九頭竜 八一 2018-02-22 11:08:05 |
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い、いえ、嫌では、ありません。
ペアの食器は、おおいに構いません!(姉弟子にじろりと睨みつけられると少しだけたじろぐけれども姉弟子の不安そうな表情と口調で恥ずかしそうにもじもじたずねられるのをみて断ったら姉弟子に悪いような罪意思が芽生えて慌ててペアの食器は、構わない事を伝えて
…そ、そう?
あ、当たりまえよね
あたしとペアの食器なんて、喜ばないほうがどうかしているわ!
(拒否されなかった喜びを隠すように、後ろを向いてわざと強気な発言をして)
そ、そうですね、姉弟子のペアの食器に喜ばない人は、いませんよね(姉弟子のいつもの強気の態度を見ていつも通りの姉弟子にしかたがなさそうに苦笑いを浮かべてあえて姉弟子の意見に賛同をしようとして
(店員を呼んでお茶碗、お皿、ティーカップ、サラダボウル、カレーボウル、小鉢、中鉢、湯飲みなどをペアで購入して)
八一、持ちなさい
(ずっしり重い紙袋を八一に持つよう指示して)
は、はい……うっ……お、重い……(姉弟子が買った物を持つと力を入れるけれども重すぎて汗をかいて
姉弟子、買い物は、こんな物で構いませんよね?(さすがにこれ以上持てないと思い買い物が終わりなのか質問をして
男のくせにだらしないわねぇ
しゃんとしなさい!
それに頭にお花畑が咲いているのかしら?
今日はベッドを見に来たのだから本番はこれからよ?
(冷たく言い放つとさっさと寝具売り場に向かって歩きだして)
(寝具売り場にやって来て)
部屋が狭いからダブルは無理ね
あんた、竜王なんだから
もう少し広い家に住みなさいよね
(ぶつぶつ理不尽な文句を言いながらベッドを見て回って)
セミダブルくらいならなんとかなりそうね
その……俺は、広い家って苦手なんですよ……
それに今のマンションで十分充実していますから……(ベッドを選んでいる姉弟子の後をついて歩きながら姉弟子の不満に控え目に反論するように呟いて
えっ、なんで俺がベッドに寝ないといけないんですか?
姉弟子の寝るベッドですよね(鈍感な八一は、姉弟子の命令の意味が解らなくてキョトンと首を傾げてなぜ俺がベッドで寝ないといけないのか質問をして
(かぁ~っと顔を真っ赤にして)
…ええから言われたとーりにせんかいっ!
(ものすごい目つきで睨みつけて
八一の尻を蹴りとばすようにベッドに寝転ばせて)
…ん、しょ
もう少し端に寄りなさいな
(自分もベッドに腰かけると、真ん中に寝転がる八一をぐいぐい押して)
……どう?
狭い?
(彼の隣に自分も背中合わせに寝転んで
恥ずかしそうに口ごもりながらたずねて)
そ、そう?
分かったわ、ならこれに決めるわ
(ベッドから起き上がると店員を呼んで、ベッドを注文して)
いつまで寝てんの?
ほら、これに送り先の住所書いて
(八一にベッドの配送依頼の紙を差し出して)
は、はい、解りました!
書けました、姉弟子(姉弟子に急かされると慌てて立ち上がり姉弟子がベッドの配送依頼の紙を差し出した紙を受け取ると自分の住所を書いて姉弟子に紙を渡して
(八一が書いた紙を店員に渡して)
明日には届くそうだから、帰ったらあたしの部屋を片付けてベッドを入れる準備をしないといけないわね
あんたも手伝いなさいよね
他に見るものはあったかしら
(立ち止まって、うーんと考えて)
は、はい、解りました……
姉弟子が使う物は、一通り買ったと思いますが……(姉弟子の態度がなんだか姉弟子らしくて憎めなく感じてしかたがなさそうに苦笑いを浮かべて
はっ
ベッドがあってもお布団がなきゃしかたないじゃない
いくわよ!
(隣の寝具コーナーを見て)
まずは枕ね
昨日借りたあんたん家の枕、硬くてなかなか寝つけなかったわよ?
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