春告草　/　〆　

もう少しでバレンタイン(　テレビ ／ じと　) 玲音にフォンダンショコラ作ったけど、あげられるかな？(　可愛く作ったラッピングを見つめ　)

上げとくね(　大きめクマさん ／ ぎゅっ　)

あ...やば、迷子になってた...(　うぐ　)美桜さーん、いますかー...？(　ドア開き／そろーり　)

──？(　ちら　)玲音さーん居ますよ。って
何でさん付けなの？！(　くす　)
お外寒かったでしょ？温かい飲み物何飲む？(　ソファーから立ち上がりキッチンへ　)

いや、凄い遅くなったから(　苦笑　)ありがと...じゃあ、ミルクティーでも貰おうかな(　こく　)あ、これ、買ってきたから(　チョコ菓子が沢山入った袋をテーブルに　)

そんな事気にしないの(　くす　) 堂々としてていいからね！ただいまぁーって言って貰えれば美桜嬉しいし(　首こて　) ミルクティーね、今作るから待っててね(　手を動かし準備しつつ ／ ちら　)
あ、ありがとう！美桜が貰っていいのかな(　ふふ　)

───お待たせミルクティーだよ(　テーブルに置き ／ ソファーに座り　) 実は美桜からもあるんだ。バレンタインに作ったの(　箱を差し出し　)

有り難う、美桜(　頬ゆる　)うん、よろしく(　ソファーに背預け一息　)他に誰もいないでしょ？新作気になったから気づいたらいっぱい買ってた(　けら　)

...ん、さんきゅ(　湯気立てるミルクティーに口許緩んで　)え、有り難う...開けて良い？(　箱受けとると期待の視線向けて　)

そうだけど…。まさかバレンタイン美桜も貰えるなんて思わなかった(　テーブルのお菓子入った袋をごそ　)新作だぁー！！(　頬ゆる ／ じと　)ありがとう、玲音！

どうぞ(　えへ　)気にってくれるといいなー(　ミルクティー1口飲み 　)

市販だし、その、たまたまだから(　頬ぽり／視線逸らし　)でしょ。美桜が好きそうだなって思ってさ。

ん...あ、これ、フォンダンショコラ？(　柔らかい感触にガトーショコラではないと判断し　)

そのたまたまでも、美桜に取っては嬉しいんだよ(　えへへ ／ 首こてん　)玲音の優しさ貰ったよ。ありがと！(　寄り添い ／ ぴた　)

そうだよ。美味しい？(　不安そうな瞳 ／ じー　)

もう３月だね(　カレンダーめくって ／ ぽつ　)
桜咲いたら玲音とお花見したいなー(　ソファーに座った体制から横になり雑誌みて　)

うん、此方こそ有り難う美桜(　ぎゅ／頭撫で　)まだ寒いからくっついてたいわ(　けら　)

美味しい。ちゃんと出来てるじゃん(　そっと口に含み頬緩め　)


花見ね、良いなそれ。まだ花見ってほどじゃないけど桜咲いてきてるし、出掛けられたら良いよな。俺らが出会った季節だし(　ふ　)

まだ暖かくないから、玲音とくっ付いてると暖かい(　えへ　) ──いつもながら玲音がカッコ良く見える(　目細め ／ じー　)

美味しい言ってくれて良かった(　ほっ　)美桜にもひと口ちょうだい(　口開けて待ち ／ ←　)

桜満開になったらお花見しょう！美桜頑張ってお弁当作るし、玲音と出逢った季節一番に大事にしたい(　前に拳作って勢い良く言って　)

地味に夜とか寒いもんな(　こく　)なんだよ、そんなに見るな(　頬ぽり／額に口付け　)

ん、ひと口な(　スプーンで掬い口元へと運び　)

弁当は...まあ、無理しないで俺に任せとけ、な？(　肩ぽん／←　)花見の前にまた服買いに行かないとだな。春服あんまり持ってないし(　うむ　)

ん、玲音かっこいいから…ひゃ(　素直に述べては額に口付けされ声を漏らし　)いきなりそれは反則！…あ、玲音何か髪に埃付いてるの取ってあげるからちょっと頭下げて(　起き上がり ／ 腕くいくい　)

何回も失敗して出来た成果かな？
意外と美味し(　しんみり　)

玲音の手料理は一流だけど、あれから1年もう少しで経つからもしかしたら！腕も上がってるかも(　双眸きら　)
美桜も春服欲しいから一緒に買いに行こう！(　こく　)

褒めろなんて言ってない(　はぁと溜め息／そっと頭を撫でて　)反則って言ったら美桜の反応も反則だと思うんだけど(　ぼそ　)はいはい、ちょっとだけな(　意図察し僅かに頬緩め　)

作るの苦手な美桜さんにしては上出来(　にや　)

もしかしたら、ね。でも俺は美桜が料理してるところあんまり見た覚えないな？(　くす　)ん、休みある？休みのときに一緒に行こ。

美桜には褒めてって感じたんだもん(　へへ ／ ←　) 何か言った？？(　首こて　) お返しの──(　頬っぺにちゅ ／ べー　)

1年に1度のお菓子作りだから…(　うむ　)

美桜は基本的料理しないし─(　ちら　) 玲音の手料理食べれるのは幸せだからお仕事頑張れる(　にっ　) 土日祝日お休みだからその時に行こ！

...煩い(　ふい　)なんも言ってない、美桜が大切って独り言(　に　)もっとしてくんないの？(　拗ねたように／じ　)

普段もやればもっと上手くなるだろうけどな(　にや　)

そんなこと言われたら何も言い返せないじゃん(　はあ　)そうだな。そろそろ桜もいい感じになりそうだし、ちょうど良いかも。

玲音拗ねちゃった？(　頬つんつん　)──さり気なくかっこいい台詞言い過ぎ(　頬抑え ／ 真っ赤か　)
じゃあ、もう少しだけ──(　ギューってし長めほっぺちゅ　)

玲音先生に教えて貰おうかな？
玲音の好物は美桜が作りたいし(　首こて ／ じー　)

美桜と玲音は二人で一つだから、そんなにため息しないで(　あわあわ　)桜美桜この日お休みだから一緒に行こ(　卓上カレンダーを指さして印付け ／ へら　)

ごめん、これから忙しさが酷くなりそうで、多分来れない。いつも待たせて申し訳なかったって思ってる。俺を好きになってくれて有り難う、美桜。もう縛りたくない。だから、他のやつと幸せになって。じゃあ…さよなら(　手紙と合鍵を置いて退出　)

美桜は玲音が遅くなっても全く気にしなかったよ。
これから忙しくなってしまうのは仕方がないよね。思い出した時にでも美桜は、玲音と話せる事が幸せだったよ。縛られてるとか思ってなかったし、本当はまだ一緒に居たかった…。美桜は多分玲音以上に好きな人は居ないから、今はさようならを言うね。

美桜はこのお部屋を忘れない。玲音は多分戻って来ないと思うけど美桜はいつも玲音が元気にいてくれることを祈っております。玲音と玲音の本体様は本当に大好きでした。

(　手紙と合鍵見て涙を堪え笑い　)