「もうすぐ卒業か…お前らともお別れだな。でお前らどこの高校にすんだよ。強豪からスカウトとか色々来てんだろ?」
「決めかねてるんだよな。どこ行っても同じだし、今んとこ一番近い所かな。」
「一番近くても電車だと片道40分だもんね。」
「…そもそも強豪校に決めなくても良くね?面白い事考えた!ここ(中学)から一番近くのとこ、電車で10分で弱小だしそこでトップ取ったらクールじゃねえか?ほら、なんてーの。下剋上みたいな?だからよーーーー」
ここから彼らの伝説が再び始まる…。
創立以来全中優勝回数最多を誇る強豪中の強豪【鳳仙中学校】の男子バスケ部、そして鳳仙史上最強と謳われるレギュラー五人が存在し、彼等は一年時から試合に出場し全中三連覇の偉業を何なく果たす。それぞれの選手がポジションごとに歴代でも最強の名をほしいままにする超中学級選手で【鳳仙五帝】の異名で呼ばれる天才達。そのうちの二人は全国でも強豪へと行き、残った三人は同じ弱小校へと入学した。
私立桜華学園。
女子バスケ部は部員数は100名を超え実力が高く例年インターハイ出場は当たり前の県内屈指の強豪校。広い体育館にシャワー室やトレーニングルームなど充実した設備、桜華と言えば女バスの名前が真っ先に出て来る程。今年も各中学から選りすぐりの人材が集まり戦力強化は確実であり、一年生ながらレギュラーを獲得した二人組は将来部を背負うべく更に成長して行くだろう事が期待されメディアからも注目の的である。
対する男子バスケ部は名前だけのお爺さん顧問で、部員も二年生のキャプテンと副キャプテンに他部員の計6人で層も薄く練習試合ではボロ負けは当たり前。キャプテンは中学時代はそれなりに有名選手だったも男バスは女バスの殆どから笑い者にされる程の評価にまで落ちぶれていた。そんな男子バスケ部にも救世主となる三人組が入学して来るのだが、癖のある問題児達で…。
>1ルール・募集キャラ
>2主キャラプロフ
暫くレス禁止