竜王とその弟子

ひゃい///
（思わずヘンな声が出て）
あわわ
あいのほうこそスミマセン！
声出さないって言ったのに～
（ししょーの方を向いて
真っ赤な顔で下を向いて謝って）

（／だいじょーぶです！）

いやいや、俺の方こそごめん、女の子にこんな事をして（あいが謝るのにつられるように八一も何回も頭を下げてあいに謝り

（＼ありがとうございます、あい様のごかんだいな気持ちに感謝します

ししょー・・・

こんなに優しくしてもらって
あいは幸せです
（微笑み浮かべながら、小さな手でししょーの髪をなでなでして）

あの
ししょーの優しさに甘えてひとつお願いがあります
（遠慮がちにﾁﾗｯとししょーを見て）

ありがとう、あい（あいに頭を撫でられると安心したように微笑みあいを見つめるとあいの肌が目に入ると恥ずかしそうに顔を赤らめてあいから視線を少しだけそらして
良いよ、あいの頼みだったら何でもお願いを聞くよ（優しく微笑みあいの頭を優しく撫でて

ありがとうございます
（ぺこりん、と頭を下げて）
えっと、ですね
あい、お家にいるときはよくお父さんとお風呂入ってまして
ししょーともいっしょに入れたら嬉しいな
って思いまして
・・・ダメでしょうか？
（指先を擦りながら、もじもじとたずねて）

そ、それは……は～～、男の約束を違えることは、できないよな……解ったよ、これからも一緒にお風呂に入ろう（一瞬口ごもるけれどもあいの態度を見て仕方がなさそうにため息を吐いてあいと一緒にお風呂に入る事を了承して

やったー！
えへへ
ありがとうございます♪
（両手をあげて、ぱぁっと破顔して喜んで）
でわ、さっそく
（んしょ、と浴槽の縁をまたいでお湯に浸かって）
ししょーもどーぞ

う、うん……（あいがお風呂につかったのをみて小さく頷き自分もお風呂に入り恥ずかしそうに顔を赤らめ背中からあいを抱き着いて
うぅ……意外と恥ずかしいかも……（恥ずかしそうに俯いて

し、ししょー
あ、あの・・・その・・・
お父さんと入っていたときはこんなにドキドキしなかったのに
今はすごくドキドキしています
（お湯が熱いからではなく、赤くなって
甘えるようにもたれかかって）

そ、そうか……俺も胸がどきどきしているよ……（あいと二人でお風呂に入りながらあいを抱きしめて恥ずかしそうに顔を赤らめて胸をどきどきさせてあいの耳元を囁き

はわわわ
ししょー
なんだか、ぼーっとして
いい気持ち・・・
（のぼせて、ぶくぶくとお湯に沈んで）

わっ、大丈夫か、あい？（あいがお湯の中に沈んだのを見て慌ててあいをお風呂からあいを抱き抱えて担ぎあげると軽くあいの頰を叩いてあいの意識を確認して

・・・はっ
ししょー
あい、ししょーとお風呂にいたはずなのにきれいなお花畑が見えて
なんででしょう？
（ししょーの腕の中で、ぱちくり目をしばたかせて）

まだ寝惚けているのか？
その様子ならば無事そうで良かったよ……（あいの言動を聞いて安心したように微笑みでももろあいの裸を見たのに気がついて慌ててあいから視線をそらして
ご、ごめん、あい！（慌てて頭をさげて謝り

ししょー
なんで謝るんですか？
（きょとんと首を傾げて）
よく覚えていませんが、あいのことを心配してくださったんですよね
ありがとうございます
（にっこり笑って、手をのばしてししょーの頬をそっとなでなでして）

あいは、良い子だね、う～ん、お父さんは、嬉しいよ（あいに自分の頰を撫でられるとあいの気持ちが嬉しくてたまらず嬉し泣きをしてあいに抱き着こうとして

もぉ
いやですよ～
ししょーはお父さんではありません
ししょーはししょーです
（抱きしめられるまま、ししょーの背中をなでなでして）
もしかすると
だ、旦那さま、でしょーか？
（ぽっと赤くなって）

はっ、そうだね、ごめん、あいは、俺の弟子だよ
旦那さんって気が早いよ、あい
それにあいは、お嫁さんが何をするのか解っているの？（はって平常心に戻りあいに謝り苦笑いを浮かべるとあいの背中に手を回してあいを抱き締めてあいの気が早い事を伝えると旦那さんは、何をするのか質問して

いえ、ししょー
ししょーを狙うライバルはたくさんいるので
今から先手を打っておかないと
転ばぬ先の棒金、とゆーやつです
（ふふん、と自慢げに戦法を披露して）
もちろん知っていますよ
ししょーの身の回りのお世話をすることはもちろんですが
いちばん大切なことはししょーを一生愛することです！
（決意表明するかのように、アホ毛が大きくぴこんぴこんと跳ねて）