九頭竜 八一 2018-02-22 11:08:05 |
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(かぁ~っと顔を真っ赤にして)
…ええから言われたとーりにせんかいっ!
(ものすごい目つきで睨みつけて
八一の尻を蹴りとばすようにベッドに寝転ばせて)
…ん、しょ
もう少し端に寄りなさいな
(自分もベッドに腰かけると、真ん中に寝転がる八一をぐいぐい押して)
……どう?
狭い?
(彼の隣に自分も背中合わせに寝転んで
恥ずかしそうに口ごもりながらたずねて)
そ、そう?
分かったわ、ならこれに決めるわ
(ベッドから起き上がると店員を呼んで、ベッドを注文して)
いつまで寝てんの?
ほら、これに送り先の住所書いて
(八一にベッドの配送依頼の紙を差し出して)
は、はい、解りました!
書けました、姉弟子(姉弟子に急かされると慌てて立ち上がり姉弟子がベッドの配送依頼の紙を差し出した紙を受け取ると自分の住所を書いて姉弟子に紙を渡して
(八一が書いた紙を店員に渡して)
明日には届くそうだから、帰ったらあたしの部屋を片付けてベッドを入れる準備をしないといけないわね
あんたも手伝いなさいよね
他に見るものはあったかしら
(立ち止まって、うーんと考えて)
は、はい、解りました……
姉弟子が使う物は、一通り買ったと思いますが……(姉弟子の態度がなんだか姉弟子らしくて憎めなく感じてしかたがなさそうに苦笑いを浮かべて
はっ
ベッドがあってもお布団がなきゃしかたないじゃない
いくわよ!
(隣の寝具コーナーを見て)
まずは枕ね
昨日借りたあんたん家の枕、硬くてなかなか寝つけなかったわよ?
そ、そうですか……それは、すいません……(隣の寝具コーナーにくるとぶつくさと文句を言う姉弟子の態度に反論しても無駄だと学習をするとしかたがなさそうに苦笑いを浮かべて姉弟子に謝り
姉弟子に合う物は、ありましたか?(姉弟子が寝具を見るのを見て姉弟子にあうものがあるのか質問をして
アスリートにとって睡眠ってとても大事なのよ?
分かってるの?
極端に言えば睡眠の質が対局の勝負を分けることもあるのよ?
(八一の睡眠に対する意識の低さにイラッとして
あれこれ枕を手に取って感触を比べて)
これが良さそうね
あんたのも買ってあげるから、今日からこれで寝なさい
ホントは一人一人合う枕は違うんだけど、今使ってるやつよりはマシだわ
そ、そうですか……えっと……ありがとうございます……(相変わらず強引の姉弟子にしかたがなさそうに苦笑いを浮かべて枕のお礼を伝えて
ホントにありがたく思っているのかしら?
どうせ、いつもうるさいヤツだ、くらいにしか思ってないんでしょ?
(じとーっと疑いの目線を向けて)
えっ、何でですか?
俺にとって先に師匠の弟子になった先輩の姉弟子は俺にとって姉弟子ですよ(鈍感な八一は、なぜ姉弟子がそんな事を言うのか解らないでキョトンと首を傾げて姉弟子と呼ぶなって言われたらなんて呼べば良いのかなって真剣に悩んで
あんた、さっきあたしの言うことなんでも聞くって言ったわよね?
それとも、その場しのぎに適当なことを言ったのかしら?
ん~?!
(じろりと氷のように冷たい視線を突き刺して)
いえ、そういうわけでは、ありません!
でも昔から姉弟子って呼んでいましたから今更なんて呼べば良いのか解りません……(軍人みたいに敬礼をすると返事をしてすぐに苦笑いを浮かべてなんて呼べば良いのか質問をして
えっ……えっと……それならば銀子さん……?(姉弟子の事を名前をさんつけで呼ぶといざ呼んでみると恥ずかしくなり自分のほっぺたを右手の人差し指でかいて
は、はいっ
(彼に名前を呼んでもらうなんて子どもの時以来で
照れくさくて、思わずかしこまってすっとんきょうな声で返事してしまって)
……そ、それでもいいけど
ちょっと他人行儀ね
やり直し!
(もう一度考え直すことを命じて)
えっ!?
そ、それならば銀子ちゃん……?(恥ずかしそうに顔を赤らめて姉弟子の事をちゃんずけで呼ぶのは、失礼かなって思うけれども他に思い浮かばなくて取り上げちゃんづけで呼んでみて
……ちゃん
(その呼び方に絶句して
真っ赤になって顔を両手で伏せて)
……し、しかたないわね
しばらくはそれで許してあげるわ
いい?
公の場と、師匠の前以外ではそう呼ぶのよ?
(赤い顔のまま、チラッと八一を見て)
も、もう一度呼びなさい
は、はい、解りました……
その……銀子ちゃん……(姉弟子にちゃんづけで構わないって許されてもらえて師匠の前では、呼ぶなと言われて小さく頷いて解った事を伝えて姉弟子にもう一度呼べって言われてあらためて呼ぶのが恥ずかしくてほんのり顔を赤らめて姉弟子の事をちゃんづけで呼んで
う、うん
…………ちぃ……くん
(俯いたまま、消え入りそうな声でボソッと呟いて
きゃあ、と悲鳴をあげて耳まで真っ赤になった顔を両手で隠して)
えっ……で、でも銀子ちゃんの方が姉弟子ですからそう言うわけには、いきません……(さすがに姉弟子の方がくらいが高いからタメ口を話すわけには、いかない事を伝えて
だから
公の場以外、って言ってるでしょ?!
………ちぃ、くん……の方が年上なんだから
プライベートで敬語を使う方がヘンでしょ?!
(もう一度、照れつつも嬉しそうに彼の名を呼びながら
その言い分に反論して)
う、うん……解ったよ。
これで良いかな、銀子ちゃん(姉弟子にため口を話すのが恥ずかしくてほんのり顔を赤らめて控え目にため口を話した
……まだぎこちないわね
まぁ、はじめは仕方ないけれど
早く慣れなさいよね?
(自分の口調もどこか硬さがあることは棚に上げて、相手に早くふつうに話せるようになることを要求して)
さて
あとはお布団とベッドカバーね
へぇ、色もデザインも可愛いのあるわね
(目を輝かせて商品を見始めて)
う、うん、解ったよ、銀子ちゃん……(解ったといったもののまだぎこちなさがとれてなくて
そ、そうだね、銀子ちゃんのお気に入りの物は、見つかった?(商品を目を輝かせて見ているのを見て姉弟子も可愛らしい女の子のようなところがあったのだなって思いなんだか心がなごんで小さくクスリと笑い
そうね
お布団は寝心地が良さそうな羽毛布団にしましょ
カバーは枕とおそろいにして気分によって変えることにするわ
(カバーを手に取ってデザインを確認しながら少しはしゃぐように返事をして)
そ、そうですか……それが良いと思うよ(姉弟子のテンションについていけずに少しだけ戸惑い苦笑いを浮かべてとりあえずあいずちをうちながら返事をして姉弟子にこんな1面もあるのかと思い新鮮に感じて好印象を持って
ちぃくん……もそう思う?
よかった
(恥ずかしそうに顔を赤くしながら嬉しそうに微笑んで)
お布団も持って帰るわけにはいかないから送ってもらわないといけないわね
(店員を呼んで、例によって八一に住所を書かせて支払いを済ませ)
なんだか荷物が届くのが待ち遠しいわ
それならば良かったよ……
他によるところは、あるの?(姉弟子が買い物の荷物の輸送の手続きが終わるのをみて他に行くところがあるのか質問をして
そうね……
(スマホで時間を確認して)
いろいろ見て回ったからおなかが空いたわ
お昼にしましょ
ちぃくんはなにかたべたいもの、ある?
(照れくさそうに頬を赤くしながら、そっと寄り添って腕を組もうとして)
そうだね……俺は、お腹が膨れたらなんでも良いよ。
銀子ちゃんは、何か食べたい物ってあるの?(少しだけ考え込むと食べたい物が思い浮かばなくて逆に姉弟子の食べたい物を質問をして
そう
なら、お店を出たところにカフェがあるから
そこに行きましょ
(無理やり腕を組んで、薄い胸を彼の腕に押しつけて)
食器を割らないように気をつけなさいよ?
ちょ、ちょっと……銀子ちゃん……!?
う、うん、解ったよ、銀子ちゃん(姉弟子に腕に抱き着かれると姉弟子の胸が腕に当たって顔を真っ赤にして慌てると姉弟子の胸の感触に恥ずかしそうにしながら食器を割らないようにする事を伝えて
な、なに赤くなってんのよ?!
ヘンなこと考えてるんじゃないでしょうね?
(少しは意識してくれているのかと嬉しく思いながらも、そんな気持ちは表にはまったく出さずに
彼の腕をぐいぐいひっぱって家具屋さんを出て)
えっ!?へ、変な事は、考えていないよ(姉弟子に変な事を考えていないのかって指摘をされると姉弟子の胸の感触に顔を赤らめて慌てて首を横に振り変な事を考えていない事を伝えると姉弟子に引っ張られるように家具屋さんを後にして
そう
それならいいけれど
(内心で、少しはヘンなこと考えなさいよ!と思いながら表情には出さず
八一をひっぱってカフェの前までやって来て)
えっ……?あい、どうしたんだ?(姉弟子にカフェに引っ張られて行くと後ろから誰かに話し掛けられると振り向くと話し掛けてきた相手があいだと解ると不思議そうに首を傾げてどうしてあいがこんなところでいるのか質問をして
わたしを置いてきぼりにして二人で出かけてしまうから
その女狐……
いえ、女狼と二人きりにしておいたらししょーが食べられてしまいますから
家事を済ませて慌てて追いかけてきたんです
さぁ、帰りますよ
あいの手作りの愛情たっぷりお昼ごはん、作りますからっ
(八一の手首を掴むと、小学生女子とは思えない力でひっぱって)
ちっ
めんどくさい小わっぱね!
"ちぃくん"はこれからあたしとおしゃれなカフェでランチするの
あんたは一人で帰ってお茶漬けでも食べてなっ
(ちぃくん、を強調して聞かせて、八一の腕をとってぐいぐいひっぱって)
ちょっとあいも銀子ちゃんも落ち着いて。
ひっ!?えっえっと……なんでしょうかね……(あいの何とも言えぬプレッシャーに戸惑いながらあいから視線をそらして誤魔化そうとして
……ししょ~
ちゃんとあいの目を見てください
(静かだけど冷たく響く声で呼びかけて
見るものを石化させるような鈍い光を放つ視線を向けて)
ひっ!そ、その……銀子ちゃんが俺の事をあだ名で呼びたいと申しまして……ただそれだけであります!(あいの化石にされるとも言う眼差しを見て軍隊のように直立に立つと敬礼をするような体制になるとついあいの気迫に負けて素直に告白をしてしまい
……銀子、ちゃん?
……今までししょーに名前で呼んでもらうのはあいだけの特権だったのに
(俯いて表情は見えずに
肩をぶるぶると震わせて)
おばさんに脅迫されてムリヤリ言わされているんですよね、ししょー?
かわいそうに
(顔を上げてニッコリ笑って、決めつけるようにたずねて
目にはグラデーションがかかったままで笑っていなくて)
えっえっと……あの……とりあえず落ち着こう、あい。
昼は、あいの愛のこもった手料理が食べたいかな?(あいをどうにか落ち着かせようとしてあいの手料理が食べたい事をどうにか状況を誤魔化すように伝えて
(八一の首筋に刺すような冷気をまとった空気が絡みついて)
ちぃくんはあたしとランチ、するんだよね?
(全身に氷雪混じりの絶対零度の空気を纏わせて、にっこり笑顔で八一の腕を取って
しかしその目は氷でできたダイヤモンドのように冷たく、笑っていなくて)
ひっ!?それは、そうでした!(姉弟子に氷のような冷たい眼差しで昼は、一緒に食べるって言葉を聞いて軍隊のように直立に立って返事をして
あ、あい、甘い物が好きだったよね。
今日は、レストランでそれを奢るから機嫌を直してほしいなって……?(あいにスイーツを奢って機嫌を取ろうとして
(甘いもの、と聞いてアホ毛がぴょこん、と跳ねて)
あ、あいは
そ、そんなものでは誤魔化されたりしませんから
(後ろ髪ならぬ、アホ毛を引かれる思いで
腕組みをして、つーんと後ろを向いて)
それならば甘い物+帰ったらあいが飽きるまで将棋を指すのを付き合うのは、どうかな?(あいが腕組みをして、つーんと後ろを向いたのをみてもう一声だと思い両手を合わせて謝り帰ってからあいが満足するまで将棋の相手をする約束をして
あぅ~~~
…………しかたありませんね
それで手を打ちます
(ふぅ、とため息をつきながらもどこかソワソワとして)
そうと決まれば早くお店に入りましょう
人気店ですから、すぐに席が埋まりますよ?
(八一の腕を取ってお店に入ろうとして)
ちょっと待てや、こらっ
なんであんたが着いてくんのよ!
とっとと帰ってカップラーメンでもすすってな
(八一の腕を取ってぐいぐい引き寄せて)
ありがとう、あい(あいがどうにか機嫌を直してくれたのをみてほっと胸を撫で下ろしてあいに手をひかれるようにお店に入ろうとすると反対の手に姉弟子が抱き着かれるとあいをじゃけにしようとしたのをみて
ま、まあまあ、銀子ちゃん、落ち着いて、こう言うのは、皆で食べた方が美味しいと思うしね(姉弟子をなだめながら店の中に入り
(二人でぎゃあぎゃあと言い合いをしながらお店に入るとすでに店内はほぼ満席で
かろうじて空いていた席に店員に案内されて)
わたしが居なかったら待たないといけないところでしたよ?
感謝してくださいね
(さりげなく八一の隣に座ろうとして)
ふん
こわっぱの顔を見てると美味しいものでも不味くなるわっ
(八一になだめられると不満顔ながらお店に入り
あいが八一の隣に座ろうとすると自分もあいを押し出すようにイスの半分におしりを下して
二人で無言のまま稲妻が炸裂するような苛烈な押し合いをして
その背後には白い狼と竜が睨みあって今にも戦いを始めそうなイメージが浮かびあがって)
は、はは……食べる時くらいは、仲良くしてほしいかな……
何を食べるのか決まった?(あいと姉弟子が俺の隣に座り争うようにあいと姉弟子の背後に白い狼と竜が睨みあって今にも戦いを始めそうなイメージが浮かびあがったのをみて冷や汗をかきながらメニュー表を広げて何を食べるのか質問をして
メニューなんかより、どっちがししょーの隣に座るかのほうが大事です!
あんたより、すべてにおいてあたしのほうがちぃくんの隣にふさわしいわ!
どきなさいっ
(お互い譲らず
ぐるる、と唸り声をあげて睨みあって)
ははは……その……席なんか何処でも良いじゃないかな……?(あいと姉弟子の言い争いに冷や汗をかいてあいと姉弟子の喧嘩の原因が自分のせいとは、解らずに自分のせいなのに鈍感な八一は、解らずに無責任ともいえる失言を呟いてしまい
はぁ?!
(八一の言葉に二人同時に彼の方に顔を向け鋭い眼光を浴びせかけて)
そうだ
ししょーにあいとオバサン、どっちが隣がいいか決めてもらいましょう
もちろん
あいに決まってますけど
ねぇ、ししょー……?
(グラデーションのかかった目で八一をじっと見て、片手をリュックに突っ込んで中で包丁の柄のようなものを握っていて)
望むところよ
ちぃくんが選ぶのはあたしに決まっているもの
ね、ちぃ~くん♪
(にっこり笑顔の瞳は冷たく青白に光り、背後には絶対零度の冷気を纏わせていて)
ひっ!?あ、あの……落ち着いてよ、姐弟子。
ほ、ほら、あいもそんな顔をしたら可愛らしい顔が台無しだよ。(あいと姐弟子の常識外れの態度を見て冷や汗をかきながら泣きそうな表情であい達から距離をとろうとして
……で、どっちが隣(ですか?なの?
(八一の退路を絶つように二人で連携して彼を挟みこみ
一切の妥協も待ったも許さない態度で返答を迫って)
えっと……あい……じゃなくて銀子ちゃん……えっと……その……うぅ……(あいの隣に座るって言おうとしたけれども姐弟子の殺気とも言える眼差しを見て言葉に詰まり姉弟子の隣に座ろうと言おうとしてあいのヤンデレとも言えるおぞましい眼差しを見て言葉に詰まりどっちを答えたら良いか解らずに涙目になりそうになり
二人の隣に座りたいかな……なんて……(結局二人の隣に座りたい事を述べて
あい
そんな答えでわたしたちが納得するとでも……?
(一切の光すら吸い込んでしまうブラックホールのような漆黒の瞳で八一を見つめて)
銀子
ちぃくん
飛車角両取りでも結局はどちらかを選ばなければならないわよね?
ね?
(笑っていない目が、今にも破壊光線を発射しそうにギラッと鈍い光を放って)
そ、それならば、あいでお願いします……(しばらく考え込んで答えが出なかったけれどもここは、大人の姉弟子は、我慢できると思い大人扱いをしてあいが子供だから我慢させたら悪いと思い個人的にあいを子供扱いしたとは気づいていなくてあいの横に座りたいことを伝えて
あい
ししょーは当然、あいを選んでくれると思っていました
(ニッコリと満面の笑みを浮かべ、八一に見えないように銀子に勝ち誇った悪い笑顔を見せて)
銀子
………ちぃくんのアホ
(がっくり肩を落とすと、涙に濡れた目を二人に見られないよう背中を向けてお店を出ていって)
あっ……!?待って、銀子ちゃん(姉弟子の様子を見て何か悪いことをした気がして店を出ていこうとする姉弟子を呼び止めようとして
あ、あの、あいさん、何か怒ってらっしゃいますか?(姉弟子をおいかけようとすると背筋が凍るような眼差しを感じると恐る恐るあいの方を振り向いて何か怒っているのか質問をして
いいえ、まだ怒っていませんよ?
(グラデーションのかかった目でニッコリ首を傾げ)
それに…
もしししょーがおばさんを追いかけても、別に怒ったりはしませんよ?
ただ…
あいはあまりの悲しみと寂しさの深さになにをするかは分かりませんけれど?
(微笑をたたえた瞳の奥に狂気の光が見えて)
お、落ち着いて、あいを悲しませることは、しないよ(あまりにものあいの迫力に少しだけ後退り冷や汗をかきながらあいを悲しませることをしないと約束をして心の中で姉弟子に謝りあとで罪滅ぼしの為に姉弟子に何かしてあげようと考えていて
はい!
ししょーはあいだけのししょーですから
(心から嬉しそうに八一の腕にぎゅっとしがみつき
その目にすでに濁りはなく澄んだ目で八一をじっと見上げていて)
さ、早く頼みましょう
あいはおなかぺこぺこです
そ、そうか、ありがとう、あい。
あいは、何を食べたいのか?(あいの機嫌が良くなると解ると安心したようにほっと胸を撫で下ろして席を座るとメニュー表を広げて食べたい物を質問をして
そうですね…
お魚の煮付けと冷やっこが食べたい気分ですけど、メニューにないし自分で作ったほうがおいしそうですし
カルボナーラのパスタにしておきます
(メニューを見ながらパスタにすることを決め)
あとは……
(デザートメニューの方を熱心に見はじめて)
本日のオススメデザートのプリンアラモードとか美味しそうだと思うよ。
プリンと苺のムースの付け合わせっとか見た目も可愛らしくて良いと思うんだけれどもどうかな?(メニュー表の本日のオススメデザートの写真をあいに見せて
……むぅ
飛車をとるか角をとるか迷います……
(デザートの写真をじっと見つめていると集中力が高まってきて
自然と体が前後に揺れはじめて)
……ししょー、見えました!
(熟考の末、かっと目をきらめかせ)
簡単なことです
両方頼めばいいんですよね
(にっこりとすっきりした笑顔を見せて)
あいは、欲張りだな……
2つ頼んでも良いよ。
そのかわりにちゃんと食べれる?(あいの欲張り発言を聞いて苦笑いを浮かべて日頃頑張っているあいのご褒美だと思い2つ頼んでも良いけれどもちゃんと食べれるのか質問をして
もちろんです!
甘いものならいくらでもたべれますよ
(自慢げに小さな胸を張って)
…ついでに王将もとってしまっていいですか?
(意味ありげな視線をししょーにじっと注いで)
そうだな、せっかくだから王将も取ってしまえ!
俺が許す!(あいの王将って言葉の意味が解らなくてでも王将って将棋の言葉に弱くてとりあえず許す事にして
もちろんだとも竜王に二言は、ないよ。
ところで王将って言うのは、なんだったのだ?
王将ってくらいだからジャンボパフェかそれともステーキか?(あいの言う王将の意味が気になりあいに王将の意味を質問をして
あいにとっての王将といえば、竜王であるししょー以外にありません
だから、あいはししょーをとってもいい、ということですよね?
ししょー
(にっこりと無邪気な笑顔を浮かべながら八一の質問にさらっと答えて)
それは、構わないよ。
でも別に俺をあいにあげられる物でないと思うよ。
実際俺は、もうあいの師匠な訳だし(あいの言葉を正しく判断してないのと鈍感なのを合わせて的外れな事を述べて
ぷぅ!
ししょーはホントににぶちんさんです
(持ち前の鈍感でこちらの揺さぶりに動じない八一に頬を膨らませてぷんぷん怒って
そうしているうちに二人の料理が運ばれて)
…まぁいいです
言質はとりましたから
ししょー、たべましょう
に、にぶちんさん……?
は、はあ……解ったよ……(あいの言葉を理解していなくてどう答えて良いか解らずに戸惑いながらとりあえず返事をする感じになり
さすが有名店ですね
パスタの茹で具合もいいですし、クリームも濃厚でおいしいです
(パスタをちゅるる~と、おいしそうに口にしながら)
ししょーも冷めないうちにどうぞ?
そうだね、俺も食べるよ。
んっ……この味は、明太子とクリームとスパゲッティーがまっちして絶妙なハーモニーを感じられるね。
将棋で例えると王手飛車取りって感じかな?(スパゲッティーを食べると将棋バカの八一が将棋でスパゲッティーの味を例えて
そうでしょうか?
あいには矢倉囲いのごとき鉄壁の防御で深い味わいが閉じこめられているという気がします
(こちらも負けじと将棋の戦法に例えて)
そうか……それは、凄く美味しいってことだな。
あいも将棋の例えが上手くなったな(あいの将棋の例えに感心すると自分のスパゲッティーを食べて
そうか……それは、凄く美味しいってことだな。
あいも将棋の例えが上手くなったな(あいの将棋の例えに感心すると自分のスパゲッティーを食べて
はい!
もちろん、ししょーの弟子ですから
将棋のことならどんなことでだって負けたくありません
例え相手がししょーでも
(にっこり笑いながらも目には負けず嫌いの光を宿して)
それは、頼もしいことで。
でもそれは、俺に勝ってから言ってほししかな?
あいのお母さんにあいをプロ棋士するって約束をしたからね。
せめて俺に勝ってもらわないと困るよ(あいの頭を乱暴でも優しく撫でる俺に勝ってプロ棋士になることを提案して
ほほ~~~っ
いいんですか、そんなことを言って?
現役竜王が弟子の小学生に負けたら引退ものですよ?
まぁ、もしししょーが引退してもあいが一生養って差し上げますから
ご心配なく
(小さな胸を張って生活の心配はいらないことを伝えて)
俺には、願ってもない事だよ。
弟子の成長は、喜ばしい事だからね。
まぁ、当分は、あいに負けるつもりないけれどね(軽く自分の腕を組んで挑発するようにあいを見つめてあいがいつか俺を越えてくれるのか楽しみで仕方がないと考えていて
帰ったらさっそく勝負しますか?
(相手の挑発に応えるようにこちらもししょーをじっと見て
その表情は小学生のソレではなく勝負師の表情で
そのとき、注文していたデザートが運ばれてきて)
わぁ~
きたきたー!
(ぱぁっと笑顔を弾けさせ、すっかり表情は子どもらしいものになって)
ああ、望むところだよ(あいとの言葉にやる気スイッチが入ると目に炎がメラメラと灯っているように見えて
どうぞ召し上がれ(あいが子供のように目を輝かしてデザートを見たのを見て親が子供を見るように胸がキュンキュンして食べる事を勧めて
はい、いただきます~♪
…ん
はぁ、おいしいですぅ
(プリンとクリームをスプーンですくって口にすると、頬っぺたに手をあてて小学生と思えない色気のあるため息をついて)
ししょー
あ~~~ん
(スプーンに山盛りにすくったプリンを八一の前に差し出して
じぃっと見つめて)
それならば良かったよ。
えっあ、ああ……あ~~ん(あいがスプーンでプリンをすくうと俺を方にプリンを向けられるいつもあいにあ~~んをされている慣れから口を開けてあいの向けたプリンを食べようとするとあいと八一の回りに恋人同士の甘い雰囲気が流れてその場所だけ違う空間のように感じられて
うふふ
どうですか、ししょー
おいしいですか?
(片肘をテーブルに突きながら相手の様子を微笑みながらじっと見つめ
もう一度、スプーンですくったプリンをぱくっと口にして)
ねぇ、ししょー
これって…間接キス、ですよね?
(少し頬を赤くしながら相手に確認して)
ああ、美味しいよ。
えっ……?そ、そうなるかな……?(あいに美味しいかって聞かれるあいを見つめ返して美味しい事を伝えるとあいに間接キスの事を指摘されると恥ずかしそうにほんのり顔を赤らめて間接キスになることを照れ笑いを浮かべて伝えて
せ、責任って俺に何をさせるつもりなんだ?(あいの事だから何かとてつもない事で責任をとらせると思うと冷や汗をかいて俺にどんな事をさせるのか質問をして
……それをれでぃに聞きますか、ししょー?
女に対して男が取る責任というと、アレしかありませんよ?
(なおもじーっと熱い視線を注いで)
あ、あれって結婚のことか……?(戸惑いながら考え込むと結婚式のことなのか質問をして
(/すいません、レスが遅くなりました……
ししょーにしてはいい勘です
褒めてさしあげます
そう思うなら結婚の前にすることがありますよね?
(満足そうに頷きながらも更なる答えを求めて、前のめりぎみに先を促して)
(/これからもよろしくお願いしますね?)
え、えっと……それは、何なのかな……?(あいの動作を見てとんでもないことを言うと言うのは、解っていたけれどもその答えが解らないで戸惑いながら恐る恐る質問をして
(/ありがとうございます、こちらこそよろしくお願いします
結婚の前に殿方から女性にすることです!
ほら、アレです、ししょーっ
(ずずい、と間近に迫ってなんとか答えをひねり出させようとして)
き、キスですかっ?!
正解ではありませんが…
ししょーがしたいなら、し、してもいいですよ?
(ボッと顔を赤くして
腕を組んで横を向きながら、ししょーの様子をチラチラッと伺って)
えっ!?い、いや、違うのだったら良いよ!
さすがにキスは、早すぎると思うよね、うん!(あいの言っている内容が違うと解ると慌てて違うのならばキスをしない事を顔を真っ赤にして恥ずかしそうに述べて
ししょー!
盤上と同じで恋愛にも大人も子どもも早いも遅いもありませんっ
あいを子ども扱いしないでください!
(ばんっ、と机に両手をついて身を乗り出してししょーに顔を近づけて)
う、うん、ごめん、俺が悪かったよ、解ったからとりあえず落ち着こう、あい(あいの迫力に負けて戸惑いながらあいを落ち着かせようとして
うっ、それは……えい、竜王に逃げるって言う選択は、ない!
前に進むだけだ!(あいの言葉を聞いて言葉に詰まるとやけになり竜王に逃げの一手は、ないと思いあいにキスをするためにあいの肩を掴もうとして
んっ……(あいにキスをしようとしてあいが緊張したように体を強ばらせたのを見てクスって笑いあいのおでこにキスをしようとして
(てっきり唇にキスしてもらえると思っていたのにおでこにキスされるとびっくりして)
ししょー!
なんで唇にキスしてくれないんですか?!
……な、なんならオトナのキスでもいいのに
(さすがに顔を赤くして照れながらししょーを睨みつけて)
えっと……さすがに唇にキスをするのは恋人同士にならないとね……
それにあんなにもキスを強張ったあいにキスなんかできないよ(自分のほっぺたを触り顔を赤らめてキスの言い訳をしようとして
えっ?!
ししょーとあいは恋人どうしですよね?
そうですよね?!
(ししょーの言葉を聞いて、がーんとショックを受け
改めて認めさせようとぐいぐい迫って)
(/明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします)
えっ……?ちょ、ちょっと、落ち着いて、あい。
そ、そういうことになるのかな……?(あいにぐいぐい攻められると後ろに下がりあいと今までのことを思い出しながらそうなのか解らずに戸惑いながらあいと恋人同士なのか質問をして
(\明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。
はい、そうです!
だからキスしても大丈夫ですよ?
さぁ、ししょー
さぁ!
(特に根拠はないけれどふたりは恋人であることを力強く肯定して
キスをするように、さらに強引に迫って)
と、とりあえず落ち着こう、あい(あいに詰め寄られて壁まで追い詰めれてあいの顔がキスをするように間近にせまるとされるままあいの唇と自分の唇が触れてしまうかってほど近くなると顔を真っ赤にして慌ててつい足を滑らせてあいの方に倒れこむようにあいとキスをしそうになって
(ししょーが足を滑らせてこけそうになるとチャンスとばかりにししょーにしがみつき
押し倒されるように二人で床に倒れると、どさくさに紛れて既成事実を作ってしまおうと、ん~~~っと顔を間近に近づけて)
……ししょー
んっ……!?
ご、ごめん、あい。
わざとじゃないんだよ(倒れこんだ拍子にあいの唇とキスをしてしまい慌ててあいから距離をとり両手を合わせて謝り
(\シチュエーション的に倒れこんであいがキスをしようとするときにもう一度八一が転んで押し倒す感じであいと八一が唇にキスをした感じになりましたがこれで大丈夫ですか?駄目でしたらレスを書き直します。
……
今、ししょー、あいとキスしましたよね?
わざとかどうかなんて関係ありませんよね?
まさか天下の竜王が待ったなんてしませんよね?
(後退りするししょーを追いかけて、ずずずいと迫り矢継ぎ早に言質を取ろうとして)
(/あい的にはなんの問題もありませんよ?
サイト的には分かりませんが←)
うっ……それは……
あ~~もう竜王に待ったの言葉がない!
ちゃんと責任を取ろうじゃないか!(あいの言葉を聞いて戸惑うけれども覚悟を決めて声を出してあいと恋人になる事を宣言して
(\ありがとうございます、では、このようになりましたがよろしくお願いします。
ありがとうございます
ようやくスタートラインに立てましたね?
(肩かけのポシェットからスマホを取り出して、ピッとタップすると……)
『竜王に待ったの言葉がない!
ちゃんと責任を取ろうじゃないか!』
念のため録音させていただきましたので
あとで言った言ってないというのは通用しませんから
(ついでにTwit◯erにも投稿して
例えスマホのデータが消えても証拠が残るように手を打って)
ちょ、ちょっと、あいさん!?
そんな事をされたらあいの親が黙っていないような気がするのでけれども!?(Twit◯erを見たあいの親に娘を傷物にされて殴り込んで来るような気がして慌てて声を出して指摘をして
ししょー、噛みすぎです
心配はいりませんよ?
むしろ喜ぶと思うので
(冷静に心配の必要はないことを答え)
さぁ、ししょー
ならば次は式場選びですね
(ポシェットからゼクシ◯を取り出してテーブルの上に開けて)
うっ……それは、否定できないかも……(あいのお母さんにあいがタイトルとれないと結婚をしろって言葉を思い出してあの人ならばやりそうだと思い冷や汗をかいて
い、いや、あの……そう、まだあいの年では、まだ結婚ができないからもう少しだけ大人になってからの楽しみにとったおいたらどうかな、なんて……?(あいが式場選びを始めたのを見て冷や汗をかいてどうにか結婚式を止めようとして
それは法律上だけのことです
結婚式を挙げてはいけないという法律はありませんし
なにより真の愛に年齢なんて関係ありません
あいはなにか間違ったことを言ってますか?
ししょー
(相手の言葉にまったく動じることなく、熱い眼差しでじぃ~っと見つめながら正論を話して)
そ、それは…ま、間違いがないのかな……?
(あいの気持ちに感化されて感覚が麻痺してしまいあいと結婚式をあげて良い様な気がして戸惑いながらもあいと結婚式をあげる流れに流されようとして
はい
愛に年齢も立場も関係ありません
そんなことよりも、ししょー
あいはこの南の島挙式プランがいいと思うのですが
ししょーはどう思いますか?
(相手の問いにきっぱりと頷くと、ゼクシ◯をぱらぱらとめくって挙式ツアーのページを見せ、ししょーの考えをたずねて)
そ、そうなのか……
い、良いんじゃないかな……?(あいの強引な態度に後押しされて戸惑いながらこれが最善な選択か解らなかったけれども取り敢えず頷いてあいの選択に賛同して
よかった
ししょーも賛成なんですね?
(嬉しそうに笑顔を浮かべるとポシェットからスマホと手帳を取り出して)
◯×ツアーさんですね?
◯月×日の南の島挙式ツアーの予約をお願いします
はい、よろしくお願いします
ししょーのタイトル戦の無い日に予約しておきましたので
さっそく準備しないといけませんねっ
そ、そうだね……
な、なあ、あい、本当に良いのか?
何も俺なんかを選ばなくても……(あいの意見に賛同したけれども本当にこれで良いのか解らず戸惑いあいを見つめあいの気持ちを聞き返して
?
あいが選んだのではありませんよ?
あいは生まれる前からししょーとこうなることは決まっていたのです
運命ですから
あいは運命を信じています
(目を閉じて両手を合わせて神様に祈るような姿で
相手の言葉は耳に入らず、自分の言葉に酔っている様子で)
う、運命か……?
まあ、運命ならば仕方がないか。
あいと出会えたのも運命的な物だったしなぁー。
運命も捨てた物でもないか(あいの運命を感じるって言って目を閉じて両手を合わせて祈ったのを見てあいの思い込みに戸惑うけれどもあいに出会えたのが運命的だったと思いあいの運命って意見に賛同して軽く何回か頷いて
はい!
難しいことはよく分かりませんが、とにかくあいとししょーは結ばれる運命なのです
(理屈っぽく納得しようとする相手を見てくすっと笑い
好きな気持ちは理屈ではないと思って)
それではずいぶん長居してしまいましたが帰りましょうか
ハネムーンの準備もしないといけませんし
そうだな、帰ろうか、あい。
は、ハネムーンね……(レストランで会計を済ませてあいのハネムーンって話を聞いてあいの暴走を止めるのは、無理だと思い冷や汗をかきながら軽く苦笑いを浮かべて
ごちそうさまでした
ししょー
(食事の会計を済ませた相手に丁寧にお辞儀をしてお礼を言って)
はい
まぁ、実際には婚前旅行ですけれど
似たようなものですよね?
(くすっと小悪魔っぽい笑顔を浮かべて
相手の腕にしがみついて)
ああ、どういたしまして。
そ、そうなるのかな……?
お、おい、あい!?
(あいにレストランの料理のお礼を言われると優しく微笑みあいが美味しく食べてくれたのならば良かったと思い新婚旅行って言葉を聞くとそうなのかって疑問計で返してあいに腕に抱き着かれると恥ずかしそうに顔を真っ赤にして慌てて
あっ、すいません、ありがとうございます。
姉弟子怒っているだろうな……
(店の店員から忘れ物を受け取ると姉弟子に悪い事をしたと自覚があるのか姉弟子に心の中で謝り
そんな重いもの、捨てちゃいましょうよ~
(八一が両手に重い紙袋を下げているため腕組みができないのを不満に思い
頬をぷくっと膨らませながら不機嫌そうに、重い荷物を捨ててしまおうと話しかけて)
そう言う訳にいかないだろ。
せっかく買ったんだからね。
帰ったらいくらでも将棋を指してあげるから我慢しろ。
(あいの手を握りたいって気持ちは、理解したけれども買った物を無駄に出来ないと思い仕方がなさそう苦笑いを浮かべてあいを説得しようとして)
将棋もいいですけど、あいはししょーともっといちゃいちゃしたいんですぅ~
(相手の言葉に余計にイライラを募らせ
ふてくされて一人でさっさと前を歩いて)
ごめんってあい。
機嫌を直せよ。
ほら、あいの可愛らしい顔が台無しだよ。
(先に歩くあいに両手を合わせて謝り機嫌を直させようとして
……しかたないですね
その代わり、お家に帰ったら思い~~っきり甘えちゃいますからねっ
(可愛いと言われるとくるっと後ろを振り返り
表情を緩めないように気をつけながら、澄まし顔で腰に手をあてて相手を許す発言をして)
ありがとう、あい。
あいは、やっぱり最高の愛弟子だよ。
帰ったらうーんと甘やかせてあげるからな。
(あいが許してくれると解ると安心した様に微笑んで帰ったらうーんと甘やかせる宣言をして
やった!
今の言葉、忘れないでくださいよ?
そうと決まれば、早く帰りましょう!
(相手が甘えさせてくれると聞けば年相応の子どものように飛び跳ねて喜び
少しでも早く歩かせようと、ししょーの背中をぐいぐい押して)
わっ!?
もうあいは、げんきんだな。
まぁ、そこがあいの良いところなんだけれどもね……
(あいに背中を押されて仕方がなさそうに苦笑いを浮かべてあいのそう言うところが好きだなって思い愛おしそうにあいを見つめてしばらくすると家が見えてきて
おかえりなさい
遅かったわね?
(八一が帰宅すると玄関先でにっこり笑顔で出迎えて)
遅いから一人で部屋の片づけをしてしまったわ
ただいま、姉弟子。
姉弟子に片付けをさせてすいません。
(玄関に出迎えてくれた姉弟子に薄く微笑み姉弟子に家に帰る挨拶をして
あ
そうそう
(思い出したように声をあげて)
なんか南の島とか挙式ツアーとか
わけの分からない薄気味悪い電話がかかってきたから、間違いだって断っておいたわよ?
(微笑を浮かべながら、瞳に絶対零度の冷たい光を瞬かせて)
もちろん、心当たりなんて、ないわよね??
ひっ!?
お、落ち着いて、姉弟子。
これには、理由があると言いますか……
(姉弟子の凍てつかされる様な眼差しで見つめられて涙目でおろおろして言い訳をしようとしてー
ししょー
おばさんにはっきり言ってやってください
あいとししょーは婚約をしたから邪魔な人はこの家から出て行くように、って
(八一の背中をつんつんして事情を話すように要求をしながら、スマホを取り出すともう一度ツアーの予約を取り直そうとして)
ねぇ、ちぃくん
こんにゃく、ってなにかしら?
今夜のおかず?
ねぇ、あたしにも分かるように説明して?
(八一のそばに歩み寄ると彼のあごに指先を添えて、つぅっとその輪郭をなぞりながら甘えるような猫撫で声で質問して)
へい、siri
婚約とは?
siri
『婚約とは結婚の約束をすること by Wikipedia』
(スマホに質問すると、それを二人に向けて
無機質な音声が質問に答える音が乾いた空気に響いて)
ひっ!?
あ、あの……姉弟子、これは、その……
(あいのスマホの詮索の音声を聞くとびくって体を震わせて恐々と姉弟子の方を振り向い言い訳をしようとして
へぇ
スマホってなんでも知ってるのね?
スゴ~い
でも
あたしはちぃくんに教えてもらいたいなぁ
あたしの恋人のちぃくんが、だれと婚約しちゃったのかしらぁ?
(八一の顎を指先でつまみ
自分のほうに顔を向かせると、グラデーションのかかった冷たい目でじっと見つめて)
そ、それは、その……なんていいますか……
(姉弟子と恋人になった記憶がなかったけれどもそれを言ったら後が怖いと思い涙目になり姉弟子から視線を反らして冷や汗をかいで口ごもりー
なにか言いたいことがありそうね?
聞いてあげるから、言ってみて?
ただし…
ちゃんと、あたしの目を見て
ね?
(ガマン強く、優しい声で相手の話を聞くことを伝え
貼り付けたような笑顔を絶やさず浮かべて)
い、いえ、なんでもありません。
その……すいません。
(姉弟子の迫力と言葉を聞いてに負けてたまらず涙目で土下座をして謝りー
ししょー!
なんで謝るんですか?!
オバサンにびしっと言ってやってください
ししょーとあいはお互い愛し合っていることを!
(八一が謝ったことに噛みついて
銀子を指差すと自分たちが愛し合っていることを八一の口から直接伝えるよう強要して)
ふぅん?
だれになにを言うのかしら?
詳しく聞きたいわ
ね、ちぃ?くん♪
(にっこり笑顔で八一の目をじっと見つめながらたずねて)
ひぃーーー!?
す、すいません、落ち着いてください、姉弟子
(絶対零度の眼差しと姉弟子の態度を見て冷や汗をかきながら後ろに下がりあまりの怖さ頭を下げて土下座をしてー
じゃあ、話を戻すわよ?
単刀直入に聞くわ
ちぃくん
おまえが好きなのはあたし?
それとも、まぁ無いとは思うけれどそっちの小わっぱ?
どっちなのかしら?
(感情のこもっていない無機質な視線を相手に向けながら
誤魔化しを許さない口調でたずねて)
それは……
あいは、大切な弟子で姉弟子は、大切な家族の様な関係であいと姉弟子の2人ともとても大切な存在でどちらを選ぶとかできません……
すいません、自分の気持ちを上手く伝えられなくて……
(姉弟子の真剣な態度を見て誤魔化すのは、失礼だと思い自分の思っている本心を姉弟子を伝え真剣な表情で姉弟子を見つめー
……あたしはちぃくんとホントの家族になりたいの
どっちも選べないとか、ズルいわ!
あたしの、この気持ちはどうすればいいのよ……
(対局しているとき以外で初めて見るような真剣な表情に
胸がきゅんとしながらも自分の気持ちが受け入れてもらえない苦しみに胸を手でぎゅっと押さえて)
ごめんなさい、姉弟子。
俺が優柔不断で…
でも姉弟子の事も大切に思っていますよ。
(姉弟子の態度を見てすまないっ気持ちもありその気持ちを表す様に姉弟子に抱きしめ様としてー
……ししょー
どさくさに紛れてなにをしようとしているんですか?
(グラデーションのかかった目で八一を見ながら、ポシェットに手を入れてなにかを握っていて)
ちぃくん!
ししょー!
「「どっちが好き」」
なのっ?!
なんですかっ?!
(二人で八一にべったりしがみつきながら、スゴい剣幕でどっちが好きなのか答えるように迫って)
ひっ!?
あ、あの、その……
(あいと姉弟子にどっちが好きなのかって質問をされる様に詰め寄られると優柔不断のヘタレの八一は、涙目でおろおろとしていて)
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