カタバミ 2018-03-01 19:09:33 |
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春休みの時は夏みたいな気温だったくせに、いざ学校が始まると冷えてくる。都合悪すぎない?それこそ入学式だって小学生の時から天気が悪い方の場合が多かったし、曇るどころか雨だって降る。時期的にもちょうど良く咲いてきた桜はそれが原因でどんどん散っちゃうし、足とか服が濡れて余計寒いの。ここまで来るともう、嫌がらせでもしてるんじゃないかって気にはなる。だってタイミングがタイミングなんだから!しかも酷い事に風が強い。せっかく綺麗に整えた髪が自分の思うベストな状態じゃないからムカつく。寝癖がちゃんと直って、しかもサラサラのツヤツヤで羨ましいって言われるのは凄く嬉しい。この黒髪は私の一番の自慢だから。
けど、本当はより形が整っているんです。本当はもっと綺麗な髪型に出来るんです。先生!
あ、そういえばそうだ。ひめの足の裏の毛をまた切らないと。最近それで床に滑ったりして危ないんだよね。爪と比べればまだマシな方だけど……これが嫌がる。動かれると全然違う所を切りそうになるから怖いのなんの。止めていただきたい。
英語の教科書、やっぱりなくなってた。今まで教材がどこかにいったりしないよう気を付けていたのに。ショック。去年部屋のちょっとした改築やった時に間違えて捨てたのかも…。あーあ、最後の一年でこんな事やらかすなんて。親に話して、また買わないと。
よし、今回は「ツクツク図書館」について書こう。作者の紺野キリフキさんの作品の中で、一番好きなんだよね。今でも飽きずに何度か読んでる。
大まかな内容はつまらない本だけが置いてある図書館で、そこに働くちょっと変わった職員達のお話し。文庫と単行で中身が少し違っているけど、どっちも面白い。文章はあっさりとした雰囲気のまま進んでいくけど、その物語がいいんだよなー。とにかく自分に正直すぎる超絶寒がりな着ぶくれた女の奔放さがもはや潔い。単行で言っていた「私、働きませんよ?」なんて最高!お疲れさまです、館長。他の人からも色々と言われちゃっているけど体とか大丈夫?
図書館にして妙な造りの建物で、むしろ洋館みたいな感じって書かれているから凄く気になる。きっと一日じゃ周り切れないし、確実に迷子になるけど探検してみたい。小説家の小説の部屋とか、油が大量にある部屋とか、あまりにも発想がユニーク。
私みたいに、その図書館へ行きたいと思っている人達はどうやっても辿り着けないからどれだけ探し回ってみても無駄なんだろうけど…でも、やっぱり行ってみたくなる。本を読んだら、そりゃあもうつまらなくてページなんてめくる気は起きなくなるからそっちには期待しない。
本を元の棚に戻す事を職務とする戻し屋ちゃん、可愛いなあ。カレーだらけの顔を拭き取ってあげたい。誰が読んでも必ずつまらないとしか思えない本を選ぶのが得意な運び屋。その本をちょいと拝借するのはまるで気付かれないのに、なんで果物は地味にバレかけているのさ。
ローソンの新商品にゴディバのショコラマカロン、それからアップルパイ。これは買うしかないね。小さい頃は火を通した果物なんて全然食べられなかったけど、ここ最近になって前よりかは口に出来る。もしかしたら最後まで食べきれないかもしれないけどあらかじめ半分に分けておけばいいや。残ったら親にあげよう。
(夜も更けて、人や鳥の発する声が著しく減っていき辺りにはひっそりとした暗い空間に包まれる。本来ならばただただ静かな時間が朝日を迎えるまで続くのだが、今夜は違う。夕方から降り出した雨は最初こそ弱いものの、その威力は強さを増して屋根に穴を通してしまうのではないかという不安を滲み出させるほど水の塊は連続して周囲の接地面を打っている。今、窓を開ければ容赦なく霧よりかは大きいだろうがそれでも細やかな雨水の断片が室内へ入ってくる光景は容易に想像出来る。闇夜に覆われ、先を見通す事の叶わない窓の奥から視線を離す。
インターホンの音が鳴り響いた。
こんな豪雨の中、そしてこんな時間帯に一体誰が。そう純粋な疑問が浮かんだ。加えて雨音が酷く強いにも関わらずやけに鮮明に、まるで耳のすぐ近くで聞こえた事も。一瞬、体が停止したがすぐさま扉へ目を向けた。再びインターホンは鳴らないが、客人は当然こちらへ来てもらえる事を既に分かって待っているような気がするのは何故だろう。人物を確かめるため足を動かし、取っ手を掴んでは扉を開けた。そこには自分よりやや背の低い男が立っており、両目と口元は緩やかな曲線を引いて微笑んでいる。傘を持っていないようだが、髪の先や服の端ですら少しも濡れていない。───どうして、ここにいるんだ。後ずさりも驚きによって声を漏らす事もないまま、体が固まる。途端に嫌悪、憎悪、恐怖などの感情がおびただしく溢れ出す。目の前の男が、ゆっくりと口を開いた。)
(インターホンへ手を伸ばし、一度だけボタンを押すと音が鳴った。
あれから一ヶ月と数日間は経った気がする。日数を細かく律儀に数えている訳ではないので断言出来ないが、それでもいくつか時間が去った事に間違いはない。久々に彼の姿を目にしようとしている。突然現れたため、きっと驚くのであろう。同時に本来ならば僅かな欠片でも思い出したくない記憶を強制的に脳裏へ浮かんでしまいんだろうなとぼんやり思う。そんな思考とは対照的に雨は短い衝撃を辺りへ狭く走らせながら、続けざまにそれを繰り返す。風によって服は翻り、髪は乱れる。
無機質な音を立てつつも、扉は緩やかに開き始め自分はその奥にいる者の見つめて反応を待った。鋭い線を描く目はいつもより大きくなり、どれもこれも人々が切り離したいと思うような感情で揺れ動いている。こちらの予想とは露骨に離れておらず、むしろ一致に値するがやはりその表情はどれだけ見ていてもまるで飽きが来ない。長く見つめ続けていたいという純粋な欲求が生じる。だが、自分はそれ以上に苦痛と底知れない嫌悪に満ちた姿を知っている。自分だけが、あの光景を知っている。自然と湧き上がった優越感に身も心も浸らせるが、理性を歪ます事はなかった。ひとまずは挨拶でも済ませようと口を開く。)
………久しぶりだな。元気そうで何よりだ。
完全に終止ロルだけど、構わない構わない。拉致監禁に遭っている訳じゃないし、攻めから逃げる事は出来るんだけど弱みとか色々握られていてそれが出来ずにいる精神的な束縛が好きなんだよね。私は物理的な束縛も大歓迎だけど。受けの過去に起きた嫌な出来事に関してはぼかすしかないから都合上言えないけど、まあ、その、あれですよあれ。
あー、こういう感じのもっと増えないかな。我儘だけど是非とも推しで見てみたい。
待って待って。本当にヤバい。ふと見つけた私の最推しのCPのイラストがあまりにも素晴らしすぎる。え、週の始まりからこんな贅沢しちゃっていいの?何これ予想外。背後から馬鹿みたいに大きい鉄球で全身を打たれた気分。本当に本当にありがとうございます…。
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