く に ひ ろ 。 2018-02-23 00:00:43 |
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――主。近頃返事が遅くなっていてすまない。言い訳は控えさせて貰うが、もう二、三日ほど返事を待ってくれないだろうか。主とのやりとりは楽しい、ので…嫌でなければもう少し付き合ってもらえたらと。( 眉下げ )
!国広――うんん、大丈夫。こうやって連絡してくれただけでも安心した。( ホッ )…でも本当によかった。体調を崩してしまったのかと思ってたから…心配したよ( 眉下げ )…もう、何言ってるの。私が嫌なんて言うと思う?私も国広とお話しするのは楽しいんだから。寧ろ私でよければまた国広と話したいな。( にへら )私はいつでも貴方を待ってるから国広は国広のやるべきことをしてきて。それが落ち着いてからでいいから無理はしないでね。
…それは、ずるいな。俺からすれば主の気持ちは分からず仕舞いだ。…やめろと言っている。襲われたいのか。( 軽く睨み )馬鹿にしたわけでは…、思ったことは明け透けに口から出る性分でな。別に、無理にとりなす必要は無い。写しなど、鬼だ何だと罵られるくらいで丁度良いのさ。写しなんかに身体を触れられて、迷惑だったろうか。すまない。( 今にも泣きそうな顔 )ああ、頼めば快く教えてくれるだろう。良い花嫁修行になりそうだな。応援している。…味見くらいなら、俺にも出来そうだ。( 頭撫で )本丸では厨に立つ機会もあまり無いからな。遠征先で世話になった村の娘に教えて貰って、何とか味噌汁くらいは作れるようになったが。( 目伏せ )おむらいす…!ご飯を卵に包んだ奴だな。あれは俺も好きだ。楽しみにしている。( ぱあ、 )
そうか。主が嫌なら、もう物だなんて言うのは止そう。…あんたは、優しいな。俺達は幸せ者だ。( 布の奥で微笑を浮かべ )…今では幼い童子までもが何も考えず口遊む時代だ。まあ、それは微笑ましいんだが。それにしても、この唄の由来を知っているとは主も博識だな。( 瞠目 )渡さなければ良い。あんた以外の主は要らない。…なんて。( 目逸らし )
う…。全く、仕方ないな。…これで良いのか?( 不意に立ち止まり、相手の両頬を手で包み込んでずい )――…そうだな。何処か行きたい所は有るか?欲しい物があったら、何でも買ってやる。( ふんす )
すまない。予定より遅くなってしまった。ただでさえ筆が遅い上、此処の所何かと忙しく、また遅くなることもあるかもしれない。主の優しい言葉に救われる思いだ。その、…有難う。優しさに甘えてばかりいるのは気が引けるが…今後とも宜しく頼む。…短期と言っておきながら、楽しい余りつい長引かせてしまっているな。迷惑をかけていないだろうか?( ちらり )
…そっか…、( 一瞬だけ見せた寂しげな表情 )じゃあ少しでも分かってもらわないとなあ。ねえ、国広。…私ね、貴方に一度でいいから呼ばれたいことがあったんだ。他の皆からは主、って呼ばれてるけど…貴方だけは私の名前、呼んでくれないかな?( 首ゆるり )?!えっ、お、おそ…っ( びくっ )え、いや…まだ、あの…それは…( 視線すす、 )うん、知ってたよ…素直過ぎるからね、山姥切は( 苦笑 )えっ、ま、待って待って山姥切!違うの!そんな迷惑なんて思ってないから!寧ろ好きな相手に触れられるのは嬉し…い?…ん?!あれ?!私なにを恥ずかしい事言ってるんだろ?!え、っと…だ、からその…!!( あわわ、 / プチパニック )は、花嫁修業…!ま、まだそんな気が早いよ…!( おろろ、相手の背中ぺしぺし / 照れ隠し )…ん、本当!じゃあ、出来上がった料理を一番最初に山姥切に食べてもいたいな!( ぱあ )そうだよ!楽しみにしてて( ふふ )わあ凄いよ、山姥切!味噌汁作るのは簡単そうで難しいんだよ。…私、山姥切の作った味噌汁飲んでみたい!( じぃ )
よかった…皆がそう想っているなら私はそれだけで幸せだよ。( 目瞑り胸元に手を当て微笑 )え?そんなことないよ。前に書物で読んだことあるからそれで知識を得た…というのかそういうものよ。( 頬ポリ )…ッ、山姥切!皆とも…山姥切とも離れたくない…!( ぎゅ )
?くにひ―—?!ッ…ちか、…っ( これでもかと顔を真っ赤にさせ )なんでもって…いいよ。そこまでしなくても。気持ちだけで十分だから…あ、じゃあかんざし屋見て見たい( ふへ )
おかえり、国広。( ふにゃ )そんなことないよ、こうやってまた国広とお話しできることだけが嬉しいんだから。…ん、それは私も言わせて。此方こそ私とお相手してくれて有難う。
うんん、気にしないで。…私にはそれしか言えないから、国広のこと応援しかできなくてごめんね。
国広。迷惑なんてそんなこと思ってないよ。私も国広と一緒で楽しいの。だからね、その。国広がよければなんだけど、もっとお話ししたいから短期じゃなくてこのまま続けるのはどうかな、って。( ちら )
あんたの名を…?…俺達は主従関係だ。物が主の名を呼び捨てにするなど…。いや、しかし、他ならぬあんたの頼みを蔑ろにも出来ないか。――…し、…紫乃。他の刀剣には内緒だからな。二人きりの時にだけ、特別だ。( 人差し指口元に添え )ふん、冗談だ。びくつくくらいなら端から挑発などしなければ良い。やはりまだまだ小娘の域を出ないな。( 鼻で笑い / Σ )…ッは…!?あ、あんた、何を言っているんだ…?好き?嬉しい?お、俺が、写しだからと、揶揄っているのか…?( ぎょっ / 顔を真っ赤にさせ数メートル後退り )おい、何をそんなに恥ずかしがっているんだ。俺達が刀だった頃の時代は、齢十五ほどの女が嫁入りすることも珍しくは無かったぞ。( 易々と相手の手首を捕まえて )俺で良いのか?もっと他に、自信作の手料理を食べて欲しい相手が居るんじゃないのか。( じい )――いや、と言ってもまだ試作段階だ。まずは燭台切に認めて貰ってから主に提供しよう。不器用な男だと、思われたくはないからな。( ぼそ / 周知の事実 )
少しお人好しが過ぎるから、皆も心配しているけどな。( くす )…そうか。なるほど。主も書物を読むのか。どんな書が好きなんだ?( 首傾げ )…俺は何処にも行かない。此処が主の…紫乃の居場所だ。( 受け止め、優しく撫であやし )
む、写しの顔なんか見たくもないと?あんたが見て欲しいと言ったんだろう。( 親指で赤い頬撫で )…すまない、実は今までに溜めた小遣いにも限りがあってな。そう言って貰えると助かる。( 照れた様にぎこちなく笑み )かんざし屋か。そうだな、あんたに似合いの物を見付けに行こうか。
退屈な思いをさせていないのなら良かった。写しの俺でも、人に何かを与えられる程には価値があったんだな。…俺も、可愛らしい主にいつも癒しを貰っている。あんたからもっと話したいと言ってくれるのは願ったり叶ったりだ。――そうだな、この縁は簡単に捨てきれない。俺で良いと言うなら、今少し付き合ってくれ。
!はっは。駄目だな。私から頼んだのにいつも主って呼ばれ慣れてるから名前を呼ばれちゃうとなんだか照れるなあ。( ふへへ / 照れくさそうに笑って )勿論。私も国広って呼ぶのは二人きりの時だけだから、安心して。二人だけの秘密、ね( にひ )なっ…!!まーたそうやって小娘って馬鹿にする…!( むむ )…いいもん。経験すればいいんだし、亀甲とか…村正なら相手してくれる、かな…( 顎に手を当てうむむ / 色々危うい二振り )えっ?!なんでそうなっちゃうの?!だっ、だからね!そ、の…なんていえばいいの…!こ、恋刀だから触れられるのは…う、嬉しいの…!( あわわ / 涙目 )…それは…そうだけど。まだそこまで…じゃないというか完璧でもないし…( ぶつぶつ )それに私と貴方は主従関係、だし…( ぼそそ )え?他には居ないよ?( きょと )山姥切に食べてほしいな、一番最初に私の自信作。( にへ )…そこまで気にしなくてもいいのに( 苦笑 )じゃあ、燭台切が認めたお味噌汁飲ませてね。楽しみ。( ふふ )
…そ、それはその仕方がないというか…んぐぐ、皆に心配されるなんてまだまだだなあ。( はぁ )んーなんだろう…お伽噺が好きかな。空想上の物語なんだけど色んな想像できて楽しいの!( へへ )…ッ、国広…ずっと傍に居てね( ぎゅう )
ち、違うよ?!改めて見られると恥ずかしくなってき…て…ッ( かああ、視線すす )えっ、いいよ。山姥切の好きなことに使って?本当に気持ちだけでありがたかったんだから。見るだけで充分だよ( ふふ / かんざし屋に入っていき )
えっ、癒し?!あっはは。そう言ってもらえるなら嬉しいというか。恥ずかしいというか…( 頬ポリ )私は私なりに国広とスキンシップできたらいいなって思ってるよ。…寧ろ私が国広を退屈させてるんじゃないかって冷や冷やしていたのだけど、そういってもらえて嬉しいな。
よかった。またこうやって国広と話せる事嬉しいこと他にはなにもないよ。じゃあ、これからも宜しくね、国広。
…やめろ、俺まで恥ずかしくなる。また秘密事が増えてしまったな。こうも秘密を重ねていると、何だかいけない気持ちになる。( 自らの胸元を掴んで俯き )なっ、何故よりにもよってあの二振りなんだ…っ!?亀甲貞宗と千子村正だけにはあまり近寄るな。その、あれだ、純潔を失いたく無ければ、な。( 肩がし / 意味深に目を逸らし )うぐッ…こ、恋刀といってもまだ正式に好きだと伝えていない。それに、あんたからも――…だから、あの、誤解を生むような言い方はよせッ、( 手ぶんぶん )は…?何か言ったか。心配しなくとも、主ならきっと良い嫁になる。いずれあんたに見合う男も現れるだろう。( 目伏せ )そうか、良いだろう。あんたの旦那が食当たりで倒れないように、今だけでも俺が毒味をしてやる。( ふ )ああ、精進する。…ところで、味噌汁の具は何が好きなんだ?白味噌派か?赤だしか?( メモすちゃ )
気にするな。それが紫乃の長所でもある。例え、頼りなくとも。( 肩ぽん / ※励ましのつもり )御伽噺か。桃太郎や浦島太郎といった類のものか…?それなら俺も知っている。以前五虎退に強請られて、その絵本を読んでやったからな。( 得意げ / … )――分かっている。…しかし、人肌というものは温かいな。眠ってしまいそうだ。( うと )
何だ、あんたが見て欲しいと言ったくせに。…もう良い、見なければ良いんだろう。( 相手から離れ、ぷい、と拗ねたふり )…かんざしくらい買える程の持ち合わせはあるぞ。そのような気遣いはいらん。――ほう、色々あって目移りしそうだな。( 早速かんざしを物色しつつ )
ああ、此方こそ末永く宜しく頼む。…あんたの気持ちも確かめられて良かった。これへの返信は不要だ。また何かあれば、声を掛けてくれ。( ぺこ )
おお?…ふふ、国広が照れてる。( ちら、くすっ )うん、それは私もだよ。…皆には秘密事作ってしまって申し訳ない気持ちがあるのに心の何処かでそれもいいんじゃないかなんて思っちゃう私がいるんだよね。…はっは、私ってば悪い主だよなあ。( 眉下げ困り顔 )えっ?どうして?亀甲と村正ってそういう恋とか色んな経験が豊富そう!( うきうき / 何も知らずに口走る子 )あっ。えっ…そ、れは…っえ、と…( 目線泳がせ、そわそわ )で、でも…触れられるのは構わないというのはほんと、うだ…か――っうう…ごめんなさいっ!!何もないですっ!( くわっ、バッっと立ち上がり顔を手で覆っては勢いよく部屋を出ていき / … )…あ。うんん。何も…、ない、です。( ふ )…ありがとう。国広の第一傑作の山姥切に言われると自信、持てるよ。…頑張るね。( 眉下げ悲し気に笑って )うわ、酷い!もし旦那ができてもそんなことになりませんっ!国広の意地悪!オムライス無しだからね!( むむ )…え?( きょと、目ぱちくり )えっと…そうだなあ。具材は豆腐とわかめ、油揚げが好きかな。お味噌は赤だしもいいけど、白味噌がいい!( ぱああ )
……国広。もうそろそろ私泣いてもいいかな。( ぐすん / … )そうだ…よ…え、何その光景…可愛い。( 口元手で覆いうぅ / 本音ただ漏れ )…そういえば前に短刀ちゃん達に絵本読んあげていた時に”山姥切さんが本を読むと片言なんです”って言ってたような…( ちらちら )ふふ…寝てもいいよ?国広、疲れているみたいだから…少し寝ればすっきりするよ。( 優しく背中ぽんぽん )
えっ、あ…ちょ、っとま、待って…!( 相手の袖口ぎゅ、俯きつつうむむ )で、でも……ありがとう。( 戸惑いを見せるも小さくくす、 )――うん!凄い綺麗…( 一つ簪を手に取り微笑んで )
…何故だろうな。名を口にするたび、胸が熱くなる。何かの病かもしれない。( 布下げ、ぽそ )だったら、あんたと秘密を共有することで浮き立っている俺はもっと悪い刀か?紫乃の特別になれた気がして、嬉しいんだ。…全く、俺もあんたも、罪作りだな。( 双眸細め )確かにどちらも優れた名刀に違いない。が…その、嗜好が変わっている、というべきか、常人とは少し違うところがあるんだ。察してくれ、主。( しどろもどろ )――!な…、何だったんだ、一体。……俺も少し、頭を冷やしてくるか。( 呆然と相手の背中を見送り、ふらふらと部屋を後にし庭先へと消えて )…そう言う割には浮かない顔だな。嫁入りすることにそこまでの憧れがないのか。まあ、結婚が女の幸せだと決め付けるのもよく無いが、( 腕組み、じい )う…、冗談に決まっているだろう。紫乃、腹が減った。( ぎゅう、肩に額乗せて )ふむ…そうか、飾り気のないしんぷるな物を好むんだな。( メモ取りつつ )
…?何故泣く。俺の胸、貸すか?( そっと両手広げ / 鈍 )ぐっ…、片言、だと…?こ、子守なんか端から俺の役目じゃない。写しに完璧を期待するな、そう言っておいてくれ。…主は、俺と違って子供の扱いに慣れているからな。読み聞かせも上手に違いない。( 遠い目 )――ん、すまない。少し、だけ……、( すやあ / 首筋に擦り寄り穏やかな寝息立て始め )
…、何だ。( 袖を引かれ、ちらりと其方を見 )礼など…男として当然のことだ。――それより紫乃、これなんかどうだろう?あんたの名の通り綺麗な色味のかんざしだ。( 藤の花があしらわれた簪を相手の前に翳し)
…大丈夫。その病は悪いモノではない気がするなあ。…いつか国広がその病を知ることになるかもしれない。その病を知った暁には貴方ならきっと悩んじゃうかもしれないし、自分を追い詰めるかも。だけど…これだけは覚えておいて――悪い方に考えちゃダメ。自分自身受けきれないかもしれないけど、ゆっくり理解していけばいいからね。( 相手の頭に優しく手を置き優しく語りかけ )あっはは…だねえ。…そんなことないよ。こうやって名前を呼びあうのは本丸の皆を信頼しているけど、貴方だけは特別だからその意味もあるの。私も国広と同じで嬉しいんだよ、名前を呼んでくれて。( ふへ )?亀甲も村正も個性豊かな二振りだなって思ってるよ?…あ、前に亀甲にね縄の縛り方教えてもらったの。なんだったかな…なんとか縛りって言ってたんだけど…でも、亀甲凄い嬉しそうだった…( 真剣な表情でこくこく / この子危ない )――うわあぁ…変な主だって思われたに決まってる!本当…何言っちゃってるんだろ…恥ずかしい。…あっ、おじじ様。( 両頬に手を当てはあ / 廊下を歩いては縁側でゆったり茶を飲む三日月を見掛けては隣に腰掛け話しており )…そりゃ憧れだよ。でもやっぱり私、お嫁に行くよりここの本丸の方が大事だから行くこともないと思うな。ここで十分幸せだから( 目を瞑り小さく笑んで )ん゛んんッ…!( 言葉にならない可愛い近侍に唸り / 負けた )…つ、作ってくるから少しの間、は、なれて、国広…( 俯きうぐぐっ / もう無理だった )色々あるお味噌汁も好きだけどやっぱり私はシンプルなお味噌汁が好きなんだ( ふへ )
…悪気があって言ってるわけじゃないのは分かってるのになんだか悲しくなるんだよ…!( うがぁ、うわあん / お言葉に甘えて相手の胸の中へ / 素直 )…そんなこと言わないであげて?あの子達ああは言ってるけど、読み聞かせしてくれて嬉しかったみたい。また読み聞かせしてほしいって頼んで断られても強請るぞって言ってたよ。やるじゃない国広。人気者じゃない。( くすくす )…ん、お休み国広。( ぽそ / 背中ぽんぽん )
……え、っと…その、…もう少し、見てほしいな…なんて( 視線逸らし小声でぽそそ )どれも綺麗だなあ…ん?――わあ…!綺麗な藤の花…( 綺麗なかんざしを目にすると嬉しそうに声を漏らし )
病に悪いものじゃないやつがあるのか?そうか…。実体のない分その話はあまり釈然としないが、肝に銘じておこう。主は、これの正体を知っているような口振りだな。あんたにも経験があるのか。( 心地良さげに片目を閉じ、大人しく頷いて )…ずっと気になっていたんだが、何故そうやって俺を特別にしてくれるんだ?俺にとって、あんたは唯一の主。だから特別で、大切に想っている。でも、主には沢山の名刀を選ぶ権利がある。どうして、俺なんか…。( 視線落とし )そんな変質的な個性は嫌だ。縛り方を、って……おい、その縄で何を縛った?まさか――( ひく、)む…、主、と、三日月宗近。二人きりで何を話している…?此処からでは、声までは聞こえないな。( 夜風に吹かれ涼んでいた折、相手を見付けて思わず物陰へ隠れ )それがあんたの選んだ道なら、何も言う事は無い。不思議とその言葉が聞けてほっとしている。あんたの花嫁姿が見たくないかといえば嘘になる、が…。( 瞳泳がせ )…?そうか…?分かった。俺にも何か手伝えることは?( ぱあ、いそいそと腕を離し / ▽山姥切はおねだりを覚えた! )豆腐もわかめも、作るのにそれほど手間もかからないしな。油揚げはこんのすけについついあげてしまうから、入手が難しい。( しゅん )
世話の焼ける主だ、全く。そんな情けない泣き顔を見せるのは、俺の前でだけにしろ。( 顎を掴み、強引に上を向かせ )そう、なのか…?うっ…うるさい、冷かすな。拙くても、彼奴らが俺を必要として、喜んでくれるなら…また相手をしてやらなくも、ない。童子の頼みを無下に断るほど冷淡になった覚えもないからな。( 赤に染まる頬を布で隠し、しかしとても嬉しかった様子で何処からともなく桜が舞い )――ん、紫乃…。( 相手に体重預け寝言ぽつ )
……。あんたは俺から目を逸らすくせに。( つーん )…気に入ったなら、試しに着けてみたらどうだ?( そわそわ )
…えっ…?!( どきっ )あ、あ…えっ、と…そ、それは、その…今も経験中というか…なんというか…あっ、はは( 目を泳がせて動揺を隠しきれず笑って誤魔化し / 目の前の近侍に恋の病なんて言えるわけない! )それはね…私がこの本丸へ就任してから貴方が最初の刀、だったから。貴方を近侍に主命をしてこうやって共に過ごして…試練を乗り越えて、色んな子達と巡り合えて…皆、私の大切な子達。だけど、貴方は長く私と一緒に居たからあの子達と違って特別な感情まで抱いてたの。…これはいけない感情だから貴方と私は、主従関係で人の子と付喪神でしょ…絶対に結び付くわけないって。…ごめんね。罰当たりな主で…もうモヤモヤするのは嫌だから言うね。—―好き。国広の事、一人の男として。( 片方の手をゆったりとした動作で相手の頬を添えては今にも泣きそうな表情で )?何を縛ったって言われても…丸太だよ?他に何か縛れるの?でも、亀甲なんであんなに嬉しげだったのかな…( きょと / 人ではなかった。そして未だ分からないまま )…おじじ様…私、山姥切に嫌われたかもしれない…。どうしたかって…あ、あの詳しいことは言えないと言いますか…その、…変なコト口走っちゃって…それで…恥ずかしくて勢いで出て来たんです…、山姥切の事が好きのあまり勢いで( 顔を真っ赤に染めぽそそ / 彼は豪快に笑って”そうかそうか。そこまで山姥切の事募っているんだな。…だそうだぞ、山姥切国広”と彼の気配を分かっていたかのように彼の名を呼び )…え?どういう、こと…?ほっとしたって…( オロオロ )…く、国広がおねだりを…覚えたなんて…っ( 顔を背け口に手を当てうぅ / 可愛いと言いたいけど言えない )…あ。じ、じゃあ…卵出してくれる?( 袖を襷で留めて野菜を切り始め )…燭台切が困ってたんだけど、もしかしてこんのす――!?国広が今度は拗ねた…っ( またも顔を背け口に手を当てひぇぇ / 二度目の感動を味わう審神者。なんて幸せな日だ← )
――ぅえ?!山姥切が意地悪なこと言うからじゃない…っ( ビクッ、恥ずかしそうに視線を彷徨わせ )ふふ、不器用なだけだもんね、国広は( ふと、相手の頭上からは桜が舞う様子にくすくす控えめに笑って )あの子達に言っておくね。国広が遊んでくれるってこと。( にっ )よいしょ…!あ。起こしちゃ…ふふ、なんだ寝言か。( 楽な姿勢をするため相手を起こさないようにゆっくり動くと共に相手の寝言にびくっ、と驚くものの何処か幸せげに微笑んで相手の頬を撫でてやり )
…だって…見詰められると恥ずかし、かったんだもん…( 顔を下げ耳まで真っ赤に染め )うん…!ちょっと髪型があれだから少し変えて…から( 紐を解いて違う髪型に変えてはその綺麗な簪をつけてみて相手の方へ顔を向け)…どうかな?( えへへ )
なに、苦しいのか?…何か薬の様なものがあれば良いんだけどな。呼吸が早くなって、やけに心臓の音がうるさい。あんたも、そうなのか?( 脈を計るべく彼女の胸元へ手を伸ばそうと / 無垢にせくはr )……っ!し、知らなかった…。主が、其処まで俺の事を想ってくれていたなんて。こんな、こんな、写しの俺を。気付いてやれなくて、すまない。そんな事まで言わせてしまって、すまない。罰当たりだなんて言わないでくれ。その気持ちに否定はしないでほしい。嗚呼、どうか。( 衝動的に華奢な身体を痛いくらいに抱き締めて )そ、そうか…。いや、何でも無い。それを知るにはあんたにはまだ刺激が強過ぎる。少し待っていてくれ、亀甲貞宗に一言物申して来よう。( 静かな怒りを胸にゆらりと立ち上がり )――!ッへ、え、う…っ、( 唐突に名を呼ばれ、動揺から足を滑らせひっくり返り / 転んだ )き、気付かれていたのか…。俺の偵察能力もまだまだだな。三日月、紫n…じゃない、主を借りても良いか?( よろり )紫乃が…他人のものになると思うと胸がざわつくんだ。心から祝福出来る自信が無い。要するに、嫉妬だな。( 苦笑 )分かった。卵は一応二つくらい出しておこう。( 冷蔵庫から手にした卵を相手に差し出しつつ )――それよりどうした主。今日のあんた、何処か様子がおかしいぞ。俺の反応を見るなり嬉しそうに…まるで愛玩動物か何かの様な扱いだ。
?俺がいつ意地悪を言った?励ましていたつもりなんだが。( はて / 子猫あやすように首裏撫で )ぶ、不器用なんかじゃ、ない。多分。ああ、その間に俺は絵本を少しでも上手く読める様に練習しておこう。そうだな、相手は山伏の兄弟にでも頼むか。( 散らかした桜を搔き集め )――ん…、んん、くすぐったい。( ぴく、少しだけ起きてそれだけを呟き、寝惚けているのかそのまま相手の膝上に頭を乗せて再び寝 / るな )
…見ろと言ったり、恥ずかしいと言ったり。俺にどうしろと?( 嘆息 / 頭ぽん )あ……う、え、っと…その、よく似合っている、ぞ…。( 暫くその仕草に見惚れ、照れた様に視線ふよふよ )まあ、最後はあんたが気に入った物を選べばいい。無理にそれを押し付けるつもりもないからな。
…苦しい、よ。凄く、苦しい――ッ( 伸ばされた手に僅かながら反応を見せ少し相手から後退り / 避けられr )や、やっぱりこの気持ちはまだ言うべきじゃなかったよね、ごめんなさ―――!!くにひろ…い、いいの?この気持ちは絶対に報われ恋、なんだよ…?( 小さい声で自信なさげに言いつつ相手から離れようと小さな抵抗を )…刺激?( なにそれとでもいうように首を傾げ )んえ?!ちょ、ちょっと待って待って!なんで怒ってるの?!( おろおろ、咄嗟に相手の手を掴み )?!山姥切…?!だ、大丈夫?( 相手の元へ行き心配げに声を掛け / ”嗚呼。話は今終わったところだ。主と好きなだけ話せばいい。”とお茶を一口ずずっ )…し、嫉妬…( 目ぱちくり )私も…他の男性と幸せなんか、なりたくない、よ( 視線を逸らし、ぽそ )ありが…えっ?!( どきっ / 気づかれていた…だと )い、いや…それはその、( 動揺し過ぎて卵二つ落としかけるも口を濁らせ / 今までの近侍の反応が可愛かったからなんて言えない )
励ましじゃなかっt…っん、( 反論するも首の裏辺りにくすぐったさを感じてはぴくん、と僅かに反応をしては反論できず )あ!私も手伝わせて読み聞かせ( 籠を持っていきては綺麗な桜を手で掬い入れ始め )……あ。寝ちゃった。( 一部始終見た感想は”可愛い”の一言で / もう今はそれしか言えない )余程疲れてたんだね…ご苦労様、国広。( そ、っと布を少しずらし徐になった金髪を手ぐしで撫でるようにし )
…分からないどうしよう。( しゅん / … )えへへ、ありがとう。( 照れ笑い )うんん、これがいい。国広が選んでくれた簪だから私、これがいい。( にへ )
…主…。俺の、せいか?( 拒まれてしまえば伸ばし掛けた手を戻して拳を握り )報われなかろうが何だろうが、その気持ちが嬉しいんだ。あんたが愛おしくて、堪らない。あんたの為に罪を背負いたい…なんて、俺は、どうしてしまったんだろうか。( より強く掻き抱いて )…小娘が知る必要はない。うるさい、止めるな。俺は機嫌が悪いんだ。( ぶん、と振り解き / 酷 )ああ、大事ない。――三日月、恩にきる。( 行こう、と声掛け相手の手を引いて )…だからといって刀とは番にはなれない。ここにいる限り、想いを捨て切れなければ主は、一生苦しみ続ける。( 冷ややかに目を細め )おい、手が止まっているぞ。全く…何を考えていたのやら。( 悪戯めいた薄笑い )
何か言ったか?( 威圧 / 至近で瞳を覗き込み )…あんたの前で読むのは――いや、何でもない。すまないな、床を散らかしてしまった。( しゅーん )んん……、…好き、だ…――( 依然として膝枕を占領し、むにゃりと寝言零す打刀 / 撫でられ幸せ顔 )
…はあ、仕様のない主だ。( 頬むにむに )紫乃…。分かった。ならそれを買ってやる。簪はそのまま着けていくか?( 袖の中から必要数の小判を取り出して )
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