漆黒の翼 2018-02-08 22:41:18 |
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名前/ルイン=フィーネ
年齢/18
種族/死神だと忌み嫌われた普通の人間
容姿/身長185cm。曇り空のような灰色の髪は襟足が長く、白の紐で無造作に縛っている。前髪は右に流しているが、適度に切られている。獲物を仕留める蛇のような鋭い瞳は澄んだ青緑色。肌は病的なまでに白いが至って健康。
服装/監獄で決められている黒の看守服。きつく深緑色のベルトを腰に留めている。
腕には内側が金、外側が黒の階級を示す腕章。この腕章は最高ランクで、さらに上の看守たちにかけあうことも可能。ナイフホルダーに常にナイフを入れている。
性格/人よりも感情表現が乏しいと思われがちだが、ただ自分が不器用が故に上手く人に思いを伝えられずに過ごしてきた結果がコレであり、普通に愛情もあるし情もある。過去のある経験から自分に対して異常に厳しいといった特徴があり、笑うことはあっても泣くことはこの監獄に来てから一度もない。自分に厳しい故夜も寝ずに監獄全てを見ており、二つ名「最後の鉄壁」として監獄に知れ渡るようになる。
クロを見ている理由/自分の幼い頃を見ているようで、監獄に来た時にこいつだけは何が何でも自分が救うといった決意によるものが9割、一割は猫が好きだったからというちょっとした癒しを求めて。
能力/人の死期が近いと死因と日時が見える能力と千里眼
備考/千里眼と言えども 見る ことしかできず、瞬間移動のような能力は無い。
自分も幼い頃クロのような行為をしており、己の場合は太腿であった。なので太腿は傷だらけ。
一人称は俺。ちなみにクロには少しだけ甘く、自分が外の街へと出るときに土産を買ってくることも。
過去/死因と日時が見える能力によって、両親の死期を見てしまう。
両親がこと切れるのを防ごうと、幼い自分は周りに言いふらして助けて貰おうと思うが周囲が信じてくれずに両親は死亡。引き取ってくれた親族も運悪く死期が近く、この世からいなくなってしまう。
それにより「死神」だと忌み嫌われるようになる。
(/こんな看守でもよければ参加希望です、)
(/了解致しました!!)
……やらなきゃ…(/檻の奥で一人小さくボソリと呟き壁に寄り掛かりながらフードを深く被りギュッとしては傷だらけの左腕を見てポケットに手を突っ込みカッターを取り出して。)
…む、またやっているのか
(次の見回りの場所はクロのいるところ。己の千里眼で相手の様子を見。収監している者達を刺激しないようにと走るのは好ましくないとされているため、これ以上傷を作らせまいと早足でクロの元へ向かい、)
(/こんな堅物看守ですが改めてよろしくお願いします!)
……はぁ…(/看守が見回りに来る前に腕に傷をつければどこか安心したように小さく溜め息を吐き。静かな場所に足音が聞こえれば左腕を後ろにしサッとカッターをポケットにしまい何事もなかったかのようにして檻の外にいる相手を見て。)
(/こちらこそ宜しくお願いします!)
隠しても無駄なんだがなあ…、ほら
(参ったように後頭部をがしがしとかいて。かちゃんと鍵を開ける音を響かせば「飯の時間。出てこい」と顎で外へ出ろ、と示して)
(/勝手にご飯の時間を設けてしまいましたが大丈夫でしょうか…)
……うっ…は、はい…(/毎回のことでありながら鍵の開く音が響くためより苦手で一度小さくビクッと肩を揺らせば身長の高い相手を見上げつつゆっくりと外へと出て。)
(/全然大丈夫ですよ~!)
よし、腕を出せ
(切ったばかりの腕から滴る血が床にたれるのを見ればポケットから包帯とガーゼを取り出して。「飯に血が入ったらどうする」と、少しだけ心配そうに眉を下げて相手を見下ろし、)
(/ありがとうございます! なにかありましたら教えてくださいませ!)
……えっ血が入ったら食べられない…ですね(/相手の血が入ったらという言葉に嫌そうに左記を述べて。眉を下げた相手から少し視線を逸らし顔を俯かせて『……ごめんなさい…』と小さく述べて人に触れられる恐怖心は残っているものの相手ならと少しだけ腕を出して。)
(/了解です!!)
やりたいなら幾らでもやればいい、ただ…
(きっとこの行為が今の相手にとって精神の安定を図るものになっているのだろうと考えて。「手当だけはしっかりさせてもらう」そう言いながらいつもの表情に戻り、手早く相手の腕に包帯を巻き終われば頭を軽く撫で、)
……ありがとうございます…(/頭を撫でられてはピクッと反応し手当てをしてくれたことに左記を述べて。フードの中から相手の目をチラッと見ては再び顔を俯かせながら僅かに震える自分の手を相手の手にゆっくりと伸ばして。)
…クロはいい子だな
(己が幼いとき、果たして相手のように自分から歩み寄ることができたらなにか違っていたかもしれない、そう考えながら僅かに口角を上げ。震える相手の手を包み込むようにして手を繋いで)
……いい子…?…でも……悪いことしてしまった私は悪い子です…(/相手の手に少し安心感を覚えながら自分のことをいい子と言う相手に力の抜けた声ではっきりと左記を述べて。『……だから私はいい子なんかじゃありませんよ…』と最後に呟くように述べて。)
…それは、価値観のせいだ
(うまい言葉が見つからずにそれだけ言い、きゅっと相手を握る手に力を入れ。 「クロは価値観が狭すぎる。今から視野を広げていけ」諭すようにそう話せばいつの間にか食堂、今日のご飯であるバターロールの香りがあたりに広がっていて)
……視野を…頑張ってみます(/小さくコテンと首を傾げるも頑張ってみようかなと思い左記を延べて。食堂に広がる香りに『…いい匂い』と表情は変わらないものの嬉しそうな声になり。)
この監獄、飯は収監者と一緒に食えるのがいい
(脱出不可能なここでも、脱出しようと思うものはいるようで。自分は只の人間だし千里眼は使い過ぎると視界が霞む。常に鎖で縛られているような生活の中、監視という名目で一緒に食べることが出来ることを嬉しく思い)
そうか…俺も好きだぞ
(目が細められたのを確認すれば思わず笑顔が零れて。食事がお互いの分運ばれてさあ食べよう、とフォークを手にしたところで無線から慌ただしい声が聞こえてきて、)
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