赤の女王 2018-03-10 15:26:43 |
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( / こんばんは、ご無沙汰しております…!一か月がもうすぐ其処でしたので登録の延長と、ちょっとばかりのお知らせに参りました。まずは長らくお返事が出来て居ない状況で大変申し訳ありません。現在、少しだけ背後の精神事情により文を綴ることが難しく、なりちゃの界隈自体から少しばかり離れております。12月の上旬以内にはお返事出来るかと思いますので、どうかそれまでお待ちいただけますと幸いです…!また、短い間でしたがハロウィンのイベントを体験させていただき有難うございました!夏のお祭り同様とてもとても楽しかったです!、ジャックさんと作ったお菓子は皆さんにお配りした、ということにしていただけると…!またお手紙なども書かせていただきますね。それでは、失礼いたします。 )
(/年末のお忙しい中にも関わらずお伝え頂き有難う御座います!畏まりました!ご連絡頂けましたのでのんびりとお待ちしております…!寒い日が続き、且つお忙しい時期ですのでどうぞお体を第一にご自愛くださいませ…!そして此方こそ変わらずに可愛らしいリディアちゃんとのハロウィン準備をジャック共々とても楽しく行わせて頂きました!リディアちゃんの可愛らしさとネイサンさんの落ち着き有るクールさに毎度とても癒しを貰っております…!またお会いできるのをいつまでも楽しみに待っておりますので、どうぞ無理だけされないで下さいませ…!それではとてもご丁寧なご報告を有難う御座います!)
>三月兎
…… よく描くのは水彩の、風景画だろうか。( 悪い話で無いとは言え唐突な切り出しだったにも拘わらず、笑わずに称賛を受け止めてくれた彼にほんのり感謝を覚える。ゆるり、緩んだ頬を唾液を飲み込むのと共に引き締めては動き出した背中を追いかけるように自身も足を踏み出して。来た道とは逆の道順を辿っていることに気が付いたのは芳醇な赤が映える庭園を両目が捉えたからであり、混乱が取り除かれた今だからこそ改めて見える風景に視線を彷徨わせていれば、心地良い沈黙を柔らかく割くように投げ掛けられた質問に思わず目を瞬かせた。そしてすぐさま思案する。何となくキャンパスに色を乗せたいと思ったとき自分が取る筆はどんなものだったかと。普段はあまり意図しない部分だからこそ直ぐには出てこないそれを少しばかり漁り、そうして掴めた答えを告げる声はどこか自信なさげにブレており。彼自身は拘りの無い幅広い描き方で創作するということを本人の口から聞けば、真っ先に零れたのは感嘆の声で。殆どが水彩ばかりの自身にとってみれば複数の技法を扱えるというのは純粋に称賛に価すべきこと。なれば " ミスターは凄いな " と心からの言葉を前置きしたうえで「 俺も稀に人を描きたくなったら油彩を手に取るけれど、そこまで多様な手法は扱えない。 」 と付け足しては軽く頷きを。そうして和やかな心地で庭園を抜ければ少しばかり変わった景色に興味が惹かれる。ここは何処を切り取っても絵になる風景ばかりだ、なんて独り言ちた心情が消えぬ間に彼へ視線をやると、「 ミスターは人物も風景も、静物も動物も選り好みせず瞬く間に描いてしまいそうだ 」 ふと、その雰囲気から感じ取ったことをぽつりと。 )
Merry Christmas!親愛なるディーさん.
今日が何の日かもちろん知ってるでしょ?そう、サンタクロースが子供たちへプレゼントをくれる素敵な日.
リディはもうサンタクロースを信じる歳じゃないけれど、いい子にしてたんだから強請っても怒られないよね?
素敵な私のサンタさん、プレゼントは赤いリボンのラッピングが付いた貴方がいいな.
青い弟さんや紫の猫ちゃんには悪いけれど、今日だけは私が貴方を独占したいの.
もしYesなら遊園地の入り口で待ってる私を迎えに来て 、?
待ってるね.
( ――――――いくつかの空行を設けた後に自身の名前を連ねると、ペンを置いて今し方書きあげた手紙に目を通す。短い内容でも間違えがないことを何度も何度も確認しては恥ずかしさが勝る前に用意していた封筒の中へ便せんを入れて。きっちり封をすれば其処にキスを一つ落としてから、窓枠で長いこと待ってくれていた配達員の小鳥へ渡し、「 トゥイードルディーさんに届けて欲しいな 」 と、宛先も忘れずに。手紙と共に羽ばたいていくその姿を小さくなるまで見送ると自室へ向き直り、ペンと手紙の一式を片付けてから出掛けの準備に取り掛かろうと動き始めて。恐らく会場にいるであろう彼が手紙を受け取る瞬間を想い笑みをこぼしつつ鏡台の前に座れば、メイクとヘアをセットしてから一方的に指定した待ち合わせ場所へと向かおうか。 )
( / お早うございます、大変遅くなってしまいましたが、ネイサンの方のお返事とリディアでお手紙を書かせていただきました…!連投となってしまい申し訳ありません。そして今日はクリスマス、ということでメリークリスマスです!季節柄本当に寒くなっておりますので、お出かけの際は風邪を引かれませんよう厚着をしてお出掛けくださいませ…!本日が主様にとって素晴らしい一日であるようにお祈り申し上げます。 )
>ネイサン
選り好みしない訳じゃない。僕は僕が美しいと思った物しか描かないよ、――風景画が気に入った画法なら、今度、僕の一番お気に入りのスポットを教えてあげても良い。湖は太陽の光でキラキラ光って、花畑が色んな色をくれて、奥を見れば洞窟の薄暗さが画面を引き締めてくれる。綺麗な物だけじゃ物足りない、綺麗の中に少しの不気味さが無いと腹は膨れないでしょ。(どの技法を選んで彼の世界を作り上げるのか、浮かんだ疑問はそのままの意味で単純な興味。これ、と言った決まりが無いことを伺わせる返事に瞬きを。何処か曖昧さを含んだ声色で教えられた返事に"へぇ、"と相槌を置いてから、確かにと言った頷きを先に一つ行って前述を。選り好みしない様で芸術家に良く有る頑固な拘りを露呈し、気にしなければそのまま消えてしまいそうな彼の独り言を掬い上げ約束を。澄み切った空気の森の中を暫しの間歩いた所で漸く訪れたのは近づけばほんのりと紅茶の香りが漂う屋敷で、「此処が僕の暮らす場所、"帽子屋"の家。朝から晩まで毎日誰かがお茶会を開いてるから、暇で仕方ない時なんかに来ても良いよ。その時は美味しいお菓子を忘れない事がルールだけれど」普段お茶会を行う中庭方面を示して白衣の袖より人差し指を伸ばして向け、余計な一言を添えた誘いを続けて。その人差し指を邸の入口へと向ければ「アトリエはこっち。……あ。今更だけど、汚れても良い服?乾いてないキャンバスも多いから後で文句を言うのは聞かないよ」は、と思い出しように瞳を開き彼の服の裾をクイと引っ張る様に指先で掴みつつ前持った注意を一つ添えて階段を上り)
―――。(普段は寝癖交じりに外に跳ねるボサボサの髪も、片側の肩口に向けて流すように一纏め。纏めるリボンは赤色のシンプルなそれで。白いシャツに薄い赤と細いイエローのチェック柄のベスト、赤紫のネクタイと、ベストと同柄のパンツとジャケットと言ったカジュアルさを含むフォーマルな服装に、合わせて片手に持つのは彼女のような愛らしさを持つ愛らしく小振りな白い花や白い薔薇、それに淡い桃色が合わせられ、飾りの様に小振りな林檎やコットンフラワーが添えられるクリスマスブーケで。ハア、ハア、と乱すように吐き出す息の白さを眺めながら走ったせいだけではない乱れた心臓のドキドキを抱きつつやってきたのはハロウィンの鬱蒼さが姿を消し、ロマンチックなイルミネーションが姿を現した遊園地。此処に来たのは他ならない愛しい人からの誘いが有るからこそ。本当はサプライズに彼女を迎えに行こうとしていた、そんな自分の元に届いたのは一通の手紙。その手紙を読んでサプライズを受けたのは他ならない自分であり、城内で読むや否や、足は止まらずに森を抜け遊園地へとたどり着く。走ったせいで整えた髪は少しばかり乱れてしまったがお構いなし、見つけた彼女の姿へ笑みを浮かべると「お待たせ、プレゼントのお届け。――メリークリスマス。」最初は軽口を叩くように乱れた呼吸を整えながら、一拍を置き落ち着きを持ってから用意していたブーケを彼女へと送り)
(/此方こそ遅くなってしまい申し訳ございません…!私事では有りますが仕事が変わりまして暫くの間は顔出し頻度が低くなってしまいそうで、お返事にお時間を頂いてしまうかもしれません…!ご容赦頂けると幸いです!お時間は頂くかもしれませんが必ずお返事をさせて頂きますので!。そして素敵なお手紙のお返事としてロルにて失礼致しますがディーのお返事をさせて頂きました!、今年はリディアちゃんに沢山の幸せを頂き感謝してもしきれません!また来年もよろしくして頂けると嬉しいです!。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ!)
(/大分下がってしまっていた為、一度だけ上げる事をお許しください。もしかしたら背後様はもうここにいらっしゃらないかもしれませんが、一度だけ言葉を残させて下さい。誰しもが多忙となるこの時期にも関わらず上げてしまう事が背後様の負担になってしまっていたらと思い中々出来ず、そうこうとしている内に時間ばかりが過ぎてしまっていました。リディアちゃんに惚れ込んでいるが故の諦めの悪さで起こしている行動ですのでお返事は無くても大丈夫です。背後様の綴る文章の美しさに、いつだって勉強をさせて頂いておりました。私事では有りますが、ディーの恋人にリディアちゃん以外の方は考えられません。それ程までに、リディアちゃんに、ディーと共々素敵な時間を貰っておりました。季節の変わり目で、日によっては未だ寒い日も続きます、どうぞ背後様が体を崩すことなく過ごしていらっしゃれば私の幸せです。本当に有難う御座いました!。最後に、自己満足では有りますが、ディーの恋人の枠はリディアちゃんだけですので諦め悪くもいつまでも待っております。もし、また会える日が有れば気兼ねなくいつでも不思議の国に迷い込んで下さい。リディアちゃん、ネイサンさん、そして背後様に会える日を夢見ております。)
( / お久しぶりでございます。長らく不在にしてしまい、本当に本当に申し訳ありませんでした。
主様からの暖かいメッセージが届いていたことを知りながらも今更返事などしていいものかと躊躇っていたのですが、ようやく決心がつきましたので大変遅ればせながらこうして筆を取った次第です。
本当はここでリディアとネイサンと共に不思議の国から離れるのが一番であることは存じ上げているのですが、トゥイードルディーさんの恋人はリディアしか考えられないという勿体ないくらいのお言葉に烏滸がましくも一抹の望みを捨てきれませんでした。
もし、気兼ねなく迷い込んでも構わないというお言葉に甘えさせていただけるのであれば、もう一度リディアとネイサンを通じて不思議の国を楽しませてはいただけないでしょうか。もちろん、リディアやネイサン、そして何より背後である私自身へ思うところがありましたら、遠慮なく仰ってくだされば、潔く一匿名に戻り陰ながら応援させていただく所存です。
お忙しいこの時期に返事を求めるような話を切り出してしまい申し訳ありません。また、失踪してしまったことにつきましても、再度お詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした。 )
(/お久しぶりです!またこうして背後様にお会い出来ると思っていなかった為、夢のようです…!。申し上げたそのままでは有りますが、ディーにとってリディアちゃんは特別でディーにとっての物語にはリディアちゃん以上のお相手を考えることが出来ませんでした。それがとても身勝手なことと知りながら、それでも我を通してしまった我儘を許して頂けて、またこうしてリディアちゃんやネイサンくん、そして何よりも背後様とこうして縁を繋ぐことが出来たことを心から嬉しく思います!
年始を迎え多忙な時期と思います、背後様にとって負担にならないペースでお相手を続けて頂ければとても嬉しいです!それではまだまだ寒い日々が続きますのでお体を第一に何卒ご自愛下さいませ!)
( / こちらこそ、またお話することを許していただけるとは夢のようです。寛大なお心にお礼の申し上げようもございません。非常に不甲斐ない背後ではございますが、どうかまた宜しく御願い致します…!
そして、早速リディアとネイサンを動かしたい気持ちはいっぱいなのですが、一方で今の文章力では満足に動かせる自信がありません。つきましては、言葉選びの練習も兼ねて一旦無登録にて新たなアリスをキリの良いところまで動かす形をとらせていただくことは可能でしょうか…?非常に我が儘な提案となってしまい申し訳ありませんが、ご検討いただけましたら幸いです。 )
(/ご提案を有難うございます!背後様にとってやりやすい様に、この場所が負担になりませんように、楽しんで頂けるのが一番嬉しいので是非其方でお願い出来ればと思います…!お手隙の際で全然大丈夫ですので宜しくお願い致します!)
名前/ 稲荷( いなり )
年齢/ 32歳
性別/ 男性
性格/ 仕事と金が絡むことには非常に几帳面で真面目にきびきび動くものの、反面それらが絡まない話になると途端に無気力人間へ変貌する。酒も飲み煙管もふかすが色だけはやらない。良くも悪くも仕事に生き、仕事で死ぬような人間。ただし不正や不平等を見過ごせないといった正義感は微塵も持たず、むしろ自分の利益になるのなら裏で手を引くのもやぶさかではない。お陰で反感を買うことも多いが持ち前の要領の良さで上手く立ち回り善悪をあやふやにさせる、まさに狐の様な男。
容姿/ 黒髪黒目。髪はさらりと指通りが良く、瞳は目尻がきゅっと吊り上がった狐目。174cmと身長は普通だが肩幅ががっしりしており筋肉もほどよくついているため決してひょろくはない。灰白色の着物に山鳩色の羽織を重ね、留紺の帯には煙管入れをぶら下げたうずらの根付の他に扇子が閉じられた状態でささっている。
備考/ 生まれも育ちも関西。4歳の誕生日の夜に住んでいた長屋が放火の被害に遭う。両親の決死の尽力で自身は火の手から逃れられたが引き取り手がおらず、道端で途方に暮れていたところでとある妓楼の楼主に拾われ、将来その妓楼の若い衆として働くことを条件に現在まで育てられた。稲荷とは遊郭の顧客間でつけられた渾名なのだが、付けられた当人が気に入り自称し始めた為すっかり本名の如く定着してしまっている。本名もあるにはあるが火事のトラウマを呼び起こす切欠になり易く、現在は催眠療法によって記憶の奥底に沈められている。
◆ ◆ ◆
名前/ 藍谷 モニカ( あいたに もにか )
年齢/ 8歳
性別/ 女の子
性格/ 興味の赴くままに生きるマイペースな女の子。思ったことは何でもストレートに言ってしまうため、他人からは人の気持ちが分からないと嫌われがち。本人はそれを意に介さず我が道をふらふらと進んでいる。常に持ち歩いている熊のぬいぐるみをイマジナリーフレンドとし、彼のいうことに従って行動を決めることが多い。この年にして現実と空想の区別がついておらず、いつか自分にも素敵な王子様や慌てん坊の白兎が迎えに来てくれると信じて疑っていない。
容姿/ 薄茶の髪の毛と同色の両目。長い髪を向かって左側、耳の上あたりでサイドテールにしている。同学年の平均よりはやや細い体のあちこちに喧嘩の痕。私服は単色のシンプルなワンピースが多く、冬はその上からキャメル色のポンチョを羽織るだけ。
備考/ 外国人の父親と日本人の母親の下に生まれたハーフ。5歳の頃に原因不明の火災で天涯孤独となり、一年ほど親戚中をたらい回しにされた挙句孤児院に預けられる。孤児院内でも髪や目の色について同年代の子に揶揄われることが多かったが、いつなんどきも熊のぬいぐるみに話しかけている姿が次第に気味悪がられ、以降見えないものとして扱われることになった。
( / 承諾くださり有難うございます。不思議の国を歩けること、住人の皆さまとお話出来ること、主様の素敵なロルを見られること。そのどれに対しても負担など感じる筈がない、ということだけお伝えさせてください。
無登録のアリスとしてひとまず上記二名のうち何方かを動かそうかなと考えているのですが、主様の萎えに引っ掛かってはいないでしょうか…?また、これは質問なのですが、無登録の場合ロルテの場面指定などは御座いますか? )
(/とても嬉しく光栄なお言葉を有難うございます!そしてとても素敵なアリス様を二人もお連れして頂き、また何方のアリス様もとても魅力的で萎えなど少しも含んでおりません…!そしてご質問にありましたロルテに関しましてですが、無登録の場合は既に迷い込んだ状態、不思議の国に慣れた住人と既に交流のある状態での絡みが可能ですのでご希望の時系列での交流文を頂けると幸いです…!)
―――…嘘やろ
( 陰気漂う路地に在るヤブ医者の塒から出てきた心算が、はて己は異国の地にでも拐かされてしまったのだろうか。右も左も赤赤赤、前も後ろも赤ばかり。朝露を纏い、瑞々しく咲き誇る名も知らぬ花に囲まれている此の状況は一体何だというのか。回らぬ頭では解も出ず、色彩の暴力を視界一杯に受けながらただ呆然と呟きが溢れた。医者崩れが処方した薬の所為か?等と疑ってはみるが、鼻腔を擽る香りが紛れもない現実だということを厭でも認識させる。為らば人攫いが攫うものを間違えたのだろうか?否それもあり得ない。背丈然り体格然り女と間違う要素が無い。「 ……あーもうなんっちゃ( 何も )分からへん 」考えども考えども腑に落ちることは無く、愈々頭痛さえ起こり始めては文字通りお手上げ、思考自体を放棄することにした。一つ寝てみれば何か変わるかもしれない。幸いにも昼寝に最適な天気、背中を預けるのは硬い地面だが無いよりはマシだと横たわれば瞼を下ろした。 )
◆ ◆ ◆
こんにちはぁ、ことりさん
( 太陽がぽかぽかと陽気を降らせる昼下がり。こんなお天気の日に部屋でじっとなんかしていられず、誰にも行先を言わないままお城を飛び出してきたのは良いのだが、最初に足を踏み入れた薔薇園で出口を求めてかれこれ三十分は彷徨っており。友達がいるから怖くはない。怖くはないが、そろそろ薔薇の匂いに飽き飽きとしてきたころ。近くを飛ぶ小鳥に挨拶をしても帰ってくるのは鳴き声ばかりで。「 ……ねぇアラン。おうじさまはまだむかえに来てくれないのね 」そんな呟きを溢しても白馬に乗った運命の人は現れるはずもなく。疲労に一度足を止めれば再び歩く気力も湧かず、諦めてその場に腰を下ろせば不安を掻き消すように"アラン"をぎゅっと抱きしめ直して。 )
( / 萎えに引っ掛からなかったようでホッとしております…!また、質問にもお答えいただきありがとうございます!私個人ではどちらを動かすか決めきれませんでしたので、いっそと其々のロルを用意してみました。稲荷は迷い込んだ直後、モニカは既に幾らか交流がある状態を想定しております。どちらのロルに返信するか、またその際お相手いただく住人様に関しての決定は主様にお願いしたく。優柔不断で申し訳ありません…! )
(/稲荷くんもモニカちゃんも本当にどちらも魅力的で丸一日どちらに交流するかを考えたのですが、それでもなお選ぶことができず…!あみだくじを作りまして今回は稲荷くんに絡ませていただきました!またどの子で交流するかを考えたのですが選びきれず二人ほど出してみますので絡みやすそうなのを拾っていただけると幸いです…!それでは一度背後は引っ込みますので又何かございましたらご遠慮なくお呼びくださいませ!)
帽子屋:ハーイ。ご機嫌はいかが?アリス。(濃い薔薇の香りの庭園を進むのは今しがた城から自宅へ向けて帰路についている途中だったからのようで。少し大きめの木製トランクを持ちながら草花あふれている歩きづらいはずのガーデンを高いヒールで器用に進み。転がる一人の人物を見つければこの国にいる見知らぬ存在は皆アリス、その認識のままに顔を覗き込むように上半身を曲げてルージュを縫った唇を笑みの形に変化させて。「こんなところで寝てたら意地悪な薔薇に閉じ込められて外に出られなくなるよ。迷っちゃったなら案内してあげるから起きなさい」こうして話している内にも蔓が伸びてツンツンと突っついてくる薔薇を手払うようにパッパと動かしつつ声を送り)
悪魔:___。(遊園地を出たのは久しぶり、加えてその場所が城となれば尚のこと。庭園を進む中で太陽の上るこの時間に己が外を歩いていると言う健康的な行動に思わず嘲笑が零れてしまう。そんな中で見つけたのは、なんとも心躍る落とし物。下卑た嗤いを必死に奥の奥へと抑え込みながら気のいい表情、物腰、雰囲気を纏い「こんにちは、如何したんです?太陽の日差しにやられましたか?」彼のそばへとしゃがみこみニッコリとした笑みのままに気遣う言葉を送る、そんな行為の中でもしっかりと彼と言う人物の見目を観察するように眼はまっすぐに彼を捉えて、物珍しいその姿をした彼にこんないいものを拾うなら外に出るのも悪くないと「私は遊園地にあるカジノを管理している”悪魔”、覚えて頂ければ嬉しいものです」簡易な紹介を添えて)
( 元来より肝が据わっている質なれば、見知らぬ土地を背に寝転ぶことへの躊躇いは無かった。然しながら、そのまま眠りに落ちられたかと問われれば答えは否で。理由は明快、足音が聞こえたのだ。其れに気がついた時には既に彼方も此方に気がついていたらしく、丁寧に掛けられた声を耳に入れながら体を起こし、返事をする前に足音の主を見遣った。物腰の柔らかさに見合う人の好さそうな笑み、だが目の奥が笑っていない。人畜無害では無いと直感的に悟った。返しかけた言葉を飲み込み警戒を強めて。本性を現すまでは当たり障りのない相槌でも打っておくか。「――― はあ。魔を自称するとは、なんやけったいな( 変な )兄さんやなあ 」 そう考えていたのに、見るからに好青年という出で立ちには到底似合わない名を告げられたものだから、ついついそこへ突っ込む言葉が口から零れ落ち。悪魔とは地獄に生きる化生を表す言葉だったか。正気を保つ人間ならば冗談でも名乗る様なものではないが、ともすれば彼は本当に化生の類なのだろうか。左右で違う色の瞳を眺めながら考えてはみるが、辺りの異様さに飲み込まれた思考では碌な答えも浮かばず。「 なあ、悪魔の兄さん。俺、はよう帰りたいんやけどどうしたらええんやろうか。兄さんは帰り道知っとる? 」抑々彼についてよりも考えるべきことがあると はたと気がつけば、少なからず己よりも情報を持っているであろう相手に首を傾け問い掛けて。 )
( / お返事が大変遅くなってしまい本当に申し訳ありません……!!帽子屋さんと悪魔さん、二つの絡み文を出していただき有難うございます!どちらにしようか当方も長らく迷ったのですが、石化なので一度もお話したことがない悪魔さんの方にお返事をさせていただきました。また、今更なのですが、こちらのロルに返しにくい等の不備は御座いませんでしょうか…?もしそういった点がありましたら、一言御伝えいただければ書き直しますので、遠慮なくお申し付けください。 / 蹴り可 )
(まるで品定めでもするように、自店の客人相手にするような遜った応対を終わらせるように朗らかな雰囲気で柔らかく細めていた眼をすうと確り開けば”ん、んっ”と喉鳴らしでも行うように小さな咳ばらいを。自らの首元に片手を宛がえば一撫でするように指先を滑らせた後にその手を下ろして。先ほどの優しい表情ではなく、正に悪魔であるという厭らしくも下卑たそんな素の笑み浮かべ「教えて欲しかったらそれなりの物をくれなきゃ。タダで教えるほど″悪魔″はお人好しじゃない」散々様子を伺った。焦らされる思いで間を置いたと言わんばかりに遠慮なく距離を詰めれば片手を彼へと向ける。艶を持ち光る黒色に触れるように頬に触れてから人差し指にさらりと流れる黒髪を滑らせれば「珍しいアリス。城に手渡すなんて勿体ないや___この国のことを教えて欲しいなら教えてあげる。その代わり、今日はこのまま君のことを連れて帰る。嫌なら仕方ないから一人寂しく変えることにするよ」最初は囁くほどの小さい声量で独り言のようにぽつりと、後者は取引を行うように触れていた指先で彼の顎をなぞってからクイと顔を持ち上げて覗き込み、取引か、契約か、まっすぐに彼のことを見つめれば返事を待つ沈黙を作り)
(/いえいえ!お返事をいただけるだけで嬉しいのでお気に為さらないで下さいませ…!お選びいただいて有難う御座います!稲荷さんと交流できることとても嬉しいです!。そしてお気遣い迄有難う御座います…!背後様の綴られます文章の美しさに日々勉強をさせて頂いております!蹴り可との中ですが、今までに一度も返しづらいなど思ったことが無いということだけお伝えさせてくださいませ…!)
( 人の好さそうな顔から一転、にたりといった音が似合うあくどい表情を浮かべた其れは早くも本性を現したといった様子で。夢とも見紛うほどの変わりように魔を冠する名は誇張ではないと悪寒が背を駆けあがり。あまつさえ答える代わりに、と調子よく交渉の場へ引き摺りだされては、厄介なものに捕まったと舌打ちが零れるばかり。さて、金と来るか服と来るか、はたまた化生らしく手足を喰らうと言い出すか。悪い想定ばかりをあれやこれやと考えながらも、近付いてきたそれに退かなかったのはせめてもの虚勢。「 ……俺の身一つ? 」 髪を弄る浅黒い指先を厭いつつ今か今かと言葉を待ち侘びていれば、小さな囁きの後に告げられたのは幸か不幸か一番安価でありながら替えのきかぬもので。想定していた中で最も悪いそれに思わず聞き返してしまったのも仕方ない無く、ははあ、こら晩飯にされるんやな等と軽口を叩く余裕もなく。追い打ちをかける様に顎を掬われ視線を固定されては翳りのある双眸が催促するまま安易に頷いてしまいそうな雰囲気にのまれ。ごくんと唾をのんだ喉がやけに大きく上下した気がした。そうして、蛇に睨まれること少し。「 嫌や言うたら本間に逃がしてくれるん?あんた、そない善人ちゃうやろ 」 漸く舌に乗せたのは明確な拒否とまではいかずとも、その意を仄めかす言葉で。相手は " 断られたら身を引く " とさも此方に逃げ道があるかのように言ったが、取引を持ち掛けてくるような奴が素直に見逃してくれるとは到底思えない。――― こうして弱気になった時点で相手の手の平の上、そう思考を改める様にはふりと息を吐けば、「 なあ、兄さん。手籠めにしたいんやったらもっとはっきり言わんと。相手は阿呆な籠の鳥やないねんで? 」 にんまり笑いながら帯に挿していた扇子へ手を伸ばし。顎に添えられた手の斜め下から親骨を当てる形で振り上げては、ぺしんとその拘束を振り解こうか。 )
( / いつもいつも優しいお言葉をかけてくださり、本当に感謝しかありません…!また、お褒めの言葉まで頂戴してしまって恐縮です…!こちらも毎度毎度惚れ惚れとしながら主様のロルを拝見させて頂いております。未だちぐはぐとした繋ぎ方などが目立つ拙いロルですが、どうかこれからもお相手いただけますと幸いですっっ…!!それでは背後は失礼いたしますので、こちらどうぞ蹴ってください…! )
( / はっ!何故か下げにチェックが入っておりました…!連投且つ背後会話のみとなり申し訳ありません。改めて上げさせていただきますね…! )
(駆引きを見せるようで選択肢など端から与えていない事に彼は気が付いているらしい。触れていた指先が離されるように振りほどかれれば次ぐは発言を確りと受けてからご機嫌にも眼を細めながら笑みを強めて「聡明なアリス。君の眼は確りと人を見抜けるんだね」くすくすと愉し気な笑い声を喉を擽るように落としては、獲物を捕獲する動物のように遠慮のない動き、力加減で指先に力を籠めればグと首を掴み。「その通り、最初から君を自由にするつもりなんてない。」距離を詰めるべく鼻先が触れるように顔を寄せれば瞳に反射させるように真っ直ぐに彼のことを見つめ。従順と従う子も可愛いが、そうはさせまいと抗う子とて可愛いのだ。「でも、君の言うことにも一理あるなあ。よーし、そうだ。逃げてしまう前に籠の鳥にしてしまおう」業とらしい言葉選び、まるで舞台の口上か。演技でもするように考える素振りを見せた後に喉をつかんでいた手を一瞬離し、彼の腰元に腕を回せば抱き寄せるようにグっと己へ寄せて。小さく唱えたのは呪文か、途端にぐにゃりと歪むような視界に変わる。時間にしてほんの一瞬、瞬き一つの間を以て周囲は濃い匂いを漂わせていた薔薇庭園から猫足のテーブルと黒いベッド、照明は間接照明らしい。黒で統一されるようにシックなデザインのクローゼットと三月兎から買い付けたいくつかの絵画が飾られるそんな部屋に変化を遂げて。「___久しぶりだけどちゃんと出来た」自らにとっては来るべくして来た場所、周囲を見渡し確認を取れば満足と言った雰囲気で暢気な呟きを漏らし。触れていた腕を離してから「これで君は悪魔の籠に閉じ込められた」彼の言葉を引用すべく″籠″を使いながらトントンと足音を共に部屋の中を数歩進み。彼へ背を向けるように足を進ませればキイと軋む音を立てつつベッドへ腰を下ろし、背を丸めるように膝に肘を付けば「帰りたいって言ったでしょ。残念、それは叶わないよ」マイペースな空気感を乱す事の無い淡々と落ち着いた雰囲気で、余りにも無情なその答えを送ろうか)
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