ツンデレの風見くん 2018-02-23 23:16:08 |
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…あんまり、ガヤガヤしてんのも落ち着かねェよな。珈琲な、そこの自販機で買ってくる。すぐ戻るから…(暗く静まる公園の中で告げれば頭をぽんっと撫で相手を独りにし自販機へと向かい駆け足で戻れば「ほれ…熱いから気を付けろよ。」温かい缶珈琲を二本持ち一本を相手に渡せば、己もベンチに座り缶のタブを開け)
おう。…ありがと。
(自販機へと向かう彼の背中を一瞥しては、周囲の遊具などに目を遣り。この歳になってみると公園には全く縁が無くなる為、滑り台など久しい物を見ると少し子供心が蘇り、遊びたさからソワソワして。珈琲受け取れば礼をし、自分もタブを開けて一口飲み)
…公園で遊んだのとか何年前だろーな。せっかくだし遊んで行くか?(視界に入る遊具を見つめ先ほど缶を片手に戻った矢先、瞬時にそれを見てどこか表情を弛ませた相手の顔を座りながら脳裏に浮かべ己も思い出にふけて、デートとは遠いが誰もいない貸切状態の公園で思い切り遊ぶのも良いだろうと、珈琲を一口飲み横目で視線送り告げて)
遊ぶっていう歳でも無ェんだけどな。折角だから遊んでってやるか、折角だからな。
(遊具をぼんやり見つめていれば自分の真意を突くような相手の言葉聞き、若干嬉しそうに体ぴくりと動かして。ある程度珈琲を飲んでしまえば缶をベンチに置き立ち上がり、折角だから等と子供のように遊びたい気持ちを隠して仕方無いとでもいう顔で颯爽と遊具の方へ向かい。ブランコに腰掛けては脚を動かして漕ぎ始め)
…素直じゃねェの。…へっ、お前でもそんな顔すんだな。俺も行くか…(相手が強情な性格なのは知ってる為か、ぽつり呟き少し顔を綻ばせ。相手のどこか吹っ切れた子供のような顔を見ては驚きを隠せず口を開き背中を見送り、缶を置き続けて相手のいる遊具の方へ歩み隣のブランコに座り「…なァ?早都でも、こうゆうの楽しいのか?」揺らしながら横を向き表情を見つめて言って)
楽しいっつーか…懐かしいっつか。楽しくない事もない。
(隣に座った相手を見ては微妙な答えを返し、その場で立ち上がり立ち漕ぎをし始めて。一気に振り幅を大きくしていけば、タイミングを見てブランコから飛び出し少し先で着地して。「─昔、友達とどれくらいの距離飛べるか競ってたなー」ブランコと自分との距離確認しては、昔より明らかに短くなってしまった事に気付きなんとなく成長を感じ)
それ、どっちなんだよ。さっきは嬉しそうな顔してたぜ?俺は見逃さなかった。(ズバッと指摘するように言っては表情をニヤリとさせて。振り幅短くゆっくりと漕いでいるとブランコからジャンプして着地する相手を始終見つめて「俺も、ソレやった。柵超えとかしてみたかったけど、怪我して断念したわ。」ブランコの前にある鉄の柵に視線向け、思い出し笑って)
いつも、不定期な時間にレスしてすまねェ。公園から帰ったらイチャイチャしたいんだが…いいか?( じー )
んん…見逃しとけよ、そこ。
(隠そうとしていたが無自覚なのか、嬉しそうにしていたと言われれば両頬に手をやり顔をむにむにと動かし。思い出し笑いする相手見ては「あー分かる。柵越えはかなり高難度だった」自分にも似たような思い出があり、苦笑いを零しつつも相手と同じ体験をしていた事に少しばかり緩い笑みを浮かべ)
いや、こっちこそ最近は返信率低くて悪いな。…別に構わないけど。俺も、まあ、そうしたいとか思ってたし。( ぼそり )
あんな顔したお前見るの初めてだったからな。本人気付いてねェみたいだったし。…なっ、柵のギリギリまでは行くんだけどなァ。(ブランコから降りれば相手に近寄り更に上から、むにむにと頬を触れば笑い。柵超えは叶わなかったものの寸前まで行った記憶を思い出し柵を触りながら言って「…よしッ、次は滑り台だ。早都は上から滑ろ。俺は下から行く!どっちが早く下か上か着くか競争な?」と、訳の分からない競い合いを持ち掛け滑り台へ猛ダッシュして)
ロル回してるからな、ゆっくりでいいぜ?…ん、わかった。早都が甘えてくんの期待してる。( にまにま← )
表情筋緩まってんなマジで。…ってか勝手に競争始めんなよ!意味わからんし!
(改めて頬摘んで引っ張っていればかなりの速さで滑り台へ向かう相手に驚き。内容理解が追いついていないが、とりあえず勢いのまま自分も滑り台へと駆け足で向かって。とにかく上から滑れば良いのかと簡易に解釈すれば、階段上がって位置につき「俺は普通に滑ってりゃ良いってことか?」落ち着いてルール確認してみて)
ありがと。そっちもプライベート優先でな。
…あんまし期待されてもって感じだけど…、頑張る。( ← )
あァ…そーゆうこと。んじゃ、行くぞー?阻止してやる。(降下位置につき、下から見上げるように相手の解釈に頷いて。スタートの合図を送れば滑り台を掛け登るも、やはり足が滑るのか上へは、なかなか行けず途中で踏ん張りながら登っていき)
ん、ありがとな。頑張ったら、たくさん愛でてやるよ。( ← )
どう考えても普通に滑る方が早いに決まってんだろ。
(合図聞けば様子見とばかりに相手の動きを観察していたが、想像通りというべきかなかなかスムーズには進めていないのを見てはへらりと笑い。余裕綽々と自分も滑り始めれば踏ん張る相手の所まで一直線に向かい、思い切り抱きつくような形になって「一緒に行こうぜ、秀真」なんて体重少しずつ掛けていって相手ごと下に降りようと画策し)
愛でる、ねえ…そりゃあ楽しみだな。( ← )
最後までやってみねェと、分からないぜ?(滑り台の両端に手を掴み踏ん張りながら登って行くと、己の事など気にもせず滑走し抱き付いてきた相手に驚き咄嗟に足を止め抱き止めれば「…ちょっ、早都!止まれって──…!」勢いに負け一緒に下りれば躓き後ろに転倒して)
どこから来るんだよ、その余裕は。( ← )
おおっ…─と…。
…悪い。こんな勢い良く行くとまで思わなかった。
(想像以上にすんなりと下へ行ったかと思えば転倒してしまった相手見て驚き咄嗟に起き上がって。あまり調子に乗って機嫌を損ねてしまったかと若干胸の内で心配しつつ、眉を下げながら手を差し伸べて様子を伺って)
どっからだろうなァ。お前のこと見習い始めたのかもしれん。( ← )
──…った!腰砕けたかも…あァ、ありがと。大人が滑り台で怪我とか馬鹿らしいよな。少しベンチで休みたい…( 苦痛の言葉を発し上体お越し腰に手をあて擦れば、差し出された手を握り起き上がり苦笑いし。痛がりつつ、トコトコと珈琲の缶が置いてあるベンチに行き腰を掛け)
見習い始めたって、こそばゆいんだけど。余裕無くていいのに。( ← )
大袈裟だろ。…でも俺のせいでもあるし、…ごめん。
(腰が砕けたなど流石に誇大しているとは思ったが元はといえば此方が無茶をしたせいでもあるので、気持ち遠慮して数歩分下がりながら相手について歩いていき。隣にちょこんと座っては腰を気にかけるように指先で撫で言いづらそうに謝り)
いつまでも余裕無いままじゃお前を越せないからな…。俺も成長した。( 遠い目 / ← )
ん?いや…滑り台の使い方を間違えた俺が悪いんだ。これも思い出ってやつにしとけ。(己も反省の色を浮かべ謝る相手の頬を撫でては笑い。手を取り握ると冷たくなりつつある手の感触を感じ「…これ以上、体が冷えてたら風邪引くし帰るか。もう珈琲飲まないだろ?捨てるぞ。」腰を上げ二本ある缶をゴミ箱へ捨てては、相手の前に立ち手を伸ばし帰るぞと促して)
俺のこと越したいと思ってたのか。早都って面白いな。じゃあ、ガツガツ行ってもいいんだな?( ← )
思い出、ね。後からなら笑い話にもなりそうだ。
(撫で受けると落ち着いてきたのか表情も柔らかくなり、いつもの調子取り戻しながら頬緩め。相手の手を、先程と同じように指絡ませるよう握っては「そうだな。あとは家でゆっくりすっか」こくりと頷いて歩き始め)
俺が越そうとすればお前が上回ってくから、難易度高そうだけど。…おう、余裕だよかかって来いよ。( ← )
そうだな…何年後かして、また沁々と思い出すんだろうな。ん、夜は危ないからから離れんなよ。( 公園に植えられた、まだ咲かぬ桜の樹を見つめいつかまた此処で二人で笑え合えたらと思い。手を握り歩けば自宅に着き中に入り「…はァ、冷えたし先に風呂入るか?」靴を脱ぎ振り返り言っては)
もしかしたら、ある意味俺の方が余裕無いかも。つかさ、何か普通の展開で面白味も無くてごめんな。
ああ、風呂入ってあったまりたいわ。
(比較的密着した距離感を保ちながら帰り道にもまだ咲かない桜並木を見て行き。帰宅すれば風呂の話を聞いて、体を温めたいと思いそれに肯定して。靴を脱ぎ廊下歩いて「お前、先入る?」風呂の準備をし始めてはどう入るかを問い掛けて)
ある意味、ねえ。いやいや、別に俺はこんな感じでも構わねェよ。面白味無いなんてこと無ェし。
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