「あぁ~だるい。明日仕事行きたくねぇよぉ美少女になりてぇよぉ…。」
美少女になりたいという願望を持つ男性は少なくない。
その願望の原点については諸説あるが、やはり問答無用で許容される存在への憧れであるという説には共感できる。
美少女は何をしていてもかわいい。
とは言え、今はそういった複雑なことを考えて発言したわけではない。
ただ、明日目が覚めて、鏡に美少女が映っていたら幸せだろうなと思ったというレベルの話。
それを口にした自分の目の前、PCのモニターにはとあるゲームの広告が表示されていた。
『理想の美少女ライフ』『一億を超えるパーツと衣装のキャラメイクが完全無料』etc…
凝ったアバターを作るのが主旨のゲームなんて、今からやってる時間ねぇよ。
けど、少し覗いてみるだけなら…