似非ヒーロー 2018-02-28 21:23:11 |
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新聞でも宗教でもありません!…取り敢えず開けてくれませんか。
( 勢いのままに声を掛けたは良いものの、外出中や睡眠中だったら如何しようかと不安が沸き起こり。然し微かな人の気配と共に彼の声が返ってくると一先ずの安堵から胸を撫で下ろし。恐らく不審に思っているらしく否定的な言葉を受け取ると、先程より真剣さと少しの焦燥を孕んだ声音で再度懇願して。 )
え〜.....っ、しょうがねぇなぁ
( なかなか帰らない相手に頭をガシガシと掻いてどうしようかと考えるも、隣の家のドアが開く音がして未成年と思わしき相手と何やら言い合っている様子を見て良くない噂になったらやばいと思い渋々ドアを開けて不快感MAXな顔で入室を許可し )
──わっ、ありがとうござます!
( 渋々、という擬音が似合う様子でゆっくり扉が開かれると、途端に表情と声音に嬉々とした色を含ませ、礼の言葉を言うや否や他人の家にも関わらず図々しくも猫の如くするりと中に入り込み。幾度か周囲を見渡してから彼の方向き花が綻ぶ様な笑顔を見せては、再度居候する事を示唆する発言を。 )
じゃあ、早速今日から宜しくね、ウィルさん。
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