ツンデレの風見くん 2018-02-23 23:16:08 |
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あぁ…俺もガツガツと悪かったな。次からは優しくする…つもりだ。(ふと思い返せば己を縛ったりカツラを被せたりと強気な相手を思い出し。しかし今目の前にいる相手は涙を浮かべ弱々しく見上げている純粋な青年で、どちらの相手も己にとっては愛らしく思うもそのギャップからか微笑んで「…疲れただろ。そろそろ寝るか?」頭を撫でていた手を頬にあて親指で目許を撫では無理をさせ過ぎたと思い告げて)
ま…でも、余裕無い秀真たくさん見れて良かったわ。
(いつもは彼の余裕さに対抗するよう噛み付いていたものの、今は此方を気遣ってくれているその様子に力無いが柔い笑み返して。少しおちゃらけた事も言いながら目許撫でていく指を見つめ小さく頷き「…うん。…隣、来て」ぽふぽふと自分の隣に手を置けば側で寝るよう促して)
お前そこ突っ込むな、それもこれも早都のせいだかんな。(自分でも引いてるくらい相手に夢中になった事は確かで、でも改めて言われると恥ずかしくなり顔を赤くしては相手のせいにして頬を軽く摘まみ「…ん、もう甘えてくる早都ともお別れか、次はいつだろうな。」と皮肉混じりに言えば指定された場所に横になり顔を見つめて)
んむ…。俺が素直に甘えりゃお前の余裕なんて楽に崩せるって学べたからな、今回は。
(顔赤らめる相手見れば得意げな表情で調子に乗った発言をして、頬摘まれた代わりに相手の頬につんつんと人差し指当てて。甘える自分が次にいつ来るのか、そう言われると軽く考える素振りをして「気分次第じゃねェんかな」なんてはぐらかすような言い方しては目細めて)
…これからは俺の余裕無いとこ見るために甘えんのかよ?(相手の話を聞けば疑問視し赤くなった顔も急に冷めて手を掴めば告げて「…気分次第な…まァ、俺の行動次第って事だろ?前にそれが俺の仕事って言ってたし。」なんて言うも、本当に気分次第な相手にもう少し自分から甘えてほしいなんて言える筈も無く、ごろんと仰向けに寝転がり天井を見つめて)
そうは言ってないだろ?お前もちゃんと調子狂う時あんだなって思ったんだよ。安心したの、俺は。
(掴まれた腕に力を入れ、何やら自分の言葉に違和感を持った相手に対して眉を寄せつつ言い方変えて。寝転がる相手横目に此方も同じように天井を見上げて「素直になるって意外と難しいんだよな。だから秀真の行動をきっかけにしちゃうわけだけど」独り言か、自分に言い聞かせるように呟き「自分から行けるまで、気長に待ってたりはしてくれねェかな」願望混じりに、ワガママと分かっていても少しは理解してくれないかと期待持ちながら述べ)
そりゃあ…あんな姿見せられたら俺だって余裕無くすし。(普段と違う表情や仕草を見せたあの一時を思い出しては上記を述べて「…俺がそう言う事をしないと素直になれねェってことか?…俺はずっとじゃなくてもいいから甘えてきてほしい。やっぱり俺だけってなるのは嫌だ。…悪い、何かよく分からなくなってきたから寝る。」率直な言葉を言えば頭をくしゃっと撫で相手に背を向ける形に寝返り頭の中が混乱してるのか踞り)
(素直、というよりいっそ自分の知らない部分まで曝け出していたような先程までの絡みを思い返しつつ「だから、お前に頼らないように頑張るって。心配し過ぎだ。俺だってちゃんと…秀真のことずっと考えてるし、好きだからさ」背を向けられると眉下げて目を伏せ、どう言えば良いか分からないながらも気持ち伝え「…おやすみ」落ち着いたトーンで呟いて相手の背中へ向いたまま目を閉じ)
分かった…お前を信じる。ああ、おやすみ…( 好きだからと言われるも、じゃあ何で抱き締めてこないのか己が背を向けてるからか…などと女々しい事を思い煮え切らない気持ちでいるも気長に待てと相手が言った事を信じてはそのまま目を閉じ眠り)
(翌朝、カーテンの隙間から朝日が射し込み眩しさで眉を顰め目が覚める。時計を見れば朝の5時、隣にはまだ眠る相手がいてその寝顔を見れば「…こう見ると天使なんだけどな。キスしたら怒るだろうな…やめとこ。時間まで寝かせてやるか。」と呟き起き上がれば吸血された首筋を数回さすり顔を洗いに欠伸しながら洗面台へ向かい)
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