カタバミ 2018-03-01 19:09:33 |
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Hylicsっていうゲーム、危ない薬をキメたかのような異様な雰囲気で最高。なんなんだあの世界…。しかも続編もあるみたいだし、やるしかないねこれは。
考察しても「正解」はなさそう。ランダムテキストといい、ああいうものだと見た方がいいのかも。でも、そのぶん色んな可能性が頭の中に広がる。二次創作が捗るなあ。あとWAYNEカッコいい。デザイン凄い好き。
WAYNEさん、攻撃モーションやっぱりカッコいい。指パッチン自体に弱いからただでさえグッと来る。走り方とかブリトーに関しては中々にとんでもないけど。
結局、昨日の流星群は見れなかったな。また来年に期待しておこう。
あ、でも数年前に見たのは本当に当たり年だった。数えるのも忘れるくらい星が沢山流れてて、あの時にもう運を使い果たしちゃったのかと思うくらい。車どころか人ですら夜は中々来ない道で少し寒いからわざわざ布団まで用意して、調子に乗ってそのまま寝転んだ状態で眺め続けたのはいい思い出。これじゃあ、側から見れば不審者みたいだけど。温かいココアを片手に流星群の観察。あれは悪くないね。
世間や法律からすれば間違いなく犯罪者って呼ばれているけど、自分の研究所にいる実験台の人物からは好意を持たれている。なんてのがあるけどアレいいよなあ。昔から本当に私好みの設定。
あー……。ちょっと乱暴すぎやしねえかな、お前。
(廊下の壁は車が突っ込んだかのような大きな窪みが形成されており、荒々しい音が去った今も床の瓦礫へ向かってぱらぱらと小さな粒が落ちている。正義のための拳の割には、もはや化け物めいた力じゃないかと自分は独り言のつもりで言ったが、律儀な事にヒーローはわざわざ反応を返してくれた。もっとも「君の方がよっぽど化け物だ」「か弱い子供ばかり攫う犯罪者め」だのと予想通りの言葉ではあるが。悪への怒りに震える男からの感情を対峙するもう一人の男は全て無視し、視線を変えぬまま壁の修理をしなければと、実験器具が壊れてないか心配だなど考え事をしている。現状に不似合いな態度が癪に障ったのだろうか、ヒーローの目は更に吊り上がり本格的に戦闘態勢へ入った。必ず捕まえてみせる、そんな意思が視覚にも皮膚にすらも伝わってくる。けれど、こちらとてそうされる気はない。まだやりたい実験があるのだし、あの子へケーキを作ってあげる約束も果たしていないのだ。それに、もうそろそろいいだろう。)
…エミリー、よく待てました!あとでもっと褒めてやるから、まずはそいつを喋れなくなるまでボコボコにしてくれ。お前はいい子だから出来るよな?
(なるべく明るい声で「GO」の合図を出す。すぐさま無邪気で、少しばかりたどたどしいどこからどう聞いても小さな女の子だと分かる返事が飛んできた。嫌がる事なく素直に従う、元気な声。それにつられて振り向いたヒーローの視界には、もう目の前に獣のような牙が近付いていた。)
【後に悪は、なんて甚だしい勘違いだと嘆いた】
やった、やったぞ!先生の目をすり抜けて学校の講座を途中で抜け出し、そのまま帰宅という行為を!自主的に行くものだから単位云々は関係ないし、本格的な授業となると気が引けるけど、一度でいいからこういう事をしてみたかったんだ私は。
初めてこんなのやったせいか、ドキドキした。ちょっといけない行為だとは思うけど今回は、今回だけは特別!
とっくに日の沈んだ静かな時間。誰にも内緒で家から出て、冷たい空気と夜の闇に覆われた街中を歩いていく。街灯も人の気配もない狭い路地裏の奥深くには建物と建物の間に挟まれた行き止まり。淡く発光するガラスで出来た球体は宙に浮かび、身体中に目を持つ愛嬌たっぷりの犬が辺りをうろつき、真っ赤なハイヒールは隅の暗がりで華麗に舞う。その中心には、錆だらけの鳥籠の頭をしているヒトがどっかりと座っていて……。
みたいな現代の中に潜む不思議な存在達をテーマにした世界観、めっちゃいい。建てる気はないけど、あったら普通に参加しちゃいそう。
メモ
厚化粧のドーナツ。レースにフリル、それからリボンの欲張りドレス。散りばめられた飴玉は宝石の代わり。朝焼けの空を切り離した作ったゼリーが二つ。木苺の塗料で扉は赤く、道を示すのは向かい風。首を垂れるアネモネには蜂蜜が与えられ、クッキーは小人に攫われる。
ううん…攫われる、連れていかれる。どっちの表現でもいいんだけど、怪しさを漂わせるなら後者かな。直接的より何重かの意味を持つもの、最初はそう思い込んだだけで後から違うと気づけるものって面白いし。
素朴さを残したままの中に一際目立つ、トッピングチョコや絵の具のように鮮やかなアイシングなど甘い装飾を施した厚化粧のドーナツ。
どう作られたのか疑問を抱かずにはいられない優美なレースに滑らかな曲線を描くフリル、そして胸元へ慎ましやかに結ばれているリボンといった品の良さを保ちながらも可愛らしさの要素を詰め込んだ欲張りなドレス。
散りばめられた飴玉は大小を問わず、すぐさま手のひらへ納めるか口に含みたくなってしまう衝動を与えるものの今回だけは宝石の代わり。
植物の葉や風にしっとりと濡れた空気が漂い、太陽が姿を現したばかりの朝焼けの空の一部をナイフで丁寧に、けれども出来るだけ素早く切り離した作った少しばかり固めのゼリーは水彩画を思わせる。
夜にのみ熟し、昼には再び青くなる忙しい木苺の塗料で扉は赤く、地図も案内人も立て看板もないがその空間への道を示すのは向かい風。
横へ二人並んで歩く事は難しい幅の石畳を挟んで咲くアネモネは日差しから顔を背けて首を垂らし、花びらの色を濃密なものへと栄養に蜂蜜が与えられ、クッキーは欲張りな小人に連れていかれる。
急いでたからクッキーのとこだけ手抜きになっちゃったなあ。また考えるとして、文章見返したらなんか恥ずかしくなってきたような…。こんなに詩的に書かなくてもいいんじゃないのって感じ。
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