があるのではないだろうかと少し失礼なことを考えつつ諦めて引き下がれば自分にそう言い聞かせて覚悟は出来たと伝えて)
あはは、仕事人なのに守ってあげたい、なんてちょっぴり矛盾な感じもしますけれど、嬉しいです。…照れちゃいますね……お友達もたまに言いますよ、RinRinは時々誰よりも凄くなるって。…私、曲げたくない所は絶対折れませんから、普段おっとりな分余計にギャップがあるのかもしれません。……が、なんだかナトリさんがお友達と同じ目で私を見ているような気がするんですが…気のせいですかね?ナトリさんも私のお友達と仲良くなれそうな気もしてきました。…とはいえまだまだ私を守らせる訳にはいきませんから、ガンガン鍛えてくださいね?(と、照れたりいたずらっぽく笑ったりと楽しげに話を重ねつつ、あこと三人で高難易度ダンジョンにでも行けたらきっと楽しそう、と少々気の早い妄想を浮かべ)
いえ、それもそうですね。絶対無理だと思っていた高難易度の課題……とかクエストとか、できたときはとても嬉しかったし、それが次の自信にもなった……うん、もしかしたら天才では経験できない嬉しさを経験できた……そう考えてみると凡才でも努力してきた価値を感じます(天才肌の人間を幾人も見てきたせいで自分なんてと落ち込みそうになったりもしたが、言われてなるほどと、ポジティブに考えてみればまだまだ自分も頑張れそうな気がして微笑んで)
限界は自分で決めちゃ駄目です!大丈夫です!いくらやられても死にませんから!最初は1秒もたないかもしれませんけど、それが5秒、10秒と生きられるようになるはずです!(最早1秒で死ぬ前提)…簡単に身につかないけど、そこは手数と根性でこなしていけば、いつかできるようになります、そしたら一緒に喜びましょう!(と、穿った見方をすれば意趣返しに聞こえかねないセリフを言いながら、香水をワンプッシュ……いや、一瓶まるまる相手に振りかけて。
……すると、地下全体を揺るがすような地響きをたてながらスライムが10、20…いや、それこそ津波のように無数の大群が押し寄せてきて…………)
つまり文字に起こしてみた時のイメージと実際に接してみた時のギャップが凄いってこと、確かにRinRinさんの友達の言っていたということが今のところ俺にも全部理解出来てるし、もしかしたらRinRinさんに関しては共通の認識を持ってるのかもな…なんか向こうはRinRinさんとは付き合い長そうだしそれと同じって言っちゃうのはちょっと恐れ多いけど…まあ、暫くはRinRinさんに守ってもらいながら強くなる過程をゆっくり楽しむよRinRinさんとならそれも楽しいって最近はそう思うんだ(確かに友達と同じような目で相手のことを見ている節はあるのかもと考えて、相手にとって深い仲であろうその友達と同じように見ているというのは少し恐れ多いなと苦笑浮かべては先のことが楽しみな一方で相手となら現状の修行も楽しいとそんな風に感じていることを正直に述べて)
そういうこと、経験を糧に出来る人間は強い…と俺は信じてる。勿論苦労とか挫折しそうになることなんかしょっちゅうだけどさ、その分心は強く成長出来てるのかなって…痛みに強くなると人の痛みにまで鈍感になってしまうなんてこともあるっていうけど痛みをよく知ってるRinRinさんならその心配も無さそうだしな(相手が少しでも前向きに事を考えられるようになったことが嬉しく思えて)
確かに、何回やられて何回失敗しても諦めない気持ちさえあればいくらでもやり直せるのがゲームだもんな。もう何だってかかってこい…って、それ、よく知らないけど1瓶丸ごと使うもんじゃないんじゃないか、ひょっとして……うおおおおお!?(やる気満々で返したものの、丸ごとふりかけてきた相手の行動に違和感を感じたのと同時に唸る波のごとく押し寄せるスライムの群れに顔を青くして瞬時にやられては再生を繰り返していて)
ギャップですか………まあゲームくらいはテンション上げて思い切り楽しむってことを前提に行動しているつもりなんですが、やはり普段の私の部分が多少出て………ってそれよりもなんで私より会ったこともない私の友達に共感さちゃってるんですかぁ、もぅ!(と、友人に自分よりシンパシーを感じてる相手に対して笑いながら頬を膨らませてみるも、別に悪い気はせず相手も友人の様にもっと仲良くなれそうで楽しみになり)……ふむふむ、三人でなくとも現状楽しい?それならなによりです。私もナトリさんと二人だけでも十二分に楽しいですよ♪…なんてお友達に聞かれたら怒られてしまうかもしれませんが
とはいえ、周りが真の天才ばかりだとたまには凹みたくなる時もある……くらいは許してくださいね。ええ、もちろんです、人の痛みには無頓着にならないよう肝に銘じて…………あれ?もしかしてこれやり過ぎですか?…えーと……よし、気にせずがんばりましょう!…ほら、目を閉じないで!一番ダメージを受けちゃいけない箇所を中止に守って!立ち止まってはだめ!狙われてるということはその場所は棄権っていうこと!盾で弾く時は敵同士をぶつけるように!それから……!……!!……(……矢継ぎ早に回復アイテムと声援とアドバイスを繰り返しつつ)……残り回復アイテムが100個切ったら私がスライムの数を減らします!それまでがんばって!……残りアイテムあと1759個です!
(/ほんとうにスパルタになってしまいました……あ、名前は気にしてませんから大丈夫ですよ。私の場合投稿する度に名前とか全部消えてしまうので一から入力しなくてはなりませんが、記憶されてたらきっと同じミスを何度もしちゃうでしょうし()
ははは、ごめんごめん。RinRinさんがあまりにも楽しそうに友達のことを話すから、きっとRinRinさんがこんなにも信頼してるような人となら俺も分かり合えるかなってさ。…まあでも今、目の前で一緒に行動してるのは他でもないRinRinさんだし他の人の話しはこれぐらいにしておくかな?これ以上はやきもち焼きそうだし、それに俺も二人での時間も大切にしたいしな(本気で怒っている訳ではなさそうだが、むくれる相手を宥めるように軽い口調で謝罪をすれば、そんな風に思えるのは何より相手の人柄とその人脈を信頼しているからだと小さく肩を竦めてみせ、最後は冗談っぽく相手を軽くからかうような言葉を口にして)
許すも許さないも俺にRinRinさんの実生活でのことにまで口を挟む権利はないよ。あー…でも、もしも本当にRinRinさんが落ち込んだり悩んだりしてる時そばで元気付けてあげたり出来ないのは少しだけもどかしさを感じるかな…なんてな(リアルでの相手の苦労や悩みといったものを感じとれば思わずそんな言葉が口を突いて出てしまい、流石に足を踏み入れ過ぎたと慌てて今のはほんの冗談と言い直して)
いやいやいや、これは頑張ってどうにかなるレベルを超えてるって…ぐふっ……弱音を吐く暇も与えてくれないってか、上等だ、やってやる!…敵の動きよりもRinRinさんの動きをよく見るんだ…ベストな回避もベストな防御もタイミングは同じ…ここだ!(流石にこの数を捌き切るのは…と弱音を吐こうとしたところでスライムが腹部に直撃して、再び闘志に火がつけばスライムにやられながらも視点を流れ弾のスライムをギリギリまで引きつけて軽々回避を繰り返している相手の方へと移して、スライムの軌道のクセとタイミングを観察し、そしてここだというタイミングで盾で殴りつけるようにしてスライムを思いっきり弾き返し、弾き返されたスライムは他のスライムを次々巻き込むように乱反射して吹き飛んで消滅して)よし、次…RinRinさん、新しい盾を!(成功に気を緩めることなく、先程の一撃で砕け散った盾の交換を求め、その後も何度もやられながらも相手の動きを参考にすることで少しずつ上手く弾き返すことの出来る頻度も増えていって)
やきもち……あっ、すみません。私もナトリさんといるというのにお友達の話ばかりして…ええ、お友達のことは実際に時間が合って会った時にしましょう。…くす、二人の時間を大切にしたいだなんて、会って短い私を信用してくださってありがとうございます。………ちょっと照れますけど、嬉しいです。私も同じ気持ちですから(確かに少し他人の話をばかりだったかもしれないと反省しつつ、話を重ねて新しい友達と仲良くなれるのは純粋に嬉しく思い微笑み、最後の言葉にはドキッとして照れに頬を染めるも口調から冗談なのだろうと笑顔のまま目を向けて、自分も同じ様に真似して言葉を重ね)
あはは…ありがとうございます。そういった言葉だけでも私は救われますし、誰にも相談できないような悩みができたらここで話せますし……きっと悩みなんて大なり小なりみんな抱えてるものですから、私も可能な限りは自力でなんとかしてみせますから。なんてったって私は頼れる先輩RinRinさんですかね、なんて(自分を思ってくれていてかつ踏み込み過ぎないように配慮してくれる相手に嬉しくなって元気に笑えば、冗談めかして自分は強者RinRinなのだとこぶしを握って大丈夫アピールし)
……!…わあ、すごい!すごいです!さっきよりどんどん動きが良くなってます!それにこのレベルで敵を巻き込む弾き方ができるなんて…!(と、格段に動きが良くなった相手に驚愕に目を丸め…もちろん驚いていてもスライムに当たる様な真似はせず、時おり剣の腹や鞘でスライムを弾きつつ器用にアイテムを使い続け……そしてまとめて吹き飛んだスライムを見てできた隙間時間に即座に新しい盾を用意すると手早く差し出し)…はい!新しい盾です!この盾は少し防御範囲が狭いですが敵や攻撃を弾きやすい加工がされています。今のナトリさんならすぐ壊すことなく上手く扱えると思います…!(弾き返し頻度も高くなり、動きも格段に早くなり、アイテムの消費スピードがみるみる落ちていって最初に比べれば随分と長持ちするようになった相手に自分も嬉しくなって)……やっぱり論より証拠といいますか、実践に勝る訓練はないですよね。技術もレベルも上がってるんじゃないですか?才能もそうですけど諦めないとこも凄いです!お手伝い甲斐があります…!そろそろ香水の効果がなくなってきましたが、これは逆に効果がなくなったら物足りなくなってしまうのでは……
そんな風に言われたら俺までなんか恥ずかしいような気になってきちゃうな…俺とRinRinさんはネット上の繋がりではあるけど少なくとも目に見える範囲では信用できる人だなってこの短い期間でも感じることは出来た、もしもそこに嘘があったとしても目に見えるもの全てを嘘だなんて言いたくないし、それを考え無しと言うならそれでもいいかなってさ…なんて、こんな話しをしたいんじゃないよな、楽しまないと(信用してくれて嬉しい、特にネット上の顔の見えない付き合いだからこそ相手の言葉は切実に響いて、それでも会話の合間に垣間見える人柄などは信用に値するものだという自信があって、疑うのは簡単だがそうしたくないと言い切れば雰囲気を壊したことを謝罪し)
そうだな、身の回りの人間には相談できないようなことでも俺には相談できることがあるかもしれない、ものは考えようだよな。確かにRinRinさんは頼りになる先輩だけど、先輩後輩とかそういうの抜きにして男は頼られたい生き物でもあるんだからな、だからいざという時は遠慮しないで甘えてくれてもいいんだからな?(相手が実力者であることは勿論理解の上で強さだけでは解決出来ない悩みを解決すると言ってしまえばおこがましいが和らげるぐらいは出来るかもと考えてそう口にして)
これは…なるほど、いい感じだ!前よりシビアだけど慣れれば…こっちの方がより確実に正確にスライムを弾き返せる訳か…(渡された盾の形状とこれまでのものに比べて一回り小さなそれに一瞬眉を顰めるが防御判定が厳しくなった分だけ集中して弾き返しを行えばさっきまでよりも弱い負荷でスライムを打ち返すことができて満足げに呟き)そういえばさっきまでよりスライムの勢いが弱まってきてるな…あ、でもどの道時間的に潮時かな…っていうか、むしろ既にアウト?(自分が上手くなったのもあるかも知れないがそれだけとは思えない攻勢の緩みに理由を聞いて納得し、不意に時計見やれば既に0時を回っていてどちらにせよ香水の効果が切れる前に解散しなければ、明日に支障が出るだろうと考えて苦笑まじりに肩を竦め)
嘘はいけないことはわかっていますが、このご時世ですから……誤魔化さなきゃいけないところだけは、う、嘘も含みます。けど、はい…!信用はばっちりです!いいんですよ、もやもやしたままよりは話してしまった方がすっきりしますから!……お話も嫌いではないですし(疑わないと断言されてしまっては、言えないところもあるので申し訳ない気持ちになり両手を胸の前で振って嘘もあることを告げ、勿論信用もしてるしこういった話だけでもゲームだけでないオンラインならではの楽しみなので嬉しいのだと笑って)
頼られたい生き物……ですか?確かに何でも言ってくれって言われる事もありますが(ライブハウススタッフ/ゲーム上のプレイヤーとか)……男の人って基本親切ってことなんでしょうか?……ありがとうございます、私は日常優れている方ではないので、できるだけ自分を甘やかさないように、成長させるようにしてはいるんですが………自分でどうしようもなかったら頼りますね(頼られたいのはサガなのだとの説明にそういうものなのかと頷くも、周りに追いつくためには甘えもほどほどににしないとと律しつつ、好意も無碍にできないのでどうしようもない時だけと自分の中で決めて伝え)
わあ、やっぱり見込んだ通りずっと動きが…………ぇ!?ええ!?アウトってもうこんな時間……!!!す、すみません!私そろそろ落ちます!あ、あのっ…!ナトリさんも落ちますか!?流石にアイテムサポート無しだとここではまだ無理だと思いますが……続けるにしろ落ちるにせよ私ここで解散しますので街への移動アイテムをお渡しします!(すっかり夢中になって時間を気にしていなかったが、時間的に早く寝なければ明日に障る事に気づき、帰還アイテムを差し出しつつ、慌てながら少しの会話時間を作るため周りの残ったスライムを炎を纏った剣のただの一刀で同時に切り裂き蒸発させ)
今までソロばかりだったからわからなかったけどこういうNPCとじゃ出来ないようなやり取りを楽しむのもオンラインゲームの醍醐味なんだな、秘密とか話せないことは当然あっても画面の向こう側にいるのは自分と同じ血の通った人間なんだってそんな風に考えるだけでもなんかワクワクしてくるし仲間意識がより一層強まってくるよな(ゲームの中に人同士の心の繋がりや温かみ、そんなものを感じることになるとは思わなかったと新発見に嬉しげにうんうんと頷き)
親切なのかはわからないけど、もし周りの人が優しく感じるならきっとそれはRinRinさんの人柄がそうさせるんじゃないか?庇護欲をくすぐるなんて言われたら不本意かもしれないけど、ステータス的な強さだけじゃ見えてこない魅力に惹かれてるんじゃないかな…って、出会って間もないのに俺は何を知った風なことを…(ついついまだ出会って間もない相手に対する勝手なイメージを分析するように語ってしまってバツが悪そうにして)
そうだな、RinRinさんが落ちるなら俺も落ちようかな…っと、初日の成果としては上々すぎる仕上がりだし、闇雲に続けるばかりじゃこれ以上の成長は見込めなさそうだからな。…という訳でまた次回だな、またRinRinさんさえいいなら声をかけさせてもらうよ、じゃあまた(向かってくるスライムを弾き返しながら相手が落ちるなら自分も無謀な挑戦はせず解散をしようと頷き、受け取った帰還アイテムを使いそのままお互いにその場を離脱してその流れで今日のところは解散をして)
ーそして翌日ー
…白金さん、大丈夫かい?次は移動教室だけど…今日は随分と眠そうだね(授業合間の休み時間、いつもならすぐにでも移動の準備をして立ち上がる相手が今日に限っては自分の席でウトウトしているようで全く動く気配がないのを見れば心配そうに声をかけて、当の自分も夜更かしをした身だがあれぐらいの時間ならばまだギリギリ眠すぎて動けないみたいなことはなく)
(/という訳で再び学校の場面に転換させてもらったよ)
えへへ、良かった。ナトリさんもオンラインの魅力を受け入れて貰えて。私の人柄で……とは言いますけど、それでもやっぱり悪意を持って近づいてくる人はいますし……だからナトリさんは優しいんです!ここは譲れませんよ?…それに庇護欲ですか……会ったばかりでそう言われてしまうならば、私はよっぽどわかりやすいのか……ああ、でも嫌ではないですし、それがナトリさんの素直な感想ならば別に咎めることもありませんから。……はい!今日も私、楽しかったですからいつでも声をかけて下さいね!(オンラインの楽しさを共有できて仲良くなった相手だからこそ、その評価にも特に悪感情を抱くこともなく、多少照れながらも頷いて。別れ際には見えなくなる瞬間まで手を振り)
…………
……ふぁい?……あっ………そ…の、はい……だ、大丈夫、です。ありがとうございます…(ふぁ、とあくびを噛み殺しながらもなんとか意識を保っていだが、まさか声をかけられるとは思っておらず思い切り間抜けな返事をして真っ赤になり、視線をそらし恥ずかしそうにしながら小さくお礼を言って)……少し……夜更かしをしてしまって……き、気をつけますね……!(当然こんな様子では相手の寝不足気味など見抜けるはずもなく、ただ気まずそうに頷き)
えっ、白金さんも……じゃなくて、そっか夜更かしかー…そういえば昨日白金さんの苦手な場所聞いたのに返事とか中途半端な感じになっちゃったけど少しは進捗はあった?(相手にしては珍しい気の抜けた返事だったがそれに対する突っ込みよりも前に夜更かしという単語に引っかかりを覚えて、自身の今の状態と重なったことに驚きのあまり同じく夜更かしをしていたと口にしそうになったがわざわざいう必要もないかと一旦言葉を区切って言い直して。昨日相手がせっかく自分を頼ってくれたのに友人の乱入によって中途半端になってしまった苦手な問題を少しは克服出来たか尋ねてみるが、昨日はずっと一緒にゲームをしていたのだから勉強するもなにもないのだが、RinRinが目の前の相手だとは思いもしないため当然そんな事は知る由もなく)
もし良かったらなんだけど…今日放課後、街の図書館にテスト勉強に行こうと思うんだけど白金さんも一緒にどうかな?もしもまだ同じ場所で躓いてるようなら少しは力になれるかなって、お互いの得意な科目を教え合った方が効率もいいし捗るしね。…どうかな?(テスト勉強について話しを切り出したついでに、思い出したように相手をテスト勉強へと誘ってみて、一人ではまた遊んでしまいそうだし真面目な相手と一緒なら二人揃ってサボってしまうなんてことも無いだろうと考えていて)
も…?塩崎くんは…ちゃんと勉強してるんですね…
私は、えと……ちょっと昨日は勉強にあまり手はつけられなくて…………その……あ、あんまり進歩はよくない、です…。けれど……本来自分でやらなきゃいけない勉強だから、塩崎くんが気にやむ必要は……(相手も夜更かしたらしい言葉に一瞬気になったが、自分と違って勉強していたのだろうと考え、勉強の進度を気にしてくれているのに自分はゲームしていたなどど言えるはずもなく、恥ずかしそうに俯いて)
えっ?放課後ですか…?……は、はい。私が塩崎くんの力になれるかはわかりませんが、それでも良ければ私、とても助かりますので……こちらこそ、お、お願いしたい……です(昨日あれだけ楽しんでしまったし、遅れた分を効率良く取り返せるであろう相手の提案に頷き、恥ずかしがりながらも頭を下げて)…あ、でももしまたお友達がいらっしゃったら……そちらを優先して下さい……ね
そうなんだ、でも根を詰めすぎても良い成果は上がらないしそういう日があってもいいよね、俺も実を言うと昨日は勉強は全然だったし白金さんが言うほどちゃんとしてないっていうか…だからこそ今日は勉強しないとって思い立ったんだけどね(いくらテスト前とはいえ勉強一辺倒では疲れてしまうし、時間を息抜きに費やしたとしてもそれを恥じたり自身を咎めることはないと自らも同じように昨日は勉強を放棄して遊び呆けてしまったと正直に話し、今日はしっかり勉強しようと思い立ったのもそれが理由だとも述べて)
良かった、急に誘っちゃって断られるかなって考えたりもしたんだ、これまで白金さんとはロクに付き合いも無かったし急にこんなこと言っても警戒とかされても仕方がないとも思っていたからね(思いつきでの誘いに相手が頷いてくれるかどうかは自分的には半々といったところだったが、警戒などすることなく受け入れてくれたことには素直に嬉しそうにすれば朗らかに微笑んで頷き)これで白金さんとは正式な約束を交わした訳だからね、後から来た誰かが何を言おうとそれを反故にしたりなんて不義理なことはしないよ
は、はい……できなかった分、あとで……取り返したいと思います。……けど、まさか塩崎くんも勉強してなかったとは思いませんでした………えへへ……こんなことを言っては不謹慎ですが…勉強してなかった仲間がいるって思うと、ちょっとだけ、嬉しい……気がします(遊んでしまった、などと素直に告白する相手に仲間意識ができ、ここで初めて緊張感も薄まったのか、へにゃりと眉を下げながら小さく、少し嬉しそうに笑って)
練習だとか個人でどうにもできない理由がなければ……基本……お断りすることは、たぶん……しません。…け、警戒も何も顔も知らないネット相手とかでなく……同じクラスメイトなら身元も、はっきりしてますし………このあたり、少し甘いと言われたことはありますが…塩崎くんは…乱暴な人ではないと思います…ので……(おずおずながら相手の目を見ながら頷いて大丈夫だと改めて伝え)
…あ、でも……男の子と一緒にいると…女の子のグループから色々………か、勘違いされてしまうかもしれないので、聞かれたらきちんと否定はしておいた方が…いいと思いま…す……す、すみません変な事言って…!わ、わ、私もちゃんと否定しておきますので……!(二人連れ添って行動していた、などと目撃されては噂好きな女子からあれこれ邪推されてしまうのは必然であるので、これから真面目に勉強しようという前に言うことでもないのだが相手に迷惑がかからないようにと、やや赤くなり慌てながらちゃんと自衛をと伝え)
自分だけじゃないっていう安心感ね、確かにわかるよ。…でも、それ自体は勉強をしてないっていう問題の根本的な解決にはなってないからまだまだお互い油断は禁物だよ?白金さんのことだから心配はしてないけど一応言っとくね(相手の考えには賛同をしながら、相手がそれで現実逃避をするようなタイプではないであろうことを薄々感じ取りながら一応はそう忠告をしておき、だからこそお互い油断せず頑張ろうということを伝えて)
そこまで俺のこと信頼してくれてるのは素直に嬉しいよ、それなら白金さんからのその評価に違わない紳士的な対応を心がけないといけないね、なんて(これまでにあまり付き合いのなかった関係ながら、かなり自分を買ってくれているような言葉を口にする相手に軽く肩を竦めてそう戯けてみせて)
…はは、そうだね。白金さんも俺と変な噂が広まっても困るだろうから事実と異なる噂とかはお互いにしっかり気にして注視していこう。変なことなんてとんでもないよ、白金さんのそういう色々な方面に細やかな心遣いの出来るところ俺はすごくいいなって思うし…じゃあまた放課後にね(相手なりに気を回してくれたとわかる言葉に柔らかく微笑むと、自身も協力出来るところはしようと頷き、1日の授業が終わったらまた声をかけると伝えて自分の席へと戻っていき)
はうぅ……す、すみません。ごめんなさい……わかっては…いるんです、現実逃避は………よくないってことは。向かい合わなきゃ始まらないのはわかっています。音楽も、勉強も……置いてかれてしまうのは…悲しいから…。……だから、はい…頑張ります、ね(忠告にほんの少ししょんぼりするも、こくりと頷けば意識を切り替えたのか意思の強い瞳で真面目に勉強に取り組む事を伝えて)
あっ、いえ……信頼というか、その……お友達付き合いが良いとか、言葉遣いで判断を…………す、すみません、よく知りもしないで勝手なこと………でも、はい。よ……よろしくお願いします……(肩を竦めておどけてみせる姿を呆れとと受け取ってしまうと謝りだし、よく知っているわけではないが席の近くでふと目にする行動と言動とで言ったのだと説明を始め……最終的にバツが悪そうにお世話にぬります、とと頭を下げてお願いして。……本人的に自覚はなかったが勝手に相手を評価してしまった自分が少し恥ずかしかったらしい)
は、はい…!ありがとうございます。…では、また放課後に……(自分は変なことを言ったと思っていたが、ちゃんとこちらの意思を汲み取って笑って応えてくれる相手にほっとしてまた後でと話は途切れたが)…………すごく、いい……て、なんだか……ちょっとだけ、恥ずかしい……ぁぅぅ……(と、言ったそばから変に意識しかけて慌てて首を振るとまじめに放課後まで授業に集中しよう、と頭の中に浮かびかけたよくわからない感情を押し込め)
ー放課後ー
白金さん、もう行けそうかい?
(約束していた放課後になり、手早く帰りの支度を済ませて相手の席の前へと迎えにくれば、身支度は済んだかを尋ね、その顔を真っ直ぐ見やりながら首を傾げて)
はい、大丈夫です。準備はできてますからすぐ行けますよ。……図書館は静かで勉強しやすいですからね。空いてるといいのですが……(ついでに何か本でも借りていくつもりなのか本の名前が記されたメモを確認していたが、声をかけられると顔を上げて席を立ち、やや緊張気味に頷き。……さてこの場合横に並んで歩いていいものか後ろからついていけばいいのだろうかと口には出さないものの、ややオロオロしながら視線を彷徨わせ)
確かにテスト期間だし同じことを考える人もいる可能性もあるわけだね、流石に二人で勉強するスペースぐらいはあると信じたいところだけど…まあ、空いてなかったらその時はまた考えよう(勉強に適した場所だからこそこの時期は確かに自分たちと同じ考えの学生たちが集まることを考慮しなければならず、それでもこれから自分たちが向かうのはそれなりに広い図書館であるため心配は多分いらないだろうと推測し、仮にダメだった場合はまた考えればいいというスタンスで)
って、白金さん?どうしたんだい、行かないの?(相手の頭の中でどのような葛藤が戦っているのか理解出来ないまま、視線泳がせどこか戸惑っているように見える表情で中々歩き出そうとしない相手の方へ歩み寄っていき肩に手を置けば優しげな微笑浮かべながら小首傾げて)
それもそう…ですね。行ってみないとわかりませんし、混んでいたらその時はその時で……あ、もしかしたらお友達とかと鉢合わせしてしまうかもしれません。……そ、その時はみんな一緒に……勉強会になっても大丈夫でしょうか?…なんて行く前から色々考えちゃいますが……そ、その……私が心配性なだけで気を悪くしないで…下さいね…(普段なら行動前にここまでまごまごすることもないのだろうが、自分でも不思議なくらいそわそわしてしまっており……理由を深く考えれば男の子と一緒に初めてプライベートということに緊張しているのか、と自分で気がついて頬が赤くなりかけるも、雑念はいけないとふるふる首を振って。……はたから見たら何してるんだこいつは状態である)
ひゃい……!えっ…と…!…は、はい!いきます!なんでもないですごめんなさい!(葛藤している間に肩に手を置かれ、触れられたことにびっくりして真っ赤になると勢い良く首を縦に振りつつ)…いきましょう!だ、大丈夫ですやれます!?(と、謎に気合いを入れながら並んで歩き出して)
それは勿論、もしも先方がそれで納得してくれるなら拒む理由はないよ、人それぞれ得意分野も違うだろうから色々な方面から知恵を借りられるのはありがたいことだし、それで気を悪くなんてしないよ(相手なりに考えてのこと、自分としてもその時はその時で互いに納得の上知恵を持ち寄ればテスト勉強としてはより有意義なものになるだろうと考えて、そのことを不安に思う必要なんてないと相手を宥めるように優しげな笑み湛えて大きく頷いてみせて)
そう?それならいいんだけどもし何かあるなら遠慮なく言ってよ(何やら余裕のない様子で隣に並んで歩き出した相手の様子からして少し釈然としないものはあるが、必要以上に追及して逆に恐縮させては元も子もないと考えてそう言うのみに留めて)
あこ『りんりーん!』(学校の敷地を出て図書館方面へと歩き始めると道の向こう側から相手にとって見知った少女が手を大きく振って愛称を呼びながら近寄ってきて)
はい…!ありがとう、ございます……やっぱり塩崎くんは優しいですね…。……こういう時(ネットでは)自分の意見を強引に進める人とか…絶対に二人きりじゃないと許さない人とか…そもそも初めから(クエストとか)まじめにやらない人とか……色々見たことがあるので……あ、はい。何かあればお伝えしたい……と思い、ます。……すみません、男の人と一緒に行動する機会が……スタッフさんとくらいしかなかったので、少し…緊張してしまって……(優しい言葉や表情に少しずつ緊張もとけてきたのか、言葉数が多くなり、少し遠慮がちでもよく小さく微笑む様になってきて)
……?今誰か……あっ、あこちゃん……!…あこちゃん、今帰るとこ?(と、あこの姿と声を聞いた途端に緊張感もどこへやら、花が咲くようにぱぁっと柔らかい笑顔を浮かべて手を振り返し)……あっ、ええと……塩崎くん、この子は私のお友達であこちゃんって言います……Roseliaのドラム担当で……ちょっと時々難しい言葉使うけど、とってもいい子なんです……!えへへ……
白金さんって普段の様子からだとわからなかったけど実は結構苦労人なんだ…俺はそんなことないから信じてなんていうと言葉も安っぽくはなるけど、滅多にない機会を俺との為に使ってくれて嬉しいし尚更俺と過ごしている間くらいはそういうちょっとマイナスな気持ちとか感じずにいて欲しいっていう気持ちになってきちゃうな(まさかネット上のこととは思わない為、あまり社交的なイメージではない相手の意外な面を知って驚き、もしかしたらそういう人に嫌気がさしてあまり積極的に人に関わりにいかなくなったのではないかなんて邪推までして、何にせよ男子との関わりが少ない中で緊張しながらも自分を少なからず信用して今日こうして付き合ってくれているのは事実、少なくとも自分のことは信頼のおける人だと思ってもらえるような付き合いをしたいものだと、今までよりも気持ち増えてきたように思える相手の笑顔を前に瞳を細めて)
あこ『うん、ちょうど学校終わって歩いてたらりんりんを見つけたんだー、それにしてもりんりんが男の人と一緒なんて珍しいね?…っ!これはまさか…運命によって定められし対となる半身との……えっと…』(相手の問いかけに大きく頷くと隣の翔太を興味深そうに見やり、それからハッとしたような表情になり意気揚々と、もしかしてこれはデートでは?なんてことを厨二ワードで表現しようとするが密会やら逢瀬などといった言葉が語彙不足で出てこずに途中で言葉に詰まってしまったが、普段からこんな時助け舟を出す役目の相手には言いたかったことは筒抜けだろう)
翔太『へえ、白金さんの…なんというかちょっと変わってるけど面白い子だね』(相手の紹介を受けて、確かに見たところ少し変わったクセのある子ではあるが相手が友人というだけあって悪い子ではなさそうだと頷き)
あっ…!い、いえ別に苦労というかなんというか見たことあるだけですから!…えっと…わ、私なんてたいしたことないですし………す、すみません!マイナスな気持ちはいけないですよね。…わ、私そんな社交的ではないのでどうしたらいいのかわからなくて……が、がんばります…(自分がうっかりネット上の話をしてしまった事に気がつき、笑顔ではあるが赤くなるのと同時に視線もだんだん斜め下に傾いていって)…し、塩崎くんみたいに優しくて社交的になるには……どうしたらいいんでしょうか…?
あ、あこちゃん!?ち、違うの!…確かに一緒に出かけに行く最中だけどそういう関係じゃなくて…っ!ええと、フレンド!フレンドだから!出かけ先だって図書館で勉強しようって話だし…んと……い、一緒に勉強しにいこうか?そうすればただのお友達だってわかると思うし……!(あこの言いたい事を即座に理解すると慌てて身振り手振りで違う違うと説明し、強引に話題を変えようと試みて)
う、うん…あこちゃんはとっても面白い子で、明るくて、いっぱい楽しい事も教えてくれて優しくて強くて……一番のお友達なんです。できたら、仲良くしてあげてください。…あこちゃんの都合が良ければ連れて行ってもいいですか?(と、あこのアピールをしながら連れて行く許可を伺い)
いやいや、なにもそんなに卑屈にならなくても…白金さんは白金さん、俺は俺なんだから俺みたいにっていうのは必要ないと思うけど…それでもそうだな…まずは自分に自信をもって自分のことをもっと愛してあげるとかそういうところから変わっていければいいんじゃないかな?…なんて月並みなアドバイスぐらいしか出来なくて申し訳ないんだけど、多分周りは白金さんが思ってるより白金さんのこと知りたい、話してみたいと思ってる人っていると思うし少しでも歩み寄ってみたら喜ぶんじゃないかな、俺も一回こうして話してみたいなってずっと思ってたし(自分自身を卑下するような言葉を発する相手を慌てて制して、どうすればという問いかけには人それぞれ価値観などの違いがあるのだから同じようにというのは考えても仕方ないとは口にしつつもちゃんと考えて自分なりの意見を述べて、個人的に相手が本当はどんな人物なのか気になっていたという言葉も付け加えて)
あこ『えー、違うのー?あこの目にはお似合いな二人に見えたんだけど。…くくく、それが果たして真実であるかどうかこの目で見極めるチャンス、我も同行しよう…』(一生懸命否定する様子に何故かちょっと残念そうなリアクション見せたかと思えば、相手からの誘いにはお約束の顔を手で覆い隠すような厨二ポーズで応じて)
翔太『はは、勿論。白金さんがそこまで信頼する友達なら大歓迎、本人もすっかりその気になっているみたいだし断る理由はないよ』(独特な言い回しをするあこに時々何を言いたいのかわからない部分もあるが、とりあえず相手の誘いに乗り気であることだけはハッキリわかって、人見知りの激しい相手がそこまで言うほどの人物であるならと快く頷いて)
自信を持って愛する…ですか……愛はともかくとして、自信を得るのは少し難しい…と思います。そんな立派な人間ではありませんし…どうしたら自信をつけられるのかわかりませんし……はい、そうですよね。自信のつけ方なんて答えはありませんよね………恥ずかしがりで、緊張して、小心者で臆病で……て…すっ、すみません!これから頑張って勉強するのに変な話題ばかりで…!…え、ええと、こんな話じゃなくて……え?みんな私と話したい…ですか?…塩崎くんも?…そっ、そうなんですか……ならなおさら変な話は……するべきではありませんでした………た、楽しい話題…楽しい話題………(しばらく一緒に居て緊張も薄れて話もしやすくなってはきたが、どうしても下向きの意見になりがちになり、自分もそれではいけないと軌道修正を試みて……見事に空回りし、えぇと、えぇと……と所在なさげに呟いて)
う、うん。私と塩崎くんの仲には何もないからね?なんか少し残念そうだけど……そ、それよりあこちゃんが一緒に居てくれれば私も緊張しないし、あこちゃん明るいから後ろ向きな話題にならないと思うし、助かるよ。ありがとねあこちゃん。ついでにあこちゃんも一緒に勉強しよう?(あこと一緒ですっかり安心したのか笑顔で、仲はほんとになんでもないんだよとたしなめつつ楽しそうに一緒に勉強しようねと自然体に行動できるようになって)
……塩崎くんもありがとう。あこちゃんのちょっと変わった言い回しは私が翻訳するし、あこちゃんがいればさっきみたいな気まずい雰囲気にはならないと思うから……こ、今度こそ楽しい話題ができると思い…ます…!(と、顔をあげてようやく自然な笑顔で挽回を宣言しつつ、同行許可に感謝して)
慌てなくていいんだよ、無理に楽しい話題を提供しようなんて思う必要もない…そういう控えめでちょっと人見知りなとことか白金さんの個性だと思うし自然な白金さんと俺は話したいし知りたいかな。それに、俺はこれでも十分に楽しんでるつもりなんだけどな、なんて変かな?(相手と接点を持ったのはつい先日のこと、いきなり楽しく仲良くというのは相手の性格を見れば難しいのはわかっていて、それを個性として尊重したうえで、不思議とこんなやりとりをしている今この瞬間も楽しいと感じてしまっている自分は変なのだろうかと緩やかに首を傾げ)
あこ『りんりんってば大袈裟だよー、でもあこがいれば百人力だからね……勉強以外のことなら…そ、そんなことよりもりんりん、ここ二日ぐらい上位のクエスト全然受注してないよね?NFO(ゲーム名)にログインはしてるみたいなのにどこで何をしてるの?』(自分がそばにいればなんて大袈裟だと口にしながらもどこか嬉しげに胸を張るが、最後に付け加えられた言葉にこのメンバーですることを思い出せばすぐに勢いが失速して、それよりもと無理矢理一緒にプレイしているゲームについて話題を切り替えて)
翔太『ん?りんりんにNFO…?いや、まさか…』(あまりにも耳慣れた響きに思わず目の前の相手をじいっと見つめてしまい、言われてみればゲーム中の彼女と目の前の相手、言動など面影が重なるような気がしたが、流石にそんなはずないと頭を横に振って)
あこ『もしかしてNFOプレイしてるんですか!?』(何気ない呟きに目を輝かせて食いついて)
翔太『あ、ああ、うん、まあまだ始めたての初心者だけどね』(あこの勢いに軽く押されつつ、浮上したRinRinと相手の同一人物説に相手のことがとにかく気になって仕方なくチラッと見ながら素直にそう頷いて)
そう……なんですか?…ありがとう、ございます…そう言っていただけると…助かります…わ、私…音楽で人前に出ることもあるから……こういう性格……よくないって思ってはいるんです。けど、そんな私でも楽しい……というのは…やっぱり塩崎くんは懐も深いんですね…(下向きだった視線をやや上に戻しつつ小さく微笑み、少しだけ気を抜くと相手の言葉の意味を考え、たぶん気を使って楽しいとか言ってくれているのだろうと結論づければ、やっぱり優しい人なんですねと少し眩しそうに相手の顔を眺めて)
ふふ、あこちゃんってば……私もしてるから別に息抜きでゲームしたって怒らないけども、勉強もちゃんとしようね?……うん、一昨日に昨日はね…有能な初心者さんを見かけたからお手伝いしてたんだ。えへへ…新しい友達もできたし私もたまには上級者らしいことしなくちゃねって……(無理やりにでも話題を変えるあこにくすくす笑いながら話に乗って、ほんの少し得意げに金銭や物資支援でなく楽しめるようにお手伝いだよと自分も楽しそうに語って)
……え?…わぁ、そんな偶然もあるんですね?まさか塩崎くんもNFOやっているとは…思いませんでした。(チラチラと顔を見てくる相手に不思議に思い小首を傾げたが、同じゲームをしていると聞くと距離感が縮まった気がして楽しそうに気分が上昇し)……なんて、この時期にゲームなんかしてちゃダメですよね……(ゲーム仲間は嬉しいが名前が似てるとはいえ相手がゲーム上の初心者とはまだ結びつかず、何やら考え込んでる様子に不真面目だと怒られるのかなとやや声のトーンを落として)
確かにライブなんかではステージとかに上がって沢山の人と向き合うことも多そうだしそっちの方がよっぽど緊張しそうだけど、個人と向き合う方が緊張するっていうのも不思議な感じだよね。それもギャップといえばそうなのかな…とにかく俺は白金さんに気を遣って話したりしてる訳じゃないからそこは安心してくれていいよ(自分自身の性格を良くないものとして語る相手だが相手の所属するRoseliaといえばガールズバンド事情に疎い自分でも評判や名前ぐらいは聞いたことのあるかなりの実力派として有名なバンドであり、そのメンバーとして受け入れられている以上はステージ上のパフォーマンスはそつなくこなしていることは間違いなく。大勢に観られながらのステージはうまくこなす彼女でも普段の人付き合いは不得手なのだと思うと、そこのギャップが面白いななんて考えに没頭してしまいそうになるが、こちらを瞳細め見遣るその視線に一旦そんな考えを振り払い、特別気を遣ってるつもりはないと相手の言葉を一部否定して)
あこ『えっ、りんりん新しいお友達できたの!?いいなー、初心者さんなんだ。あこも今度誘ってよ、そしてその素質を我が目を持って見極め、力ある者ならばかの者を我が…配下にじゃなくて…えっと……』(どこか嬉しげに語る相手に羨ましそうに身を乗り出し、自分も相手が仲良くなったという初心者に会いたいと早速申し出てはまたも厨二テンションで、配下よりももっとカッコいい言い回し(つまりは眷属←)はないものかと頭を悩ませ)
翔太『…!あ、あのさ、白金さん、急に変なことを聞くんだけど…もしかして、その初心者の名前ってナトリだったりしないかな?いや、違うんならそれでいいんだけど』(あこと相手のやり取りを聞けば尚更自分の中の疑惑が確信に近づき、テスト期間にゲームがどうとかよりも何より一番に聞きたい事を率直に尋ねて)
い、いえ……ライブ中は観客よりアピールや演奏の内容に集中していますし、みなさんが……いますし、何より…きっと皆さんは歌を聴きに来ているはずですから……わ、私に注目は……す、少ない、と思いたいんですが……と、とにかくです……気をつかわせていないのなら……よかった、です……(観客に目を向けて怯えていたらみんなに置いていかれてしまう…そうな風に思いとにかく集中し完遂することだけを考え必死に演奏しているライブと、演奏ではなく相手に集中しなければならない対面では少し違う……そんな事をなんとか頑張って説明しつつ、気をつかってるわけではないと言われてほっとして)
うん、もちろんだよ。あこちゃんの話もちょっとしたし、ゲームをちゃんと楽しんでくれる人みたいだったし、きっとあこちゃんとも仲良くなってくれると思う……ふふ、もう、あこちゃんってばなんでも配下…眷属かな?…にしたがるんだから……でもこうして人が増えてったらトライアングルとか四天王とかクインテットとか言うのかなぁ(みんなで仲良くなろうねとニコニコしながらそのうちパーティ組んだりギルドを起こしたりするのかなと少し考え)
ふぇっ…!?……え?うん、確かにゲームで会った初心者さんはナトリさんて名前だった……ですけど、もしかしてもしかすると……塩崎くん、なんですか?塩とナトリウムだけに……(急に勢いよく尋ねてくる相手に目を白黒させながらも、たしかにその通りだと頷き……ということは余りにもギャップの酷いネット上の自分を知られたのかと考えればものすごく恥ずかしくなって固まり)
まあ、観客一人一人と直接会って回る訳でもないし、そこはやっぱり少し違うのかな。それでもやっぱり白金さんは凄いと思うよ、白金さんでなくてもやっぱり沢山のお客さんの前で演奏したりするなんて緊張するし怖いだろうなって思うし…でもそんなプレッシャーに負けずに一生懸命頑張る姿って応援したいなって気持ちになる。緊張しながらでも声をかけてもらったら無視したくないし、出来る限り応えたい、そんな気持ちが白金さんからは伝わってくる気がして…っていうのは俺の勝手な解釈なんだけど…とにかくそんな白金さんと真っ直ぐ向き合いたいなっていうのが俺の本音(ステージでもステージの外でも、相手は相手なりに引っ込み思案な自分の苦手に向き合おうとしているというのがこれまでの短い付き合いで話したりして思ったことで、純粋にそんな頑張りを応援したいと思う自分がいて、欲を言うならそんな彼女と真っ直ぐ向き合って話せるような関係になりたいのだと自分の想いを素直に告げて)
あこ『そうそう眷属!それだ!さっすがりんりんだね、仲間を増やしてゆくゆくは一大ギルドを…くっくっく。それで、ええと、もしかしてりんりんの言ってる人ってこの塩崎さん?』(自身の足りない語彙力を補ってくれた相手のフォローにはしゃいだような声を発し、将来的な野望を口にして含み笑いを浮かべ。それから二人のやりとりを見て察したように問いかけ)
翔太『どうも話の流れ的にそういうことになりそうだね、呼び名を聞いてゲームの名前まで出た瞬間にまさかとは思ったけど…白金さんの考えで合ってるよ、本人を目の前にしてプレイヤーネームの由来を察せられるってちょっと照れ臭いけど…世間って意外に広いようで狭いものだよね』(あこの問いかけに対してこの流れで今更別人ということはないだろうと頷き、こちらの問いかけに頷いた相手によって名前の由来までもしっかり言い当てられてしまうと、嬉しいやら恥ずかしいやらで苦笑を浮かべながらまさか一緒にゲームをプレイしていた相手がこんな身近に居るとは、と驚いていて)
あこ『なんだか、そんな話しを聞いたら早く一緒にゲームをしたくなってきちゃったよ。ねえりんりん、お勉強はまた今度にして今日はこれからネカフェに行って3人で一緒にゲームしようよ!塩崎さんもしたいですよね!?』(予想もしなかったまさかの展開に、元より勉強にはそこまで乗り気じゃなかったあこがここぞとばかりにこの面子でゲームをやりに行こうと言い出して)
翔太『いや、でも…うーん、だけど確かに魅力的な提案ではある…』(テストが近いことを考えればここはハッキリ断るべきなのだが、正直あこの提案には心惹かれるものがあるのも事実で、悩むようなそぶりを見せながら相手の反応を窺うようにチラリと見やって)
(/連絡してくれてありがとう。もしも返事がしにくいとか今の設定が難しいとかそういうことがあればその時は遠慮なく言ってくれて構わないからね?)
凄い……ですか……えへ、私なんてって思っていましたけれど…少し、認められた気がして嬉しい…です。確かに、私に向けられた意識や声援は…無視できませんし、少し無理してでも応えたい、…そう思ってしまいます。………と、いいますか…これだけの短期間で凄く私のこと…わかっちゃってます、ね(くす)……ありがとうございます。まっすぐ向き合って下さるなら、私も真摯にまっすぐ受け止めて答えますから(引っ込み思案だけど自分に出来ることは何でも応えていきたい、という一見矛盾しているある意味ワガママとも言えなくもない気持ちを素直に応援されると、くすぐったい気持ちで嬉しくなり、笑顔で頷いて)
うん。あこちゃんにはいっぱい付き合っているから大体言いたいことはわかるよ。少しカッコいいとも思うし…(と、厨二発言に理解を示し微笑みつつ、ネット上の人物がここに皆勢揃いした事実になんだか楽しくなって)…ほんとだね、世界ってこんなに狭かったのかっていうか、凄い偶然もあったんだねって関心するというか……今までのネット上の自分の発言を思い出すと……ちょっとだけ、恥ずかしい…です。……て、ダメだよあこちゃん?一応テスト近いんだから勉強はしておかないと……終わったら好きなだけ付き合ってあげるから…………なんてカッコいいこと言おうとしたけれど、一昨日、昨日と立て続けに遊んでた私のセリフじゃないよね…(テストだから断る。と言い切ればいいのだろうが、あこを除いて二日連続でテスト中遊んでしまっていた自分が言える立場でもなく)
……ちょっとだけなら、かなぁ……
(/返事が難しいとか設定が難しいんじゃなくて、私が遅れる一番の理由っていつも一緒で、長いから、なんだよね…(これは自業自得)あとお仕事が深夜まで続く毎日だからとかなんだけど……うーん、ロルを削ったり向こうとこっち両方じゃなくて片方だけにするべきなのかなぁ。二兎的な意味で……でもどっちも面白いしなぁ……
……塩崎くんはたぶんもっといっぱいなりきりしたいんだっていうのは凄い良くわかるんだけど。…これは前に言ったけど、もしなりきり足りなかったりしたら掛け持ちとかしててもいいからね?
あるいは一対一じゃなくてもう一人だれか入れるとか………楽しみたいだろうに私のせいで縛ってちゃいけないかな…なんて思ったんだけど、塩崎くん的にはどう?満足………はさせてあげられてない気はするんだけど、このままでも大丈夫、なのかな…?)
ははは…なんかそんな風に言われると照れるな、知った風な口きいてもし気を悪くしたならごめん。でも、なんだか実際の付き合いの長さよりも濃密な付き合いをしているような気がするんだ…なんて、まさかその理由がゲーム世界でも関わっていたからだったというのは流石に驚きだけど(本人の目の前でこれだけ熱く相手のイメージについて長々と語ってしまったことが今更になって照れ臭く感じて。しかし、実際の付き合いの長さ以上になんとなく相手のことがわかるような気がした理由がリアルよりも少しだけ積極的なゲームの中での相手との付き合いがあったからなのだとわかると合点のいく部分でもあって)
あこ『あこかっこいい?やったー!それにしても、りんりんと塩崎さんってやっぱり何か運命的な何かで引かれ合ってるような気がするよ』(かっこいいという発言に人一倍嬉しそうなリアクションを見せて、二人を交互に見やるとなんの気無しにそう口にして)
翔太『運命って、それは少し大袈裟なような…いや、でもゲームで出会ってしかもリアルでもこうして繋がりがあったっていうのは…って、勝手にこんな風に思われても白金さんはちょっと迷惑かもしれないけど。でも、俺はゲーム内の普段より口数も多くて自信に溢れた姿もいいなって思うよ』(あこの言葉に、少し運命というものについて考えてしまうが相手としては勝手にそんな風に思われても迷惑かもしれないと思い、ゲーム内での相手の姿について話題を切り替えて)
あこ『わーい!ありがとうりんりん!勉強は明日から頑張るね、じゃあ早く行こ!』(勉強をしないといけないと言いながら最終的には折れてこちらのお願いに頷いてくれた相手に嬉しそうにしながら早速ネカフェのある方へ歩き出そうとして)
翔太『こうなったら仕方ないよね…なんて本音を言うと俺も今のこの流れで勉強なんて手につかないだろうし白金さんが頷いてくれて良かったけど』(仕方がないと口にしながらも本音では今日はもうゲームをしたいような気分になっていたと苦笑いを浮かべ)
(/いや、別に削ったりする必要はないよ。向こうでのやりとりもあるから今のペースで俺は不満はないし、物語の内容絡みで返事に詰まってるとかでないならそれでいいんだ。ただ向こうは向こうで俺の好きな設定に付き合って貰ってて、こっちもそうだから俺の個人的な趣味丸出しって感じですっかりバンドリ一色だしでそこに不満を感じてたりしないかとか、もしも白金さんのやりたいなりきりとズレていたら申し訳ないなって心配だったから聞いてみただけだから
とにかく俺は現状で十分満足させてもらっているよ、それに他の誰かを仮に入れたとしてもやっぱり俺の一番やりたいなりきりが出来るのは白金さんだけだからそれは何の解決にもならないかなって、こんな好き勝手にやってもそれでもついてきてくれる人なんて他に居ないだろうし…って、振り回してる自覚があるんなら自重しろって話しだけどね
長々色々言ったけどつまるところ、俺も沢山わがまま言ってるし、何か思うことがあったときは抱え込まずにいつでもどんなことでも言って欲しいってことと、今のペースに不満を感じてるからこんな話をしたんじゃなくて単純にこっちに心配事があったから確認しておきたかったっていうただそれだけだよ)
(/今宵も時間がないので一言だけ…です。
……私のやりたいこと……は無きにしも非ずですけど、今は余裕がないので現状維持…ですね。これは特に問題ないのでとやかく言うことはないですが……
ですが、塩崎くんが現状満足であることが確認できただけ良かったです。また怒られたり叱られたり苦言を言われたらどうしようどうしよう、と不安を抱えていたりもしましたから、一度確認したかったんよね。…私、そういうのにとても弱いので……だから安心しました。
返事はまた数日のうちに…先にあちらから出しますのでのんびり待っていて下さいね…(にこ))
い、いえ……別にそのくらいで気を悪くしたりはしません………が、とっさにそんな言葉が出てくる塩崎くんは……やはり優しい方なのだとさらに思います………ええ、本当に。まさかゲームで会ってたなんて……うぅ、普段こんな私なのに…ゲーム上ではあんなに…嬉々として…はしゃいでる私を見られた……か、かなり、結構…恥ずかしい……です…(気にかける言葉をかけられてこくりと頷くが、実際とゲームとではかなり性格が違うであろう自分を見られたことについて恥ずかしくなり、照れながら小さくなって)…でも、確かに初対面なはずなのに…少しだけ積極的になれたのは……ゲームがあったから…なんでしょうね…
……う、運命的な何かって…!そ、そんな事言ったら塩崎くんに変な誤解与えちゃうから!…えっと、変な意味じゃなくてお友達として私とあこちゃんみたくとっても仲良しになれるかもってことだよねっ!?……て、塩崎くんまで何を……め、迷惑なんてとんでもない…です!…あ、ああ姿……で、ですよね!あんなカッコいい装備で頼れる自信家な方がいいですよねっ!(あこの言葉に真っ赤になってあわあわと弁解を始め、ゲーム上での姿を褒められるとホッとして話に乗りこくこく頷いて)
明日からって……もう、あこちゃんってば…練習もあるし、明日も同じセリフ言っちゃダメなんだからね?……は、はい、すみません塩崎くん……こんな流れになってしまって。……ゲームはしてもちゃんと勉強はやりたい…と思いますが、多分この流れだとゲームだけで終わりそうな………え?塩崎くんも…ですか?もう、ゲームだけでもいいかみたいな……二人してしょうがない、ですね……ふふ(勢いでゲームする流れになってしまって申し訳ない、と謝ってはみたが相手の顔をみると本当に満更でもなさそうなのが見て取れ、あこと似てるところもあるのかなと思えば、くすっと自然な笑顔で楽しそうに微笑み)
確かに普段と違う自分を見られるって照れるよね、でも俺はゲームでの性格を通して白金さんが人付き合いも本当はもっと積極的にしたいんだってことを知れて嬉しかったかな、中には本当に一人が好きな人とかあまり他人に声をかけて欲しくないって人もいるからさ(声をかけたのはたまたまだったが、そうやって声をかけられることを迷惑に思う人も中にはいて、しかし相手は決して人付き合いが嫌いな訳ではなく本当はもっと積極的に話したりしたいのだろうなとゲーム上での相手の姿を思い出しながら考えて、それを知れて良かったと微笑み)
あこ『えー、誤解って何のことかあこわからないよー?ね、塩崎さん、ちゃんと私たちにもわかるように言ってもらわないと困りますよね?』(当然相手の言う誤解というのが何を指しているのかは明白なのだが、ここぞとばかりに確信犯でしらばっくれると意地悪な笑みを浮かべながら翔太へと同意を求めて)
翔太『え、いや、それは…って、白金さんが困ってるからその話しはそこまで、友達なんだからあまり意地悪をしてはいけないよ』(話しを振られると先程の相手の反応のせいでドキッと胸が高鳴って、しかしここであこに乗せられて相手を追い詰めてはいけないと考えては相手へと味方をして)
あこ『はーい!えへへ、りんりんお母さんみたいだね』(元気よく返事をすれば、相手の物言いがなんだか母親が子供に言い聞かせるようなそれで楽しげに笑って)
翔太『ははは…面目ない、だけどほら白金さんもいつか三人でやりたいって言ってたし、こうして顔を合わせてしまった以上はね』(自分までゲームに心奪われたことには反省の弁を述べつつ、ちょっと前に言っていた相手のささやかな願いが早くも実現するとなればそちらを優先したくなるというものだと軽く言い訳がましく述べて)
…そ……れは……は、はい……仲良くできたらいいなって…思っています。ネ、ネットでは自分じゃない誰かになれるから、好きに話すことが…できますが……現実だと、どうしても…尻込みしてしまって……(相手の話を聞くとギャップによる悪感情は持たれてないことがわかり、ホッとしつつ、確かにいつでも好きに話ができたらとは願っていることは口にし、同時に現実では自信が持てずにどうしても難しいのだと眉を下げながら苦笑して)
あこちゃん?ねぇそれわざと言ってるよね!?…ほら、塩崎くんもこう言ってるし、その話はなーし!…ね!?クエスト手伝ってあげないよ?(困ったような怒ったような照れ顔で、強く出つつも強硬手段には出られず、ほんの少し頬を膨らませて)
私まだお母さんて歳じゃないんだけど……もう、塩崎くんまでそんな申し訳なさそうな顔しないでください。わかりました。私だってほんとはたくさん遊びたいですから。遊ぶ時は遊んで、勉強するときは勉強ってきっちり区切りつけて気持ちを切り替えてやらないとどっちも中途半端になっちゃうし…今日は遊びましょう…明日はちゃんと、勉強…しましょう?(と、未練がましく勉強のことを口にするも、内心もう自分もみんなでゲームすることに完全に傾いて、三人で遊ぶとなるとクエストなにかあるかなぁなどと早くも考え始め)
そればかりは性格だしね、でもつい最近まで接点のなかった俺と今はこうしてそんなに無理のない感じで話すことも出来てる、すぐに完璧になんてことは無理でも少しずつ白金さんの世界は広がっていってるんじゃないかなってそう思うんだ、なんていうのは気休めにしかならないかもしれないけど(相手の悩みを聞けば、明確な解決策を見出すことは難しいが自分なりに思うことを口にして元気づけようとしつつも、やはり根本的な解決にはなっていないため力不足を感じながら肩を小さく竦めて)
あこ『わー!待ってりんりん、冗談、冗談だってばー、もうしないから許してー』(クエストを手伝ってもらえないこと以上に一緒にゲームをすることが出来なくなっては困ると慌てて謝罪をして)
翔太『はは、本当に二人は仲がいいんだな』(これ以上言及されることが無くなったとわかって安心したようなちょっと残念なような複雑な心境になりながらも、余計なことは考えないことにしようと二人のやりとりにそう合いの手を入れて)
翔太『ああ、やっぱり楽しむべき時は楽しまないとね。白金さんさえ良ければ明日もちゃんと予定空けておくから、今度こそはしっかりとテスト勉強を出来るようにね』(中途半端では身にならないという相手の言葉に同意を示しては、自分でも良ければ明日は今日の分の埋め合わせをすると言い)
あこ『あこは明日は学校の友達と勉強するから、あこのことは気にせずお二人仲良く…』(恐らくこの流れは相手に誘われる流れだと察知して先回りしてそう口にするが、その口調からは妙な気回しが感じ取れて)
無理なく……お話、できていますか…?ちゃんと…できて……?…そうであれば嬉しい、です。…私の世界が少しずつでも、広げることができているのは……皆さんのお陰ですから……だから、ありがとうございます…気休めなんてそんな、本当はこんなことは自分だけで…解決すべき問題…ですから…(こんな自分の為に考えてくれていると思うと申し訳なく、更に元気づけてくれる姿に頭を下げそうになるが…それがかえって迷惑になったりするのではと首を振って苦笑するに留め)
………ふふ、私も冗談だよ。あこちゃんのこと私は大好きだし、一番のお友達だし、私だって一緒にゲームしないと楽しくないから(謝られるとすぐに表情は笑顔に戻り、軽くぎ 抱きしめて)……は、はい。こんな私でも仲良くしてくれる…大切なお友達ですから。……お、お友達同士ならこんな冗談も言ったりするのは…普通、ですよね?(きゅっとあこを抱えたまま顔を向けて、ちょっと照れながら普通のことだから気を悪くしたり変に思ったりしないでくれたらいいなと内心思いつつ首を傾げて)
はい、明日もそうしていただけるなら…嬉しいです。明日も……スケジュール的に問題はありませんから………い、いえ埋め合わせなんてそんな。私もこうして乗ってしまったんですから……あまりきにしないで………て、あこちゃん?そう言ってちゃんと勉強するの?…その、あとは若い二人で仲良く…みたいな近所のおばちゃんの様な言い方して……意図的に避けるみたいなのはちょっと悲しいよ?せっかくの機会なんだからみんな仲良く……なんて、思ったんだけど、本当にお友達と勉強するならあまり強引に誘っちゃ悪いかな……(気を回してくれているのはわかったが、あこが一緒に居てくれないかもしれない、というのもなんだか寂しい気がしてそんなことを口にしつつも、勉強に集中するならそれも仕方ないかと考えて)
……じゃあ、勉強の時は別々でもゲームで遊ぶときは一緒とか………ぁっ、もしかしてあこちゃんと明日勉強する友達も男の子…(と、考えが途中で変な方向に向き出し)
自分だけで、か…確かにそうかもしれないけど、こんな時助けになったり一緒に壁を乗り越えていけるように考えることが出来るのが嬉しいって思う自分がいるんだ、白金さんは俺の中ではもう仲間だからさ(相変わらず遠慮がちな相手のセリフ、もちろん最終的にどう変わるかは相手の言う通り自分次第なところもあるのだが、それでも当事者として少しでも相談に乗ったり関われるのは単なるクラスの知り合いよりも一歩踏み込んだ関係になれた気がして嬉しくもあって)
あこ『あー…良かったー。あこだってりんりんのことだーい好きだし自慢の友達なんだからね!』(抱きしめられるとこちらもすぐさま負けじと抱きしめ返し、はしゃいだ様子で)
翔太『二人の仲の良さは充分に伝わったよ、白金さんがこんな風に色々な感情とか露わにするのって珍しいし、なんだか貴重なものを見せてもらったかも』(既にさっきまでのやりとりのことなど気にならなくなっていて、純粋にあこが居ることで相手の普段のイメージとは違った一面が見られているということに嬉しそうにしていて)
翔太『良かった、本当は埋め合わせなんていうのはただの口実で白金さんとまた勉強したり出来たらいいなっていうのが本音だったりするんだけど…って、別に変な意味じゃなくて、だからあこさんも変に気を使わないでくれ』(明日の約束をとりつけると安堵し、思わず内心の本音が口を突いて出てしまえば自分は一体何を言っているのだと、これではまるで下心が少なからずあると思われかねないと頭を抱え、どうにかそんな考えを払拭するべくあこを巻き込むことで健全な方向に持っていこうとして)
あこ『今の発言聞き捨てなりませんなぁ…くっくっくっ…なんてごめんね二人とも、あこは本当に明日は約束あるんだ…夜とかゲームやるならin出来るけど…って、ち、違うよりんりん!同じ羽丘の子だからね!?』(翔太の失言に怪しく笑いつつ、確かに焚き付けようとしたのは事実だが約束があって同行できないというのは本当のことで、そのことを二人へと謝罪をし、もしも夜にまたゲームをプレイすることがあれば誘って欲しいと告げて。何故か妙な方向に転がりそうな相手の発言には予想外の流れに少し慌てながらも相手は女子校である羽丘の友人だとハッキリ答えて)
仲間………そこまで言ってくださっているのに、尻込みする訳には…いきません、ね……確かに、誰かの助けになれたり一緒になって壁を乗り越えるのは…自分にも相手にもとても嬉しい事……ですけど、その壁が私の性格、だなんて恥ずかしい限りですが…(相手がそこまで自分を思っていてくれているのだから、是非ともそれには応えたいと思うが、共に挑む壁にしてはゲームの難関クエストならともかく自分の性格などとは人から見たらとても小さい壁なんじゃないかと思い苦笑して)
うん!ありがとうあこちゃん…!………ぁっ、えっと……そんな貴重だとか大したものではないんですけども………うぅ、別に隠している訳でもないのですが、ギャップ酷いですよね……(つい、あこといつものようにはしゃいでしまったが、普段とどう考えても違うであろう姿に客観的に見て恥ずかしくなり、あこに抱きついたままその背に隠れるように小さくなって…もちろん体格差故に隠れることは出来ないのだが)…どうしようあこちゃん、なんか恥ずかしいよぅ……
は、はい…勉強する目標が達成できてないですから、一度した約束ですし、こなすのは当然だと思いますし……変な意味も何もないのは、塩崎くんの今までの言動でわかってますから……あ、本当に予定があったんだね、うん。なら夜にでもゲーム……って流石にこれからゲームするのに更に夜にもゲームするのは…ちょっとどうかなって思うんだけど、もしそうなったら連絡するね。…それに大丈夫、男の子だとしても女の子だとしても変に思わないから(訝しがるというか、からかうあこにそんなことはないよとなだめつつ、あこの友達であるならば性差は些細かと思い直し大丈夫だと頷いて)
敵は最後には己自身とも言うし自分の性格が乗り越えるべき壁っていうのも恥ずかしいことじゃないと思うけどな、まあ俺ももしかしたら白金さんに何か相談したり頼ることもあるかもしれないからその時は力を貸してくれる?(決して相手の悩みはちっぽけなんかじゃなく、恥ずかしがる必要なんてないと断言し、今後自分も私的なことで悩んだらすることもあるかもしれず、その時は彼女が力を貸してくれたら嬉しいと口にして)
あこ『恥ずかしくなんて思う必要ないよ、ありのままのりんりんが一番素敵だもん、ね?塩崎さん』(隠れきれてない相手の方をチラリと見やり、それから翔太の方へ向き直れば満面の笑顔でそう問いかけて)
翔太『えっ、あ、ああ、そうだな…なんか素敵だとかそんな風に言い切ってしまうのは少し照れくさいけど』(唐突に話を振られ、しかも内容が内容だけに照れ臭さが増して相手のことが直視出来なくなって目線逸らしながらあこの言葉に頷き)
あこ『も、もう!りんりん!』(完全に上手な相手に少しだけ悔しそうにぷんすか怒って)
翔太『はは、ならいいんだけど……と、そんなことを話してるうちに着いたみたいだ』(とりあえず自分が思っているよりは失言として捉えられていないようで一安心し、二人のやりとり眺めながら、なんだかんだで奔放なあこを御するのが相手なのだという二人のパワーバランスを理解して、相手にはこんな一面もあるんだなと感心していると目的地であるネカフェが見えて)
恥ずかしくないこと…なんですね。それは…少し安心しました……ええ、はい、私が出来ることであれば、何でも相談して下さい………といっても、ゲームくらいしかお役に立てないと思い、ますけど…(はっきりとした言葉で恥ずかしい事ではないと言われると、信用しているのかこくりと小さくうなずいて素直に受け止めて、代わりに自分の力になれるのであればなんでも…とは言いつつ、正直自分なんかが役に立つのだろうかと苦笑気味で)
うぅ、あこちゃん、それは追い討ちって言うんだよ…恥ずかしいから同意を求めないで……素敵って言うのはもっと堂々としてるみんなみたいな人を………ほ、ほら塩崎くんだって困ってるよ?(とは言いつつせっかくフォローしてくれたので、のろのろと顔を上げて隠れずに出てきて)
ふふふっ、ごめんねあこちゃん、怒らないで?ね?…ほら、もう着いたって。……流石に私たちしかいない、なんてことはないかと思ったんだけど、結構人いるね……えっと、先導してもらっていい?ですか…?(テスト時期とはいえやはりそれなりの人数が出入りしているのを見ると少し尻込みして、おずおずと二人に先導をお願いし)
はは、そんなことないと思うけどな。白金さんって優しくて真面目だし、きっと頼られたらどんなことにも一生懸命親身になって考えてくれるんだろうなって思うし(ゲーム以外では役に立てないと謙遜する彼女にそんなことはないだろうと首を横に振り、親身になって一緒に悩んでくれることが何よりも力になるものだと断言して)
翔太『あ、いや、でも白金さんは白金さんだし他の人と比べる必要はないと思うな。どういう人を素敵だと感じるかは個人の感性に過ぎないし、こうあるのが正解ってのはないんじゃないかとも思う。…って、何を言いたいか自分でもよくわかんなくなりそうだけど…とにかく俺が白金さんを素敵だと思う気持ちは別に答えに窮してとかその場の勢いとかじゃなくて俺の本音だってこと』(困っているからという言葉が聞こえると、その点に関してはしっかりと否定をし、その場凌ぎのフォローなどではないということだけは言い切って)
あこ『だって、良かったねりんりん』(相手は恥ずかしがっているようだが、結果的にはこれで良かったとうんうんと頷き)
あこ『良かろう…我が闇の力で道を切り拓いて見せよう…』(すぐに厨二モードへと切り替えて早速慣れた様子で先頭に立って歩き出して)
翔太『はは、頼もしいな。さあ、俺たちも行こうか?』(率先して歩き出したあこの後ろ姿を見やり、小さく笑みをこぼせば相手を振り返ってそう促し)
そっ、そんなに褒めないで下さい……も、もちろん相談事も何も私に出来る事であれば全力で取り組みます。…それは普通……のことですし、特別なことではないですから…(優しいやら真面目だなど言われ、嬉しさ半分恥ずかし半分で手を胸の前でひらひら振って別に何でもないことだからと慌てて)
…そ、そう…なんですか………本音って…それだと余計に恥ずかしいのですけども…あ、ありがとうございます…(素直な気持ちで素敵だと本音で言われた…などと恥ずかし過ぎてダッシュで逃げ隠れたい気持ちになったが、そうにもいかないので消え入りそうな声で、ありがとう…嬉しい、です……と困った様に照れ笑いして)
…う、うん……良かったと思う……あこちゃんもありがと………
あこちゃん急に元気になったね……でも頼もしいしありがたいよ。……わ、私もゲーム中なら頑張りますから…!(声をかけられ頷くと、遅れないように足を早めて。ゲームが近づくにつれ気分も向上したのか張り切り始めて)
白金さんっていくら褒めても全然気取った感じがないし調子にも乗らずに謙虚だから際限なくついつい褒めたくなるんだよな。こんな短期間の付き合いでもこれだけいいところが見つかるんだから、もう少し積極的になってみたらもっと沢山の人が白金さんのこと好きになるんじゃないかな(どこまでいっても謙虚な姿勢は変わらない相手だからこそ褒めてやりたくなるというもので。相手のそんな良さが引っ込み思案な性格によってあまり知られていないというのは少しもったいないような気もして)
翔太『い、いや、別にそんなお礼を言われるほどのことじゃないけど…ただ本当のことを言っただけだし。…と、そういえばさ今思い出したんだけど、あこさんも白金さんの所属してるバンドに居なかった?』(照れくさそうにしながらも逃げずにこちらを見やりお礼を言うその笑顔にドギマギして、そんな気持ちをどうにか誤魔化そうと話題を変えて、バンドについては詳しくないが街中で見かけたRoseliaのイベントのポスターに相手とそういえばあこも写っていたような…と思い出すように問いかけ)
あこ『あこで大丈夫だよ。…それよりRoseliaのこと知っててくれてるんだね。…そう、我こそがRoseliaの漆黒のドラム担当宇田川あこ。Roseliaの音楽はダークで…とにかくドーン!バーン!ってカッコいいから塩崎さんにも是非ライブに来て欲しいよね、りんりん?』(相手との共通の繋がりであるRoseliaのことに話が及ぶと、足りない語彙力を相変わらずの擬音で補いつつ相手へと同意を求めて)
翔太『白金さんのことも勿論頼りにしてるよ。今日もよろしく』(ゲームにおいての相手の実力の高さはよく知っており、今の自分はその助けがなければとてもじゃないがついていくことは出来ないとわかっているためよろしく、と小さく頭を下げて)
あこ『おーい、二人ともお部屋とれたよー』(そんな風に会話を交わす自分たちへと手続きを済ませたあこが手招きして)
ど……努力はしていますけども、褒められる方ではありませんし、調子に乗る以前に皆さん私よりずっと凄い人達ですし……うぅ、ですから、そんなに褒めないで……ください……そ、そうやって褒めてくれるのはとても嬉しい…ですけど、積極性だなんて私には、とても………そ、それに!わ、わ、私を好きでいてくれる人が身近にいるだけで、それだけで…幸せですから……(あこも時々そうであるが際限なく誉め殺しで自分をからかっているのだろうか、と嬉しくも恥ずかしくて困った表情で小さくなりながら、手を前にしてふりふり振って遠慮し)…お、多くを望むのは…立派に成長してからで……
えへ……塩崎くんが本音で言ってくれてるのと同じように私も本音です、から……
あ、うん。…直接宣伝するのは恥ずかしいですけど、ライブに来てくれると…とても嬉しいです。あこちゃんの言った通りあこちゃんもRoseliaのメンバーで、凄く頑張ってドラムの技術を磨いてて……激しい曲でも叩けちゃうからとっても凄いんですよ!…Roseliaは文字通りバラ…中でも青薔薇……花言葉的に不可能を可能にするってイメージを選考した曲のラインナップですから、ポップな感じではなくて昏く荘厳華やか…そんな感じを持っていただければと。(Roseliaの話になれば、あこの技術は凄く格好が良いのだと目を輝かせつつ熱心に説明し、Roseliaのコンセプトも踏まえながら是非見に来て欲しい、と……自分のことはさておいて宣伝し)…個別サービスはできませんが、来てくれたら私も精一杯、みんなの足を引っ張らないよう頑張りますから…
……い、いえ!そんな頭を下げる程の事じゃないですし、塩崎くんなら…今までの対応力から見てすぐ私より凄いプレイヤーになれると思いますし…!も、もちろん全力でサポートしますから…!……あ、部屋が取れたみたいですね、行きましょう(改めて頭を下げられると、わたわたしながらもこちらこそよろしくお願いしますと慌てて同じく頭を下げて、あこに続いて部屋に入り)
そっか、白金さんは手の内に収まるだけの幸せさえあればそれで十分なんだな。でも確かに俺もなんとなく白金さんの言いたいことはわかる気がするよ、手広く多くを望むよりも自分の居場所を大切にしたい…そういうことだろう?(必要以上は求めない、しかしそれは手が届かないから諦めるだとかそういったネガティブな考えではなく素直に現状のままで幸せだという心からの相手の思いが見て取れれば、それもまた一つの正解かもしれないなと腑に落ちて)
あこ『りんりん褒めすぎだよー、それにりんりんのキーボードだってあこに負けないぐらいクールでカッコいいよ』(相手の言葉に照れ臭そうにすれば、同時に相手のことも逆に褒め返して)
翔太『へえ、白金さんがそこまで熱く語るってことはよっぽどRoseliaというのは凄いバンドなんだ。そこまで言うほどの二人の演奏にもすごく興味惹かれるな、早速次のライブに顔を出してみようかな』(普段はそれほど主張の強くない相手がこれだけ熱く語るのを聞けば、つまりRoseliaはそれほどのバンドということなのだと理解してライブにも行ってみたいという気持ちが強くなって)
あこ『それじゃあ二人とも、インしたら始まりの街に集合ね!』(パソコンが三台並んだネトゲ専用部屋、その一番奥の席を確保し、電源を入れつつ二人へとそう指定して)
翔太『了解。なんというか、こうして同じ部屋で一緒のゲームをするって新鮮な気持ちだな。白金さんたちは結構経験あるのかな?』(あこへと了承の言葉を返しパソコンの立ち上がりを待って、ネカフェのような場所で誰かと一緒にというのは自分にとっては新鮮で、相手はどうなのだろうと尋ねてみて)
は、はい…例えばたくさん幸せがあったとして……手のひらからこぼれるのであればその分は他のみんなが幸せになれば、と……砂糖菓子は独り占めよりみんなと一緒の方がきっと、楽しい…のような感じで………居場所だってみんながいてこそですから、幸せは今現在でいっぱいで十分です。えへへ……(多くの言葉を重ねずとも自分の事をわかってくれる相手に嬉しそうに微笑みつつ、でも謙遜し過ぎだとかもっと求めてみてはとはよく言われます、と他の意見も考慮するべきかもとは多少なりとも思ってはいるようで)
そ、そうかな……弾いてる自分の姿なんて恥ずかしくてわざわざ自分で確認したりはしないし、変じゃなければそれでいいんだけれど…………ありがとう、あこちゃん。ふふ(少しくすぐったいが他ならぬあこの話だからと素直に受け止めて照れ笑いし)……はい!他にもいくつかガールズバンドはありますけど、特に歌唱力で言えば群を抜いている……と言われています。だから、そんな歌声を支える為に、私もあこちゃんもどこにも負けない……負けていられないって気持ちで真剣に挑んで………興味を抱いてくれるならとても…嬉しいです。是非、来てくださいね。お待ちして…ます…………なんて、ポスターとかじゃなくて直接宣伝するのってやっぱり私にはちょっと、恥ずかしいですね…(勢いに任せて宣伝もしてみたが、やはりまだどこか恥ずかしさが残っており、最後には照れ笑いして眉尻を下げ)
うん、わかった。ログインしたらすぐ向かうね。……んと、そう、ですね……確かに一緒にゲームするのはよくあっても、こうして自分の家以外で、しかも3人で……となるとなかなか。全くないわけではないですが……ちょっと気持ちが昂ぶっちゃいますね(と、楽しげにゲームを立ち上げ、設定を自分好みに変更しながら弾んだ声で返事して)…リモートで会うのも、こうして側で一緒に遊ぶのも良いものですね…
そっか、ちなみにだけど白金さんの言うみんなに俺は入ってるのかな?(相手の想いを汲んで深く頷けば、自分も相手にとっての大切の一つになれるのだろうかと難しく考えなくてもいいようにと軽い口調で尋ねて)
あこ『りんりんってばなんだか今日はいつもと別人みたい。それだけライブに来て欲しいんだね!』(これほど一生懸命にRoseliaについてプレゼンする相手は見たことがないと驚きつつも、それだけ気合が入ってるんだねと楽しげに笑い)
翔太『えっ、そうなの?…はは、参ったな、まあどのみち既に行きたいって方向に傾いてた訳だけど…ちなみにライブのスケジュールはどこで確認出来るのかな?』(普段より積極的に見える相手の様子を見ているとあこのセリフも妙に真実味を帯びてくるようで、変に意識しそうになってドギマギしつつ、出来るだけそんな感情を表に出さないように無難な感じでそう問いかけて)
翔太『これまではずっとチャットだけだったしね、新しい遊びの幅が広がるってワクワクするよな。…とはいえ、毎回こうして顔を突き合わせて遊ぶっていうのは無理でもボイスチャットぐらいなら次からは解禁してもいいかなって思うんだけど、どうかな?』(気持ちが昂るという相手の言葉に賛同しては、プライバシーに関してはお互いもう気にする必要もないのだから自宅でプレイするにもボイスチャットを使うのはアリだろうと述べて)
あこ『それいいね!あことりんりんもよくボイチャしながらゲームするんだよ』(会話を聞いていたあこはさも名案だとばかりにノリノリで会話に入ってきて)
はい、もちろんです!こうして一緒に行動して、お話してくれて、私に良くしてくれますから、塩崎くんも大事なお友達で…す……(と、軽い問いかけにつられ、もちろん大事で大切な存在だと軽く答えてしまったものの、言い切った後でなんとなく大胆な事を言ってしまっているのではないかと恥ずかしそうに照れ笑いして)
うっ……そ、そう?かな……な、なんとなく…来て欲しいなって思って……で、でもでも変な意味じゃなくて、その、私もRoseliaの一員として頑張らないとって思って……(客観的に見てそんなに熱心だったのかとドキリとしつつ…誘う事に熱心なのか広報活動に熱心だったのかは考えてはいけない気がして、私もRoseliaだからと言葉を濁し)
…あ、えと、行きつけのスタジオでとか、ポスターだとか、配布するペーパーですとか、何でしたら期間が近づきましたら私からお伝えしてもいいです、はい(何やら顔がどんどん赤くなってくる気がして声が小さく早口になりつつあるが、スケジュールはたしかに大事だと、きちんと伝え)
そうですね、私もよくあこちゃんとお話しながらゲームするので……次からはボイチャも良い…と思います。……チャット入力より伝達も速いのはもちろん、声を聞くとなんだか側にいて、仲良しな気がして嬉しく……なります(…だいぶ慣れてきたとはいえ、妙に恥ずかしい気がして照れが出てしまうものの、ボイチャに賛成の意を示し)
なら良かった…ていうか、何気に困る質問だったよね今の、本人を前にそんなことないとは言いにくいだろうし…まあ、白金さんの今の反応見て本心から言ってくれてるなーって思えたから俺としては安心だけど(何気なく投げかけた問いかけだったが、内容は中々に意地悪な質問だったのではないかと今更ながらに思い申し訳なさそうにするが、当の相手はそんなことを考えたりする暇もなく一生懸命心から応えてくれたのがわかり、そこは良かったなと安堵して)
あこ『うんうん、大丈夫、わかってるからー』(本当にわかっているのかどうかなんとも怪しい軽い口調で返しつつ、にこにこ笑っていて)
翔太『はは、白金さんにそこまで手間をかけさせる訳にはいかないから俺の方でしっかりチェックしておくよ』(ライブが近づくたびに声をかけてくれるという申し出は正直ありがたかったが、自分でも調べればわかることに手を煩わせるのは悪いと考えて)
あこ『大丈夫!それぐらいりんりんも全然手間なんかじゃないよね!塩崎さんには絶対ライブ来て欲しいもんね』(相手が何かを答えるよりも先にほぼ断定的にそう言い切っては相手の方を見やりウインクをして)
翔太『よし、決まり。何より声で指示された方が立ち回りとかも分かりやすいし…さて、どの辺にいるかな』(ボイチャへの賛同を得られれば相手の思う照れなどは感じていない様子で、どちらかといえばゲームが上手くなるために声でも指示してもらえるようになることを有り難がっていて。そんな会話をしつつゲームへログインすれば指定された始まりの町へと向かい、先にインしていると思われるあこの姿を探して)
あこ『時計台のところだよー。ローマ字でAkoってネーム』(場所を具体的に伝えつつ、目印となるゲーム内の名前も伝えておき)
ぇ、ええと……最後に気がつきましたが、それでも…変な意味での質問ではない、と……思っていたので本心で普通に答えちゃいました。…なので、あまり深く考える前にその話題は流していただけたら、と………(一度気がついてしまうと考えれば考えるだけ恥ずかしくなってしまうような気がしてちょっとわたわたしつつ、その話は忘れていただけると…と、ごにょごにょ小さく呟きながらはにかんで)
も、もぉー…あこちゃんってばぁ……半分わかって面白がってるよね?……え?あ、はい。チェックしていただけるならそちらで…………ってあこちゃん!?な、何を言って…!手間はたしかに大したものじゃないけど、言い方!言い方が!!ぜ、絶対なんて塩崎くんも予定があるしそんなプレッシャーをかけるなんてことは…!(確かに絶対来ては欲しいけど、と言いそうになった言葉を飲み込んで、自分では気がつかないなにかを読み取ったのかそれともからかっているのか、やけに押しが強くなってるあこを真っ赤になりながら必死におとなしくさせようとわたわたして)
あっ、そうですね!指示、指示ですよね……ま、任せて下さい!(と、上ずった声で返事をしつつ、何故自分はゲームより日常会話で親密な話を前提に考えていたんだろう、と頭を抱えて)……と、とりあえずログインして時計塔…っと……よし、ついたよあこちゃん、塩崎くん(恥ずかしがって頭を抱えたのもつかの間、ゲームとなればすぐに切り替わり、やはり少しテンション高めで、飛ぶように駆けつけて)
どうするかなー、これで感触の悪い返事だったんならすぐにでも忘れたいんだけど…なんて(それは即ち考える余地もないぐらい自分に対して好意的に思ってくれているということであり、それが本人の口から改めて語られるとたまらなく愛おしい気持ちになって。同時になんだか意地悪したくなってしまえば忘れたくないぐらい嬉しかったと遠回しに告げつつニヤッと笑い)
あこ『りんりんのそういう人に気を遣えるところって良いとこだけど、たまにはもっと自分をドーンと表に出していいんじゃないかな?それに塩崎さんだってりんりんに直接誘ってもらった方がもっと行きたいなって気持ちになると思うし多少の予定ぐらいなら押しのけてでも来てくれるって』(相手の言い分に理解を示しつつも、たまには自分の気持ちを我慢せずハッキリ言ってみてもいいのではないかとアドバイスをして)
翔太『なんか、あまりにも的確すぎて俺まで照れ臭くなってきた…』(実際相手から直々のお誘いならば自分のなかで優先度はかなり高い要件となることには違いなく、それをまるで見透かされたかのように相手に伝えるあこの発言にこちらまで恥ずかしくなってしまって)
翔太『本当に白金さんがあのRinRinさんだったんだなあ…いや、まあ、既に知ってはいたけどこうして目にするとまた実感が伴うっていうか…。で、あこは魔法使いか…ていうかレベルの桁が違う…』(集合したところで改めて相手がこれまでゲーム内で交流のあった人物なんだなぁと改めて実感し、そしてあこの方を見れば相手が自分よりも強いというだけあってもう一段上のレベル表示をみれば軽く目眩がして)
あこ『ふっふっふっ…我が魔力に畏れ入ったようだな人間よ』(なんて、翔太のリアクションに対してノリノリで返して)
へ?…ぇ?!…それはその、…あのあの、えっと…!?…ぁぅぅ………し、塩崎くんが意地悪します…いやこれは意地悪なんでしょうかからかっているのか悪気はなさそうででもそれじゃあ私を…でもそんな…(相手の言葉に返答に困ってうろたえて、真っ赤な顔のままその真意を考えてはどうしても好意にしかならず混乱し)……こ、これはあこちゃんと同じ親愛からくるからかい、みたいなものですね、ええ、うん…(と、最後には自分に言い聞かせるように)
うっ……それは、わかって……いるんだけど…も……ほ、ほら塩崎くんも困って………あれ?なにか満更でもなさそうな……いやでも………あ、あこちゃん、わかった、わかったからその辺で!そのうちに!…げ、ゲームの話しよう!ね?ね!?(このままあこのペースにはまればこの場で恥ずかしい約束だか告白だかをしなければならないまでに流されそうな気がして、必死に話題を逸らそうと無理やりな方向転換を試み)
ふふ、こうしてゲームの中だと不思議な感じしますね。本当に塩崎くんなんだって私もちょっと顔がニヤけちゃいます。…そう、あこちゃんは魔法使い。今のところ敵なしな感じがしますけど、それでも大火力の敵の前では危ない所もあって、将来塩崎くんが守ってくれるならあこちゃんも安心して魔法使えるし、私も遊撃ができるし…今からでも夢が広がるね、あこちゃん。けど塩崎くんも初心者さんの割に動きが凄いし飲み込みも良いんだよ(やはり現実とは違ってゲーム中であれば言葉に詰まることもなく流れる様に答え、稀代の凄い新人さんだよと先日の訓練内容を軽く説明しながら熱心に褒めて)
はは、ごめんごめん、白金さんをちょっと困らせ過ぎてしまったかな?だけど白金さんの本心を知れて純粋に嬉しかったのは冗談やからかいなんかじゃなくて本当だよ…っと、この話題はこれぐらいにしておいて欲しいって話しだったね(困惑してわたわたしている相手の姿を見れば、これぐらいにしておこうとこれ以上の言及はせず)
あこ『えー…まあ、しょうがないかあ。残念だったね塩崎さん、じゃあ代わりにあこがライブの日程伝えてあげよっか?』(強引に話題の転換へ舵を切った相手に少しだけ不服そうにしたが、相手の性格を考えればそれも致し方なしかと引き下がったが、続けてそんなことを言い出して)
翔太『いや、それこそ悪いからいいよ。さっきも言ったけど調べればわかることだからね』(まさかあこにそんなことを言われるとは思いもしなかったがそれは流石に悪いからとキッパリと断って)
あこ『RinRinとはいつもタンク役がいたらってよく話してるんだよね?地味だからあんまり人気の職じゃないし、だけど仲間には欲しいから優秀なタンク役って取り合いになるし…でもRinRinがそこまで言うぐらいだから期待しちゃってもいいんだよね?』(相手の翔太に対する評価を聞けば日頃から自分達に足りないと感じていた防御面を補ってくれる貴重な戦力になってくれるかもしれないと期待を込めて口にして)
翔太『そうだなー…俺自身はまだ何とも言えないけど、白金さんたちの評価と期待を裏切らない活躍は出来る様に努力はさせてもらうよ』(なにぶん自分はまだまだ発展途上、自分にどれだけの伸び代があるのかは謎で、それでも相手が自分のことを買ってくれていることだけは確かであり、それに恥じない活躍だけはしなければという気持ちは強くあって)
そ、そうですよっ……そんな言葉言われた事なんてないんですから………塩崎くんだって私から同じ事言われたら絶対慌てちゃうに違いないんですから……っ……嬉しいなら不問にします、はい……(それまで恥ずかしそうにあたふたしていたが、冗談ではなく嬉しかったと聞いて何も言えなくなり、最後には不問にすると締めてひとまずドキドキした話題の収束にほっとし)
…えっ!?!?あこちゃん!?(…うやむやにできたと思った瞬間にあこから伝えるとの言葉を聞くと何故か酷く動揺し、あれだけまごついたのにそれなら私が…と言いかけた所で断りの言葉を聞き、言葉を飲み込んだのちにちょっとだけ安心して)……あ、えと…なんでもない……
うん、塩ざ……あ、ナトリさんは例の怒涛のスライム訓練でも弱音を上げなかったし、凄く前向きだし楽しんでもくれたし。……けど……確かにタンク役ってそういえば少し地味だし、派手な攻撃呪文とか使えないから成長途中で飽きてしまう人とかもいるかな……ナトリさんは見込みもあるし話してて楽しいし、意気込みもバッチリだけど、ゲームは楽しんでこそだからあんまり気合い入れすぎて効率第一とか性能優先とかになって欲しくはないかも……だからね、気合いも意気込みも努力も大事だけど、楽しむことだけは忘れないでねって…仮に他の職にも興味が出てきても全力で協力するから!………なんて、先輩みたいだね、私(てへへ、と普段とは違く軽く笑ってみせながら更なる太鼓判を押し、かつ期待に応えるのを優先するのではなく何よりも楽しさ優先だよとまっすぐ見つめながら微笑んで)
……それで、どうしよう?Akoちゃんがいるから更に危険な場所に行くこともできるけど…
あこ『りんりんの時とやっぱり反応が違うような…まあ、いいけどね』(自分の申し出は悩まずにきっぱり断る翔太の反応に訝しげな目線を向けたが、すぐに笑みを浮かべて)
翔太『はは…気のせいだよ。それより、白金さん大丈夫?何か言いたいことあったんじゃ…?』(あこの言葉は苦笑混じりになんとか誤魔化して流しつつ、何かを言いかけて辞めた様子の相手に気を遣って声をかけて)
Ako『えー!?RinRinあの場所にナトリさん連れて行ったの!?この装備とレベルで?』(スライム訓練と聞いてすぐに場所も思い当たったようで、適正なレベルも装備もかけ離れたあまりにもスパルタすぎる内容に驚くと同時に軽く引いていて)
ナトリ『確かにあれはかなり大変だったな、後半は結構スライムの動きも見えて楽しかったけど…まあ、他の職も触ってみたら何か見えてくるものもあるかもしれないし、その時は宜しく』(あこが引くのもわかると最初のやられまくりだった自分を振り返って苦笑いを浮かべ、しかしそれもなんだかんだで楽しめた自分もいて、相手の思いもキチンと汲んで本当に頼れる先輩だなと心底思いながら頷き)
Ako『なんだかRinRin生き生きしてるよね、ナトリさんも楽しんでるのが伝わってくるし。それなら…3人で火山のゴーレムを狩りに行かない?あそこは盾役が特に重要なエリアだし、RinRinどうかな?』(二人のやり取りをみてなんだか楽しげにしていて、自分と相手の二人でナトリのフォローしながら、同時に盾役としての立ち回りも学べるだろう場所を提案し)
…えっ……?あ……(あこの言葉通り、確かに自分の時と断りの反応が違うし、やはりもしかしてもしかすると……なんて考えた所で当の本人から声をかけられれば)…ふぁっ!?…えーと、ですね………その……ほら、これから3人でまたゲームする機会があると思いますし、良ければ二……三人とも連絡先を交換して、そのついでにライブ情報とかも伝えられたら、どうかなって……私…(と、ゲームを口実にすればとっさに断ってしまったライブの情報……いや、二人で会話できる口実が………そんなことを考えて、ああ、自分はもしかしなくても塩崎くんのことが……と自覚をし始め)
ヴっ……だ、だってその、私もテンション上がっちやって…ちゃ、ちゃんとフォローもしたし……ほら、ナトリさんだって楽しんだって言ってくれてるし……(引いたあこを見て、もしかしなくても自分はやらかした、と今更ながらにほんの少し後悔してイイワケめいた言葉をこぼし)
…うん、一番は本人が納得して一番楽しい事ができればいいから、選択肢はいつでも沢山あるって思っていてくれればもっと気兼ねなく遊べるかなって思って…
…なるほど、火山かー。確かにあこちゃんも一緒ならフォローも問題なくできるね。……ナトリさんもいいかな?今更だけども、弱い敵から順々と学んで強くなる普通のやり方より数段飛ばしなのは間違いないし(スライムをけしかけた自分が言うセリフではないが、じっくりゆっくり楽しみたかったりしたら…と少しだけ心配し、たぶんそれも杞憂だろうとも思って軽く聞いて)
あこ『えっ、あこはともかくりんりんと塩崎さんってまだ連絡先交換してなかったの?こんな仲が良さそうな感じなのに』(相手の発言に意外だといわんばかりに目を丸くして、横からそう口を挟んで)
翔太『あー…まあ、確かに、何か伝えたりするにもどうせ同じクラスだから会って直接話せるしお互いそういうことを考えるタイミングが無かったっていうか…白金さん、あこに言われたからって訳じゃないけど…良かったら連絡先交換しようか?』(あこに指摘されればなんとなくバツが悪そうな顔になって、言われたからそうするというのもなんだか格好がつかないが、実際相手と連絡先を交換するのは自分としては望むところで自らの口でそう申し出て)
ナトリ『RinRinさんが色々と気を回してくれてるのがわかるし俺自身も着実にスキルアップしてるのもわかったから、他の人が思うほど苦行という認識では無かったっていうのが正直なところなんだけどな』(引き気味のあこに対し言い訳っぽく口にする相手をフォローするようにそう口にして)
Ako『なるほどー、だんだんRinRinが見どころのある新人さんだって言ってた意味がわかってきた気がするよ。ただ上手くなりそうってだけじゃなくてゲームを本当に楽しんでるんだね』(二人の話を聞きながら相手が翔太を高く評価していたことに納得がいったようで、うんうんと頷き)
ナトリ『もちろん、ここまできたらとことんRinRinさんたちのやり方についていくさ。俺単独だと体験できないようなことを体験させてもらえる貴重な機会を逃す手はないしな』(多少の無茶苦茶もこのメンバーでならむしろ貴重な経験として楽しめると大きく頷いて)
Ako『決まりだね。…さあ、とくと見よ我が術式』(意見が一致したのを見れば大きく頷き、芝居がかった口調で転移の為の魔法陣を展開して)
じ、実のところ…ここまで話込んだりしたのは今回が……初めてだし、塩崎くんの言う通り…連絡も直接話せば問題なかった感じで………でもそっか、仲良さそうに見えたのは嬉……(少しもじもじとしつつ目線を逸らしながら状況を説明しつつ、仲よさそう、の言葉になんだかちょっと嬉しくなって)………あっ、は、はい!よろしくお願いします…!(と、交換しようかの声にこくこく首を縦に振って)
……うん、やっぱり楽しめるのが一番だし、ナトリさんからそんな言葉が聞けて良かった…確かに今思えばちょっと…ううん、かなり強引なお節介と経験させちゃったけども、結果良ければ全て良し……ね?(フォローも貰えたしあこにも納得して貰えて、確かにやり過ぎな事ではあったが最終的にはてへへ、と誤魔化し笑いで済まそうと)
良かった。これで憂いもなく全力で遊べるね!…ね?こんな風にAkoちゃんは色々考えてくれるし一緒に居て楽しいし、頼もしいの。より過激でスリリングな冒険だってこれからも可能だよ。……行こう!(転移魔法陣を背にナトリに自然と手を伸ばし楽しそうに、さぁ、と誘って)
あこ『良かったね二人とも』(なんだかんだで連絡先の交換が成立して、お互い嬉しそうなのをみればニッコリ笑い)
翔太『本当良かった、あこが言ってくれなければ交換するタイミングを逃していたかもしれないしありがとう。白金さん、勉強のこととか何かあればなんでも…いや、違うな、別に何も無くても連絡してきてよ』(あこの申し出のおかげだと感謝を口にしてから改めて相手の方へ向き直り、何か用件があればと言いかけて、特になんてことない内容でも遠慮なく連絡をしてきてと言い直し)
Ako『あはは、そういうとこ流石はRinRinって感じだよね。RinRinはゲームの中だと特に生き生きしてるし』(最初こそ軽く引いたりもしたものの、確かにそういうところがらしいと思えたようで笑い話のように語っていて)
ナトリ『確かに、最初は白金さん=RinRinさんって全く結びつかなかったなあ。俺もかなりこのゲーム楽しんでる方だとは思ってたけど、RinRinさんが一番楽しんでるのかもな』(Akoの発言にわかると頷きながら、誰よりも楽しんでる相手のテンションに自分も巻き込まれていっているのかもなあと、そんな風に考えていて)
ナトリ『あ、ああ…そうだな!これなら退屈する暇なんて無さそうだ』(ゲームの中とはいえ、不思議と相手に直接手を差し伸べられたようなそんな気持ちになったりもしながらその手をとり共に向かって)
Ako『二人ともようやく来たね、このエリアは熱いから耐暑のスキルがないと大変なんだけど…Akoは大丈夫だからRinRin、ナトリさんはお願いね』(火山エリアについてナトリへ説明も兼ねて口にしつつ、相手に補助の魔法を使ってあげるようお願いをして)
う、うん………なんだかあこちゃんに乗せられた気はするけど、でも………あこちゃんが橋渡ししてくれるから、私も前に進める…いつもありがとう、あこちゃん。ゲームだけじゃなくていつも頼りになるね(ほんのり照れながらあこの手を取り感謝と共に微笑んで)…うん、塩崎くんもありがとう、なんでもないことでも……連絡、するね…(と、相手に向き直れば、照れより少しだけ恥ずかしそうに微笑みつつ頷き、心を開いたようで)
……だって、ゲームなんだもの。いつもできない事をやらなきゃ!私は私なんだって知られる事もまずないし、相手の事だって知らないし、全部忘れて全力で楽しんでもいいじゃない?……もちろん、そんな私に付き合ってくれるAkoちゃんやナトリさんには大感謝だよ?(……だから二人とももっとはっちゃけていいんだよ?とでも言いたげで)……まあ、その……なんで現実の方でももっとグイグイいけないのかって話になっちゃうかもしれないけど、現実の私は凄くないから……だから余計にこっちが楽しいのかもしれない…?(唇に手を当て、うーん…と考えつつ、やっぱり現実の方ではこうはいかないなぁ、と苦笑まじりにテンションの差を考え)
(…さっきまでは架空上でも変に意識して恥ずかしかったが、連絡先も交換したし、心も打ち解けてきて自然と笑える様になり、手も取り合ええて楽しい……現実ではまだまだこうはいかないが、いつかきっと…………そんな風に想いつつ魔法陣を二人で越えて)……ん、わかった。ナトリさん、今から耐暑魔法をかけるけど、もしなんらかの理由で効果が切れたり魔法の掛け直しが間に合わなかったりしたらこれを使って?耐暑ポーションね(言いながら補助魔法をかけつつ、ポーションを何本か取り出しては差し出して)……これが現実だったら汗とか凄くなりそうだよね(火山エリアはAkoと何度も来ている筈だが、やはり新メンバーがいると何だかいつもとちょっとだけ風景が違う様にも見え、楽しげに準備をし)
あこ『そんな風に言われると照れるなぁ…あこはりんりんが喜んでくれればそれで嬉しいんだよ、ちょっとお節介かと思ったりもしたけど…やはり我の目に狂いは無かったようだ…』(煽るだけ煽ったが多少は困らせてるかもと考えなかった訳ではないようでそんな本音を挟みつつも結果的には望む形になったようで良かったとご満悦で頷き)
翔太『あ、ああ…白金さんからの連絡ならいつでも待ってるから……って、あんまり言ったらプレッシャーになるよね』(これまでとは違った相手の口調と微笑みに胸がキュッと締め付けられたような気持ちになり、どうやらこれは相当に重症だなと頭を抱えてはいつもの自分らしくない態度を自ら戒めて)
Ako『凄くないなんてそんなことないと思うけどなあ…RinRinはRoseliaのキーボードでかっこいい演奏も出来るしすっごく可愛いし!でも、RinRinのそのリアルとのギャップはあこ的にすごくアリだと思うよ?』(ゲームとリアルで何故差異が出るのか、その理由を自分自身が凄くないからだと語る相手にそんなことないと否定をしてからそのギャップも一つの魅力という捉え方もしていて)
ナトリ『確かに、実際RinRinさんの中の人が白金さんでがっかりしたなんて気持ちは一切無かったし、むしろ今まで一緒にプレイしていたのが自分の知ってる白金さんで良かったって思ったぐらい。ゲームではまだまだ助けてもらわないとだけどリアルでなら逆にこっちからお返し出来そうだ、なんてあまりかっこいい理由じゃないけどな』(ギャップが良かったのかは定かではないが、とりあえず相手の正体を知って悪印象を一切抱かずむしろ嬉しかったのは事実であり、その理由を考えるに自分でも相手の助けになれるところがあって良かったなんてなんとも締まらない理由で苦笑を浮かべ)
ナトリ『ありがとうRinRinさん。それにしても、本当リアルだよな…これで全然暑さを感じないのが逆に不思議なぐらいだ。ちなみにここで耐暑効果が切れた場合ってどうなるんだ?』(ポーションを受け取りお礼述べつつ、汗をかきそうだなんて言及する相手のセリフも納得の作り込みだと初めて来た火山マップを見回し、それから単純な好奇心からそう尋ねてみて)
Ako『山の麓のこの辺ならスリップダメージが発生して少しずつ体力が減っていくぐらいだけど…火口付近までいくと身体から発火して一瞬で力尽きるよー。Akoたちも昔は苦労させられたよね。でも、今回の目的地は山頂じゃなくて中腹の横穴のゴーレムだからそんなに気にしなくて大丈夫大丈夫』(何気に脅かすようなことを言いつつ、相手と一緒に始めたての頃は何度も痛い目に遭ったよねと同意を求めながらも、今回の目的地は問題の火口ではないためそれほど神経質になる必要もないと答えて)
ふふ……ちょっと強引な所があっても、そんなあこちゃんの優しいとこ…………私は好きだよ。…私もね、あこちゃんが喜んでくれる事が嬉しいから……なんて、いつも助けて貰ってばかりだからなかなか恩返しはできないけれど…(あこちゃんにはかなわないな、とくすくす微笑みながら相変わらずなあこを見つめて)……ん、ううん……プレッシャーは大丈夫、だけど………その、一番最初だけは、塩崎くんから、欲しいな、なんて……(相手の内心の葛藤は分からずとも、気恥ずかしい空気は伝染するもので視線をやや逸らしつつ、こちらも照れながらもじもじとお願いし)
そ、そうかな……わ、私にもファンが居るのは一応知ってはいるけど、そんな人達も私のギャップを知ったらとか思うと………え?ナトリさんがっかりはしなかった?…そっか、良かったんだ…ふふ、なら、私も良かった……カッコよくないなんてそんなこと、ないよ。…繋がりができるだけで、嬉しいから……(自分に自信が持てないのはRoseliaに失礼だし、あこがカッコ可愛い言うのであれば少し安心できるものの、ギャップの魅力はどうなんだろうと少し悩みつつ……そんな中に悪い感情を抱かなかったナトリにホッとして力を抜いて、はにかみ笑いで控えめに嬉しいと告げて)
(/…………
と、こっちでも相談。……流れが似たような感じで、返信バリエーションが難航してるんだけど、上の流れは切ってゲームの方に注力してもいい、かな……?たぶんこのままだと際限なく長くなってそれに伴って返信速度も遅く………ぅ、うん、今もすごい遅いんだけども……と、とにかくゲームに集中…したいかなって……それとも、遅くなってもいいから日常会話も現状維持する…?
…………)
……VRゲームが進化して暑さとか五感も感じれる様になったら、いよいよゲームと現実と区別がつかなくなりそうだよね。……うん。昔は情報も少なくて試行錯誤だったりしたから、身体が燃え上がった時はびっくりしちゃったね…………まあそれも今は良い思い出?だけども。……スリップダメージだからって気がついたら瀕死でした、なんてこともあるから油断は禁物だよ。でも確かに、あこちゃんの言う通り気にしすぎる程の事じゃないし、私達も注意するから、観光くらいに思ってくれればいいかな…?
……うん、周りに今のところ敵はいないみたい。先、進もっか(と、あこと一緒になってそんなこともあったねと笑いあいつつ、ただの念のためだからあまり深くは考えなくてもいいよと補足し……周りを見回して敵が見当たらないことを確認すれば、じゃあ出発だねと微笑んで)
ナトリ『RinRinさんたちにもそういう経験ってあるもんなんだなあ…まあ、油断はせずにしっかり耐暑スキルの効力を意識して…って、これ、もしRinRinさんと二人きりだったら耐暑スキルは使わずにスリップダメージを敢えて喰らって減っていく体力の管理をしながらターゲットと立ち回るっていう特訓メニューになってそうな……いや、流石に考え過ぎか』(二人のやりとりを聞きながら彼女たちのようなベテランでもそんな時期があったんだなとしみじみ口にして、油断は出来ないが耐暑スキルの効力にだけ注力していればそもそもスリップダメージすら受けないのだから幾分か気楽だと考えたところで、これがもしAkoが何も言い出さずに相手が主体で動いていたらまためちゃくちゃな特訓メニューに変貌していたのではないだろうかと考えたりもして、それはそれで有意義そうだなんて考えが頭をよぎりつつも流石にそれは行き過ぎかと苦笑して)
Ako『汝…敢えてその身を死地へ置くか……でも確かその特訓は実際にRinRinがずっとやってたよね?特訓っていうより明らかに格上と戦う時と火口の近く以外火山でRinRinが耐暑関連のアイテムとかスキルとか使ってるの見たことないし一種の縛りプレイかな?回復も極力しないし基本的に短期決戦狙うよねRinRinは』(ナトリのとんでもない発想に驚きのあまり思わず厨二テンションで応じてしまうが、飛躍しすぎかといえば実はそうでもないと答え、修行というよりはむしろ常に自分をストイックに追い込んでいるのがこのゲームにおける相手のスタイルであり、それこそがここまで相手を成長させた要因であり新人育成の方法がかなり独特なのもそれが関係していると見ているようで)
ナトリ『な、なるほど…正に俺の中のRinRinさんのイメージ通りって感じだ。まあ中々真似できることじゃないのは間違いないけど』(自分も何かと挑戦したいタイプではあるが、そこまでのチャレンジングスピリットは待ち合わせてないなあと、素直に相手の凄さを再認識しつつこちらも索敵を行いながら山を登っていき)
(/相変わらず唐突で申し訳ないんだけど久しぶりに瑞鶴さんを呼んで貰いたいと思うんだけどいいかな?確か前の時点だと結婚を前提とした付き合いで同棲状態だったかな?その続編ってことで今回は…いよいよ結婚を直前に控えながら瑞鶴さんが原因不明のロリ化してしまうというこっちの完全な趣味丸出しなパロネタを希望したいんだ。…あ、でも流石に難しいってことなら普通にいつも通りなノリで甘さもありつつツンもありつつな感じでも構わないから考えてみてくれると嬉しいな)
(/はーいはい。瑞鶴よ。で、今回は結婚前夜に子供化かぁ…ふむ、やってみないとわからないけど、私があんたの断る筈がないじゃない?いいわ。やったげる。つーかよくそんな前の事覚えてるわね……
まぁ、その。塩崎くんとあこちゃんにはごめんって伝えといて?私から提案して会話切っといて相当に放置になっちゃったし……長文化を避ける為にもやっぱり一対一が望ましいのかもしんない………じゃあまあ、そんな訳で。
ところでロリ化はいいけども、性格も子供っぽくした方がいいのかしら?…………今でも十分子供っぽいとか言ったら爆撃だけど。性格は今のまま、大人で!思慮深くて!優しくてカッコイイ、加賀さんなんかでは到底辿り着けない洗練された性格のままでいいのかしら。…誰の話って?私よ私。ずいずい)
(/まあ俺も二人動かして上手くまとめるの大変だって実は少し思ってたからそこはお互い様ってことにしとこう。というわけでここからは俺と瑞鶴の甘ーい時間を…なに!?瑞鶴がロリ化だと!?最高じゃないか……と、それはさておき本題の質問についてだが、基本的にはいつも通りの瑞鶴で、時々無意識、意図的問わず子供っぽさが出るみたいな感じだといいなと思うぞ!無意識っていうのは多少身体が小さくなっている事で性格面にも影響が出てるって感じで、逆に意図的っていうのは可愛い子供の姿でおねがいとかされたら断れないでしょ?みたいなあざとい感じのイメージだな、どちらのパターンでも美味しいし使い分けてもらったりしたらなおいいなとか思ったり…後はうん、子供の姿になっても一部分は全然変わらないなとかそんなことは微塵も思ってないから心配しないでいいからな←
初回は目が覚めたら身体が縮んでましたみたいなベタな感じでお願いしたい。頼めるか?)
(/うんうん、言いたい事は大体わかったわ。……できるかどうかはやってみないとわからないとこだけど、まあなんとかなるかなー、たぶん。……全然変わらないとか何一つわかんないけど、とりあえずやってみるわ。難しかったら言うし)
…………
…………ん、むー……ふぁ、朝………?(あふ、とあくびしながらもそもそと起き出し、寝ぼけ眼で壁を見、窓を見、ぐるりと全体を眺め)……あれ?あれれ?なんか部屋おっきくなってる……?……ん、んんん?なんか声もいつもより高いような……(続いて自分の声に違和感を感じ、自分の手を見て、ずり落ちたサイズの合わないパジャマを見、体を見………慌てて鏡の前に飛びつくと姿を確認…)
……な、な、うそぉーーーー!!!!?!?!?(と、大絶叫)
ど、どうしたんだ瑞鶴!?まさか怪しい奴が家に……!?(妙に甲高い叫び声に飛び起きて、よもや相手の身に何か危険が…と急いで声のした方向へと向かえばそこには見慣れたパジャマを着ているというよりも埋もれてしまって、悪戦苦闘する見慣れない少女の姿があって)
……えっと、もしかしなくても瑞鶴か…?いや、そうに違いない!瑞鶴ソムリエ一級の資格を持つ俺がどんな姿になったとしても瑞鶴を見間違うはずがないんだからな。…くっ…俺にそんな趣味はないはずなのに瑞鶴だと思った途端に愛おしい、子供時代からこんなに可愛いとか反則か…!(一瞬頭がフリーズするが、すぐにその見知らぬ少女こそが自分の恋人である瑞鶴その人だと断定して受け入れ、同時に頭を抱えて流石に自分の目の前の相手に対する感情が倫理的にまずいと悩んでいる様子で)
て……ていとく…そ、そう!私瑞鶴よ!わかる?!わかるわよね?……ど、どーしよどーしよ、どーしてこーなったかわかんないけど、どーしてかこーなっちゃったの!(錯乱しているのか幾分舌っ足らずになりつつ、おろおろしながら若干涙目で)
つーか人があわててんのにソムリエとかかわいいとかヘンなコト言ってんじゃないわよ!ばくげき…………ああっ!?このちっさい手じゃ弓も艤装も使えないわっ(涙目……だったが何やら倫理観で悩んでるらしい提督にそれどころじゃないでしょ!と涙も引っ込み、いつもの様に鉄拳制裁をしようとして何もできないことに気がついて……仕方ないので提督の頭めがけて枕を投げ)
と、とりあえず落ち着け、落ち着いて深呼吸だ…ひっひっふー、ひっひっふー…(相手が涙目で取り乱している様子を見るとこちらまでなんだかあたふたしてしまって、膝を落として相手の両肩に手を添えながら色々と間違った呼吸法をしていて)
おふっ…おお、ソフトな衝撃。元々既に艤装は使えないんじゃ…とかいうツッコミは野暮だよな、しかし困ったことになったな…一週間後には結婚式だというのにまさかこんなことになるとは(元々既に艦娘では無くなってるじゃないかという野暮なツッコミをしつつ、困ったな…などと言いながら小さな相手の身体を包み込むように抱きしめるという言動と態度が一致しない行動をしていて)
し、深呼吸……ひっひっ…………て、それなんか違くない?……すー、はー、……すー……はー……んう(慌ててはいたが、一緒になって混乱する相手を見て少し落ち着くと、乱暴に目を手の甲でぐしぐし擦って涙を拭き取り)……でも良かった、提督はちゃんと私を私だって認識してくれて…心細いの、ちょっとなくなったわ…(と、まだ少し潤んだ目でにこっと)
クセなんだもん、しょーがないじゃない。あんだけ衝撃的な解体騒ぎがあったとはいえ、やっぱりあなた…提督を爆撃してこそ私っていうか……そうだ、結婚式!どどど、どーしよ、ねぇどーしよう?期日まで元に戻るかな、戻らなかったら、このまま?でもでもドレスのサイズとか、あぅ……(いつもならアッパーでも飛んできそうな状況だが、なんだか抱きしめられると安心してしまって再びうるうる目に。子供化してしまったせいかいつもより素直に甘え事ができ、そして感情の抑制もあまりできなくなっているようで)
俺が瑞鶴のことをわからないなんてことあるはずないだろう。どんな姿になったとしても必ず俺は瑞鶴を見つけ出す……おっ、今のかなりかっこよくなかったか!?(どんか姿だろうと相手を見間違えたりなどするはずがないと断言しては頭を撫でて、自らの発言をかっこいいなんて自画自賛する残念っぷりをみせて)
そうだよな…ちっこいずいずい可愛いとか浮かれてる場合じゃないんだよな……今からだと式の延期も中止も難しいとはいえ、どのみちこの姿じゃ式を挙げるのは無理だよなぁ(ドレスのサイズ云々の前にどう見ても子供にしか見えない相手の姿からして年齢の問題が立ちはだかることは目に見えており)……心配するな瑞鶴、俺が絶対なんとかしてやる。俺だって瑞鶴と結婚出来ないのは辛い!そして翔鶴に変な薬を盛った疑惑とか持たれたりしたら俺の命が危ない…と、ともかく、服とかどうにかしないといけないよな(最初こそ勇ましく相手を元気づけようとかっこつけたものの、後半はこれまでの行いからして無いとは言い切れない懸念を口にしては軽く顔を青ざめさせて、目下の問題から解決していこうとブカブカのパジャマ姿の相手を見やり)
う、うん……ふふ、あははっ…提督は変わらないのね、そういう残念なとこ。かっこよくないけどかっこいいわ。ある意味ね(いつも通りイマイチカッコよくなりきれない相手に安心し、頭を撫でられると元気を取り戻してぎゅーっと抱きつき)…そういうとこも、好きよ
無理、かぁ……別に子供姿だって愛は変わらないのにね……(こちらは年齢問題に気づいておらず、容姿なんて些細だと思っているようで。ただ結婚式と挙げられない事とウェディングドレスが着れない事にため息をついて)……へ、へんな薬って……まぁ、うん………提督ならそう思われても仕方ないか……んぅ、服…そうね、着替えないといけないけど……今のサイズに合う服なんてないよね?だれか駆逐艦の子の服を借りてくる……にしても、提督じゃあ事案になるし……どーしよう?何か適当な服買ってきてくれる?(多少元気を取り戻したお陰で自分だけが大変じゃないことにも気づいて、あー…と納得しつつ、服を用意するアテはあるのか尋ねて)
う、うん……ふふ、あははっ…提督は変わらないのね、そういう残念なとこ。かっこよくないけどかっこいいわ。ある意味ね(いつも通りイマイチカッコよくなりきれない相手に安心し、頭を撫でられると元気を取り戻してぎゅーっと抱きつき)…そういうとこも、好きよ
無理、かぁ……別に子供姿だって愛は変わらないのにね……(こちらは年齢問題に気づいておらず、容姿なんて些細だと思っているようで。ただ結婚式と挙げられない事とウェディングドレスが着れない事にため息をついて)……へ、へんな薬って……まぁ、うん………提督ならそう思われても仕方ないか……んぅ、服…そうね、着替えないといけないけど……今のサイズに合う服なんてないよね?だれか駆逐艦の子の服を借りてくる……にしても、提督じゃあ事案になるし……どーしよう?何か適当な服買ってきてくれる?(多少元気を取り戻したお陰で自分だけが大変じゃないことにも気づいて、あー…と納得しつつ、服を用意するアテはあるのか尋ねて)
む…なんか不本意なことを言われているような気がするのに最終的に瑞鶴のその一言にやられるんだよな…悲しき男の性ってやつか(苦笑混じりに相手からの評価を不服としながらも、最後の珠玉の一言で全てどうでも良くなってしまえばいつもより気を遣って優しく背中へと手を回して抱きしめて)
ああ、残念ながら…気持ち的にはどんな瑞鶴でも俺はウェルカムなんだが多分まず式場に入れてもらえない。ある意味そう考えると艦娘の頃のケッコンシステムは融通が効いてたな…(いくら見た目が実年齢よりも幼い人が居るとは言っても流石にどう見ても小学生ぐらいの今の相手と結婚しますと式場へ行っても冷やかしと捉えられるのが関の山だろうというのが現実で、そういった常識に囚われない艦娘時代の方がそこに関しては自由でよかったなと呟き)そうだな…事情を説明出来ない以上間違いなく通報待った無しだしゴミを見るような目で見られること請け合い…いや、考えようによってはそれも悪くないか…かつての部下だった女の子から蔑んだような目を向けられるシチュエーション…それはそれで………うん、冗談、冗談だから翔鶴だけには連絡しないでくれ、今度こそ解体されちゃうから(この状況が知り合いに知れれば騒ぎになることは請け合いであり、水面下で動くのが得策というのは間違いなく。その上で服を借りに行くというのはハードルが高いのは言うまでもなく、状況を想像してみると途中で邪な思考が入り込みそうになったがハッとして相手に向き直り、かつてのトラウマを思い出しながら自分よりもずっと小さな相手に縋り付くという情けない姿を晒しながら謝罪をして)…と、とりあえずすぐに買ってくる。待っててくれ
いいじゃないいいじゃない、良いとこ変なとこ、全部含めてあなたなんだから…………なんて、こんな子供じゃ私もカッコいいこと言えないわ(そう言葉では言いつつ、抱きしめられては子供らしく、えへへー、と朗らかに笑いつつ、つい、もっとぎゅっとしてと甘えて)……もっとだっこしてー……
むー……うむむむーぅ……でもでもでもでも式挙げたい!挙げたいったらあげたーい!!……あ、そっか翔鶴姉ぇにバレたら……私の事、式挙げる前に手を出してできた子供とかに間違われるんじゃ……たぶん提督沈められるわね……(ジタバタとワガママを言ってみたものの、ふと姉にバレたら提督の命は無いなと変に納得し)うん、お留守番してるー!………うーん、大丈夫かな?提督が子供服買うなんてそれはそれで見つかったらアレな気がするけど……頑張れ、ふれふれー!(と、わざとか無意識か子どもっぽく応援し)
ははは、今日の瑞鶴はいつにも増して甘えん坊モードだな!よし、任せておけ。たかいたかーい(子供のように甘えてくる相手を抱きしめるだけでは飽き足らずおねだりを受けると軽くひょいと抱き上げ高く持ち上げて)
それは勿論だ、絶対にこの状況をどうにかして式を挙げるぞ、俺だってずっと楽しみにしていたんだ。…って、怖い事を言わないでくれ…どの方向に勘違いが進んでもデッドエンドは変わらないって死神か何かなのか…(当然式は必ず行う方向性で考えるしそれが望みだと断言し、どう転んでも絶望という状況を想像すれば軽く身震いして)……ただいま……ふう、神経を使った…これまでにこんな気を遣って買い物したことはなかったぞ…でもおかげで多分知り合いの誰にも見られなかった筈だ。そして見ろ、これが戦利品だああああ!(げっそりした様子でコソコソと家に入ってきて、ようやくそこで気持ちを落ち着ければ手に持った袋から満を辞して服を取り出し。買ってきた服はといえばピンクを基調とした可愛らしいヒラヒラスカートのいかにも可愛い系の服で)どうだ!せっかくだから普段の瑞鶴が絶対に選ばなそうな服を選んできたぞ
何でかしらね?精神的には元の私の筈なんだけど………肉体年齢に引っ張られるのか、時々子供っぽい思考になっちゃってるみたい……だからしかたないの!仕方ないのよ!?(高く持ち上げられてきゃーきゃー喜んで……いたかと思えば突然ハッと我に帰って言い訳を始めて)…こんなとこ加賀さんに見つかったら絶対鼻で笑われるから、提督!外でもし私におねだりされても聞いちゃ駄目よ!?
……だ、大丈夫よ。今まで何度も死線を潜り抜けて来たんだから。それにほら、こんな私が涙目でオネガイしたらきっと翔鶴姉ぇにも効果ばつぐんだ!……と思う…(武器なんか無くても氷点下の笑顔で提督を抹殺する姉を思い浮かべかけたが、首をぶんぶん振っていざとなったら私が盾に…と、決意を)
おかえり、待ってたわ!……どうやら憲兵さんのお世話にはならずに済んだようね…………て、ナニコレ……ぇぇ…う、うん、確かにこういうの絶対着ないけども。……こういうのって小さい子なら似合…………私今小さい子だったわ……というか他に服が無い以上拒みようがない……!(床に四つん這いになりぐったりしたが、今の状況では拒否権がないてので、のそのそと服を掴んでその場で着替え始めて←子供化してるので羞恥心は殆ど無くなっているようだ)
なるほど…しかしまあ、これはこれでアリだな!何気に甘えまくる瑞鶴なんていうのはかなりレアだし。でも瑞鶴、その理屈で行くともしも俺が断ったりしたら駄々こねたりあからさま機嫌悪くなったりしないか?(子供のような思考になってしまうと聞けばそんなものかと何故か妙に納得して、だとすれば外で相手の要求を断ったりすれば子供みたいに駄々をこねたりといったこともあるのではないかと指摘してみて)
ま、まあ…流石に翔鶴も真剣に話せばわかってくれるとは思う。だけどそれは最後の手段にしたい、別に怖いからではなくてさ、出来る事なら必要以上に心配はかけたくないし何食わぬ顔で当日を迎えられるのが一番だからな。…それでも解決出来そうになかったら最終手段として事情を話して頼りにさせてもらおうじゃないか。うん、別に怯えてる訳じゃないんだ(一応それなりに色々考えているようで話しつつも多少の不安はある様子で、怖いわけではないと繰り返したりと戯けてみせたりもして)
おおっ…いや、やっぱり俺の目に狂いは無かった!めちゃくちゃ可愛い…俺にロリコンの気はない筈だったんだけど今の瑞鶴を見てると何かに目覚めそうになるな!普段のスタイリッシュな感じの私服もいいけど、元に戻ったらこういうガーリーな可愛らしいファッションも改めて挑戦するべきだと思う。瑞鶴の魅力を再発見した気分だ!(仕方なくといった様子で着替えた相手を見ればあからさまにテンションが上がり、やや興奮気味に変態っぽく早口で捲し立てて)
ぐっ…!まあレアなんだけどさ。大人の私でもちゃんと甘える時は甘え…てたよね?たぶん。……いやまぁ、確かに断られたら地面に大の字に寝転がってヤダヤダ言うかもしんないけど……そこは、えっと…………提督の方が大人なんだからなんとかして?(指摘されて容易に駄々を捏ねる自分が想像できてしまい、ぁー…と、うなだれてながらも目を逸らし、大人なんだからなんとかして、と責任をぶん投げて)
そ、そうよね!期日までに戻ればいいんだし、なんとかなるなる!……たぶん。でも一度バレたらあっという間にみんなにもバレる予感がしてならないわ。いちおうしんちょーに行動しよーね。提督たよりにしてるー(……などと、ワザとか無意識か、ちょっと舌ったらずに上目遣いで、おねがいね?とやはり普段より甘えて頼りきりで)
まあロリコンっていうか私コン?瑞コン?なんでしょーけれど、間違っても憲兵のお世話になっちゃ駄目よ?……いや戻ったら着ないわよ……コスプレなら二人だけの時にしてあげるから我慢なさい。……提督、コーフンしてるとこ悪いんだけど……髪をブラシで梳かしてくれる?手がちっちゃくてうまくできないの…(興奮した提督と鏡はあまり見ない様にして着替えたが、髪を整える段階で手間取り……上手くできなくてほんの少ししょんぼりしながら提督にブラシを差し出して)
ああ、でも割とレアだった気もする…まあ、レアだからこそ価値があるってもんだけどな!しかしまあ、瑞鶴って割と子供時代は気分屋でわがままなとこなんかもあったんだなあ…ある意味姉の翔鶴がしっかり者なのも頷けるっていうか…ああでも勘違いするなよ?瑞鶴のわがままならどんな理不尽でも基本的に俺はオールオッケーだからな!(中々に理不尽な要求を口にする相手に現在のイメージとは少し違う部分に意外そうにしながらも、やはりそういう部分までも全部受け入れるような発言をして)
そうだな…何よりこんな可愛い瑞鶴の姿を衆目に晒すなんて耐えられないしな、瑞鶴とついでに俺自身の身を守るためならなんだってやれることはやってやるぞ(相手に対する庇護欲が強くなっているようで、自身の身の保身も口にしながらも根本的には相手を守らなければという決意を固めて)
それは少し残念だな、ゆるふわ系のコーデも瑞鶴になら絶対似合うと思うんだけどなぁ…っと、勿論だ!瑞鶴の髪のことなら任せろ。テイスティングもスタイリングも意のままだぞ(興奮冷めやらぬまま相変わらず変態的な発言をしつつ相手の手からブラシを受け取れば早速やる気になって)
兄弟姉妹がいると大体兄姉はしっかりしてて次は自由、みたいなとこない?私が姉だったらきっとワガママ言わなくてお淑やかになっていた……と思うんだけど。……つまり私は悪くない。うんうん。……よし、言質も取ったからあとは提督に任せればいいわけね。オールオッケーなんでしょ?任せたわよ?(にこ)…………兄弟姉妹の話したけど、もし提督も子供になってたら私はお兄ちゃんって呼ぶのかなぁ…………いやないなぁ(自分が気分屋なのはきっと生まれた順番のせいだと最もらしく説き、自分は不可抗力で何も悪くない、と開き直るが、ふと提督も小さくなったら兄弟みたく見えるんだろうかと想像し)
ん!ありがと♪でもこれからどうしよう?下手に行動してもダメな気がするし、行動せずじっとしているのも不安だけど……どうしよう?明石さん辺りにだけ尋ねてみたりとかする?(全力で守ってくれるであろう提督ににっこり微笑み、やっぱり保護者がいるのは安心だ、と強張っていた身体も少し楽になった様な気がして)
……うーん………ま、まぁ、提督が土下座してどうしてもって言うなら考えてあげないこともないけど……二人だけの時だけ着るのじゃダメなの?(苦笑しつつもくるりと背を向けて、じゃあ整えるのおねがいー、とおとなしく…)…………今、ていすてぃんぐって言った?いや気のせいよね……じゃあbarber提督さん!いつもの髪型でよろしくねっ♪(大人しくしていたらふと聞こえた変な単語に一瞬、ん?となるも、気にしないようにして、お店やさんごっこ風にお願いしながら元気を取り戻し)
そういうもんか…?言っちゃ悪いけど素直でお淑やかな瑞鶴って全然ピンと来ないんだよな、正直言って。やっぱちょっと理不尽で尖ったところがあってこそ俺の好きな瑞鶴って感じするしな、そういう訳だから多少のわがままとかなら惚れた弱みってことでなんでも受け入れるぞ。まあ、大船に乗ったつもりで任せておいてくれ(産まれた順番を理由にしているが、果たしてそうなのだろうかと若干疑問を抱きつつ、そのままの相手が一番好きだとハッキリ伝えてから改めて任せておけと胸をドンと叩いて)それは…堪らないな。むしろ今の姿のままでお兄ちゃんって呼んでみないか?ほら、試しに一度だけ…騙されたと思ってさ。何か可能性の扉が開くかもしれないし
確かに…原因に思い当たることがない以上解決策もさっぱりなんだよなあ…そういう意味ではこういうイレギュラーについて何かわかる可能性がある明石に声をかけるのも一つの手ではあるんだが、借りを作るのは少し怖い相手ではあるんだよな…とりあえずまだ少し時間はあるし俺たちだけで出来ることがないか探してみよう(相手が名前を挙げた人物なら元艦娘だった相手の身体に起きてる原因について何かわかることがあるかもしれないと思ったりもしたが、借りを作りたくない人物という点を加味すると声をかけるのはもう少しだけ手を尽くしてからの方がいいだろうとの判断を述べて)
確かにそれでもいいんだけど、せっかくならそういう服を着た瑞鶴とデートしてみたいって気持ちもあるんだ。わからないか、この男心!?(などと力説をしながら相手の髪を労るように優しく櫛を通していき)了解、任された!…それにしても、こうして間近で触れてみるとやっぱり普段よりも色艶とか触り心地とかの違いがなんとなくだけどわかるな。癖がなくて綺麗なストレートなのは相変わらずだけど気持ちふんわりしてるような気がする…
……提督ってば相変わらずブレないし容赦ないわね……まあ私に妹がいたとしてもお淑やかになれる自信があんまりないし、す、好きならしょうがないけれど!妹がいたら私どうするのかなぁ……そして提督はやっぱり変わらず変態大爆発なのがなんとも……こんなに歳離れて見えるのにおにーちゃんはないでしょ?それに開く扉ってなによ、もぅー……お父さんってよんでやろーかしら?(正しく自分に認識している提督にぷんすぷんすとポーズだけの怒りを見せだが、好きと言われれば強く出ることもできず。新しい扉を開きかけてる提督にこれまたいけない、と慌ててなんとか軌道修正を試みて)
まーねー……もしかしたら元に戻るための調査とか言っていろいろ私を好き勝手されちゃうかもしれないし。…よし、最終手段はとっておくとして、私たちにできること……これが目覚めない呪いとかカエルになる呪いとかだったら王子様のキスで目覚めたりするんだろうけど子供ねぇ……さしあたって提督、何か案はある?(好奇心と欲望に濡れた明石に魔改造されてしまいそうな自分を想像してちょっと涙目になり、首を振って妄想を振り払い……すがるような目で提督を見つめ)
むむ…男心か……わかったわ。理解するには実践が大事だし………誰にも遭遇しない遠いとこに出かけるなら考えておくわ。……あ、やっぱり私子供なのね。駆逐艦の子たちもそうだけど、子供の髪って明らかに質感が違うし。……んん、ありがと提督ー。提督の手おっきーからなんか安心しちゃうー……いつもの髪型にしようかと思ったけど、今なら好きにしていいからねー(乙女心を理解しろといつも言ってるのに男心に寄り添わないのはフェアじゃないわと思い、二人の意見を擦り合わせて折衷案を出しつつ、髪を丁寧に梳かれてごきげんに、えへー、と笑って)
そうそう、しょうがないんだ。まあ、確かなことがあるとするなら仮に瑞鶴が3姉妹だったとして、妹が居てそれで今と違う性格だったとしてもきっと俺はこの世界で瑞鶴を見つけ出すしこうして恋をすると思うということだ。お、お父さんか…それはそれで悪く無いな…しかしまあ瑞鶴みたいな娘がいたら嫁にやるのは断腸の思いだろうな…(なんだかんだ怒らずに居てくれる相手に対して、どんな家族構成でどんな性格でも相手を選ぶなんてカッコつけてみて。相手にそんな風に呼ばれるというのもそれはそれでなんとなくそそるものがあるなんて言いつつ、相手のような娘がいる自分を想像して真剣に考え込んでしまって)
瑞鶴を好き勝手…それはなんとも心惹かれるものが…おっと、げふんげふん。しかしまあ…どうすれば治せるかというのは中々の難題だな…試しにキスでもしてみるか?いや、別にただキスをしたいってだけだってことは…多少はなくもないけど、ものは試しっていうだろ?(好き勝手という言葉に少なからず心惹かれるものを感じたが慌てて誤魔化すように咳払いし、相変わらず欲望丸出しでそんなことを口にしてみて)
おお、流石瑞鶴!話しがわかるな、また一つ楽しみが増えたぞおお!…うーん、この状況でこんなことを言うのは不謹慎だけど普通に過ごしてたら絶対に体験できないことをさせてもらえてるんだよな…子供の頃の瑞鶴の髪に触れるなんて経験考えられないし…っと、出来たぞ!ツーサイドアップだ、瑞鶴のサラサラのストレートと二つの尻尾を両方堪能出来る…これぞ正に一石二鳥!(次回以降の楽しみに心躍らせながら、困った状況でありながらも中々に貴重な経験を楽しみつつ髪を弄り、仕上げて)
カッコいいと思えば変態だし、変態だと思えばロマンチストみたいな事言うし……そしてどれもが嘘じゃなくてホントの気持ちなんだから、あなたってどうしようもないわ、私もどうしようもなく好きよ。えへへ。…ふーむ、嫁かぁ…それもまた気が早すぎるけども…………ねぇパパ?ママと私どっちが好き?どっちか選んで欲しいの……なーんて言われたらどうする?(気恥ずかしいセリフを臆面もなく言ってのける提督に苦笑し、そんなとこも好きよと言った後、もし子供と嫁で取り合ったらどうするのか上目遣いを交えて演技をしつつ聞いてみて)
……ぇ?…キス?うーん……まあ減るもんじゃないし試しだってのはわかるけど…なんか必死な様な……まぁいいわ。じゃあしゃがんで。届かない……………で、聞くけど提督ってやっぱりロリコンなの?(チベスナ顔のジト目で何となく必死さを感じる提督のセリフに突っ込みをいれつつ、まあいいかと座るように指示し)
もう、そんなに喜んで……しょうがないんだから…………けど提督にメリットはあっても私はあんまり子供になったからって喜ぶ様な事はイマイチ…………動物園で子供料金で入れる事くらいかしら……あ!いいわねこれ!かわいい!!(子供になって嬉しい事を考えていたが、髪の出来上がりを鏡で確認すると子供らしく喜んで、満面笑顔になりながら鏡の前でくるくる回ったりポーズを取ったりと、やはり精神面でも幼くなっているようで)
まだまだ先のことだから大丈夫…なんて油断していては痛い目に遭うことになるぞ。俺と瑞鶴がこんな風に平和に過ごせる世界だってまだ先の話しだと思っていたらあっという間に結婚だからな。常にあらゆる想定をしておかないとな!…その上でこれだけはハッキリ言わせてもらう、その質問には十年も百年後も、来世なんてものがあるならその先も瑞鶴だと胸を張って答える自信があるぞ!(今の自分たちの置かれている状況こそが少し前の自分たちでは考えられない状況であり、そういう意味でもどんなことも想定をしておくのは大事だと考えを述べ。想定が必要という前提の上でもどんなに考えてみても相手より誰かを好きなんて言うことは絶対ないだろうと思えれば、腰を落として相手の背中へと手を回しそう言い切って)
おお…今みたいな瑞鶴の表情も中々にそそるな…!…で、その指摘は見当違いだと言っておこう、俺はロリコンなのではなくストライクゾーンが圧倒的に広いだけなんだ、そしてその中でも相手が瑞鶴ならなお良いというだけだ(なんて、カッコつけようとしているがカッコつかない発言しつつしゃがみ、相手の肩に手を添えて口づけし)
動物園か…きっと今の俺たちが行ったら仲のいい親子みたいな感じに見られるんだろうな。そういうシチュエーションのデートもまあ燃えるけど、そうして本格的に遊びに出掛けるならやっぱ瑞鶴が元に戻ってからの方がいいな。……うんうん、これは期待以上、殺人級の可愛さだ!我ながらヘアスタイリングの才能があるんじゃないかと思えてくるな、これを生業にするのもアリだったかもな…と思ったけど俺の技術は瑞鶴専門の方がプレミア感があっていいよな(髪型もそうだが相手の無邪気な仕草も可愛らしさを引き立てており、くらくらしながら少しばかりいい気になって、冗談めかしてそんなことを口にして)
ぁー、それはあるかも。平和になっても平穏じゃないっていうか………でも、痛い目にあいそうになったら守ってくれるんでしょ?…もう私、戦う力なんてない女の子だし。ついでに言うとお子さまになってるし!……そしてその回答だけどもね?提督。妻としては嬉しいんだけど、娘ができたら真っ先に嫌われそうねー(半目でニヤリと笑って、私は子供なんだから全面的に保護しなさい、とふんぞり返り。娘相手にすら全力で瑞鶴推しな事に対しては困った様に眉尻を下げつつ、照れて嬉しいのもあるが娘がちょっとかわいそうだと苦笑するが…)…………普通にifの話だけど娘ができたらとか気が早すぎるよね……(と、自分の発言に恥ずかしくなって)
ん、ん……やっぱり瑞コンかぁ……当人として嬉しいやら恥ずかしいやら……うん、キスしたけど……変わりそうかな?どぉ?(返ってきた答えは判断に困るもので、ダメとも良いとも言えず。……キスを終えて身体を見回し、首を傾げ…どお?と見上げて尋ねて)
あはっ、そして提督は誘拐疑われて憲兵さんに職務質問されるんでしょ?…とはいえ肩車してもらって高い目線で動物見てみたいっていうのもあるのよ?元に戻ってからじゃそんなことできるはずもないし。…………私専門…うんうん、そーね。やっぱり提督には他の子の髪なんて触って欲しくはない、し……んうぅ、どーしよ提督!なんか私可愛い過ぎてこのままお外でかけて遊びたい気がしてきたわ!(ひとしきり鏡の前ではしゃいだ後、そわそわしながら振り向いてキラキラした瞳で見上げて)……でかけないの?おうちであそぶの?
勿論だ、むしろ気持ちだけなら瑞鶴がどんなに戦う力を持っていたとしても常に瑞鶴を…大切な人を護れる自分でありたいと思って過ごしてるんだからな!……むう、流石の俺もそれは辛い…俺は一体どうすればいいんだ……!(相手を護る、その気持ちは別に相手が艦娘で無くなってしまったからだとかそんなことは一切関係なく昔から不変のものとして胸に抱いているのだと断言し、娘に嫌われてしまうなどと言われるとそれは流石に堪えると頭を抱えて)
いや、ダメだな…何の変化の兆しも無しだ。だけど俺の気持ちで言えば相手が瑞鶴とわかっていてもそれが子供の姿ってだけで凄い背徳感を感じられてゾクゾクしたぞ(変化を問われ首を横に振るが、心情の変化はあったようで、そこはかとない変態っぽさを醸し出しつつそんなことを言ってのけ)
瑞鶴を肩車…それは俺としても中々に心惹かれるものがあるな…って、違う違う、これじゃ本格的に憲兵のお世話になることになってしまう。…う、そんな風に言われても……知り合いに見られたりしたらマズいし………でも少し、そう、少しだけなら外へ出てみてもいいかもしれないな(現実的に考えるなら外になど出ない方がいいのだが、相手の可愛らしいおねだりには勝てず流されてしまって)
うんうん、その全てから私を護ろうとする考え方は凄く嬉しいし凄いと思うし、そんな所が大好きな訳だけども……例えばあなたが私と旦那さんの息子だとして、夫婦べったりで息子に構ってくれない……なんてなったら父親の事嫌いなるかもしれないでしょ?………だから、どっちも同じくらい愛してくれるのがベストなんだけども………まぁ案外子供ができたら私と変わらない愛情注ぐんじゃない?たぶんだけど(頭を抱える提督に手を伸ばしてよしよししながら、きっとなんとかなるわと慰めて)
ダメだわこの提督、はやくなんとかしないと…………これは一刻も早く元に戻らないといけないわね。このままじゃロリコンになっちゃう…………というわけで提督!効果ないんだからもうキスしちゃダメよ!!(変態度が増してしまった提督に眉をひそめると、びしっと指をつきつけ効果がないのだからとキス禁止令を言い渡し)
っていけない、私も私で遊びに夢中になりそう……お外に行かないにしても、これからどうしたらいいの…?もういっそ二人で遠くに逃げる……え?お外いくの?わーい!(一度正気になりかけるも、少しだけ外に出てもいい、の言葉にはしゃいで喜び、再びお子様モードに)
まあ、何事も限界を超えてからが勝負だからな!分け与える愛情のキャパが足りなくて優劣つけないといけないというなら、そのキャパを限界を超えて増やせばいいだけだ。…そう、100%を超えて200%分の愛情をそれぞれ100%ずつ割り振ればそれで万事オッケーってな?流石俺、今日も冴えてるぜ(慰められればあっという間に調子が戻り、謎の超理論を振りかざして事も無げにそう言ってのけて)
ロリコンではない、断じて無い!俺はただ小さな瑞鶴を相手に興奮を覚えてしまうというシチュエーションに燃えているだけなんだ!…それにな瑞鶴、効果がないとか名目がないとかそんな打算的な理由で禁止するなんてもったいないぞ、たいからする!それでいいじゃないか(相変わらずブレない発言でそう主張をしつつ、遠回しかつわかりやすい態度でキスのお預けに対しては不満を口にして)
ああ、このままずっと家の中で過ごしてても気が滅入る一方だしな。仮に瑞鶴の姿がみられたとしても近所の子とかなんとか適当に流せばいいし…てなわけで近所の公園へ出かけるぞー!(落ち込む相手を前になんとかしてやらなければという気持ちが膨れ上がり、力技だがこれならいけると妙に自信たっぷりにそう答えて)
…単純ねー………でもそれでこそ私の提督さんって感じよね…私も娘にパパとどっちが好きか聞かれたらどっちもよって答えると思うし………いやでも私が子供に愛情注いだら提督拗ねたりは…しそうな、しなさそうな……ねぇ、子供甘やかしてたら、俺も甘やかしてーって言いそう?(自分がもし同じ事を聞かれたら明確に平等と答えられるが、それで拗ねたりはしないだろうか、とちょっと首を傾げながら尋ねてみて)
欲望に忠実すぎる!!……えーっと………も、元に戻ったらいくらでもしてあげるから、外からみて誤解されそうな発言と行動はつつしみなさいっていってるのよ……(あまりにもストレートな提督の言葉にがっくりうなだれて、取り敢えず変な性癖にでも目覚めたら困るので控えめにダメだよと言ってみて)
うん!じゃあていとく!お外いこ!お外ー!(色々心配の種はあるものの、気分転換に外で遊べるとなると元気になって、手を差し出し)…おててつないで、いこ!ねっ!(と、嬉しそうに子供らしい笑顔で誘いつつ)
やきもちは…多少はやくかもしれないな、うん。俺のことも同じだけ甘やかして欲しいと感じるのはむしろ当然じゃないか、俺だって瑞鶴から愛情たっぷりに甘やかされたいぞ!(拗ねるのはむしろ当然のことだとなんの自慢にもならない発言をしては得意げに胸を張って)
おっ、言ったな。いやはや、あの恥ずかしがり屋な瑞鶴の口からいくらでもキスをしてあげるなんて言葉を引き出せたんならここは涙を呑んで我慢をしようじゃないか(相手の発言を受けてニヤリと笑えば名残惜しさを感じながらも今は我慢をしようと言い切って)
あ、ああ…これはヤバいな…まさか本当に俺にはロリコンの気があったのか…(まるで無邪気な子供のような振る舞いにドキドキして、差し出された小さな手を握りながら中身が相手とはいえ子供時代の相手と出会っていてももしかしたらこんな風にときめいてしまったのだろうかと考えると流石に自分自身に軽く引いてポツリ呟いて)
大人げない!いや気持ちはわかるけども、それじゃおっきい子供と変わんないじゃない…子供と張り合ってどーすんのよ……ま、まぁちゃんと愛情はどちらにも注ぐつもりだけども…(得意げな提督に頭を抱えてガックリしながら、それでもちゃんとどっちも均等に愛してあげるから、と疲れた声で応えて)
だ、だってさぁ……このまま提督がロリコンになっちゃったら、私が元に戻った時に、やっぱり小さい方がいいとか言われたら……私、子供の自分自身に嫉妬しちゃうかもしんないし……(ほっぺを膨らませて視線を逸らしながら、小さく恥ずかしそうに呟き)…それなら大きい私を好きになってもらう努力をね……その……
…ぼーっとしない!早く遊び……じゃない、元に戻るための可能性を求めて旅立つのよ!(そんな提督の気持ちには気がつかず、もっともらしい理由をつけてふふん、と楽しそうに手を引き)……
瑞鶴に愛されて甘イチャ出来るなら俺は大きな子供という誹りも甘んじて受け入れようでないか!むしろ瑞鶴ママに甘える事ができるなら幼児退行も辞さない!(相手の気苦労など素知らぬ顔でまたも新たな可能性(主に変態方面に)を見出そうとしていて)
おいおいおいおい、可愛すぎか!そんなこと考えてるって知って尚更瑞鶴への愛おしさが強くなったし、どんな姿でも瑞鶴は瑞鶴だろ?ならば俺はその時その瞬間の瑞鶴を全力で愛するだけだぞ!(秘めた想いを口にした相手へとやや興奮気味に常にその時の相手が一番だと自信たっぷりに言ってのけて)
お、おお、そうだな!しかしまあ…くく、建前と本音が一緒になっちゃう瑞鶴はかわいいな(隣に並んで歩きつつ小さく笑えば調子が戻り、そんな感想を口にして)とりあえず近くの公園にでも行ってみるか?
どんどんダメになっていく…!……ここは…えーと……そうだ、二人も子供が増えたら誰か別のパパを用意して頼ったりしなくちゃいけなくなるかなー?(と、なんとか軌道修正するべくそんな事をジト目で見ながら言ってみて)
そ、そうなのかな…そうであれば嬉しいんだけど……えと、……ぁ、ありがと……(どんな姿でもその時の自分を愛してくれるという言葉に恥ずかしそうにお礼を言いつつ)…それでも好きになってくれる努力は必要だと思うから……何をってわけじゃないけど……がんばるね……(えへ…とはにかみ笑い)
い、一石二ちょーってやつだから!…私かわいい?えへー!やった!わたしかわいい!……こうえん…!…は、服が汚れちゃうから砂場はダメね………ブランコとか滑り台くらいだったらいいかな……!ん!こうえんいく!(可愛いとの言葉は素直にそのまま受けとめて疑いもなくにっこり笑うと、ちょっとおませな女の子の様に公園で遊ぶ楽しさと可愛い服を汚したくない気持ちを測りにかけて、汚れない遊びならいい!と結論を出して手を引き)
な、なんだと!?それはダメだ!瑞鶴の隣に相応しいのは俺しかいないんだから他の父親の用意なんて考える必要もない!…瑞鶴ママに甘えちゃおう計画は諦めざるを得ないな(当然ながら相手の言葉は効果覿面で、そんなことになるんなら流石に邪な妄想については諦めざるを得ないと悔しげに口にして)
今日の瑞鶴は一段といじらしいな!瑞鶴のその心意気、俺がしかと受け止めたぞ。毎秒俺の中の好きという感情を記録更新してくる瑞鶴の今後に期待が持てるな(いつにも増して愛情を前面に押し出してくる相手にときめかないはずがなく、その想いを丸ごと受け止めればそう口にして微笑み)
ああ、本当に可愛いぞ、瑞鶴の新たな魅力発見って感じだ。ていうか、なんだかんだこの状況楽しんじゃってるよなお互いにさ。…なんならこの勢いで公園まで肩車でもしてやってもいいぞ!(最初こそ困ったことになったと困惑していたものの、結局は楽しむ方向に頭がシフトしてしまうのはやはり相手と一緒だからなのだろうなと考え、それならと勢い任せにそんな提案をしてみたりもして)
もうさすがと言うかなんというか……凄まじい変わり身の速さね…………雷だったら喜んでママとして甘やかすわ!とか言いそうだけど、私は普通に肩を並べて愛し合いたいものね……て何言ってんのかしら私。でも凄い悔しそうなんだけども(物凄く残念がってる提督に頭痛を堪えるかのように頭を押さえてため息をつきながら、それでも好きなのよねと小さく呟いて)
べ、別に私だってただの暴力女じゃないし、その……す、好き合ってここまできたんだから…いじらしいかどうかはともかく、そんな時もあるわよ………にしても毎秒記録更新って大袈裟じゃない?その内大気圏まで突破しそうね?(きちんと受け止められた事に安堵して照れ笑いすると、別にいじらしい訳では無いとこれもまた恥ずかしそうに反論しつつ)
ま、まあ非常事態ではあるけど、提督と一緒にいると安心しちゃって……もっと真面目に考えなきゃなんだけれども……どうも子供の思考に引っ張られて欲望に忠実なのよ、今の私。……どんなピンチでも切り抜けてきたから、今回もきっと、なんて……え?肩車?するする!のせてのせて!(照れからから普段の思考に戻ったりもするが、やっぱり楽しそうな提案を聞くと目がキラキラ輝いてしまって、両手をぶんぶん上下させながら、乗るから座って座ってとジェスチャーし)
いや、もう悔しい気持ちは吹き飛んだぞ!なんといっても瑞鶴の嬉しい本音が聞けたわけだからな!…とはいえ、この状況を解決しないことには瑞鶴のその願いすら叶わない訳か、ロリ瑞鶴を愛でて可愛いとか言ってる場合ではない、と(相手の想いを知ったことで少しばかり真剣な様子で考え込んで)
大袈裟なものか、それだけ常に瑞鶴を魅力的な女性として意識しているということなんだからな。大気圏突破なんてむしろ地球規模で収まってる時点でスケールが小さい、すでに宇宙規模でなければ俺の想いは足りないぞ(相変わらずというべきか相手にどれほどの魅力を感じているのかを語りつつ、相手の思う範囲なんて既に超えてしまっているなんて自慢げ口にして)
なんとなく瑞鶴の言いたいことは俺にもわかる気がする、非常事態なのは間違いないけど俺たちなら絶対超えていけるっていう謎の自信があって、それならこんな事態すらも楽しまないと損だってそんな風に考えちゃうんだよな?…という訳で、さあ瑞鶴乗ってくれ(相手の危機感のない回答にこちらも同じ意見だと頷き、そうであればやはり楽しまなければ損だと相手の前でしゃがみ込んで肩車に応じようとして)
……ん、解ってくれてありがと…なんだけど、もし戻らなかったら……そういう愛し方もあるかもね?なんて。……一応…戻らない可能性も心に留め置いておこ?そん時はそん時よ(ちょっと真面目になった提督にくすりと微笑み)………なんだか真面目な提督ってあんまり似合わないね?(と、まじめになったらなったで茶化してしまう自分がいて、内心似たもの夫婦なのかなとも思い)
宇宙規模ってそれこそスケール大きすぎて測れないんだけど……そのうち大爆発…ビックバンだっけ?…みたいなの起こしそうね。それだけの愛に応えられてるのか……ちょっとだけ不安になるわ(もう、しょうがないなぁ…みたいな顔で苦笑しつつ、ちゃんと返せているのか頬をぽりぽりかきながら深刻ではなく軽く冗談めかして呟いて)
一番不安なのってあなたと離れてしまうことだからね、それがクリアできているなら何も問題ないわ!……んしょっと。提督乗ったわ!ゆっくり立ってね(よいしょよいしょと、提督の背を上り跨って肩に腰を降ろすと、提督の頭をぺちぺち叩いて合図し)……ふふ、なんだかワクワクするー!大きいときはこんなことできないもんね!
ポジティブなんだかネガティブなんだかイマイチわからないところではあるが、どんな可能性の先にも瑞鶴の隣に寄り添うのは唯一俺だけだから安心するといい!…ただ、一つ納得が行かないんだが俺はいつだって真面目だぞ、真摯に瑞鶴のことを愛しているんだからな(前向きなのか後ろ向きなのかなんとも言い難い相手の可能性の話しにも相変わらずのブレない姿勢で言葉を返して)
それこそ要らない心配というものだぞ、俺は常に瑞鶴と一緒にいて愛情と幸せを感じない日はないからな。…とはいえ、まだまだ俺は瑞鶴の愛情を受け止めるだけの余力があるからもっと愛情をぶつけてくれても構わないぞ、ハグとかキスとかその他諸々も常にウェルカムだ!(相手に心配無用と伝えた上で欲望丸出しの発言と共に両手をガバッと広げてみたりして)
なるほど、それなら絶対に心配はいらないな。俺が瑞鶴から離れるなんて天地がひっくり返ってもあり得ないことだしな……っと、当たり前のことだけどやっぱり軽いな、なんなら元に戻ってからもこういう触れ合いをしてもいいんだぞ?(そんな風に戯けながら軽々と立ち上がり、冗談か本気かそんなことを口走りながらゆっくり目的地へ向けて歩き出し)
うん、元に戻れなくても戻ってもどちらでも安心ってことね。愛されてる実感も大いに理解はできるんだけど……いつだって真面目だって言うのはちょっと納得しかねるかな?…全面的に変態っぽいっていうか、お調子者感が真面目さを帳消しにしているというか………愛は疑わないけど真摯、紳士?う、うーん…………ま、まぁ私も愛しているから何も問題ない、といえば問題ないのかもだけど(愛は疑いようもないのは事実だが、真面目かというと首を傾げたくなる言動ばかりなので少し困った様な顔をするも、結局自分も楽観的で愛さえ解ってばいいのだからと真面目さに関しては考えない様にして)
そういう言葉はズルいわ。凄く嬉しくなっちゃう。普段は変態…………うん、やっぱり変態だったわ。でも、うん。子供になってしまったせいか私もあんまり自制が効かないのよね………ぎゅー、する(普段であれば恥ずかしい事言うなと拳が飛んでくるとこではあるが、子供思考ではくっつきたい気持ちが優先され、とてとてと側に寄ると笑顔でぎゅーっと抱きついて)
元に戻っての肩車はちょっとはずかしー気がするの。だいたい大人なのに肩車してる人なんて見たことある?それに今は良いとしても大人だったら今より絶対に重いし。……ふふー、高いたかーい!どこまでも見えるー(子供状態では視界が低いのであまり周りを見通せないが、肩車で視界が広がり、尚且つ動かなくても勝手に動くので楽でもあって。流れる景色を見てはしゃぎながらウキウキと)たーのしー!ていとく好きー!
そうだろうとも、愛さえあればそれで万事オッケーなのさ!決して自分にとって都合の悪いことは頭の片隅からも一切合切削除している訳ではないんだ、うん(相手の疑問についてはあえて触れず、愛さえあれば問題ないという部分にだけ全力で同意を示して)
変態と呼ばれることと瑞鶴とこうして甘々スキンシップを楽しめることはトレードオフということか…だけど瑞鶴はそうやって俺を変態と呼ぶけどな、そんな俺を愛してくれているのも瑞鶴だってことは忘れちゃダメだぞ?…まあ、瑞鶴が少しぐらい調子の良いこと言ったりしても今の俺には叱ったりなんて出来なさそうだけどなー(一応相手が変態と強調しているのは未来の旦那だということは言い聞かせつつも、無邪気な笑顔でのハグには完全敗北して)
まあ、確かに今の姿だからこそ出来る貴重な経験ってことなのかもなあ…なら肩車じゃなくてお姫様抱っこなら何の問題もないな?それに瑞鶴が多少重かったとしてもそれは幸せの重さだし俺は支えてみせるぞ(肩車は確かに無理があると認めた上で別の選択肢を用意して、相変わらずカッコつけてそんなことを言ってのけ)はっはっはっ、瑞鶴が幸せそうだと俺も嬉しいぞ。しかし、こんな状況を翔鶴に見られたりしたらどう言い訳するかな…
………性癖に正直者なのはわかってたけど、ついついいらない事までポロッと口にしちゃうのも正直者ゆえなのかしらね………その口のせいで何度翔鶴姉ぇに冷たい笑顔で見られても悔い改めないとか。………まぁそんなとこも愛してしまっているわたしも負けてるわね(…はぁ、と小さくため息をついて苦笑しつつ)……ここでいつもなら鉄拳飛ばしてるとこかもしれないけど、私も随分丸くなった……ということかしら?
えー?聞こえなーい。私が好きなのは提督であって変態さんじゃないからー。でも提督が変態癖を直さないならそれごと愛するしかないじゃない?(わざとらしく小首を傾げながら、あざと可愛くにっこり笑ってみせて)…もはや治せとは言わないけど、控え……るのも難しいかもしれないけど、世間体の為にも変態行動と発言は私の前だけにしなさいね?(と、無自覚にそんな性癖も誰にも渡さない的な独占欲もみせる辺り、実は自分はそんなに変態も忌避していない様で)
そ……それはちょっとだけ魅力的に聴こえる……!けど、たぶんおっきくなった私ははずかしーって言うかも。だからお姫様抱っこもちっちゃいうちに後でやる!ね!……見つかったらわたしが守ってあげるわ!おねーちゃんっていえば一撃よ!(…ご機嫌なのか上機嫌にお姫様抱っこも後でしたいとおねだりしつつ、姉に対しても謎の自信で余裕だと応えて)
冷たい笑顔もそれはそれでイイ!…翔鶴のは少し、いや、かなり背筋に冷たいものを感じなくもないが美女からのそれはある種のご褒美だ!……とまあ、この流れだといつもなら大体ここで瑞鶴に強烈な一撃を貰ってた訳だが…そうかそうか、惚れた弱みなんて嬉しいこと言ってくれるよな(性癖全開で力説しつつ、相手からの制裁が入らない理由にニヤけて)…だけどあれだな、無ければ無いでそれはまた寂しい感じだな←
つまり瑞鶴にとって重要なのは俺が俺であることということか…こんな風に俺のことを想ってくれる相手に出会えて俺は幸せ者だよ。…俺も瑞鶴のその想いに応えてちゃんと節度を守っていかないといけないよな、俺の本音を見せるのは瑞鶴の前だけにすると約束しようじゃないか…まあ、元々こうして二人で暮らすようになってからは外ではちゃんと我慢してるんだぞ(自分の全てを愛するという相手の覚悟にも似た台詞を噛み締めながらも、当然のことをさも凄いことであるかのように自慢げに語り)
ははは、恥ずかしがっちゃう瑞鶴を強引にお姫様抱っこというのも中々にそそる展開だけどな、まあでも今の瑞鶴をお姫様抱っこ出来るのも今だけ…となれば勿論断る理由はないな!…な、なるほど!いや、確かに今のこんな可愛い瑞鶴にお姉ちゃんなんて呼ばれた日にはあの翔鶴もメロメロ間違い無しだな!(少し意地悪な発言をしながらも後でお姫様抱っこするというのは決定事項だと言い切り、妙に自信たっぷりな相手の発言に乗っかるがそもそも親戚の子だとかでシラをきり通した方が無難だという事実にはお互い気づいていないようで←)
翔鶴姉ぇの笑みは多分下手したら本気で刺されるから本能的に危険感じてるんじゃない?提督本能に忠実だし……え?殴られたいの?……確かにこっちは一生懸命修正しようとしてるのになんか殴られて嬉しそうだったからもしやと思うんだけど……まさかほんとにドMになっちゃったの?……うぅーん、金属バットとか買ってきた方がいいのかなぁ……(こちらの愛情を悟られて少し照れ恥ずかしい気持ちになったが、無ければ無いで欲しがる提督に眉を潜めて、それて望みは叶えてあげようと致死性抜群の道具選びを考えだして)
ま、まぁ恥ずかしいけど言っちゃえばそーいうことね!……けど我慢してるってナニ?私じゃ満足できないんだー?ふーん、へー?…………まあ知ってるけどさ。私最上としても他にも手を出さずにはいられない、あれもこれも欲しい的な、例えればデザートと主食は別腹みたいな。……わかってるけど制裁案件ね?もとにもどったら覚えてらっしゃい…………我慢できて偉いね、なんて言わないわよ?(と、こぶしをポキポキ鳴ら……ない。子供がやっても可愛くしか見えないが精一杯のジト目の笑顔で見つめて。とはいえ提督の気持ちも把握してあえるので本気で怒ってはいない)
ぐぬぬ……と言いたいとこだけど今は楽しいから見逃してあげるわ……ふふん、完璧な作戦でしょう?つまり一番の脅威はものともしないとゆーわけ!……だから早く……ブランコ!滑り台!……あと公園って何があったっけ?(そして提督が同意してくれたのでますます得意になって事実から目を背けたまま自信たっぷりに自分の遊びたい欲を優先し、もうなにも怖くない、とばかりに満面の笑顔で)
俺は断じてどMではない!ただ、瑞鶴からしてもらえることなら俺にとっては大体がご褒美になるってだけだぞ。…って、それは流石に殺意がこもってないか!?伊達にあの翔鶴の妹じゃないってことか……(相変わらずの変態的発言を全力投球で口にしながらも、殺意を敏感に察知して身震いし)
おっと、勘違いしないでくれ。俺が我慢しているのは瑞鶴と二人で外に出た時に所謂アレな発言とかを他の人には聞かせたり見せたりしないように公共の場では色々我慢しているというだけのことであってだな……でも、これは仮の話しだけど綺麗なお姉さんとかとすれ違った時なんかについつい視線がそちらに向いてしまったりするのは仕方ないよな!?ノーカンだよな!?(ハッキリと相手の勘違いについては指摘をしてはみるものの、最後に結局相手の怒りを買いそうな余計なことを言ってしまう辺り締まらないで)
定番どころでいうと後はシーソーとか鉄棒…は今の服装だとアウトだな、色々と…個人としてはカメラに収めておきたいところではあるけど他の人の目もあるからな…残念だ(他の遊具について指折り挙げていく途中で相手のヒラヒラのスカートへ視線を落とし、またも問題発言をしてあからさまに残念そうにため息をこぼして)
本人を目の前にしてそう言い切られると躾ようにもどうしたらいいかわからなくなるわ……うーん、やっぱり金属はやりすぎ?提督の事だからなんか平気そうな気がしちゃって。……ねぇ、どMが喜ぶ武器って何かある?金属がダメならグリンガムのムチ+3とか?(普通ならドン引きする所だが最早慣れたもので、まあしょうがないかとため息をつきつつも、お仕置き武器はどれがいいかなどと本人に選ばせる辺りこちらも随分アレな感じで染まっていて)
なるほど、そういうことかぁ……まあ、それなら安心。うん、それにあまり厳しくして我慢できなくなって公共の場で大恥かくよりはある程度認めた方がいいよね。……綺麗なお姉さんは…………うーーん……気持ちはわからないでもないけど、じゃあ私もすれ違うイケメンに視線向けても平気ってことよね?結構筋肉ついてるなーとか顔整ってるなー、なんて思っても嫉妬しないのね?(案の定、誤解が解けて緩やかになりかけた目がジト目になり、声に冷気が混じるが……それなら立場を置き換えて説明してみせて。ついでに結果は予想できるので何か躾る武器がないかキョロキョロ探し)
スカートって鉄棒と相性よくてね、くるくるーって巻き付けて逆上がりすると上手に回れるのよ。……まあやらないし、やるとしても変態さんのいない所限定の話だけど。……カメラなんかに納めたら100年憲兵さんハウスに監禁してもらうからね?(小さい手で提督の両こめかみをぐりぐりしながらお仕置きしつつ)じゃあ、まずはブランコで背中押してもらってー、次はシーソーね!ジャングルジムみたいなのはなんか降りられなくなって怖くなったら嫌だし。さあ、わかったら早くブランコに降ろしなさいね(と、色々言ったが楽しみにしているようで、はやくはやくと提督の頭をぺちぺち)
金属バットで殴られるよりも致命傷にならないかそれ!?…だけど瑞鶴があぶない水着装備で振るってくれるというなら甘んじて受け止めてみせようじゃないか!伊達に瑞鶴の爆撃に耐えてきたわけじゃないからな(むしろ状況は悪化していると言えるのに邪な妄想が膨らめば命の危機よりも欲望が勝って、無駄に自信満々にそう言い切って)
うぐっ…そ、そんなことしていいのか?そんなことになったら泣くぞ?いい歳こいた大人がわんわん泣くぞ?それでもいいのか!?(などと反省の色が窺えない開き直りのような発言をして。近くの壁には掃除用のモップが立てかけてあって←)
な、なんだと!?それについて詳しく…!いや、むしろ変態なんて不届き者は俺が近寄らせないからこの目で見せてくれ…!?って、いてて…せ、せめてカメラはダメでも心のファインダーに収めさせてくれー(相手の発言に目の色を変えて、当然自分が変態だなんてことは一切考慮に入れず頭をぐりぐりされてもなお懲りずに変態的な発言をしていて)…うむむ、残念だが鉄棒は諦めよう。ていうか瑞鶴って実は高いところ苦手だったりするのか?今の瑞鶴ぐらいの歳の子も割と普通に上に登って遊んでるみたいだけどな?
……う?うーん……提督ならなんか致命傷受けてもにょきにょき生えてきそうな気がして……え?あぶない水着?どんな危険な水着か知らないけど可愛くないのは着ないし…………でも命より欲望に走るなんて…しばらく翔鶴姉ぇに監視して貰った方が…?(どんなデザインだっけ?と少し考えつつも、名前の通りロクなもんじゃないだろうとため息をつけば姉を呼ぼうかと思案し)……元に戻るまでは呼べないけど……まあ冗談はおいといて、そんなに攻撃されたいならビンタかデコピンとかしてあげよっか?(と、どM疑惑は抜けておらず)
…開き直んな!…自分がされて嫌な事は人にしないのが常識でしょうが!私だってあなたが誰彼かまわず手ぇ出したら泣くわよ?わんわん泣くわよ?それでもいいの?(目にしたモップを手に取りビシッとつきつけ、ちょっと楽しそうに)……おしおきよっ!フルスイングが突き刺されるか選びなさい!……提督、アウトーってね
見せるわけないでしょ。それに一番の変態で不届き者は提督そのものじゃない。……スカートじゃなかったら見せてあげてもいいわ。………別に高いとこ普通よ?航空空母が空苦手っておかしいでしょ?それに今肩車して高いのも嬉しいし………ただまあ、登ったはいいけど降りられないとか、足滑らせたら嫌だなとか、怖いんじゃなくて危ないから、ね。そんだけよ……(安全な高い所は平気だ、危険回避だと力説し、ただ単にもし降りられなくなって情けないとこを見られたら嫌だということをそっぽ向きながら小さく呟いて)……降りられなくなって助けを求める事になったらなんか恥ずかしいし……
瑞鶴の中の俺って時々人外のモンスターか何かだと思われてる節があるよな……って、何を言うんだ…可愛くてセクシーな素晴らしい水着だぞ!それに監視をするなら瑞鶴に直接監視をしてもらってだな…ビンタとかそれぐらいなら喜んで受けるが翔鶴相手だと何をされるかわかったものじゃないからな…(当然のように再びそう力説をしてから、やはり翔鶴だけは苦手意識が抜けないのかそう言葉を続けて)
俺が瑞鶴を泣かせるようなことするはずないだろう!…まあ、前までの俺は少しそういうことをしてしまう節もあったかもしれないけど俺は変わったんだ(変態要素は相変わらずだが浮気癖のようなものはだいぶ抜けたようでそう言い切って)…その選択肢なら是非両方で頼むぞ!今の瑞鶴のパワーならヤバい事態は回避出来るだろうからな
それじゃ意味ないじゃないか、ただ瑞鶴の逆上がりを見ても…いや、瑞鶴のすることならそれをただただ見ているというのもアリかもしれないな(スカートでなければ本末転倒だと言いかけるが相手が一生懸命に逆上がりをする姿はそれはそれでそそるものがあるかもしれないと考え直し)はいはい、そうだな。危ないのは良くないよな?でももし瑞鶴に危険があれば俺がこの身を挺してでも助けるからもっと信頼してくれてもいいんだぞ?それに、瑞鶴にいいところを見せられるのはむしろ望むところだしな?
だって変態って私にとっては未知の生物だし……え?可愛くてセクシー?…それならなんで危ない、なんて名前がつくのよ?可愛い訳がないしそれにそもそもそんな水着持ってないでしょ?…………大体そんな水着を着た私が翔鶴姉ぇに見つかった場面を想像してご覧なさいよ。ラスボスも裸足で逃げ出すくらい恐ろしい事が起きると思うんだけど?(やはり自分が何をやってもご褒美にしかならなそうなので、姉の名前を出すことで際どい水着を用意されることを避けようとし)
変わった?変わった………うーん、変わった……かしら………?まぁ、変態癖は抜けないけど浮気は確かに減った……気がする?(と、何度も首を傾げながらも確かに浮気はない気がして一応納得し)…………む、確かに今の私じゃ大したダメージ出せないか………じゃあはい!このモップでフローリングと廊下を罰として綺麗にして!(提督の言葉につついたり叩いたりしても無駄だと悟り、掃除を申しつけてみて)……終わるまで私に触れるの禁止!
…やっぱり覗く事しか考えてないじゃない!……今日はどっちみちスカートだからやらないわよ。…………え?えー…と……そりゃ提督は身を挺して助けてくれるんだろうけど、顔面に膝蹴り入っちゃうかもしれないし。君子危うきに近寄らずって言うでしょ?わざわざ危ない真似はすることはないわ。……し、シーソーとかブランコとかあるでしょ?そっちで遊びましょ?(何となく雲行きがジャングルジムに登る方向になってる気がして、ブランコがいいの!と提督の肩の上で喚いて)
そうか、まあ仕方ないよな…やっぱり瑞鶴にはあぶない水着は少しばかり荷が重かったか(わざとらしく残念そうに言いながら相手の胸部装甲をちらり)それに流石の翔鶴も夫婦同士でならどんなアレなことをしていたとしてもそうそう口出しはしてこないんじゃないか?すごく残念な顔で見られたり生温かい視線は向けられそうだけどな!
そうだろうとも!俺は瑞鶴一筋、他には欲望をぶつける相手が居ないんだから多少の無茶振りには目を瞑ってもらいたいぞ(などとむしろ変態行為を許容してほしいと開き直って口にして)くっ…流石は瑞鶴、俺にそんな焦らしをしてくるとは…だが掃除を頑張ったらその後はたっぷりと甘イチャに付き合ってもらうぞ!
捲れるスカートあらば覗かねばそれは無作法というものだろう…!こればかりは男の本能だ!(やはり反省のカケラもなくスカートを前にして邪な考えを持つのはむしろ致し方ないことだと拳を強く握って言い切って)顔面に膝蹴りか…それはそれで悪くないな…うん。とはいえ万が一瑞鶴が怪我をして一生消えない傷が出来たりなんかしたら立ち直れる気がしないから危ない橋を渡るのはやめておこう、それじゃああのブランコで遊ぶか。二人で乗るか?
なっ…!……そ、そんなことないわ!今は子供だから無理かもだけど、元に戻ったらどんな水着だって着こなせるに決まってるじゃない!ぶん殴るわよ!?(提督の視線がどこに向いているのかを察知すると反射的に反発し)……あれ?それって私も翔鶴姉ぇに提督と同じ趣味に見られるってことなんじゃ……?…いやいや私は変態じゃないし……(と、姉の視線を想像してはブツブツと言い訳を始めて)
まあ……多少はね?行き過ぎたら即お仕置きだしこれからも矯正は続けるけども。変態もほどほどにしなさいよ?……あなたの変態を受け止めてあげられるなんて私くらいなものなんだから…しっかり掃除することね。頑張ったらご褒美あげないこともないから(はぁ、とわざとらしくため息をつくものの、別に悪い気はしていなくて小さく苦笑すると誤魔化すように冗談を)……甘イチャ……は砂糖入りのお茶でいい?
何の作法よ何の……そんなに見たいなら自分で着てやってなさい。そんなことよりブランコよ!……当然二人で乗るわ。一人で乗るより二人の方が楽しいし、どうせ一人で乗ってたら真正面に陣取るつもりでしょ?……ブランコといえば…今は構造上できない事を理解してるけど、子供の頃ブランコで一回転したら凄そう、なんて思ってたものだわ……(ブランコの近くまで来るとテンションが高くなってきたのか上機嫌になり、さあさあ早く早くと急かし)
ほう、言ったな?まさかそれだけ大口を叩いておきながらいざその時になったらやっぱり無理なんてことは言わないよな?(半ば条件反射的な相手のリアクションを見ればニヤリとほくそ笑み、まんまと相手をのせることに成功したことで満足げにして)まあ、瑞鶴はなんだかんだ言いながら俺の要望をちゃんと聞いて叶えてくれるからな、嫌よ嫌よも好きなうちってぐらいには思われてるんじゃないか?
ほどほどでというのは中々難しい注文だな、俺の願望が溢れてやまないのは瑞鶴への愛があればこそだからな、瑞鶴の存在が俺にとっての原動力であり続ける限り俺の欲望が際限なく膨らみ続けるのはむしろ仕方のないことなんだ!(なんとも乱暴な持論を展開して自分の相手への思いを引き合いにだしては開き直って)ご褒美に甘イチャじゃなくて甘い茶って…活字に起こさないとわかりにくいツッコミをさせるとは流石は瑞鶴…
自分でスカート履いてそれをめくって楽しむってそれ完全にヤバいやつだろ!?何が悲しくてそんな危ない行為をしないといけないんだ(想像しただけでヤバい奴とわかる行為を平然と勧めてくる相手にそうツッコミを入れて)…そ、そんなことするわけないじゃないか、まさか正面からヒラヒラするスカートを見てムラムラするなんてそんな変態じみたことをなあ…ははは。だけど正面で立って向かい合ってブランコに乗るというシチュエーションもそれはそれで中々…よし!早く一緒に乗るぞ!(思いっきり邪な願望を垂れ流しにしつつも、一緒にブランコに乗るということだけでもかなりの充足感を味わえることに気づいて一気に乗り気になって我先にとブランコに向かい)
う……ぃ、言ったわ!言ったわよ!やれるに決まってるじゃない!……で、でもそんな水着なんか売ってないだろうし作れもしないだろうから無効試合になるんじゃない?(しまった…とばかりに引き攣った顔をしつつ、着るけど用意できないから意味ないよね?とやや言い訳がましく愚痴り)……いや、嫌なものは嫌なのは確かなんだけど、どーしてもって言われると……仕方ないって…………あー、これ誤解解けないパターンだわ…
欲望に際限なしだなんてそんな生理現象みたいに言われても…………まぁ愛ゆえにって言うなら…………いやいや納得しそうになっちゃ駄目でしょ私!?……そりゃお茶も濁したくなるわよ、あなた事あるごとに私とイチャイチャしたいとか私とラブラブするぞ!とか心がずいずいするんじゃあとか人前有無に関わらず常に全開なんだもの。こっちは恥ずかしいわ照れるわで同類になりかけるから少しばかりの抵抗なのよ(もうどこから突っ込みを入れていいのかわからないくらいの開き直りに、愛があるからとなんだか結局許してしまいそうな自分がいて……ちょっとだけため息をつきながら苦笑し)
……やっぱダメかぁ……変態にツッコミを入れられるとは思わなかったわ…いやそれで満足してくれれば私にヘンな事しないかなって思ってつい……てゆかスカート覗いたら靴飛ばして直撃させるからね?(提督の事をなんだと思っているのかそんな事を言いつつも、まぁそうよねと頷き)…………あ、待ってー。…えっとね……一緒にっていうのは…………あのね?提督がブランコに座って、その膝の上に私が乗って、一緒に揺られたいなって……やっぱあぶないかな?(と、少年の如くブランコに駆け出す提督の後ろを追いかけ、ブランコに着くなり自分の望みも付け足してみて)
俺が欲望のための労力を惜しむとでも?特注でもなんでもどんな手段を講じてでも用意するぞ!俺はやる時はやる男だからな(などとかっこいいことを言っている風だが勿論内容は変態的で全然カッコ良くもなんともない発言を胸を張ってしていて)つまり基本的には嫌でも俺からの頼みならしょうがないと受け入れてしまうと…とんだバカップル理論だな!
まあ、瑞鶴のそういう照れ屋で一筋縄でいかないところがまた心惹かれる部分なんだけどな。それに、なんだかんだ恥ずかしいだけであって嫌ではないっていうのがまた瑞鶴の好き好きポイントなんだよなあ…(相手の口から一切の嫌悪感などがないことを感じとり、なんだかんだでこちらの愛情を受けて満更でもないことが理解できて嬉しげに笑って)
靴をぶつけられる…瑞鶴の履いていた靴が顔面に直撃ということは実質瑞鶴に踏まれることと同義なのでは…!?…と、なるほど…俺のイメージしていたブランコの乗り方とは違ったがそれはむしろアリだな!危ないなんてそんな危険が仮にあるとしても俺が一緒ならどんな危険からも守ってみせるぞ!そもそも瑞鶴の願いなら大抵のことなら受け入れない理由なんてないけどな(妙な妄想に思考を流されそうになったが、すぐにそんな思考を頭から振り払い、相手がブランコの乗り方について具体的な要求を伝えてくればむしろ自分の考えよりも素晴らしい内容にその要求を受け入れる意志を見せて)
努力の方向音痴っていうかまったくもって威張れないからね?!やる時はやるのは知ってるけど、そこは気合い入れなくていいから!水着なんて市販のでいいじゃない!………あとバカップル言わない。その通りなんだけどなんか恥ずかしいから(今の身体では殴った所でぺちぺちにしかならないが……まったく尊敬できないカッコよくもない変態発言に頬を赤くして手を振り上げてぽかぽかと)
…だから恥ずかしいこと言わないでってば!だ、誰だって好きな人のことは許しちゃうでしょ?こんなの普通、普通なのよ…い、嫌なわけ………ない………な、なにを幸せそーに笑ってるのよ!もう、ばかばか!へんたい!しらない!(好きだから許すし好きだからどうしようもなく、事実なので否定もできず……提督の嬉しそうな顔に真っ赤になってわめいて)
踏まれる……?別に靴じゃなくて直接踏んであげるわよ?あれでしょ?横になって背中とか足裏とかちょうどいい重さの子供に踏んで貰ってツボを押す的な。顔面踏まれて喜ぶとかじゃないわよね?……ね!?……うん、まあ踏むのは捨て置いて、やってくれるの?………やった!てーとく大好きー!じゃあじゃあ早く座って座って!ふふーん(怪しげな単語が聞こえたが強制的に修正し、そんなことはいいからブランコだとばかりに声を上げ、自分のやりたい事が承諾されると子供らしく喜んで)
方向が間違っていようと正反対だろうと常に全力疾走が俺の信条なのさ、恐れ入ったか!そして瑞鶴、それはただただ可愛いだけだぞ?(鉄拳制裁しようとしているのだろうが当然威力など全くない相手の攻撃を受けながら微笑ましげに笑って)
そうだな、俺だって瑞鶴の願いならどんな些細なことだって叶えてやりたいと思うし大切な相手の為なら普通のことだよな?(茶化すのはこれぐらいにしておこうと腰をおとして相手と目線を合わせれば頭を撫でて宥めようとして)
ああ、足踏みマッサージなんていうのも気持ちがいいし悪くないな。でも瑞鶴の生足で顔を踏みつけられるというの唯一無二、他に並ぶものなき特別な経験なんだよな…と、ごほん!さあ、それじゃ瑞鶴ここへ座ってくれ(妄想が膨らみすぎて暴走しそうになったがここが他の子供たちも遊ぶ公園であることを思い出して流石に自制して小さく咳払いをしてからブランコへ腰を下ろして相手の座るスペースを確保して)
恐れ入るけど、それ堂々と偉そうに言う事じゃないわよ!……ぐ、ぐぬぅ……ちっちゃいと何も反撃にならない……!こんなちっちゃい身体で提督の矯正なんか無理ゲーじゃない!(ぷんすこと怒ってはみるが、余計に提督の笑みが深くなるだけなので両手を床についてぐったり、八つ当たり気味に床をぺしぺし orz)
…………うん…(最初こそ、目線を合わせられてもふーんだ!とばかりにそっぽを向いたが、撫でられて宥める言葉をかけられると、小さくこくりと頷いて視線を戻し、心地よさに笑顔になって更なるナデナデを要求…チョロいとは言ってはいけない)……んんん、もっもなでてー
顔……滑って膝が入りそうね。うん。くわしくは聞かない……んっ!乗ったよ!さあ漕いで漕いで!えへへへ(ただならぬ変態発言に瞳のハイライトが消えかけるが首をふって聞かないことにして、提督の膝上へ。背中を預けて落ちないように掴みながら、ぴょんぴょん体を揺らして早く早くとせがみ)
まあまあ、ちっちゃい身体で一生懸命な瑞鶴も可愛くて癒されるしこれはこれで悪くないぞ!(などとフォローになるのかならないのかわからない発言をしてはしゃがみ込んでにっこり笑い)
そんなことならお安い御用だ、いつもの瑞鶴なら髪が乱れるから撫でるなって言われるところだが合法的に撫でていいと言われて喜んで撫でない奴がどこにいる!…という訳で遠慮なく(相手からの要求を喜んで受け入れれば早速髪をわしゃわしゃと撫で回してはオマケとばかりに額へと口づけをして)
ああ、それじゃあ行くぞ。落ちないようにちゃんと掴まっててくれよ?(相手が腰を下ろし落ち着けたのを確認したところでまずは少しずつブランコを揺らし始めて)どうだ?もう少し揺らした方がいいか?
ま、まぁ………そう言われちゃうと私もこれはこれで、とか思ったりするんだけどね……できれば私はあなたに近い大人でいたいわ(はぁ、とため息をついて、憮然としながらも顔を見返し)……このままだと提督からの愛情は同じ愛情であっても父性愛になりそうだし、なにより殴れないし
今は髪を乱されるより撫でられるのが好きだから許可してるだけよ!……て、ちょ、ちょっとそんな乱暴な……ぁぅぅ(なでなで、と優しい撫で方かと思ったらまさかの犬を撫で回すようなわしゃわしゃした撫で方に慌てて抗議…しようと思ったがこれはこれで心地よくて気持ちいいので、子供らしい笑みを浮かべ……口付けにも照れることなくすっかりご機嫌に)…えへへへ…ありがと!お礼にちゅーしてあげる?
うん!大丈夫!しっかりつかまってる!…たのしい!もっとはやく高くてもいーのよ?(揺れ始めたブランコに、おおー!と歓声をあげて喜び、もっともっととせがんで)……てーとくと一緒なら高くてもはやくても怖くないわ!
瑞鶴への愛情が変質してしまう心配はしなくてもいいと思うけどな、なんせ俺がロリコンに目覚めてしまったのではないかと錯覚をしてしまいそうなほど今の瑞鶴の姿にもときめいてしまったほどだからな!…とはいえそうだな、対等な立場で愛し合ったり激しいツッコミがないのは少し寂しくもあるな(相手の心配する内容については大丈夫だと言いつつも、物足りなさがあるという点については偽らずに告げて)
本当瑞鶴は可愛いなー…って、キスとな!?ぜ、是非頼むぞ!頬…いや唇へ是非!(文句を言いながらも最終的に幸せそうな笑顔を浮かべた相手に表情を緩ませ、想いもよらない相手からの提案に慌てながらも身を乗り出しキスを求めて)
よし、任せておけ!それでももし怖かったらその時は遠慮なく言うんだぞ?(そう念押ししてからブランコを先程よりも大きく揺らし始め、肩越しに相手の顔を見やり)こうして童心に帰って遊ぶっていうのも普通なら経験出来ない貴重な経験だよな…子どもができるってこんな感じなのかね
いつあなたがロリコンでないと錯覚していた?………なんて冗談はさておき、今の姿にもってことだからやっぱり瑞コンというかなんというか…………あ、わかる?やっぱりそうでしょ?今の姿の関係もいいけど、やっぱり等身大での日常も捨てがたい訳で……そろそろ提督も壁にめり込むくらいの世界を狙える黄金の右コークスリューが恋しいでしょうし………よく考えたらドMかロリコンかの二択って私の夫ヤバくない?(理解を示す提督にうんうん頷いて…よくよく考えたら提督がこんな風になってしまったのは普段の教育的指導が悪かったのだろうかとちょっと反省しつつ深く考え)
ん、だって嬉しいんだもん。……お礼のちゅーなんてほっぺに決まってるでしょ?…でもまぁ、いっか、ありがとていとくー(自分は喜んで軽くお礼のつもりだったが、提督が身を乗り出し唇にキスをとあまりにも必死に催促してくるものだから少し苦笑してしまって……それでもまぁ今の自分は大人の時よりずっと素直になれる気がして、目を閉じ軽くちゅっと唇にキスをすればふんわり笑って)
うん!わかった!……きゃー!すごいすごーい!たーのしー!あははは!(子供目線では大人よりずっと速く高く感じて、でも絶対的な安心感が側にあるせいか楽しげに声をあげ)……先取り予行れんしゅーってやつね!その時が来たらしっかりよろしくね?ぱぱ?
瑞コンで結構!改めて俺がどれだけ瑞鶴のことを想っているかがわかっただろう?とはいえ、やっぱり瑞鶴の拳よりもその身体を抱きしめて体温を共有したりそういうハートフルな触れ合いがなによりも一番だけどな、もちろん大人と子供のじゃれあいみたいな感じではなく対等な立場でな?(何やら真剣に考え込む相手に対してこちらはあくまで己の欲望剥き出しのままニヤリと笑って)
……そう言いながら俺の想いに応えてくれる瑞鶴が俺は大好きだ…!それにしてもなんだか新鮮な気分だな、いつもの瑞鶴ならこんな要求をした時点で唇へのキスどころか頬へのキスすら恥ずかしがって放棄する可能性もあったというのに…今日の瑞鶴はなんだかいつにも増して素直だな(要求が受け入れられ嬉しいと感じたその反面、普段とは違う違和感を同時に感じて考え込み)
公園の遊具なんてもう久しく遊んでなかったけど瑞鶴と一緒というだけでこんなにも楽しいものなんだな…って、ちょっと待て瑞鶴それはヤバい、今ので心拍数100ぐらいは上がったぞ…(言ってしまえば子供向けの遊具なのだが相手と一緒というだけでこんなにも楽しめてしまうものかと驚きを隠せず、同時に思いも寄らない相手からの不意打ちのパパ呼びにドギマギして妙にあたふたして)
体温の共有って雪山で遭難とかした時にする奴よね?気持ちはわかるし…やっぱ対等なのがいい………んだけど、きっといざ元の姿に戻ってさあやろう、ってなったらやっぱり恥ずかしくなってアッパーとかでちゃうんだろうなぁ………まぁドンマイよね、うん(剥き出しの欲望を向けられてもなんだか納得してしまい、うんうん頷くも、大人にもどったら一気に羞恥心がくるんだろうなぁ、などと半ば人ごとのように考えて)
んー、たぶん私が子供だからよ。ちっちゃい時ってあんまり恥ずかしいって思ったことなくない?なでなでされてもすごーく嬉しいだけだし。ちゅーも愛とかそーいうんじゃなくてお礼の軽い感じみたいな気分だし…………でもきっと元に戻ったらやったことに後悔しちゃうかもしれないなー……恥ずか死しちゃうかも?(考えこんでる提督に自分も小首を傾げて少し考えて。元の姿時の恥ずかしいから殴って黙らせる前提の凶暴な愛(?)も子供の時では恥ずかしくないので発揮されず…)
んもー!ちゃんとしっかりして!そんなことじゃー立派なぱばになれないんだから!でもぱぱがダメなら……おとーさん?(あたふたしてブランコの制御どころじゃない提督にちゃんとしなさーい!とぷんすこするも、ぱぱ呼びがだめだったあんだろうかと別の呼び方をし)
普段の瑞鶴は恥ずかしがり屋さんだからな!だけどそんなところがまたたまらなく可愛いんだが…でもそれなら今のうちに瑞鶴に普段出来ない要求とかして甘えさせてもらうぞ(元の姿に戻った時の相手のリアクションはこちらも想像できてしまって、それなら今の素直なうちにと色々と妄想を膨らませて)
なるほどそういうものか、でも中身はあくまで普通の瑞鶴の筈なんだけどな?なんだかんだこの状況をノリノリで楽しんでるのがわかって微笑ましいよなー。それとも瑞鶴って割とその場の雰囲気とかに流され易いタイプなのか?(相手の言い分に理解を示しつつも、中身はあくまでいつもの相手のままの筈では?と指摘をしてから案外相手は自分が思っている以上にこの状況に順応しているのではないかと考え)
おお、瑞鶴のお父さん呼び…これはまた新しい扉が開かれそうだ…!だが安心しろ相手が瑞鶴でもなければこんなに取り乱すことはあり得ない…つまり親になるに当たっては問題ないっ…はずだ!(代案として提示された呼び名に再び軽く身悶えてから、相手だからこそテンションがおかしくなるのであってそうでなければ大丈夫なはずだと言い切って)
(/中途半端なところではあるんだけど久しぶりにいつもと違う絡みをやりたいんだけどいいか!?もし問題ないようなら今回はそっちのチョイスしたキャラとで何かしたいなと思ってる。艦これキャラでもそれ以外のジャンルのキャラでも適当な候補を数人挙げてもらうなり動かしたいキャラ一点張りでも構わないから良かったら考えてみてくれ)
(/もちろんあなたの提案にNOとは言わないわ。ちょっと間空きすぎちゃったしね………それで、今回は私チョイスね?……んーと、そぉねぇ、じゃあやりたいキャラと相手の方向性を挙げるわね。方向性はあくまでも目安よ?
FEリズ
→恋人or友人(ジャンル男女問わず誰でも)でお話
大井or北上さま
→提督(結婚前)とでもいいし他艦これとお話でも
東方レミリア
→男執事相手にお嬢様とか言われてみたいような
東方わかさぎ姫orうつほ
→村人相手か同じ東方キャラとお話してみたいかしら?
……こんな感じでどう?)
(/そう言ってもらえてひとまず安心した。まあ、よっぽどのことがなければ無碍にされることはないだろうって確信はある訳だけどな…それで本題だが今回はレミリアと執事という関係に挑戦してみようと思う。思えばこれまでは恋人とかの対等の関係かこっちが提督として立場上は上で逆に下の関係性って今まで無かったように思うし新鮮で面白そうだからな
同じ従者キャラの咲夜との差別化として今回提供する執事キャラはレミリアと旧知の仲の吸血鬼の近縁種の妖怪にしようと思うぞ、そばで仕える者として最低限の礼節を弁えながらも何か特筆して思うことがあれば率直に意見出来るぐらいの距離感で、あとこれは二次ネタ寄りになるからそっちの意見次第ではあるけどレミリアの可愛いところ(主にカリスマブレイク的な意味で)をよくわかっててそれを揶揄したりするような腹黒さを兼ね備えた感じの執事にしたいと思うんだがどうだ?何か意見とか提案があれば遠慮なく聞かせてくれ)
(/相変わらず流石ね。私のふわっとした要望からそこまで役を作り込めるなんて。優秀だわ。
内容も概ね文句はないのだけど、腹黒で忌憚なく意見を述べてくるって…それもう上下の皮を被った対等なんじゃないの?……まぁ、構わないけどね?
あと私がブレイクするかどうかは話の流れ次第だから。見たかったら精々上手に立ち回ること……あとは……名前がないと不便だわ。お前、とか執事、とかで呼んでもいいけど。
ああ、そうそう。最初は「おはようございますお嬢様」からよ。お前が人間だったのなら朝食の代わりに少し……なんてね。特に問題点も意見もないわ。じゃあ私は寝るから適当に起こしにきなさい)
(/ふむ…確かにそれは一理ありますね。とはいえ、私はあくまでも執事…お嬢様への礼は基本的には尽くすつもりでいますよ。多少の不敬については古くからのよしみで特別にお赦し頂いているという形が理想でしょうか、お嬢様の度量が試されますね←
初回のシチュエーションについても承りましたが…なるほど、私の種族のせいでせっかくの素晴らしい可能性を潰すのは勿体無いですね…そこでどうでしょう?私は半人半妖としてご都合ではありますがお嬢様との長い付き合いと吸血、その両方を同時に実現出来る形にするというのは。もし問題があるようでしたら素直に人間という形を取らせてもらうとしましょう…やはり吸血というお約束は外せませんので
ともあれ初回ロル回させていただきますね)
おはようございますお嬢様(日が落ち、普段から薄暗い館の闇がより一層深まる時間帯、世間一般的な用法とは真逆のセリフを主人の眠る寝所、その傍で軽くその身体を揺すりながら口にして)
(/ふん、わかってる。私は細かい事には拘らないわ。度量はそれこそ夜の全てが詰め込める程に大きい……気に入らなかったら真っ二つにするだけだしね。
まあそんな訳であなたは半人半妖、私の執事兼食事係よ。…………咲夜が半分仕事取られて泣きながらキレてるけどあなたがなんとかなさいね←
ところで私の案で始めたのはいいけど、鈴谷の方も私からよね?あっちをあなた向けにしてもいいのだけれども、あのまま続行でいいの?)
ん………ふぁ………あふ。ああ、真っ黒で良い朝ね………もう5分……むにゅむにゅ…(体を揺すられてうっすら目を開けて……即座に閉じ、ずぶずぶとブランケットの中に沈んでいき……そんな様子はもう既に最初からカリスマゼロであって←)
またそのような幼子のようなことを…とはいえ主命であれば致し方ありません。ただしそれ以上の譲歩は致しませんよ?もしそれを超えることがあれば失礼ながらその布団を容赦なく剥ぎ取らせていただくことになります(こちらの呼びかけに素直に目を覚まさず惰眠を貪ろうとする相手を見ては、我が主人はいつの間にこんな悪習を身につけてしまったのだろうかとそんな風に考えるが、そんな思考は一旦頭から追いやり半ば呆れた風な口調で子供じみた我儘を容認しつつ、同時にそう念押ししてから相手の寝顔を口ぶりとは裏腹の微笑ましげな表情浮かべながら見つめていて)
……さあ約束の5分が過ぎました、観念して目を覚ましてください
(/そういっていただけるのでしたら遠慮なく…あちらでは龍鳳か浦風か阿武隈のいずれかの提供をお願いしても宜しいですか?シチュエーションは両想いで素直に駄々甘な感じでお願いします)
…………お前の口上聞いてるだけで眠るどころかそのまま5分経過したんだけど、主に対する思いやりが足りないんじゃない?(布団の中でため息をつき文句を言いながらも、もそもそと起き出して)……まぁ、いいわ、まず朝ごはんね。どうせ食事で汚すのだから着替えは後ででいいわ(口に手のひらを当てて、ふぁ、とあくびをしつつ、視線をあげて相手を見て)……届かない。しゃがんで?
それは配慮が足りず申し訳ありませんでした…しかし一口に思いやりと言いましても望みをそのまま叶えるかその人にとって本当に利益となることは何かを考えて諌めるか解釈は人によってそれぞれ異なるものです…などというのは単なる屁理屈ですが(不満たらたらで文句を言いながら目を覚ました相手に対して相手の意図する思いやりという言葉の真意を理解した上でわざとそんな理屈を並べ立てるが、無論こんな屁理屈をこねたところで到底納得をしてもらえるなどとは思ってはおらずほんの戯れのつもりだったとあっさり口にしたところで一つお辞儀をして)
ええ、そうだろうと思いましてお召し物はお食事の後で改めて用意をしようと思っておりました。それではお嬢様…どうぞ(当然ながら主の食事時における食べこぼしに対する配慮は忘れておらず、慣れた様子でそう応じると片膝をつき姿勢を低くすれば相手が食事をしやすいように軽く首を横に傾け、そこへ牙を突き立てるよう自然な動作で促して)
ええ、まったく申し訳なく思ってない屁理屈をありがとう……安心しなさい、半分も聞いてないわ。けれどまぁ、このやりとりこそいつもの朝の醍醐味だとも思えるよ。……いただくわ(おもむろに首元に抱きつくように手を伸ばし、牙を突き立て吸血を始め)……ん、食べながら聞くわ。館で何か問題はある?……パチェと…………妹も特に変わりはない?……ちゅー………問題があったら言いなさいね……んん、毎日こうして一生懸命飲んでるのに…私が成長しないのは……こくこく……エトの血に栄養があんまないんじゃないの?……はふ……ちゅー……あなたちゃんと食べてる?(一生懸命ちゅーちゅーしながらそんな事を口にしつつ、やがて満足そうにふにゃりと微笑んで口を離し)
一種の様式美ですね。それもお嬢様の寛大な措置がなければ成り立ちませんが…私自身もお嬢様を前にするとついつい気が緩んで出過ぎた態度をとってしまうので自制しなければとは思うのですがね(主従関係であると同時に古くからの知り合いで、ある種幼馴染に近いような間柄ということもあって時折こうして行き過ぎてしまうことがあるのは反省しているようで苦笑して)
大図書館にネズミが侵入してきたりメイド長が門番をこっぴどく叱りつけたり毎日のように些事はあれどお嬢様が気を揉むようなことは特には何もありませんのでご安心ください……私自身はしっかりと三食摂っておりますよ、人よりは丈夫な身体ではありますがこの仕事は基本的に身体が資本ですから…むしろ問題は別にあるような気がしますが…いえ、もう少し栄養のある食事メニューを検討してみるとしましょう(この館の主らしくきちんと目を覚ませば住人達へと気を回す姿は流石の一言で、成長しないのはこちらの血液に栄養が足りないのではなく吸血鬼として明らかに少食な相手に原因があるのではと思いつつもそれについては指摘せずにいて)
そういうこと。………知ってると思うけど、私は割とワガママな質でね。自制されたらされたでつまらないとも思うわ。バランスよく自分を出しつつ敬えばいい。………端的に言ってしまえば色々言ったが特に改善を促してる訳ではないわ(反省されたらされたでそれもつまらん、と暴君らしくクスクス笑いながらそんな言葉を言い)
…ふむ、概ねいつも通りか。私に挑戦する無謀な人間とか妖怪とかはいないものね。また異変でも起こしてやろうかしら?……まあ、エトにはキリキリ働いてもらわないといけないから食事事情で不足がなければそれでいい。…うん、ご馳走様。やはりお前の血は良い、毎食でも飽きがこないもの。午後の紅茶にも血を混ぜておいてね?(首元から口を離し、ハンカチで唇を拭えば少し身を離して)…さ、次は着替えよ。止血は平気ね?
難しい要求であろうとそれがお嬢様のお望みであれば私はそれに応えるのみです。もしも気に入らないことがあればお嬢様自ら壊してしまえばそれで済む話ですから、その時までは私なりの忠節を尽くしますよ(こちらの裁量に任せる旨の相手のある種の難しい要求にも快い笑顔浮かべながら、平然と暴君たる相手の面をも肯定するかのようにそんなことを言ってのけ)
新参者ならばいざ知らずむざむざ紅い悪魔に喧嘩を売ろうなどという命知らずな輩はそうはいないでしょう。しかしまあお嬢様も相当退屈しておられるようですね…私はあまり荒事が好きな方ではないですから平穏な方がありがたいですね、どうせ騒ぐならお祭りとかの方が喜ばしいです(何もなければないで退屈そうな反応を見せる相手に力を持て余しているのだろうなとそんな風に考え、好戦的な相手とは反対にあまり争い事を好まない質であることもあり異変よりはお祭り騒ぎの方がと言い)承知しました、すぐにお召し物の用意を致しますね。こちらへどうぞ(手慣れた様子で止血を済ませ、相手を姿見の前へと促し)
ふふ、お前のそういう所が良い。さすが私のお気に入りって事だけはあるわ………まぁ、気に入り過ぎて他の者にもエト同様のレベルを求めてしまう所があるのが自分なりに多少改善せねばとは思うけど。……けどなんだ、あんまり血気盛んな方ではないのはちょっとだけもったいないわ。身体動かしたりしなくてなまらないの?例えば弾幕………いや、弾幕ごっこは女の子の遊びか(上機嫌に笑っていたが、ストレス発散には向かないなと小さくため息をつき。ふと聞こえた単語に首を傾げて)
……ん、祭り?祭りか……そういえば確かタナ…なんだっけ…ああ、確かタナボタ。棚ぼた祭りだか村の方でやってるみたいね?たまには部下を労って行ってみるのもアリかしら?……なんか浮かれたやつに因縁つけられるかもしれないし(尽くしてくれる部下を労う…のは建前でお祭りもなんだか色んな意味で楽しそうだと興味を持った様で。寝巻きを脱がして貰ったりいつもの服に着替えを手伝ってもらったりしながら)……で、どう?行く?行かない?
身に余るお言葉痛み入ります。他の者たちも決して私に比べて特別優劣がある訳ではないかと思いますが、その中でも一際目にかけていただけるのはお嬢様に仕える者としてこれ以上の喜びはありません。その上で一つ申し上げるならば咲夜にはもう少しだけ気にかけてやっていただければと。人の一生は短いですからね、その一生をお嬢様への忠節へ尽くすなんて実に健気ではないですか…ええ、決してお嬢様からの寵愛を受ける私に対する彼女から向けられる微妙なピリついた空気感が面倒だからこんなことを進言した訳ではありませんよ(謙虚な姿勢で相手の言葉を受け入れつつ、相手にとってもう一人の腹心とも言える人物のことを話題に出し彼女の覚悟と信念を認める旨の発言をしたかと思えば、最後にはそんな言葉を付け足し本音はそっちにあるのは明確で)ここでの仕事を普通にこなしている限りはその心配はないですね、なんせ紅魔館はとにかく広いですからね…あちこち駆けずり回っているだけでそれなりの運動ですよ。弾幕ごっこは見せ物としては実に綺麗で好ましいですが自分でするとなるとまた別ですね…少女たちの織り成す光の競演に私のような者が入っていっては文字通り花がないというものです
七夕ですよお嬢様。参加されるのでしたら何か願い事を考えておくといいかもしれませんね、短冊と呼ばれる紙に願い事を書くとそれが成就するとか…人間というのは実に面白いことを考えるものです。お嬢様が行くというのでしたら私には同行以外の選択肢はありません、お嬢様のお側で仕えるのが私の責務ですから…それに私も知識で知っているのみで実際にはどのようなものなのか関心がありますから喜んでお供いたしますよ(七夕祭りへ参加する意欲を見せる相手へと七夕の慣習を説明し、自分が行くかどうかは相手次第としつつも個人的に関心はあると乗り気な様子でそう口にして微笑み)
ふぅん…なるほど、いやはや実に仲間思いね?………わかったわ、咲夜との時間を増やして、いかにエトが優秀で仲間思いかを咲夜にとくと説いてみせようじゃないか(それはそれはオモチャを見つけた子供の様に、いやいや天使の様な悪魔の笑顔で、より一層こじれそうな話をしてやろう、と)
面倒じゃないんでしょう?その後でエトと咲夜二人で一緒に休憩が取れる様にも図ろうじゃないか。ああ、実に部下思いの主人だと思わない?……そうよ、弾幕ごっこは美しくなければいけない。エトにやらせたら……あなた、相手を始末するために隙間なく高速の弾丸で埋め尽くして終わらせようとするんじゃない?
ふぅん。人気が欲しい神か何かの施しか?随分気前が良いようだけど……私はその辺の奴に願うなんて事はしない。願いは自分の手で叶えるものでしょう?………まあいいわ、七夕祭りだろうが何だろうが祭りであれば良い。屋台だってあるんでしょう?ちらっと霊夢から聞いたことがある。楽しさと美味しさ二つが味わえるそうじゃないか。……あー、そうだ、祭りに行くなら浴衣…だったか?の衣装の方が映えるんだろう?……用意できる?(相手も見た感じ乗り気そうなので内心ワクワクしながら祭りに行く方針を固めつつ、時間の無い今から祭りに相応しい装いを準備できるか、と少し挑戦的に笑いながら見上げて)……昨夜やパチェには……なんか土産でも狩っ…買ってくればいいだろう。
そのような気の回し方は結構です…そういう話しになると途端に生き生きしますねお嬢様は…実に悪魔の名に相応しいと言うべきか(相手の性格を考慮すればこんな結果になるのも当然のことと言えて、迂闊だったと頭を抱えつつも少女の容姿相応の無邪気もとい悪魔の笑みを浮かべる姿に小さくため息こぼしつつそう揶揄して)
ええ、相手が外敵であれば排除に出来るだけ無駄なリソースは割きたくありませんので迅速かつ圧倒的な制圧を目指すでしょう、私には実用性が何よりの美徳ですからね。お嬢様の為に尽くす以外の事には出来るだけ余計な力は使いたくありませんので遊んでる暇はありません…余興として弾幕ごっこをやれとおっしゃるなら別ですが
ええ、ええ、そうですねそれでこそお嬢様です。そしてそれを実現するだけの力がある…そんなお嬢様だからこそ私共はお嬢様を畏敬しお側で仕えるのです(実に彼女らしい答えに素直に感激した様子で頷き、そんな相手だからこそ自分は仕えようと思えるのだと改めて実感をして)ええ、祭りとはそのようなものだと私も聞き及んでおります。当然その場に相応しい装いに関しても万事抜かりはありません、身嗜みの上でお嬢様に恥をかかせる訳には参りませんので私にお任せあれ…30分、いや15分もあれば調達して参りましょう
そりゃそうよ。悪魔だし、夜の王だもの。……エト、あなただって負けず劣らずそういう部分あるでしょ?ある意味あなたのお陰でこうなったと言ってもいいんじゃないかしら?ふふふ。……まぁ、人間追い詰め過ぎると手痛い反撃に出るから程々にはしておくけれど………(くすくす笑いたがら言い返せた事に満足して、上機嫌に頷きつつ)……ふふ、真面目な部下を遊びに引っ張ったりしないわ。弾幕ごっこは霊夢たちが必死になって向かってくるのが面白いのだから
……ふむ、仕えるのも悪くはないけれど。なんなら私を蹴落として貴方が王に成り代わる……くらいの野望抱いてもいいのよ?(くすりと小さく微笑み、流し目をしながら試すように見上げて)……よし、わかったわ。それじゃあ準備をお願い。じゃあ私は準備ができるまで二度寝……………冗談よ。そんな目で見ないで頂戴。軽くお茶でもしてるから。……ふふふ、楽しみだわ(…30秒で支度しなさい、なんて嫌がらせに冗談を言おうとしたが、しっかり用意して貰わないと困るのはこちらなので笑って見送り、楽しみにしている子供の様にわくわくしながらも大人しく待って)
はて、なんのことやら私にはお嬢様のおっしゃることはさっぱりですが…私の何らかの言動や行動がお嬢様の人格形成に少なからず影響を与えてしまったのでしたらその点については反省をするべきでしょうか(核心を突くような相手の言動に対して涼しい顔をしてサラリとそんな風に口にしてしらばっくれては肩をすくめ)ええ、それが賢明でしょう何事も適材適所というものです。しかしまあ、この幻想郷というのは実に面白い世界ですね。ここへ来る前はお嬢様のことを知っていて手向かう輩は皆無に等しかったものですがここでは誰も彼も弾幕ごっこというルールの範疇の中とはいえ果敢に立ち向かってくるのですから…お嬢様にとって対等な友人?と呼んでいいのかは微妙なところではありますがそんな存在ができる事はとても喜ばしいことです
私にはこの紅魔館はあまりに大きすぎますよ。物理的にも精神的にも…そもそも私は人の上に立つ器ではありませんので。なによりここの一癖も二癖もある住人をお嬢様以外にまとめ上げることが出来る方がいるとは思えませんからね(自身にとってはあまりに大きすぎる野望であり、この紅魔館の主という肩書きは身に余るとそんな可能性を否定して。なにより仮に相手からここの主の座を奪ったとしてここの住人たちが黙ってはないだろうし、考えれば考えるほど困難しかない道を好き好んで歩く物好きはいないだろうと苦笑して)ここまで話しをしてもうすっかり目が覚めているように見えますが何がお嬢様をそれほどまで二度寝へと駆り立てるのか…そもそも15分では大した睡眠もとれないかと思いますがね。とにかく行って参ります、お茶の手配はメイドにしておきますので少々お待ちください(呆れを通り越して何故それほどまでに睡眠にこだわるのかという率直な疑問を投げかけつつ、正論を口にして。お茶をして待つという相手のために準備へ向かう前に手配はしておくと伝えて)
反省されても一度形成された人格は早々変わらないわ。なんなら「お嬢様は私が育てた」とか言ってもいいのよ?……というか、反省すべきかとは言っても反省するなんて一言も言ってないわね。やーね悪魔って(くすくす)…………まあ悪魔の世界なんて弱肉強食、ちょっかいなんか出したら即座に命が吹き飛ぶ場所だもの、そりゃ弱い奴は向かってこないけど……ここは狭い狭い幻想郷、命の数に限りがあるからあまり消費したくないんでしょうね、あいつは。…………私も最初はルールなんて…と思ったけど、ルールがあるからこそ新しい楽しみが出てきた……今はほんの少しだけ感謝している。……大事にしなきゃね?どうせあと数十年そこら迄の楽しみだし(くすくす楽しそうに笑っていたが、ふと遠くを見つめる様に目を細めて苦笑し)……あなただって悪く思ってないでしょう?弱い人間も、吹けば飛ぶ様な弱小妖怪も。
そう?男の夢は一国一城の主、世界最強、あとなんだっけ……筋肉最高…?とかパチェが言ってたような……でも確かにどいつもこいつも野望抱かないわね…………枯れてるのか弁えてるのか…………え?何で眠りたがるのかって?それもパチェの本に書いてあったわ!吸血鬼は基本的に眠りにつくもので、棺を開けた者に「我が眠りを妨げる者はだれじゃー、ファラオの呪いを受けるがよいー!」とか言うのがカッコイイらしいわ!…………こほん、では頼んだ(パチュリーが最近外の世界からの本を購入してはむきゅむきゅ興奮しながら悦に入っているので、その友人たる自分も側で見聞きしてみたのだが、なんだかよくわからない悪い影響を受けているようで。……とはいえ今更眠る気は流石にないので大人しく席につき優雅に足を組んで待っていたり)
悪魔の中の悪魔であるお嬢様がそれを言いますか、まあ上辺だけの反省になんの意味もありませんしお嬢様相手にそんなものが通用するとも思えませんしね(そう事もなげに口にして肩を竦め)それは私も半分は人の血を引いていますから多少なりとも同族への情というものがあるのは当然ですが、孤高の存在であったお嬢様の口からそのような言葉が聞けると少し驚きがありますね、強大な力を持つ者として持たざる者と価値観が異なるのは無理からぬことですから決して茶化している訳ではありませんよ?
それは偏った知識というか…偏見というものですが、一人決めた主のために一身を賭して忠義の限りを尽くすというのも男としての一つの道というものです。……まあそれもお嬢様がそうするに値するだけの人物であり続ける限りという前提ではあります。忌憚なく言うのなら歴史において主が間違った道を歩もうとした時にそれを諌めるのもまた側で仕える者だということです(野心はないと改めて断言しながらも、相手が間違った道を歩む時、自分は自分の成すべきことをすると敢えて本人を前に不穏な発言を平然として)……お待たせいたしました、お嬢様にとっては初めてのお召し物ですし趣味嗜好だけでなく気分や雰囲気から選びたいということもあるでしょうからいくつか見繕ってみましたのでまずは手に取ってみてください(宣言通り15分ほどで金魚柄や花火などの様々な柄や紺や白などのいろんな色合いの浴衣を手に何枚も持って戻ってきて、それをテーブルへと置き相手によく見えるように広げて)
私は後悔はしないけど反省はするつもりよ?……つもりだけかもしれないけど。……まあ誇り高き孤高の吸血鬼とて500年よ?たまに愁傷な年があってもいいじゃない。………あなたもそんな私を満更でもないと思ってるんじゃないの?握り潰すだけじゃワンパターンでつまんない……そういうことにしておいて?ふふ
……うーん、やっぱり男ってよくわからないけれど……まぁ咲夜の例もあるし尽くしたいと思う心に男女間は関係ないのか。……あー、諫めると不興を買って潰されるかもしれないけれど……運が良いわね?私はここの所愁傷で慈悲深くまさに天使もかくや、みたいに心が広いから謹んで忠言を聞こうじゃないか(何でもイエス、だけではつまらないので諫めるのも良しとし笑ってみせて。……とはいえ内容によっては頬を膨らませるかもしれないが。潰す潰さないだのコロコロ変わるのは仕様である)
へぇ、可愛いわね。コウモリ柄とかないの?……あ、こっちの色合い……そう、それ。青みがかって涼しげでいいわね。白を基調に薄青の波紋、緑の若草に金魚か……ふむ、こっちは月におぼろ雲……悩ましいわ。どれもこれも着てみたい気もする。…ねぇ、あなたこれを着て欲しいとかはないの?(触って生地を確かめたり身体に当ててみたりしながら、どれもこれも問題ないがこいつの好みとかはあるんだろうか、と少しだけ試すような事を言い)
仮につもりであっても、上辺だけの反省であったとしてもお嬢様のそのような殊勝な姿はここまでの長い付き合いでも中々に貴重なものですから一目置かざるを得ませんね。……ええ、そうですね破壊や暴虐の限りを尽くすばかりでは獣とさして変わりありませんから、そういった気まぐれな面があってこそ実に悪魔的であるというものです(一切の遠慮もなくそんな発言をするも、同時に実に悪魔らしいそんな相手の気まぐれはむしろ魅力として捉えているということを示すように微笑み)
男女間の理解というのは500年はおろか数千年単位になろうと進まない気がしますね、お互いにわかったような顔をしていながらも、お互いの間には大きな隔たりがあるなんてよくある話です。考えてもみてください、異種族間は言わずもがな同じ人間同士でさえ争いが絶えないというのにどうして理解が出来たなどと言えましょうか…とはいえ、それでも私のお嬢様への忠節だけは紛れもなく本物であるということだけは承知いただきたいところですが(相手ぐらい長く生きても理解が出来ないと語る男女間の差異についての話しを聞けばそういうものだとどことなく嬉々とした様子で語り)私もお嬢様を諌める時は相応の覚悟を以ってやりますからお嬢様の機嫌を窺ってなどとそのような半端な気持ちで忠言などしませんよ、もっとも寝起きの悪さなど多少の小言を言いたいことはいくつかあれど、お嬢様を諫めなければならないような案件は今のところありませんがね
本日は急拵えですからそのような変わり種は流石に…来年以降またお嬢様が望むのでしたらまた改めてそのような柄も用意をいたします(相手が期待するような柄はそれこそオーダーメイドでもなければと苦笑しつつ、なんだかんだウキウキした様子で浴衣を選ぶ相手を微笑ましげに眺めていたところに不意に予想もしていなかった質問を投げかけられると目を丸くし)お嬢様に着て欲しい一着ですか?そうですね…浴衣を何着か見繕っている時にお嬢様に似合いそうだと感じたのはこれでしょうか?(そう言って白地に瑠璃色の花柄があしらわれた浴衣を手に取り広げてみせて)
……フッ、これが大人になるという事よ。より一層敬って貰って結構。…………そうなのよ。ただ破壊するだけでは意味がない。そこに悪魔としての矜持があれば良いのだけど……獣と同じ、か…(地下の妹を想ったのか目を伏せて小さくため息をつきつつ)……ねぇ、エト。貴方ならアレの性格や特性を矯正してなんとか………いや、何でもないわ。そうするのは私の役目よね(と、自嘲気味に苦笑しては首を振って)
……なるほど。言われてみればその通りか………まあ争いもなく競争もなくただただ草を喰むような羊の楽園は勘弁よね。何一つ面白くない。感情の波も争いもない生き物など死霊よりたちが悪いわ。忠義も……フフッ、言わずともわかっているようね。ただのイエスマンは要らないのよ。面白くないから……そんなあなただから優秀なのよ(なんか嬉しそうね?と首を傾げつつ相手の言葉になるほどと頷き…小言は聞こえないフリして大仰に頷けば貴方はそれでいい、と微笑んで)
そ。次の為にコウモリ柄や月など夜の一族っぽい絵柄も用意しておきなさい。着る着ないは置いといて準備させるのが暴君らしいでしょ?……まあ咲夜に頼めば1ヶ月もあれば縫ってくれるんじゃないかしら?……ふむ、それが貴方のお勧めね?じゃあそれを着てあげるから感謝しなさい。……でもまさかスカーレットの従者なのに青色が好きとか、これは挑戦なのかしら?(お勧めの浴衣を選択すれば再び姿見の方へと移動し、さあ着せなさいとばかりに視線を送りつつ、赤より青派なの?と少し試すようにニヤニヤと)
確かに彼女は不安定かつ無知故の危うさは少なからずありますが…お嬢様がそれほどまでに憂う必要があるとは私は思いませんよ、話してみれば存外色々と彼女なりの考えがあることがわかりますし少なくとも理性を無くして破壊衝動に任せて…などということばかりではないと私は見ているのですがね。….今すぐは難しくても彼女に必要なのは経験と交流を増やすことなのではないかと、いいのか悪いのかこの館に入り込むネズミとの交流するようになってからは以前は見せない表情も見られるようになりましたしね(名前を呼ばずとも相手が誰のことを頭に思い浮かべているのかはすぐにわかって、実の妹との関係性について相手なりに悩んでいることを理解しつつも側から見る限りではそれほど悲観する状況ではないのではないかと、ともすれば楽観的ともとれる意見を述べて)
お褒めに預かり光栄です。確かに私はお嬢様を畏敬し忠誠を誓ってはいますがそれは何度も言いますがお嬢様がそれに値するだけの魅力を持ち私を喜ばせてくれる存在であるからなのです、敢えて言うなればお嬢様に執事として仕えるのは私にとっての娯楽の一つであり、ある種今の関係は割り切った関係であるとも言えますね……などと当人の前で言ってしまうのは我ながらどうかとは思いますが、私の選んだ主であるお嬢様であればそれを度し難いこととして怒り、容赦なく破壊するなどとそんな退屈な反応は見せないでしょう?(相手の思い通りのイエスマンに成り下がらないのは自分なりに相手に仕えることに信念があるからであり、ある意味では相手を主として尊敬するのと同時に対等の契約関係として見ているのだと平然と言ってのけ肩を竦めてみせて)
承知しました、お嬢様の仰せのままに……彼女にも相談してみるとしましょう、まあ私からの話しに彼女が素直に頷くとも思えませんがね(実に相手らしい言い回しにこちらも従者らしく殊勝な態度で頭を深々下げてから苦笑混じりにそう口にして)スカーレットだから赤いお召し物というのは安直ですし、お嬢様の夜色の髪にはこの色合いが合うと思ったのですよ。あくまで私の美的センスにしか過ぎませんが…(ニヤけ顔の相手の問いかけに対して淡々とそう答えては早速着付けを手伝い始めて)
そう……やはりあなたの目から見てもそうなのね。心配性だったか…?……いや、私が自分で確認したくないだけだけね、これは。…ちゃんと成長している…か……経験と交流、そう言うけど、会わせたそばから肉塊になってたりしない?しないの?…そぉ…。………私はここの主だから、あの子が暴走して全てを破壊して全住民の敵になったとしても、あの子を守る義務があるし、そうならないよう嫌われても監視しなければならない。……んだけど………ぅーぅー…矯正とはいえ今まで閉じ込めてたワケだし、大丈夫そうだからって、今更姉ヅラして仲良くなんてできないし……(相手の言う事はわかるし、深刻ではないのはわかったが、主としての責任と今更感でイマイチ一歩踏み出せないのだ、とちょっと目を逸らしてぼやいて)
まったく不遜ここに極まれり、ね……ふふ、何度か似たような話はするけど、主従関係の確認だから我慢しなさい。あなたが毎回同じ反応するからなんとかこう……悪戯できないかと思い悩んでいたのよ。替えはきかないし潰したりなんかしないけど……仕事が趣味、私に仕えるのが趣味とか言われると……変な性癖でも持ってるんじゃ………いや、なんでもないわ(相手の答えに満足してうんうん頷くも、なんだか妙な事を考えだして)
…むぅ、拙いとはいえ簡単な挑発にも乗らないのね。もう…で、どう?似合ってる?帽子は置いといて、髪留めなんかあったら素敵だと思うけど……うーん、もう少し髪を伸ばした方が浴衣映えするかな?(着付けてもらった浴衣で手を広げてくるりと回ってみせて)……あ、これ背中どうなってる?羽根広げたら破れるかな?だとしたらエト、あなたに運んで貰うかなんらかの移動手段がないと困るんだけど。
お嬢様もそのように思い悩むのですね、やはり肉親のこととなればより繊細な問題になるのは無理からぬことではありますが…ですが、だからこそ例え痛みを伴うとしてもお嬢様自身が向き合わなければいけない問題なのではないでしょうか?…それでももしお嬢様一人の力ではどうにもならないと言うのでしたらその時は私も微力ながら力になりますから(真剣に思い悩むらしくない相手の姿を見て少しばかり茶化しつつも、正面から向き合った末に壁にぶつかることがあれば少なくとも自分は必ず助けになると真面目な表情になって言い切って)
性癖…ふむ、そうですね広義的には間違っていないかもしれませんね。ですが、別に仕事をしたり人に仕えるのが好きな訳ではありませんよ、お嬢様という存在を、お嬢様が為すことを一番そばで見守りたい、そのための手段として貴女に仕える道を選んだまでです(相手の解釈は自分の考えとは少しばかり異なると口にしてはみるが、なんだかんだそれほどまでに執着する辺りはやはり自分自身変わり者ではあるのだろうと頷き)
そうは言いますが挑発に乗ったら乗ったであまり理詰めするとお嬢様は拗ねるんじゃないですか?(悪びれずに口にしては肩を竦め)私の見立て通り、とても似合っておりますよ……と、そうでした急拵えでしたから羽根のことは思慮の外でした。それではお運びしますのでおんぶかお姫様抱っこか好きな方をお選びください
くっ……ここぞとばかりに正論でたたみかけてくるわね…いいのよ、私はまだ子供だし?きっちり成長してからでも(真面目な雰囲気にうろたえ、逃げる様に目を逸らしつつ言い訳を小さくつぶやいて)…それになあんたの助力とか……ん?いや待って?あなた、私とフランとの間に立てるほど、その、な…仲良かったりするの?話のわかるとか言ってたし、ま、ま、まさか深い関係とかなんとか……(などと一体何を想像したのか少し目を丸くして、ややオロオロしながら見上げて)
ふーん…私だけを、私の側で…か。何か一見良いこと言ってる気がするけど、咲夜と同じ事言ってるし執着っていうか……やっぱちょっと変だけど…思えばここ幻想郷で変じゃない奴なんて一人もいなかったわ。うん。……それじゃあ、まあ、そんなあなたを使っていかに面白い事をするか…が主としての手腕の見せ所って奴かしらね(よく考えたら変かもしれないがそれを些事として抱えてみせるのが主人としての度量か、とかなんとか一人考えてうんうん頷き)
……………よくわかってらっしゃること。拗ねない保証は全くない。…子供だから仕方ないわね?(主だなんだと言う割には時折子供だからと言い訳を作りワガママ放題ではあったが、見透かされてしまえば何も言えず、さりげなく話題終了を試みて)……んー、そうね…抱っこでいいわ。でも現地についたら降ろすのよ?……見栄とかでなく、色々歩いて回りたいから。現地が人で溢れてる場合は……おんぶか肩車になさい。飛べない上にこの身長じゃよく見えないから(と、両手を差し出して抱っこを催促しながら方針を伝えつつ)…咲夜に見つかると絶対についてくるからさっさと行くわよ
ええ、お嬢様の成熟を楽しみにお待ちしておりますよ、ですが暫しは今のままでゆっくり成長を重ねていただければ幸いです、成長を見守るというのもなかなかどうして楽しいものですから(心の底から楽しみといった様子で朗らかに微笑んでは深々と一礼をして)何を想像したのかはなんとなく察しがつきますが…私にとってはお嬢様の肉親である彼女も大事な主の一人ですから少なからず気にかけるのは当然のことでしょう、私に何が出来るかではなく何か出来ることはないかを共に模索する、それぐらいはしたってバチは当たらないだろうと思ったまでです
そうですね、そういう意味では彼女と私は遠からず似ているのかもしれませんね。同族嫌悪とでも言うのでしょうか、だからこそ相容れないのやも…私としてはいがみ合う気持ちは毛頭ないのですが。それにお嬢様と共にあるためにお仕えすることが一番現実的だと思って選んだ訳ですが他の選択肢があれば別にそれでも良かったのですよ、例えば…夫婦とか、なんて言うのは冗談ですが(不敵な笑みを浮かべなんてことない口調でそんなことを言い放っては、冗談なのか本気なのか最後にそう付け加えて)なんにせよ、今の私はお嬢様の執事ですからお嬢様のどのような気まぐれや戯れにも素直に従いますよ
かしこまりましたでは参りましょう(相手をそっと抱き上げては他のメイドたちや咲夜などに見つからないように館を抜け出し村へと出て)………やはり祭りというだけあって賑やかですね、人通りもかなり多いようですからどうぞ私の肩に(いつもはのどかで騒がしさとは殆ど無縁な村のどこにこれだけの人がいたというのか、人でごった返しているのをみれば自由に見て回ろうにも相手の背丈では殆ど何も見えないであろうことは明らかであり一度は地面に下ろしたものの相手に言われるよりも先に肩車の態勢になって)
まあどうせすぐには大きくなれないよ。500年でこのくらいだから………たぶんあと5、600年はかかるんじゃない?ていうかそんな人の親みたいな事言って……こほん、確かに、私の身内だからこそ同じ様に世話を焼く……ちょっぴり思う所がないこともないけど普通の事よね……うん
ふ、夫婦……いやいやないわ、ないない、そんな未来なんて見たく………あー、いや、世には嫌よ嫌よも好きの内、なんて言葉があるそうじゃない?ならばもしそうなったらしゅ、祝福……してあげないわ、ええ。まあありえないことだし?あなたも私に従うのが趣味なんだから無意味な事を考えるのは止めましょう(冗談と言われたにも関わらず妙な想像をして首を振れば、ちょっと拗ねた様に否定して)
……………
なかなかの盛況っぷりね。人ってこんなにいるんだ………こんなにいるなら一人くらい食用に貰ってってもいいと思うんだけど(と、人の多さに目を丸くしつつ、言われた通り肩に乗ればそんな言葉を口にして)…それでどんな屋台が面白そうだと思う?…あ、なんか棒にささった紅いのが見えるわ。あれは…りんごかしら?妙にテカってるけど、蝋を塗って武器にしたとか?
親ですか…それはなんとも言い得て妙ですね。私自身はお嬢様とはほぼ同期の生まれの筈ですが人の血を継いでいるからか肉体面の成熟が早いですから気持ち的にも自然と庇護欲のようなものが湧き上がってきてしまうのです…などと言われては子供扱いされているようでお嬢様としては面白くないかもしれませんが、ですがお嬢様のその態度ではまるで妹より自分を一番に見てと駄々をこねる子供のようです(親のようだと言われて少なからずそういう気持ちになる瞬間がないとは言えないかもしれないなと神妙な面持ちで答え、同時にどことなく不満そうな反応を見せる相手をそんな風に茶化してみて)
ふむ…何か勘違いをしておられるようですが私が夫婦にと言ったのはお嬢様に対してですよ、一緒に居るのにそれが一番都合よかったというだけで別に主従関係にこだわる必要はなかった…それならば夫婦でもという話だったのですが、まあそれ自体があまりにも突飛で現実離れした話しですから混乱するのも無理はありませんね。……と、それこそあり得ない話しですから論ずるに値しませんね、お嬢様の言う通りこの話はここまでにしましょう(話の流れの中で自分と相手の認識の違いを指摘しつつも、そもそもこちらの持ちかけた話し自体があまり現実的ではなかったことも考えればそれも当然かと納得しつつこの話題を終わらせようとして)
人里で問題を起こせば私たちがここへ来た時の異変の時のようにまた大きな騒ぎになりますよ、お嬢様としてはそれもいい退屈しのぎにはなるのかもしれませんがお祭りを楽しむどころではなくなるでしょうね。そもそもお嬢様の食事量を踏まえれば私の給仕だけで事足りるはずですが私の血だけでは不満なのですか?(どれだけ多くの人がいようとそれら一人一人が誰かの家族であったり何かしらの役割を持つ人たちであり、その中から一人でも居なくなればそれは当然騒ぎになるのは間違いなく食事量的にも現状で過不足ないはずだと現実的に述べるが、どことなく自分だけでは不満なのかという口調には少しの棘が含まれており)やはりお嬢様は赤いものに一番に興味を示されるのですね。あれはりんご飴といってりんごの周りを甘い飴で包んでいる代物ですね。飴の甘さとりんごの甘酸っぱさが堪らない逸品です、物は試しですから一つ食べてみますか?
くっ、これだから身体の成長が早いヤツは……まぁいいわ。大は小を兼ねる、だったかしら?デカイヤツが小さいヤツを守るのは自然の摂理だもの。面白くはないけれど仕方ないわ。………って!?な、なにを言って…誇り高き吸血鬼の私がそんなつまらない嫉妬をするはずがないでしょう?……べ、べ、別に好きにフランと遊んだらいいじゃない、ふんっ(庇護の眼線はくすぐったい様な恥ずかしい様な、安心する反面反発したくなるという実に子供っぽい思考に囚われて思わず視線を逸らし……そんな中嫉妬心を当てられてますます拗ねた様にそっぽを向くと唇を尖らせて)
ふ、夫婦って私と!?………さ、さっきまで庇護がどうこう言ってたヤツが何言ってんのよ、もう……そ、そうそう!終わり終わり(一瞬にやけてしまいそうな自分が居て慌てて咳払いなどしつつ会話を打ち切るも、若干の頬の赤みは残ったままで)
……そうね……お祭りそのものが取りやめになる事態は避けたいわ。…ああでも異変は楽しかったのよ。人間にもあそこまで面白い奴がいるなんてねって………うん?ああ、私の食事はエトで満足してるし、それが最上だわ?けどお祭りに行ったなんてバレるに決まってるからお土産が必要でしょ?必要なのは私じゃなくて館に残した連中にあげる為よ。人間はあの子用ね。壊されても痛くも痒くもないし、食べられるなら価値もある。お土産としては上等だと思ったのよ。……そもそも、あの子が何をお土産にしたら喜ぶのかなんて想像できないし………なによ?不満そうね。楽しみを二人だけのものにしたいのはわかるけど…(と、相手の棘を別な方向に解釈し苦笑して)
……だって紅は私の色だし、一番綺麗だと思うから。……なるほど、りんご飴か。じゃあ一つ貰おうかしら?…ふふっ、楽しみ
とはいえ身体の大小だけで優劣がつくものでもありますまい…世間一般ではそういう面もあるのかもしれませんがお嬢様は紅き悪魔の異名をもつお方、力関係では明らかに私の方が下です。…まあ、だからこそそのような絶対の存在であるお嬢様が見た目相応の可愛らしい反応や姿を時折見せてくださると私としてもなんだか微笑ましい気持ちになるのですよ、例えば今のように意固地になって強がるところなんかも(どこまでいっても言葉と態度が合致しない相手のリアクションを見ていると尚更それが愛らしく見えて、否定を口にする相手のことなどお構いなしに強がりだと断じてから片膝をつき)私は紅魔館の執事である前にお嬢様に仕える者です、あくまで私はお嬢様の人柄に惹かれてここでお仕えしているだけに過ぎません…その意味はこれ以上言わずともわかりますね?(そう遠回しに自分の最優先事項はあくまで相手だと伝えて)
…ああ、そういうことでしたか、いえ、なるほど自分一人楽しむのではなく館の住人達への配慮も忘れない当主として実に立派なお考えだと思いますよ。……ある意味お嬢様の言うことも当たらずとも遠からずといったところでしょうか、少なくとも私自身少しばかり卑しい心があったのは間違いないですからその点は反省する必要がありそうです(時折幼い言動などがあってもそこは紅魔館の主、しっかりと考えがあるようでそこまで考えが及ばず利己的な考えになってしまったことを恥じつつ苦笑を浮かべて)
鮮やかで一際目を惹く色であるとも言えますね、お嬢様のように…などと言う台詞は私には似合わないですかね。まあ実際にお嬢様も目ざとく一番に目をつけられましたし(そんな風に冗談混じりに話しつつ屋台へ向かい相手の分のリンゴ飴を購入して)……と、さあどうぞ。お嬢様は少食ですしリンゴ丸々使ったそれは中々お腹に溜まるかもしれませんね
(/ふう、ついに一ヶ月開けてしまったわね…
理由は幾つもあるけれど全て言い訳にしかならないし、リアルの泣き言なんてきっとそんなの聞きたくもないと思うから言わないけど、自分の見立てが甘かったのが全てだわ
できないことを希望的観測でできるかもと言ってはいけないわね…
ごめんなさい。あちらは継続したいけど、こちらは無期限で停止するわ。これからもっと忙しくなるから…
はあ、一日が40時間くらいあればいいのに…
って愚痴っぽくなるからこの辺で。
………こほん、それじゃもう一つの方でよろしくね
…………うむむ、我ながらもの凄い図々しさに苦笑を禁じ得ないわ()
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