く に ひ ろ 。 2018-02-23 00:00:43 |
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――…っあ!ごめんなさい!…でも本当に今日だけは安静にしていて。( 逃げられまいと力加減もなしに相手を抱擁をしてしまった様で苦しげな声と共に身を離されてしまうと、慌てて謝罪しつつ装いを正しては眉下げ心配げに相手を見 )あっ、う、うん。国広の刀はここにあるよ。—―…ねえ、国広。あの時…出陣前だったのに私が…あんなこと言ったせいで酷い傷を覆っちゃったんだよね…、( 横に控えていた相手の刀をわかりやすように自身の膝の上にのせ、目を伏せぽつり、 )
…っぅ( ズキッ、と自身が言った言葉と相手の行動に胸が痛み胸元へ手を持っていけば皴ができるほど握り感情を抑え込むも我慢できず両目からぽろぽろ涙が溢れはじめ )――…っ、や、だ…っ、や、だ…っ!いっちゃ、やだ…いかな、いで…( 子供の様に泣き始めてしまい )…後で倶利伽羅に教えるかな。…大丈夫。山姥切のせいじゃないよ。倶利伽羅恥ずかしかったんじゃないかな。誰も知らない秘密を知られて焦ってたんだと思う。( 相手の背中をポンポン叩き )―…んー、…くにひ、ろ( ゴロン、と寝返りを打ちふにゃり、と笑みを零し / ← )ん、国広も、たまにそうやって笑ってくれるから私もすごく嬉しい。( 相手の笑みを見ては満足げに微笑み浮かべたままで )
ん、私もそこは心配してたんだけど…少しだけ気を許してくれたのかな。…えっ!あ、何でもないよ!大した事は言ってないから!( 手を左右にぶんぶん振り顔を真っ赤にさせ。内心聞こえてなくてよかった、とホッとしており / あ。あの兄弟…もし某みゅーじかるするのなら兼さんも一緒にいいかな…?← )
――?!( 突然されたことに頭がついていかず額に手を当てきょとん、とした表情を暫く固まったまま / 暫くお待ちください )………へっ、( やっとお返しをされたことが分かると顔をこれでもかと真っ赤にさせ / ぼふん、 )なんでって…国広の手合わせみたいんだもん。( ちら、 / おねだり )っ~。だから…その…!( ううっ、ちらりと相手の様子を見 )――…、( 勇気を振り絞りぐい、と顔を近づけ相手の口へ控えめに口づけると )…嫌、じゃないっていったの…っ( うぐぐ )
……大丈夫じゃない!( 頬にくっきり残った手痕におろろ / ← )…!あ。あそこでハンカチを水で濡らしてくるから少し待ってて!( ぱたぱた、と近くのお店へ寄り事情を話し濡らさせてもらうと相手の元へ )…ん、これで頬冷やして。( 相手の頬に濡れたハンカチを添えて )
――…国広、体調崩してない?最近、暑くなってきたからできるだけ水分補給はちゃんと取る事。体調管理は大変だけど、気を付けてね。私はこの通り元気にしてるから大丈夫だよ。…無理しないで。
紫乃。沢山待たせてしまった…な。こんな使えない刀になどもう愛想を尽かしている頃だろうが、その、謝りたくて。――もっと早く顔を出せていれば良かったんだがな。俺にその勇気が無いばかりにこんなに月日が経ってしまった。言い訳をするつもりはない。俺が…悪かった。本当にすまない。
あんたからの労わりの言葉、嬉しかった。有難う。…そっちも息災にしてくれていることを、ただ願うばかりだ。
!く、に、ひろ…――っ国広!( ぎゅ )謝らなくていいよ。いろんなことがあったのだと思うから気を遣わせてしまっていたんだね…君の審神者だというのに気づいてあげられなくて、ごめんね。…でも、自分を責めないで。こうやって会えただけでも私は嬉しいんだから。…良かった。本当に良かったっ。
私はこの通り元気だよ。…お帰りなさい。
叱られる覚悟で会いに来たというのに…嗚呼やはり、何処までも優しい人だ。こんな俺にも迎えに来てくれたこと、感謝する。また話が出来て嬉しい。…あんたに、会いたかった。( ぎゅう )そうか、元気にしていたのならそれでいい。これから本格的な夏が来るから、暑さでくたばるなよ。
――…さて。これから、どうしたものかな。俺はまだ主の傍に…此処に居ても良いのだろうか。
ん、私も…私も会いたかった…!( ぎゅう )ありがとう。私はこれでも暑さに強い方だから平気だよ( ニッ )国広こそ夏バテしないように気を付けてね。
ふふ、勿論だよ。君じゃなきゃ…国広じゃないと嫌。またもう一度、私の傍に居てくれる?
主。…あれからまた暫く日が空いてしまったな。すまない。近況を伝えるとすれば、近頃の天災の影響で色々と多端にしていた。落ち着いたかと言えば嘘になる、が…兎も角俺は無事だ。息災にしている。
あんたには寂しい思いをさせているな。きっと。謝っても許されることでは無いが、願わくばまた、再会が叶えば。……話があるんだ。
…先にも言ったが此方は近頃忙しい毎日を過ごしている。きっとそれがこれからも続いて、急に姿を消したり、あんたを待たせる事になるかもしれない。それならばいっそ、あんたの近侍を――お相手を解消した方が、と思ったんだ。…勝手な事を言っているのは分かっている。でも、あんたをこのまま此処に縛り付けておくよりは、ずっと良いと思うんだ。
そう聞いてから…国広、多忙続きで体を壊していないか心配してたんだ。天災のこともあったけど、…本当に無事で良かった。それを聞けて私は安心したよ。
私は、縛られたつもりはなかったんだ。…君がいつか落ち着いた時に、って思って催促していたのがまずかったかな…ごめんなさい。それでも待ち続けるのは国広の迷惑だろうし、縛り付けてるみたいだから…私はそれで大丈夫だよ。
昨日、また天災があったが其方は大事ないか。
…あんたは俺を縛り付けていると言ったが、それは違う。こんなこと、俺が言っても信じて貰えないかもしれないが…俺は今でもあんたのことが好きだ。だからこそ俺なんかじゃない誰かと幸せになってくれればと、そう思った。あまり自分を責めないでほしい。悪いのは俺なんだ。
此方はそこまで被害はなかったから大丈夫だよ。国広は大丈夫だった…?
国広。そうやって自分を責めるのは駄目。多忙なのは仕方がないんだから、リアルが最優先。—―うんん、信じるよ。そう気持ちが分かっただけで嬉しい。私も国広の事、大好き。
――柴乃、あんたの綴る言葉は俺への心配ばかりだな。もっと、不満やら我儘やら、言いたいことも沢山あるだろうに。……俺はこの通り元気にしている、安心してくれ。
正直、どんな顔をしてあんたに会えば良いのか分からないが…あんたの残した便りを見たら、居ても立ってもいられなかった。本当は、今日という日をあんたと過ごしたかったというのも本音だが。もう遅いだろうか。…こんな日にこそ、もっとあんたを幸せにしてやるべきだったのにな。不甲斐ない俺ですまない。
俺から逢いたい、話したいだなんて我儘は言えない。けれど、その代わりに便りくらいは残させてくれ。
では最後に、めりいくりすます。紫乃。
――…国広?っ国広なのね…!よかった。不満や我儘はあるけど、君に会えただけで吹っ飛んじゃった。
でも、我儘がもし言えるなら…、こうやってまたお話できたらなあ、って。
私も…国広とこの特別な日を過ごしたかった。もう遅いなんて思うかもだけど、君とこうやって出会えたんだから最高のクリスマスプレゼントだよ。…ありがとう。メリークリスマス、国広。
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