ぬし 2018-02-11 10:06:31 |
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エイリー王女…なのか?
(力無く己の名を呼ぶ声に、今にもトドメの一撃を加えようと身構えていた刀を下ろして。洋の国を攻めると決まった日からいつかはこんな時が来ると覚悟の上で敵対するのであれば躊躇いもなく斬り捨てるつもりだったが、いざその時になれば割り切れない感情に胸の内がざわつき身体は言うことを聞いてはくれず「…っ言うな!ここは戦場…今の俺とお前は敵対する国の王子と王女なんだ…」キツく歯噛みして刀を握る手にグッと力を込れば震える手で相手へと突きつけ)
で、ですが..!!( 彼の言葉を遮る様声を張るも 眼前に突き付けられた刀に言葉を失い。こんな形で再会してしまうなんて、今彼の刀で殺されて仕舞えばどれ程楽になれるだろうかと 槍を握る手に少し力を込め。「..嫌なのです。こんな戦争も 加勢する私も、貴方に傷を付ける事も」弱々しいが、確実に一言一言言葉を紡いで。遠くで弟の戦に励む声が聞こえたり、姉が槍で敵を貫く姿を見るのも自身にとっては苦。1つ震えた息を吐けば目に涙を溜め「___それに こんな形で貴方と再会したくはなかった。」と、寂しそうに微笑み。逃げてしまいたい衝動を抑え、槍を手から落とし この身をどうにでもしてくれ、と言う風に瞳を伏せて。)
だが、お前は武器を手に取ってしまった…俺の前に立ってしまったという事実を変えることは出来ない
(こんな再会も戦も望んでいなかった、そんな相手の悲痛な言葉が突き刺さる。それでも感情を表に出さないよう努めて淡々とした口調で言葉を紡ぎ、険しい表情を崩さずに相手を真っ直ぐ見据えていて「…だが、俺はお前に対する情に負け、一瞬でも手心を加えてしまったのも事実…あの刹那の攻防でお前がその気ならば死んでいたのは俺だっただろう」非情になりきれなかった自身の甘さ故に隙を晒してしまったという事実、そして己は相手の情けによって命を救われたのもまた事実であり刀をゆっくり降ろして背中を向け「今は退け…そして二度と戦場には出てくるな。俺とて一度はお前を愛した身…斬りたくはない」始まってしまった戦を止めることはもう出来ない。それでもこの手で相手の命を奪うようなことはしたくないのだと本音をのぞかせ、この場は見逃そうという意志を示して)
____..それでも私は嫌です。( 葛藤している彼を見るなり、心苦しくローブの袖をぎゅっと握り。我が儘だと分かっていても口から零れるのは反抗の言葉で。今度はしっかりと彼の瞳を見据え「今私が1人この戦争を放棄すれば、洋の国の裏切り者として殺されてしまうでしょう。..お父様に。」過激な父は娘1人、簡単に殺して仕舞うだろう。その証拠に、自身は父に歯向かった兵士が何人も処刑されてきた様子をこの目で何度も見てきた。あまり進まない唇を開けば震える声で「..ならば私は貴方に斬られたい 私は今でも貴方の事を愛しているのです。.....いえ、本当は生きて 貴方と結ばれたかった」と、そう続けて。彼を困らせるとはわかっていても自身の想いと願いは心から溢れるばかりで、酷く幼稚で身勝手な自身を情けなく感じつつも視線を逸らす事はなく。 )
お前は変わらんな…どこまでも優しく、真っ直ぐで…そして愚かだ…!
(こちらを真っ直ぐに見据えて理想を語る瞳は出会った時と変わらぬ輝きを湛えていて、それは王の言いなりとなり戦うことしか出来ない今の己にはあまりにも眩しく、直視に堪えず俯き瞳を閉じて。そして次の瞬間カッと目を見開けば、今となっては決して叶うことも報われることもない想いの全てを断ち切るように冷たく言い放てば刀を勢い良く振り下ろして…)
(/この先の流れについてなのですが、敵同士のままでいくなら一度この場は王女側の姉弟の乱入によって仕切り直しとして、また別の戦場にて今度は森辺りを舞台にした野外戦で味方とはぐれるなどして完全に二人きりにした方が会話なども進めやすいかと思うのですがいかがでしょうか?
または、致命傷にならない程度に加減して斬りつけた王女のことを死んだものとして偽装して洋の国から引き離し、和の国で匿うという選択肢も思いつきますがどうですか?
とりあえず色々な選択肢がとれるように刀を振り下ろす場面でロルを書かせていただきましたが問題があれば遠慮なくおっしゃってください)
____ッ!!( 振り下ろされた刀に肩を竦め、覚悟をしたようにぎゅっと目を瞑る。...が、激しい痛みは感じたものの、死んでいない。本当に自身を殺すつもりならば、喉を狙うであろう。サーッと血の気が引く感覚を感じながら、恐る恐る瞳を開けると ぼやける視界に映ったのは白い肌から流れる赤々とした血液。次に刀を握り締める彼。「...何故....」そうか細い声で問い掛けた後、力無く倒れ込み 其のまま意識を失って )
(/ お返事お待たせして申し訳御座いません! 確かにそうですね、素敵なご提案有難うございます。どちらも素敵で凄く迷ったのですが、きっとまた別れて戦場で再開してしまいそうなので後者の方を選ばせて頂きました笑 / )
…潮時だな、撤退するぞ。城は落とせなかったが主力部隊に打撃を与え、王女も一人討ち取った…王も満足されるだろう
(地面へドサッと音を立てて倒れ伏した相手にクルリと背中を向けて、後ろで決闘の勝敗の行方を見守っていた部下たちへと戦果は十分として撤退の指示を出し。相手が倒れる様子を見ていた洋の国の兵が激昂して襲いかかってくるのを軽くいなしながらも倒れている相手を担ぎ上げ「退路は俺が切り開く…俺に続け!」そのまま混乱状態の続く洋の国の城下から潜入に使った経路を使い無事に和の国へと引き上げて
それからほどなくして自身と腹心である部下数名を通じて流布された嘘の情報である洋の国の王女ヘリオトロープの死は両国が知る事実となり、一方裏で治療を施された彼女の身柄は和の国の辺境の農村へと送られて。万が一にも彼女が生きているという事実が両国の王や家族の耳に入ることがないように、怪我は殆ど治ったというのに未だに意識を取り戻さない彼女の元へとお忍びで通い詰めていて「これで、本当に良かったのだろうか…」そんな迷いの籠もったセリフを吐き出し、目を閉じたままの相手の頬にそっと触れ)
(/ひとまず王女は討たれたという方向で話しを継続させていただきました。参加者側である自分がリードをする形となってしまって大変恐縮なのですが今後の展開で何かやりたいことはあるでしょうか?
一応自分が考えているのは、王族であることを隠し村娘として生きていくしかなくなってしまった王女と、一国の王子という立場上限られた時間しか会えず想いを伝えることもままならない日々の中で洋の国と和の国を争わせようとする黒幕の存在が明らかになって二人で協力してその存在を追いつめ、両国が手を取り合ってかつての約束を果たすことの出来る世の中を目指していくという感じなのですがどうでしょうか?
相変わらずまとまりのない文で申し訳ありません)
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