薊 2018-03-04 11:55:06 |
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__嫌いだよ、君なんか。
( 良い子は布団に伏せる大人の時間。カテーンで光を遮断された薄暗い部屋はベットサイドに取り付けられたライトのみで照らされている。一人で使うにしては些か大きすぎるベットと、其の脇に無尽蔵に放られた透明なボトル。そしてベットに横たわる二人。艶やかで妖しい雰囲気の中、ぽつりと発せられた言葉は、何時もの高慢な態度からはかけ離れていて酷く物悲しいものだった。相手から背を向けたこの体勢じゃ、詳しい表情は伺えないけれど、きっといつも通り、なんとも思っていない顔で聞いているのだろう。おざなりに返された台詞はやはり思っていた通りのもので。相手らしいそれに安堵しつつ、ぽっかりと開いた穴が更に広がっては、じくじくと痛む。無意識にそれに手をやってから、静かに瞼を降ろした。す、と伝う生暖かいものには気づかないふりをして。 )
__、、ああ、そうかい。
( 隣に横たわる彼は此方に見向きもしない。終わった瞬間に、否、始まる前から目を合わせない醜態には幾ら自分とはいえ、頭を痛めた。素っ気無い。口の動きだけで言葉にはならなかった言葉は更に彼を傷付けただろうか。なんて。らしくない、らしくない。いつも通り平常心を保て。ぐつぐつと煮え滾る感情の渦を一睨みしてから、其れを逃すようにそっと吐いた。びくり、とそれだけで跳ねる肩に今度は見ないふりをし乍ら。__なあ、今、御前はどんな気持ちで俺の前に立っているンだ?そう問い質してやりたくて、でも、そうしてしまったら己の思惑とは相対的な言葉にきっと、理性は紙のように吹き飛んでしまうだろう事は分かりきっていたから、中途半端に開いた口を誤魔化すように笑みを浮かべる。嫌いだよ。なんて言葉に傷付いてなんかいない。そう思う思考とは反して、描いた口元は自嘲に彩られていた )
びーえる
兄貴肌オネェ様 × 色気溢れる世話焼きサン( ちょろイン )
└バリタチの受が判定厳しすぎて未だ未開通の攻に簡単に喰われる。何だかんだ絆されて同棲。
えぬえる
学園一の人気者 × 隠れ王子様( 宝塚系女子、女子力皆無 )
└幼馴染みの二人。取り巻きの女子に私が其処に立てたら、と女子っぽくないのを気にして近付けない王子様と、あ゙-、見んじゃねぇよ、そいつは俺のもンだって思ってる人気者の両片思い。
じーえる
男性恐怖症のふわふわ系 × クールビューティーの過保護サン
└御互いに半依存系。〇〇ちゃんに近付かないでッ、って威嚇してる攻とこいつの彼氏?はッ、私以上に家事ができて、こいつの事を守るって言うなら品定め位はしてやる。って言う牽制のし合い。お互いの仲はあーん、ハグ程度普通の仲。
受け攻めどちらでも。左右固定。
返信はまちまち。雑談だけなら会話だけで来てもらっても大丈夫だし、その間に返してくンのも有り。
合わない場合、飽きた場合、遠慮無く。何も言わずに雑談だけ続けんのもオッケー。全然気にしないデス。
苦手だな、って思ったら雑談であれ炉練であれきっぱり言います。悪しからず。
一対一は望まれれば相性面と、設定を真面目にやるか検討の末、着いて行きます。
なんで怒られンだっけ?何か悪いことやったっけ?
あ、でも、そうだよね。悪いことしたから怒られンだよね。そうだよね?
ウンウン、御免ね。でも、直せないから赦してね?( けたけた、 )
、、マシュマロ。
( ごくりと呑み込んだ後、小さく呟けばあぐりと口を開いた口の中に長方形の白いそれが投げられた。ふわふわ、もぐもぐと咀嚼していたそれは舌先に触れた途端にふわりと溶けだす。じんわりと甘さが口内に広がって行く此の瞬間が己はなによりも好きだった。無意識に緩んだ口角を見て、相手がくすりと笑うものだから、折角の至高の時間が台無し。と睨み付ければ、全く反省の色が見えない様子で悪かったよ。と此方の頭を御機嫌取りの様に撫でる白い手。見え透いたそれに誤魔化されてやる気など更々なかったが、存外此れも悪くない。喉を鳴らず猫のように目を細めては、隣に座る肩に凭れかかった。ごくり、と原型の保たない其れを呑み込んでから又、小さく呟いた。 )
、、マシュマロ、ちょーだい。
全く。マシュマロばかりでは君の栄養が足り無くなってしまうよ?
( 隣の様子を見、ひどく呆れた声でそう述べた。まるで其れが当然のように餌を待つ雛鳥よろしく口を開いて待つ相手の口に白い塊を投げ込んでから溜め息を溢す。其れでも意にも返さぬまま、ひたすらに咀嚼を繰り返す利口な口にはもう慣れっこだった。がさり、と手持ち無沙汰に白い塊の詰まった袋を揺らしては、ふと隣を見た。ふんわりと頬を緩め、此方にはいつも疎ましげな顔ばかりする表情筋が緩まっている。中々御目にかかれないその表情に釣られて此方まで緩んでしまいそうだ。じとり、とねめつけられたその表情からは先程の様子など一切感じられない。すこしばかり残念な気持ちになり乍ら誤魔化すように髪を撫でた。つるつるすべすべ、其れに相手の気持ち良さげな顔といったら!だらしなく緩んでしまいそうな表情筋を引き締めて、彼の要望に応える。口元に其れをぴたり、と当ててから言った。 )
__、、いいかい?此れで最後だからね?
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