糸の上での綱渡り/非募集

糸の上での綱渡り/非募集

匿名さん  2017-12-28 23:05:23 
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「復讐の為、お前を殺しにきた」

「勝手にすればいい、だが殺されはしない」

殺し屋×遺族 NL、GL

22569様、御待ちしております

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  • No.18 by シェリー  2018-01-03 21:05:15 



>ラルス

(地面に倒れると、思わず目を瞑れば浮遊感と共に急に腹部に感じた圧迫感と、ごく近い距離にいる人の気配に、来る筈の衝撃が来ないことに疑問を感じそろりと瞼を持ち上げれば、腹部下のに男性の物らしい固い腕があるのが見え。頭上から降る青年の「運命」という言葉、青年に支えられている自身の状況に何ともいえない悔しさと憤りが込み上げ。「放して」と両手で青年の腕を押し。腕が離れたようであれば、よろめきながらも踏ん張り、青年を振り返っただろう。)
それを、運命と言うなら、あなたの運命は私に殺されること。ただ・・・今すぐ、じゃない。
今の私じゃ、あなたに敵わないことは私にだって分かる。だから、私をあなたの家において。
あなたが私の居場所を奪ったのだから、責任をとって私に住む場所を提供して。
(「そして、命を狙われる側の苦しみを味わって」と、怒り無為に相手にぶつけてしまうの抑えるように震える声で呟き。)

  • No.19 by ラルス  2018-01-03 22:07:18 


>シェリー

(腕を押され拒絶の言葉まで投げつけられ、離さないような趣味はなく素直に離せば軽く少女から距離をとって。距離をとったのは、少女が嫌がるだろうからという建前とまた別の凶器を取りださら、襲いかかられても面倒だからという理由で。「…ハハッ、君随分と面白いこと言うね!殺人犯の家に置いてなんて頼み込むなんてさ、しかも君のご両親を殺した僕にだなんてさ」少女が震える声で紡いだのは、自分の家に住まわせろという主旨のもので。彼女が冗談ではなく本気なことは、声色から察せられたが余りにも無鉄砲で無謀な発言に思わず笑いだして。少女からすれば、自分を殺そうとする機会が増えていいのかも知れないが、逆に殺されてしまうリスクの方が高い。殺すと表明しているなら尚更だ。だが、余りにも必死な彼女を無下に断る気にもなれなかった。少女をここまで追い詰めたのは自分なのだと囁く声が聞こえたからだろうか。「ま、いいよ。君の好きにすればいいよ、けど殺されたりはしないさ」今はねと続く筈だった言葉を飲み込んで、微笑めばそう言おうか。なぜ、飲み込んだ言葉が浮かんだのか、無意識だったようで分からない。案外、少女に殺されるのも悪くないと思っている自分がいるのかもしれないな。)

  • No.20 by シェリー  2018-01-03 23:39:12 



>ラルス

(慣れた身のこなしで距離を取り、笑い出す声は一層自分を嘲るもののように聞こえて、猛る怒気とは反対に何処か冷静になり始めた自分がいて。自身とて、本音を言うならば憎い敵と一つ屋根の下など死んででも拒みたいところだが、この先自分が、彼を殺せるとしたら、それは彼が油断している時に他ならない。なら、むしろこちらは青年には殺すにさえ及ばない、取るに足らない者だと思わせておけばいい。
すっと冷めた表情で青年を見上げれば、油断かこちらの思惑通りにいったのか、或いは何らかの罠か、了承をする言葉が返って来て。飲み込まれた言葉に気づくことなく、兎に角また殺す機会があると息を吐いて。元々鞄にはナイフ以外何も入れていなく、空になった鞄を地面に置き両腕を下ろしたまま掌を前に向け、武器を持っていないことを示せば)
・・・そう言っていられるのは今の内だけ。
分かったなら、私をあなたの家に案内して。

  • No.21 by ラルス  2018-01-04 18:05:15 

>シェリー

楽しみにしてるよ…あぁこれ返すよ。
(少女からの挑戦的な言葉。彼女に何らかの策があるのか、それとも自分を殺す絶対的な自信があるのかは分からないが、わざと煽るように挑発的な言葉とニヤリとしたら質の悪い笑みを浮かべて。その後、手に握られたままの少女のナイフに気がつけば、地面へ落とされたままの鞘を拾い上げ刃を仕舞えば彼女へ差し出そうか。返すのは、挑発のつもりではなくただの善意なのだが、煽りにも感じられるだろうか。「こっちだよ。そうそう、さっきのだけど距離がある程度ある時に真っ直ぐ突っ込んで来るのはオススメしないよ」引き返してもいけるが、路地の更に奥へ進んでいった方が早く行ける。近道を簡単に考え出せば、少女の反応を気にかけることなく歩き出して。そうして、1、2歩進みだした後思い出したように、少女の先程の行動について一言言葉を漏らして。この発言について、彼女はどう感じるのだろうか。)

  • No.22 by シェリー  2018-01-04 21:08:28 



>ラルス

(余裕のある青年の態度に、煽られ暴言を吐きそうになるも、このまま噛み付いて彼が気分を変えて同居を断られる訳にもいかないと、ぎゅっと拳を拳を握り締め。突き出された己のナイフに何の意図があるのかと青年を見上げれば、彼の浮かべる憎らしい笑みに眉間の皺がより。それでもじっとナイフの鞘を、その独特の模様を見つめれば黙ったまま相手から奪うようにナイフを受け取ろうとし。受け取ったのならば、鞄を拾ってそこにしまっただろうか。)
なら、真後ろからの場合は?
(青年の後を追おうとすれば、自分も知らないような路地裏の奥深くに入っていくようで、この先に罠があるのか、或いは迷わせて巻こうというのか、それとも殺そうと言うのかと色んな考えが巡るも、ここで見失う訳には行かないと、慌てて彼を追いながら鞄の中のナイフを再び握り。ふと、先程の自分の行動に対し教示する青年の言葉に、苛立ちが膨れナイフの鞘を抜かずにその背に突きつけようとし。)


(/背後失礼いたします。相談なのですが、シェリーのナイフを両親の遺品の一つとするといった、設定の追加は可能でしょうか。設定追加が好まれない場合もあるとは承知していますので、遠慮なく断っていただいて構いません。そもそも、設定の練り不足ですので。蹴り可です。)

  • No.23 by ラルス  2018-01-05 10:51:18 

>シェリー

…いい判断だけど、もう少し気配を消した方が懸命かな。
(声と不意に近づいてくる気配に、素早く反応すれば振り返って。殺気がなく、内心ではこの短時間でそれを消す術を身に付けたのかと少しだけ動揺したが、目に入ったのは鞘に収まったままのナイフ。そういうことかと納得すれば、横へ逸れ再び歩き出して。教えた事を直ぐ様実行する点を見ると、彼女はやはり素直で根はいい子なのだろう。それを歪めてしまったのは他ならぬ自分自身なのだが、あいつらを私情で殺したことにはなんの後悔もない。ないのならば、ここで少女を殺しても、真実を伝えてもおかしくはないはずなのだが、不思議と拳銃とナイフに手が伸びることはないし、少女へそれを伝えようと口を開く気にもならない。そうだ、一つ自身と少女を試してみよう。「あぁ、うちについたら何してもいいけどさ、一つだけ約束してね。君は僕から僕を殺すためのレッスンを1日1回教わること。」後ろを向いたまま、人差し指を立て陽気な声でそう少女へ提案してみようか。提案といえど、これを断ったらどうなるかは言うまでもないことだ、半ば脅しと言ってもおかしくないか。日が経つ毎に、殺しの腕が上達していった彼女はきっといつか自分の脅威になるだろう。そうなった少女を、殺したならば一時の気の迷い。そうならなかったら?そうならなかったら、自分の本心が分かるかも知れない。馬鹿みたいな賭けだ、きっとあの子も呆れた顔で笑うだろうな。)
  

(/設定追加に関してですが、問題ありませんよ。ストーリー上の都合どうしても必要な場面が出てくると思いますし、設定というのは追加するものだと考えているので大丈夫ですよ。それと、設定追加に関しては簡易的な報告や些細なものでしたら断り無しでロル中に入れて頂いても構いませんので軽い気持ちでいてください。)

  • No.24 by シェリー  2018-01-05 12:45:00 

>ラルス

(予想外に相手の気配が僅かに揺らいだ気がして、少しは意表をつけたのだろうかと、少しだけ苛立ちが収まり。教示を続ける青年の後を追い。慎重にナイフを鞄に戻せば、軽くなった手が震え、否応にもナイフの鞘を抜かなかったのではなく抜けなかったのだと、人を殺す、そのことの恐怖を今更感じているのだと気づかされ、ぐっと唇を噛み。「そう。なら、また今度ね」自分の恐怖を悟られまいと、感情を押し殺すように固くした表情はそれでも血色が悪く)
・・・どういうつもり?
それをして、あなたに何の得があるの。
(青年を不利にするとしか思えない提案に、彼の意図が掴めず困惑したように揺れる瞳で見返し、相手の意図を探ろうとするもやはり変わらない底を見せない笑みがあるだけで。提案という名の脅しに、ぞくりとしたものが背筋を這い上がれば、「分かった。・・・一日一回以上、あなたを殺しにかかればいいだけのこと」と怯えを隠すように言葉を重ね。そうする間もまだ青年の家に着かないのかと気持ちは急いて、視線は周囲を泳ぎ)


(/許可ありがとうございます。ストーリーを進めていると色々伏線を置きたくなってしまって。取り合えずシェリーのナイフは両親の遺品と言うことで後ロルにて入れさせて頂きますね。他設定追加についても了承しました。ラルス背後様も、勿論適宜設定追加を入れて頂いて構いませんのでよろしくお願い致します。)

  • No.25 by ラルス  2018-01-05 17:57:15 


>シェリー

そういうものは、すぐに答えを求めるのはいただけないな。自分で考えなきゃ
(困惑の色が乗せられた声で、少女は自分の本心を探ろうとする。それが真っ直ぐな言葉で紡がれるのは、彼女の幼さと慣れない経験の浅さを表しているようで、愛しくそして憤りを感じる。半分は、真っ直ぐと濁りなどない純粋さに、もう半分は彼女を育てたのがアイツらということ。彼女にも、アイツらのような濁りが見えたらさぞこの荒れる気持ちは落ち着くのだろうなと、考えながら小さく息を吐いて。「着いたよ、二階は丸々空いているから好きにして。掃除はしてあるし、ベットもあるから、あぁお風呂とトイレも上にも下にもあるから。」路地裏を抜け、少し歩いた先に見えるのは、白く二階建てのこじんまりとした家。端から見れば、二人で住んでいる様に見えるそこだが、昨日までは自分だけしか住んでいない。歩きながら、家の中について簡単に説明して。まるで、もう一人住んでいるようなそこは自分の一人遊びの証でもあって。)


(/ありがとうございます。
内装について、記載していなかったので簡単に記載しておきますね。こちらについては、蹴り可です。

二階建て。各階に、風呂場とトイレがついている。部屋は二つずつあり、二階の奥の部屋が寝室。手前の部屋はちょっとした図書室になっている。
二階の寝室の下に、ラルスの寝室がある。寝室の向かいには、いつも鍵がかかってる部屋がありそこはラルスの私室兼仕事道具置き場。
一階は、ラルスの部屋と風呂場、トイレの他に、キッチンとリビングがあり、リビングには暖炉とソファー、机が置いてある。

この家は、ラルスが買い取ったもの。二階にベッド等があるのは…

記載してない理由については、過去に関わってくる内容という感じです。もう少し詳しく練るので、理由についてはまた後程記載しますね。簡単に決まってるのは、妹への未練の証みたいな感じです。変更や訂正点、詳細を求めることなどがありましたらまたお呼びください。失礼しました。)

  • No.26 by シェリー  2018-01-05 18:37:02 



>ラルス

・・・分かった。
(考えてみれば尋ねたところで青年が素直に答える筈もなく、そうれもそうかと素直に頷き、青年の家だと言う建物を仰ぎ見て。そのごく一般的な外見は一人で住んでいるとは思えないようなもので、一体どういうことかと疑問に思い眉を寄せ青年を見れば、返って来たのは二階が空いているという言葉で。)
一応聞くけど、ここに住んでいるのはあなただけだよね。
(あの時、青年が自分の両親を殺した時、その場に青年に協力者がいる様子は伺えなかったように思う。が、それも記憶違いの可能性もあるし、そもそも両親を殺され気が動転していた自分は、青年以外のことを余り詳しく覚えていない。なら、協力者がいる可能性もあると考え警戒し。青年を殺すつもりで住むとは宣言してあるのだから、今更探って問う必要はないだろうと感じた疑問をそのままに口に乗せ)
あなたの部屋は?
それと、合鍵もくれる? 合鍵がないと、好きに街に出かけられないから。


(/家の設定、了承しました。丁寧で詳細な設定ありがとうございます。部屋の位置的に今後色々な展開が練れそうで、よく考えられた設定に感謝致します。質問なのですが、二階の寝室、おそらくシェリーが使うことになる部屋の内装を伺っても良いでしょうか。例えば、女性物の敷物やベッドカバー、ドレッサー等の女性特有の調度品など。その記載してない理由に関わってくると思うので、シェリー達が家に入ってからで構いません。失礼しました。)

  • No.27 by ラルス  2018-01-06 15:17:55 


>シェリー

……あぁ、そうだよ。
(想定していた筈の問い、なのに何故か言葉につまり、平常よりも少しだけ低い声が出て。彼女といると、自分の本心がよくわからなくなる。だが、それが不快という感情が沸き上がってくる訳でもないために余計にわけが分からないが、彼女と過ごすことでその解が見つかるかもしれない。
郵便受けを確認し、幾つかの便箋を手に取ればポケットの中にある鍵を使い開けて。「鍵だね、これ使って。必要な物とかの話は…中に入ってからしようか。」鍵は部屋の中にも二つ程用意してあり、今この場で彼女に渡しても問題ない。後ろを振り返れば、少女へ鍵を差し出して。少女に使ってもらう予定の部屋にあるのはベットやクローゼット、サイドテーブル、後は細々としたものぐらいだ。少女に合いそうな衣服は存在せず、他にも必要な物など彼女にもあるだろう。その話はしたいが、今ここで話すよりも中へ入ってから一息ついてからの方がいいだろう。そう判断すれば声をかけ、家の中へと入って行き。)


(/内装について、失念しておりました!
内装とある程度の理由が纏まりましたので、記載しておきますね。

内装 
全体的に見ると、白でまとめられており病室のような印象を抱くだろう。

だが、ベットカバーには繊細なレースの装飾が施されており、マットレスや枕、布団などは柔らかく上質な物だと分かる。ベットの上には窓があり、そこに掛けられているカーテンもレースの装飾がなされた上品なもの。
部屋へ入って横の隅にあるのは、こちらも白色のクローゼット。中には、一見何も入ってないように見えるが奥の板を外すと幼児用の服が数点置かれている。十数年前のやや古いデザインの物で、一点だけ赤黒いシミがついたものが存在する。

内装、特にクローゼットの秘密に関してはこちらが勝手に決めてしまったものですので、変更などしたい点がありましたらお伝えください。

『理由』について
元々、両親がラルスが家を出た後すむ予定で建てられた家。母親の死後、ラルスの父が売りに出したが、家の回りに他の建造物が建てられたせいで薄暗く人通りの少ない立地となり買い手がつかなかった。そして、ラルスが代行者となってから身分を隠して買い取った。
ラルスと片割れは、事件の前二人で同じ家に住むことを約束していた。もう叶わない約束にラルスはすがり、片割れが好きだった色や趣味を反映させた部屋を作った。クローゼットの奥に仕舞われた服は、妹の遺品で捨てられなかったがずっと見ていることが出来ず隠している。

と、いうような感じになりました。気になる点などありましたらお伝えください。)

  • No.28 by シェリー  2018-01-06 21:34:10 



>ラルス

そう。なら・・・。
(「何でそんな家に住んでいるの、まるで二人で住む用みたいな」そう言いかけた言葉は、青年のそれまでとは異なる低い声に、その様子から何か彼の気に触れたのかと、怯えとは異なる、強いて言えば戸惑いから咄嗟に声に出せず。青年が郵便受けから取った手紙を、こんな殺し屋にも手紙を送る者はいるのかと何とはなしに眺め。)
分かった。ありがとう。
(身についたものからか、差し出された鍵を受け取っては反射的に礼を言い、瞬間にそのこと気づき苦い顔すれば、青年に続いて家の中へと足を踏み入れ。靴箱があったならば、そっと中を伺って青年以外の物らしい靴がないか確認しただろう。本当に青年以外には誰も住んでいないのか、しいんと静かな屋内に、気まずさから「お邪魔します」と小さな声と共に会釈し)
・・・どこで話をするの?


(/内装と理由について、またまた素敵な設定ありがとうございます。重ねて質問なのですが、『理由』より、片割れ用の部屋の物はどれも使われた形跡がないという解釈で大丈夫でしょうか。クローゼットの秘密はとっても素敵なので、そのままでお願いします。)

  • No.29 by ラルス  2018-01-06 23:25:15 


>シェリー

(中途半端に途切れた言葉。それがどう続くのかは、安易に察せられたがその答えを彼女へ答える気はない。そのため、言葉を求めることもなく聞こえていない振りをして。チラリと靴箱を見やる、殆ど機能していないようなそれは彼女が来たことで、漸く仕事をこなすことだろう。それが嬉しいのか、嬉しくないのかよく分からない、例えるならぽっかり空いた穴にサイズが違うものが偶々入ってしまったよう。サイズが違うからか、それは凄く違和感があって主張が激しい。だからといって、追い出したいわけでもなく、また上手く整理がつかない心情に呆れるように息を吐いて。「こっちにリビングがあるからそこで話そうか、荷物とかは適当な場所に置いてね。」廊下を出て、すぐに横を曲がった先にリビングへの入り口が見えるか。その中は、やや古めかしい暖炉とテーブル、それを囲うように置かれた椅子型のソファと通常のソファが置いてあるだけのシンプルなもの。彼女へ声をかければ、先程の便箋を一先ず暖炉の上へ置けば、小さな方のソファへ腰かけて。手紙を置くときに見えたのは、宛先がない一通のそれ。今すぐ開けたいのは山々だが、彼女との話が最優先事項。それに話が一日中延びる筈もないだろう。少女がまだ座っていなければ、手でソファを指しどうぞとでも言うように促しただろうか。)


(/了解致しました、お褒めのお言葉ありがとうございます。はい、解釈通りであり、定期的にラルスが掃除をしているため清潔は保たれている状態となっております。)

  • No.30 by シェリー  2018-01-07 21:09:48 



>ラルス

分かった。
(空っぽの靴箱、そこに入った自分の靴は酷く不相応に感じて、それがどちらがどちらに不相応なのか、深く考えることはせずに視線を廊下へと移し。案内されたリビングは、シンプルで酷く生活感が薄く感じ。今更この場で青年が自分を殺しにかかるとも思えないが、やはり警戒心が先立ってじっと戸口に立ったまま青年の様子を見守り。手で示されれば座らない訳にもいかないと、おずおずと室内へ進めば途中で暖炉の上に置かれた手紙に気づき、ふと何か違和感を覚えるがそれが何かに気づくことは出来ず、そのまま手紙見ていても仕方ないかと、勧められたソファに鞄を抱えたまま、身を縮込めるように座り。)
で、必要な物の話って?
(「さっき言った通り、荷物は確かにこれだけだけど」とショートパンツの端を握り、目線を少し逸らして答え。元々、青年を殺せれば自分が捕まろうと構わないと思っていただけに、本当に僅かな物しか今は持っていなく。それでも、一つだけついた嘘、ポケットに大切な家族写真を入れていることに、後ろめたさを感じ。)


(/分かりました。設定、後で部屋に行った時にでもロルに生かしたいと思います。ありがとうございます。また、何かあるかも知れませんがよろしくお願い致します。)

  • No.31 by ラルス  2018-01-07 23:53:36 


>シェリー

(少女が中へと踏み入れ、ソファまで座るのを見守っていると暖炉に目線をやったこと、そしてそこで視線が一瞬止まったことに表情ではギリギリ出さないようには努めたが瞬きのする間、表情が固まってしまって。過剰に反応してしまった後だが、少女はただ単に暖炉を珍しがっただけなのかも知れない。そうだといいがと祈るように思いながら、もし自分が想定した通り手紙に気がついたのならば、感心とこれから自分の動きに気をつけて置かないとなと頭の片隅に今の考えを留めて置くこととしよう。
「当たり前だけど、うちには君が着るような服はないし、使ってもらう部屋も快適に過ごせるとは言い難い。家具については、部屋を見てもらってから欲しいものを後々教えてもらうとして、服はどうしたい?一緒に買いに行くか、一人で行くか。ここらは迷いやすいから、道覚えるのを兼ねて前者をおすすめするけどね」少女に使ってもらう予定の部屋は、寝起きする分には不自由はないだろうが私室として使用するには、あまりにも質素な場所だろう。が、家具については今は大きな問題ではなく、むしろ服の問題をいち早く解決させなければ。先程、チラリと見えた鞄の中身はなにも入ってなかったはず、彼女は自身を殺すことだけを考えていたのだろうと推測出来たがこの思考はとりあえず置いておこう。日も暮れかけてくる時間ではあるが、店が閉まる時間ではない。なるべく早めに結論を出したいが為に、一気に言葉を紡いで。最後に遠回しについていくという意思をニヤッとした笑みを添えて伝えるのも忘れずに。)

(/ありがとうございます、こちらこそよろしくお願いいたします。蹴り可です。)

  • No.32 by シェリー  2018-01-08 06:22:41 



>ラルス

・・・別に、長居するつもりはないからそんなにいらないと思うけど。
分かった。なら、勝手についてくれば。
(青年の提案に少しの思案の後に口を開き、意地の悪く感じる笑みを見せる青年を睨みつければ「財布代わりに」と付けたし。一旦その二階の部屋に行くなり一人になってこの緊張を強いられる状況から離れたかった。それに、憎い敵と多くの物が必要になるほど長い時間を同じ家出過ごすつもりなどない、いや、そんな長い間自分の精神が持つとは思えなかった。ただ、この街に来る為に使った残りの賃金では、服の一着も変えないからと、青年に頼ることと彼の思惑通りに動かなければいけない悔しさに唇をかめば、仕方がないとかため息を吐き。)
そういえば、その二階の部屋には鍵がかかるの?
(あくまで自分の領域に相手を踏み込ませないという意図と、一応の安全を確保するためにと気になったことを尋ね、なければそれも買わなければと考え)

  • No.33 by ラルス  2018-01-08 14:52:27 


>シェリー

まぁね、家具は君が必要ならって程度だから必要になったら言えばいいよ。財布ね、いいよ、なってあげる。
(長居はしない、その言葉はすぐに自分を殺すからという意味を込めたものなのか、出来ずとも去るという意味なのかどちらにせよ彼女の本心は分からない。そのあとに続いた年頃らしいとも言える言葉と鋭い視線は、怒りや呆れなどの負の感情は起こらず、逆に可愛らしいなどと思う。快諾したら、彼女はどんな反応をするのだろうかクスクスと笑いながら上記を述べて。「あぁ、あるよ。安心して。部屋の説明もしておこうか、君の部屋は二階の一番奥の部屋ね。手前の部屋は、本が色々置いてあるから好きにして。お風呂とトイレは部屋がある方の反対側。一度見に行って来てもいいよ、今すぐ行くのも疲れるだろうし」彼女を気にするような発言はしたが、実際は先程の手紙の内容を確認して置きたいのと一度一息つきたい気持ちから出たものである。一階の説明は、あえて省いた。基本的に、彼女が利用するのはここと後はキッチンぐらいだろう。寝室と特に私室には立ち入って貰いたくはない、あの部屋は凶器が大量に置いてあるから怪我などされたら困るというわけで。彼女が何も言わなければ、一階の説明は明言しないようにしておこうかと、話しながら思考を回していて。)

  • No.34 by シェリー  2018-01-08 22:56:45 



>ラルス

そう、なら良かった。二階の一番奥、ね。
確かに、その部屋は一度見ておく。けどその前にまだ聞きたいんだけど、一階はどうなってるの?
あなたの説明だと、二階にあるのはその二部屋だけみたいだけど、あなたの部屋は?
(楽しそうに笑いながら財布を承諾する青年に少し呆れ、一体どういうつもりなんだと相変わらず伺え知れない彼の様子に睨む気も失せて。先程から意外と丁寧な説明に耳を傾ければ、たんに忘れただけか意図的に避けているのか一階についての説明が余りないことに気づき、そういえば先程彼の私室の場所を聞いた筈だが答えが貰えてなかったと思い。ならば、説明をしないのはわざとだろうと、答えを誤魔化されるつもりはないと、立ち上がる様子もなくじっと真剣な表情で彼を見つめ。少し何かを急くようなそんな印象を青年から受けて、そういえば先程の様子、自分が暖炉の上の手紙を見ていた時も何か様子が変だった。あの時感じた違和感と何か関係があるのかと考え)

  • No.35 by ラルス  2018-01-08 23:37:13 


>シェリー

…あぁ、そうだったね。ここを出て真っ直ぐ行った先に僕の部屋があるよ。部屋が二つあって、奥の方が僕の寝室。…で、その向かいは倉庫みたいなものかな。……これで知りたいことは済んだかな?
(思惑通りにはいかず、案の定少女は一階の説明を求めてきて。やはり彼女は、頭の回転が早く察しがいいよう。中々厄介な相手を引き込んでしまったかと後悔する反面、嬉しさとはまた違った胸の高揚感を微かに感じた。強いて言うなら面白そうだと思ったのか、自身にやや呆れつつもまぁこうじゃなきゃなと無意識に少しだけ口角が上がっているか。私室についてなんて説明するか迷い、やや間が空いてしまって。なんとか倉庫と呼称して置いたが、やや無理があるだろうか。まぁ、彼女が気になって部屋へ来たとしても鍵はかけてある、それに家を空けない限りあそこまで来たことは気配で察知するのが用意であろうとたかをくくれば、笑みを浮かべながら言葉を紡ぎ他に質問はないか、問いて。)

  • No.36 by シェリー  2018-01-09 12:18:48 



>ラルス

ええ、大丈夫。
じゃあ、一度部屋に行ってみる。
(不自然に空いた間に、青年が何かを隠しているのだろうと、その二部屋に何かあるのだろうと察しをつけるが、そのことを相手に気づかせるのは警戒心を与えるだけだと、躊躇いを見せずに頷き。ソファから立ち上がると、一度青年を警戒したように振り返り、特に呼び止められたりしなければリビングから出て行ってそのドアを閉めただろうか。リビングから出たならば、数歩歩いたところで立ち止まり、張り詰めていた糸が緩むように震えだした自分の体を抱き締めるようにして蹲っただろうか。どうしようもなく湧き上がる恐怖は、青年に殺されることの恐怖か人を殺さなければいけないことへの恐怖か。自分が言い出したこととは言え、憎い仇と共に過ごさなければいけない恐怖か。)

  • No.37 by ラルス  2018-01-09 16:58:44 


>シェリー

了解、行ってらっしゃい
(詰まった言葉に少女は特に言及してくることはなく、気づかなかったのか、気づかない振りをしたのか。どっちにしろ、鍵の戸締まりを注意すればいいことか。ソファから立ち上がった少女へ声をかければ、ニコニコとした笑みを浮かべながら手を振り、見送るだろう。こちらを振り返った少女にどうかしたのかとでも言うように、首を傾けただけで出ていく彼女を見ているか。少女が出ていったならば、大きく息を吐いて。襲ってくるのは、多大な疲労感。予想できなかった事態を楽しんでいたはずなのだが、緊張でもしていたのだろうか。このまま少女が戻ってくるまで寝ていたいが、そういうわけにもいかない。殺される云々の前に、手紙を確認しなければ。見られる方が問題だ。重たい体を引き摺って、立ち上げれば暖炉の上に置いた宛先のない手紙を手にとって。いつもの特有の緊張感に背中に冷や汗をかきながら、封を開ければ手紙を確認して。内容はいつもと変わらず、依頼内容とその情報。さて、いつ行けばいいのか。下手に家を空けたくはないが、依頼もこなさなければ依頼者が報われない。色々と考えているせいか、もし今誰か部屋に近づいてきても気づけるかどうか微妙なところであろう。)

  • No.38 by シェリー  2018-01-09 18:13:11 



>ラルス


(「大丈夫、大丈夫」ポケットに入っている写真に布の上からぎゅっと握って呟いて、少しの間そっと息を吐けばふらりと立ち上がり。振り返れば、今のところ開く様子のないリビングのドア、その中で青年は一人何をしているのだろうか。急に現れた自分の殺した者の遺族、それがいなくなったところで自分を殺すような何かをしているとは思えず。強いて言えばあの手紙、あの時感じた違和感がやはり何か引っかかり。息を詰めてドアに近寄りそのノブに手をかけ、・・・ひやりとしたものが背筋を伝い、ノブにかけた手は結局力を込める前に下に落ち。何故だろうか、これ以上知ってはいけないと、先に踏み込んではいけないと警鐘のようなものが響き。そう、それにこの先ここで暮らすなら手紙の一つ確認するなど機会はあるだろうと。無意識に強張っていた体をほぐすように肩の力を抜くと、二階への階段を上り)
確か、二階の一番奥。
(買い物ならば日が暮れる前に急いだほうがいいと、さっと部屋を見るだけにしようと足は早に寝室へと向かい)
えっ!
(他の部屋と変わらないドア、それを開けた瞬間に目に入ったのは白、白、白・・・と見事に真っ白に統一されたまるで病室のようにも感じる部屋で。部屋の中には青年の言った通りベッドとクローゼットしかなく、これらも当然真っ白で。明らかに、これが青年のものではないことは確かで、であればこの部屋は、この部屋は何の目的で用意されたのだろうか。使った形跡のない生活観を全く感じさせず、にも関わらず床に埃が見当たらないことから、青年がこの部屋も日々管理していることは明らかで。何故だろうか、大切にしまっていた宝箱を開けてしまったような、誰も入ったことのない雪原に足跡を残してしまったような、言い知れぬ罪悪感を感じ思わずドアをバタリと閉めれば階段を駆け下りて。そう、人一人を殺そうとしている醜い自分には、あの純粋で無垢な白は余りにも相応しくないと、苦しそうに顔を歪め)


(/どこまで進めようか悩んだ結果の長文ロル申し訳ありません。進め方等何かあれば、遠慮なくおっしゃっていただいて構いません。)

  • No.39 by ラルス  2018-01-09 20:10:01 


>シェリー

気のせいか…?
(思考を巡らす中で、少女が階段を昇る音が聞こえてないのを不意に思いだして。人の気配があるようなないような、慌てて扉の方を振り向くがそこに誰の姿もなく、一言呟いて。家の中だけは、ゆったり出来ると思っていたがそうもいかなくなったのだ。気を引き締めていかなければと自身を鼓舞すれば、本文だけポケットの中に無造作に入れ、中身が無くなり必要のなくなった封筒を暖炉の火の中へ投げ入れて。他の手紙も読んでおいた方が、自然だろうと考え残った手紙に手を出して。最後の1通の封を開けたとき、二階からやや大きめの物音がして。何かあったのだろうか、怪我など病院に連れていけないから大きな怪我をしてないといいがと心配ともとれない感情を抱きながら、手に持っていたそれを元の場所へ乱雑に置いて。扉を開ければ、てっきり2階にいたと思われた少女がそこにいて、思わぬ出来事に少々面食らった表情になるがすぐにいつもの笑みに戻せば、声をかけようか。彼女の表情は見なかったことにして。)どうかした?何か気に入らなかった?


(/いえいえ、長ロル好きですし、シェリー背後様のロルは読みやすくスルスルと読めるものですのでお気になさらずに。了解致しました、ありがとうございます。)

  • No.40 by シェリー  2018-01-09 21:10:00 


>ラルス

別に・・・。
(ゆるく首を横に触れば、青年の視線から逃れるように目線を下げ、歪んでいた表情は青年の前だからと押し殺すように無表情に近づき。「部屋、見てきたから。暗くなる前に買い物に行かないと・・・夜道をあなたと一緒に歩くなんてごめんだから」と悪態をつくも声に力強さはなく、眉は下がったままで。リビングの入り口から脇へ避ければ、視線で青年に先に行くように示し。脳裏にちらつく白い部屋に、あの白い家具のまま自分が使ってはいけない気がして、せめて今夜寝る為に別の色のシーツや布団カバーに変えたいが急には揃わないだろうと、考えるのはそのことばかりで。気づけば、本音が口から漏れ)
あの部屋・・・本当に私が使っていいの?


(/ありがとうございます。)

  • No.41 by ラルス  2018-01-10 08:40:02 


>シェリー

…そう、じゃあ行こうか
(確実に、何かあったことは分かるがそれをわざわざ詮索するような仲でもなければ、そこまで立ち入りたいとも思うこともなく。それにこんなにも警戒している彼女が話すこともないだろうと、勝手に決めつければ先に行けと示してきた彼女に従い、玄関の方へ歩を進め出して。「え?…あぁ、大丈夫だよ。あそこは…あそこは使う予定だった子がいなくなってね、そのままだっから使ってくれると嬉しいかな」今しがた、話すことはないだろうと納得した手前、背後からかかった言葉に少々驚き、それを隠せず声に顕著に表れたか。本当は思ってもいない言葉を口にするのは、台本を音読しているようで不快だったが言葉を言い直す時にその不快感をも飲み込んで。明るい口調になるように努めて言えば、殆どの本当の中に紛れた少しの嘘が許されるような気がして。背中越しで彼女に表情が見られないと分かっていても本心を映すことなくその笑みは変わらずに。)

  • No.42 by シェリー  2018-01-10 11:23:58 


>ラルス

なら、良い。
(返って来た返事に、自分が口に出していたことに気づき少し驚くも、同様に驚いた様子の青年と何かを躊躇い言葉を選んだような一瞬の間に、やはりあの部屋には何かあるのだと確信めいたものを感じ。自分があの部屋を使うことを、青年が本当に『嬉しい』と思っているとは思えないが、それ以外の言葉は嘘ではない気がして、ではあの部屋の本来の主は誰だったのだろうかと。そこまで考えたところで、考えを振り払うように小さく被りを振り。青年のことを深く知って、自分に利があるとは思えず、青年は両親を殺した憎い仇でそれ以外ではあってはならないとそれ以上考えるのを止め。表情の見えない、自分より大きく肩幅のある背を見上げては、その表情も心情も見えずに後ろをついて歩き)
服とは衣料品店だとして、食事とかはどうしてるの? まさか、自分で作ってるの?
(生活する上で、少なくてもこの青年を殺すまでは生きなければいけないと、ならば食料品店などの場所も知っておく必要があると、再び強気の声音を装い尋ね)

  • No.43 by ラルス  2018-01-10 19:45:29 


>シェリー

まさか、なんて心外だな。毎回外食なんてそう贅沢な真似はしないよ。あぁ、これからも僕が作るつもりだけど君が嫌なら君の分だけ毎回買うことにするけどどうしたい?
(彼女は一言口にするだけで、それ以上追求されることはなく。どうしてなのかは少女ではない自分には分からないが、きっとそれでいい。互いの名前も知らない自分達にはこの距離が丁度いい。そうして、これ以上それについて考えないように、思考を放棄すれば少女の言葉に、苦笑して。少女の警戒具合からして、自分が作った食事など手をつけようとはしないだろう。ならば、少々手間にはなるだろうが買い出しに毎回出掛けた方がいいか。それも面倒だとは頭の片隅で思っているからか、嫌じゃないその言葉が降ることを期待しながら問おう。「もう、こんな時間か。少し急ごうか、服屋までは少し歩くよ。道について、知りたいことがあったら声をかけて」玄関の戸を開ければ、上から差し込む光が仄かにオレンジ色に染まっており空を見れば段々水色から赤へと変わり始めており。この段階になると、暗くなるのは一瞬。服屋までは、近道を使っても15分程かかるはず。それから、食料品を買ってとしていると急がないと少女と夜道を歩くこととなる。歩くスピードを早めないとなと考えれば、少女にもその旨を伝えて。先に玄関へ出れば、鍵をと考えた時に彼女に渡したまま予備を持ってきてないことに気づいて。)あ、悪いけど鍵閉めてもらってもいいかな?

(/背後失礼します。これから買い出しの流れとなりそうですが、店までの流れはカットした方がいいでしょうか?どうしましょうか?)

  • No.44 by シェリー  2018-01-10 21:31:32 


>ラルス

へえ・・・。
(意外と家庭的だと目を少し丸くすれば、そっけなく首を横に振り。「いいえ、自分で作るから良い。あなたの分もついてでだから作るよ。それあら、材料代代わりにはなるから」青年の作った食事など食べられる訳がないが、かといってこうして毎回一緒に買い出すのは更に面倒だし、同じ材料なら毒を仕込むなど出来ないし・・・こちらが毒を仕込むのは可能だ。急かす青年に反抗する理由もなく頷き。鍵を頼まれれば、どうしてなのかと考えたところで先程渡して貰った鍵のことを思い出し。「良いの? 鍵取ってこなくて」自分と逸れたら困るのではと思うがそこまで気にする義理はないかと、返事を待たずに鍵を閉め。)

(オレンジ色に包まれた街は一層人通りが激しく、ただでさえ青年は自分より背が高く足幅の大きいのに、スピードを上げたそれに追いつくには小走りに近い形になって、それでも夜道を歩くのは嫌だと、青年に気遣われるのは癪だと、質問などする余裕はないまま荒れる息を殺してその背を追い。)


(/店までの流れですが、そうですね。初日が長くなり過ぎてしまうのでカットしましょうか。一応道中ロル簡単に書きましたが、拾わなくて大丈夫です。)

  • No.45 by ラルス  2018-01-11 14:36:57 


>シェリー

…そう、じゃあお願いしようかな。けど、一緒に作るからね
(案の定、肯定はされず代案が出され。否定しては、話は纏まることはないだろう。かといって、少女に任せっきりでは何を入れられるか分からない。といっても、毒の類いは少女が手にすることは容易ではないだろう。側にいれば、互いが互いを見ることが出来るからいいだろう。少女の反論も聞かず、一方的にそう言ったか。道中、少女が追い付こうと必死なのは見ずとも気配で判断できたが足を緩めることはなく。その様子を、不思議そうにみる人影を無視して暫く歩けば、目的の場所が見え立ち止まって。「ついたよ、とりあえずはここで揃うと思うから行っておいで。」後ろを振り向き、少女が居たならばそう声をかけ、財布から取り出し少々多目に見積もった金銭を渡そうか。女性ものの服などはわからないし、ついてきたのはただの興味本意。少女もついてこない方が楽だろう。)

(/了解致しました。)

  • No.46 by シェリー  2018-01-11 22:53:51 


>ラルス

・・・あなたが、それで良いなら。
(思惑とは外れた返事に、やはり一筋縄ではいかないと、無駄に緊張を強いられる時間を増やしてしまったと苦い顔をし。青年が立ち止まるに従い立ち止まればそこは一件の店で、渡された金銭にやはり青年に施しを受けることの抵抗感を覚えるも、それも一瞬の間で「ありがとう」と小さく呟き受け取れば、青年の様子を見ずに店の中に入り。そこは、一般人の利用する店らしく値段も良心的で、ひらひらと可愛らしいフリルやレースの付いた色取り取りの洋服を横目に、比較的装飾の少なく動きやすそうな安価な物を数点選んでは抱え。ふと、店先に並ぶ灰色の人形の一体、それが着る白いワンピースに目が留まり。繊細なレースの縁取りとやわらかく緩やかなラインを描く裾は、年頃の少女ならば憧れるだろうもので。以前はこんなワンピースも幾つも揃えては友人と遊んだりしていたのにと、もう決して元に戻らない遠い日を思い出しては、時間が経つのも忘れそれをぼんやりと眺め。)

  • No.47 by ラルス  2018-01-11 23:46:03 


>シェリー

(財布と言っていた彼女からお礼を言われると思ってはおらず、一瞬驚いたように目を見開いて。通常ならば両親の教育が良いのだろうと、感心することが出来るのだろう。だが、そこを割りきれるほどまだ整理はついてなく、複雑な感情が渦巻きながらそれを笑みで覆い隠し、「どういたしまして」と告げて。そうして少女が店内へと入れば壁に凭れ、少女が戻ってくるのを待っていたか。それほど時間はかからないと踏んでいたのだが、中々姿を表さない少女を不審に思い、店へと足を踏み入れて。金銭が足りなかったのか、店員に捕まってしまったのか、それとも逃げ出したのか、色々な想像をしながら店内を見渡すと、マネキンの前でとりつかれたように視線を動かさない少女を見つけて。静かに少女の元へ近づけば声をかけようか。「…君に似合いそうな服だね、僕は財布なんだから気にせず好きなの選んだら?」ちらりと少女が抱えているものを見れば、年頃の少女が好んで選ぶとは思いにくいシンプルなものばかり。そういうものを好むのかと納得しかかったが、少女が食い入るように見ていた人形の服は、それとは正反対なもの。少女がどうして、これを手に取らないのか不思議に思い、金銭を気にしているのならばとそこをフォローするような言葉を選び。)

  • No.48 by シェリー  2018-01-13 10:00:05 


>ラルス

(いつの間に来ていたのだろうか、かけられた声にはっと気づけば傍らに青年が立っており。ただのお世辞に過ぎないだろうに『似合いそう』と言われたことに、それを着ていた日々を壊したのはお前なのに、という苛立ちと、そして僅かばかりの嬉しさを覚えたことに動揺し。誤魔化すようにワンピースに近寄れば思い出すのはあの白い部屋で。ああ、きっと、もしあの部屋に本当の主がいるならこの服が似合うだろうと、どうせ着る機会もないのだから慰めに買ってもいいだろうかと、そっとワンピースを手に取れば大事そうに抱え、心引かれたそれを再び手にすることが嬉しく無意識のうちにふわりと僅かな微笑みを浮かべ。「・・・白が、好きなの?」会計に行こうと足を踏み出せば、ぽつりと、なるべく自然に聞こえるよう努めて口に出し。店の入り口を見やれば、先程はオレンジ色だった空が薔薇色に染まり、端からは薄い紫色が広がって来ており、いつの間にかこんなに時間が経ってしまっていたのだと、これでは夜道を歩くことになりそうだと、時間を取ってしまった自身にため息を吐き)

(/背後失礼します。とりあえず衣服の買出しは終わりますが、食材の買出しとかはどうしましょう。家に材料があるとかならカットしても良いかと。あと帰宅自体はイベントなければさらっと流す程度で構いません。)

  • No.49 by ラルス  2018-01-13 23:30:06 


>シェリー
(少女の反応を待っていれば、彼女の口元が僅かながらに弧を描き。怒りか動揺などの年相応とは言い難い反応ばかり浮かべていた彼女が、ようやく見せた相応の表情。それはどんな出来事よりも、自分自身の心情を乱し、ポカンと間抜けな表情を晒しただろうか。何故かなどはわからない、自分が少女から奪いとったものの一つだと思っていた、それがまだ微かにでも残っていたために驚いたのかそれとも安堵したのか、また分からないことが増えていて。「いや、僕は白は…わからない、な。あぁ、もうこんな時間か。まだ食材はあるから、食料品の買い出しは明日にして帰ろうか、会計に行っておいで」2階の部屋のせいか、それとも彼女が手にした服を似合うといったせいなのか分からないが、問いかけられた質問に答えようとした言葉は途端に歯切れが悪くなって。最初に出そうとしたのは、否定の言葉。だが、今は嫌いと思う感情はなくかといって好きというわけでもなく。結局苦笑と共に出たのは、曖昧な言葉。それを隠すように、たまたま目に留まった時間を理由に少女へ会計を急かすような言葉を続けて。)


(/了解致しました、食材の方はそちらの案を採用させて頂いて帰宅の体へ持っていきますね。帰路については了解致しました、イベントの予定はしていませんでしたので触る程度で流させていただきますね。
イベントの旨が出ましたので、ついでというのはなんですがお伝えしておこうと思います。
一日目の夜、シェリー様が眠ったとラルスが判断した後、仕事の方へ出かけるイベントを出そうかと考えております。これについて、まだ時期尚早、別のイベントを考えていたなどありましたらお伝えいただけたら幸いです。)

  • No.50 by シェリー  2018-01-14 00:10:14 


>ラルス

そう。違うなら、別に良いの。
(珍しく、そう、あの事件を除けば会ってまだ数時間に満たないが、珍しく言いよどんだ青年の様子に、やはりあの部屋は何かあるのだろうかと確信に近いものを感じ。流石に、事前に買い置きしてある食材に何か仕込んであるとは思えず、青年の提案に素直に頷けば、時間を気にしていたこともあって、青年の急かす言葉に従い手早く会計を済ませると、数点とは言え袋はそれなりに大きく、少し歩きずらそうにしながらも片手でそれを持ち。ワンピースの所為で予想より残り少なくなったお釣りを、それでもそのまま自分の物にしてしまおうとは最初から思っていなかった為、躊躇いなく青年へと差し出し。)
これ、余ったから返す。


(/仕事に出かけるイベント、了承しました。特に別のイベントを考えていた訳ではなく、強いて言えば自室眠れない夜を過ごしていたかもしれないくらいなので、大丈夫です。ただ、物音に気づいて出て来る、止めようとし来る位はするかもしれませんがそれは良いでしょうか? もう一つ、帰宅後調理は二人ですることになっていますが、調理場面は今回はカットした方が良いでしょうか? こちらとしては後日でも、描写場面はありそうなので流れ等でカットしていただいても構いませんが、勿論描写入れるのも可能なのでお任せ致します。素敵なイベント提案、ありがとうございます。)

  • No.51 by ラルス  2018-01-16 13:53:26 


>シェリー

ありがとう、…行こうか
(返ってきたお釣、そのままあげてもよかったが予想していたよりは少なくまた彼女が必要な時に渡した方が良いだろうと判断すればそれを受け取って。大きな荷物のせいで歩きづらそうな少女、それを代わりに持とうと差し出しかけた手は、先程の笑みを思いだしすぐに引っ込めて。たとえ少々歩きづらくても、気に入ったものなどは自分で持ちたかった覚えがある。こっちがゆっくり歩けばいいかと考えれば、一言だけ少女へ言葉を放てば歩きだして。先程と同じように少女がついてきているか確かめることはしなかったが歩くスピードだけ緩めていて。何事もなければ、空が完全に紺色に染まる前には家へとついただろうか。そうすれば、少女に鍵を開けて貰うために、笑みを浮かべながら先程引っ込めた手を出して)荷物、持つから開けて貰ってもいいかな?

(/立て込んでいたため遅くなり、失礼しました。
了承ありがとうございます。はい、大丈夫ですよというよりは大歓迎です。止めたり、帰って来た時遭遇していただきたいです。
調理は、そうですねお言葉に甘えさせていただいてカットの方向で行かせていただきたいです。後日に、シェリー様がラルスの仕事部屋から入手などの形で毒物を手に入れた後に調理場面入れてみたいなどと勝手に考えております。)

  • No.52 by シェリー  2018-01-17 00:03:50 


>ラルス

別に、片手で持てるから必要ない。
(青年が、差し出そうとした手は何だったのだろうか。一言、声かけられ歩き出す青年の後を追えば、その速さが来る時よりもゆっくりとしたもので、荷物が落ちないように、荷物に足を取られないようにと歩いても、小走りする必要もなく。紺色へと色を変えていく空の下、青年との距離は縮まることもそれ以上離れることもなく一定に保たれていて。それはつまり、青年が自分を気遣っていることを意味していて。青年の家の前、今度はしっかりと差し出された手も青年の気遣いも見ない振りをして、そっけなく断れば、よろめきながらも片手で荷物を抱えては鍵を開け、中へと促し)
私、一旦この荷物を部屋において来るから。
作るのはやるけど、下準備位はやってても良いよ。


(/いえいえ、レスは背後様の都合の良い時で構いません。ただ、何分このトピが楽しく期待して待ってしまう性分でもあり、もし、もし、背後様の都合などでトピを止めたい時は教えて頂けると幸いです。特にレスを急かせる意図はなく、出来る限りこのトピを続けたいという気持ちからですので、深く受け止めて頂かなくて大丈夫です。
調理について、そうですね。今のところその方向で良いかと思います。調理やその他でも何かイベント思いつきましたら提案、相談させて頂きますね。)

  • No.53 by ラルス  2018-01-18 22:37:57 


>シェリー

ありがとう、分かった
(気に入らなかったのか、感に触ったのか己の手が目に入ってないかのように行動した少女を見てため息混じりの苦笑を溢して。それはともかく、開けてくれたことには代わりはないため軽い会釈と共に礼を述べれば、少女の言葉を了承して。さてと、少女の言う通りに準備だけはしておこうか。彼女が二階へ行くのを見送ればリビングの向かえにあるキッチンへと向かって。そういえば、彼女にキッチンの場所を教え忘れたような。ドアを開けておけばいいかと判断すれば、ドアを開けっ放しにしたまま中へと入り電気をつけて。一人遊びの為に買い、使用者がいないまま棚で息を潜めたいた食器達が日の目を見ることが出るとは思わなかった。それが嬉しいのかよくわからない気持ちと食器を抱えながら、机へ置いて。調理器具と食材を出しながら少女が下りてくるのを待って。)

(/お優しいお言葉、嬉しいお言葉ありがとうございます。そのお言葉しかと受け止め、無理しないよう、スレが少しでも長く続くようにやらせていただきます。重ねて、お礼申し上げます。
了解致しました、調理場面は少しだけ触れ、その後食事へと移る感じでいかせていただきますね。

キッチンについて記載していなかったので、簡易なものですが書いておきますね。

リビングの向かいの部屋にある。
その中は、食卓も兼ねているためリビングには劣るが、二人で食事をしたり調理をするには充分の広さ。入ってすぐに目に入るのは、こじんまりとした白に近いグレーのテーブルと同色の椅子が向かい合うように置かれている。その奥には、此方も大人二人が並んで使えるであろう流し台にその横には食器棚、冷蔵庫等が並んでいる。

といった感じです。

イベントの提案、相談、凄く大歓迎ですのでお気軽に立案していただけたらと思います。)

  • No.54 by シェリー  2018-01-18 23:25:50 


>ラルス

(お礼を言われ、青年のため息を耳にすればどこか胸がちくりと痛んで一瞬僅かに眉が寄り。気のせいだと気づかなかった振りをして、青年の様子をそれ以上確認せずに荷物を抱えたまま、二階へと上れば真っ直ぐに奥の寝室へと向かい、思い浮かぶ白い部屋に一瞬躊躇うも「お邪魔します」とドアを開け。先程と何も変わらない、白く白く生活感が欠如した部屋。そっと中に踏み入れば、入って横の隅、デザインは少し古いのに痛んだ様子のない白いクローゼット。中を開けば、案の定そこには何も入っていなく、荷物の中から先程買った白いワンピースを取り出しハンガーにかけて中に吊るせば、まるでそこに収まるのが当然のように馴染み。少しの間それを見つめて、そっとクローゼットを閉じると残りの荷物は少し乱雑にベッドの脇に置き。余り青年を一人にして料理の支度をさせるのでは、自分が一緒にやるといった意味がないと、部屋を出ようとした間際、ふと白い部屋を振り返り「少しの間だけだから」と誰に言い訳しているのか自分でも分からないながらに呟き、階下へ降り。そういえばキッチンの場所を聞き忘れたことに気づき、廊下でキョロキョロと周囲を見ればリビングの方、そこの向かいから漏れる光に気づき。キッチンに入れば、準備をしていた青年を見つけ。)
・・・お待たせ。始めましょうか。


(/こちらこそ、拙いロルではありますがよろしくお願い致します。キッチンについて、設定了承しました。毎度ながら丁寧な設定、ありがとうございます。)

  • No.55 by ラルス  2018-01-20 20:00:04 


>シェリー

あぁ、手早くパスタとサラダで済まそうと思うけど代案はあるかな?
(後方からかかった声、だが少女の方を見ることもせず、手に抱えていた食材を机の上へ置けば、ようやく彼女へ視線をやって。テーブルの上に置いた食材は、トマト缶、トマト、レタス、ベーコン、レタス、ブロッコリーに乾燥パスタ。パスタならば、パスタもソースも鍋から取り分けるもの、それならば何かを混入される可能性は低く、少女にやらせそれを見ていれば彼女も文句を言わないだろう。そう判断したが、彼女の好みは分からない上に主導権を握りすぎるのも反発される可能性もある、そう考えたのを読み取られないよう笑みで繕い、尋ねて。)

(/お褒めのお言葉ありがとうございます。次のロルぐらいで、食事前ぐらいまで流させていただきますね。此方、特に問題なければお蹴り下さい。)

  • No.56 by シェリー  2018-01-21 21:53:41 


>ラルス

ううん、それで良い。
(テーブルに置かれた食材に目を向ければ、大体は何をどう作るのか一応の予想がついて、数少ないレパートリーの一つだったことに内心ほっとしつつ、鍋やら何やらを用意し始め。慣れないキッチンで多少の段取りの悪さはあるだろうが、流石に料理をしたことはあるだろうと伺える手つきでトマトパスタやら、サラダに取り掛かり。青年が手を貸してくれるなら、仕上げ以外は特に断ることをせずに青年に任せただろう。盛り付けだけは、一応にと率先して行えば、レストランの一品とまではいかないものの、家庭料理程度の仕上がりにはなっただろうが、青年の腕次第では幾らか違ったかもしれない。適当に具材があれば、簡単なコンソメスープ位は作って添えたかもしれない。
白に近いグレーのテーブルに並べらる二人分の出来立ての料理に、一人分足りないと無意識に思ってしまい、はっと気づけば寂しさを堪えるような罰の悪いような複雑な表情で椅子に近寄り。そっと相手の様子を伺って、相手が座れば、あるいは勧められれば椅子に座っただろうか。)


(/返信遅れ申し訳ありません。適当に、簡単に流しましたが蹴り可です。)

  • No.57 by ラルス  2018-01-23 17:28:38 


>シェリー

(甘やかされて育ったのだろうと勝手に思い込んでいただけに、手際の良い少女の行動にややあっけにとられていたが直ぐ様自身も調理へと取りかかったか。少女が殆ど取り仕切ると思ったが、仕上げ以外はこちらにも回してくれたおかげか予想していた時間よりも早くに済んだだろうか。
テーブルに並べた二人分の料理。自身が望んでいたその光景に少しのいとおしさとそこにいるべき人物がいないことに虚しさを感じて。このまま感傷に浸っていても仕方がない、少女に悟られないよういつもと変わらぬ笑みを無理矢理浮かべながら虚無感をかき消すように椅子の方へ近寄って。「…座らないの?」既視感を抱く少女の行動にクスリと一笑しつつ、首を傾げそう尋ねた後先程と同様彼女が座りやすいように椅子へと腰掛けたか。)


(/いえ、こちらの方が遅くなること多いですし、背後様がこちらへ仰っていただいた様に背後様の都合のあったときに返していただけたら幸いです。綺麗に流していただきありがとうございます。)

  • No.58 by シェリー  2018-01-23 23:00:43 


>ラルス

ううん。
(笑みを零す青年に、一体何がおかしいのだろうと首を傾げつつ、青年が座れるのを見届ければ自分も椅子に腰掛け。湯気の立つ料理をぼんやり見つめ、両親の仇と食事を囲うなど、一体自分は何をしているのだろうかと思うが、全ては目の前の青年を殺すためと結論付け。祈るように両手を合わせれば目を瞑り。「この慈しみに感謝してこの食事を頂きます。ここに用意された物を祝福し、私達の心と身体を支える糧としてください」食膳の祈りの文句を唱えれば、静かに瞼を持ち上げ食事を始めただろうか。青年も何か文句を唱えるならば、それを待っただろうか。これまで経験した、両親との食事は楽しく会話があふれたものだったが、青年相手に楽しく会話をする気にはなれず、黙々と食事を進め。口に入る料理は、慣れた自分の味付けの筈なのに酷く味気なく感じ、ただ体力を維持する、復讐を成し遂げる為にと機械的に食事を口に運び。)


(/いえいえ。食前の文句は、何も言わせず食事を開始するのも味気なかった為、とある宗教から引用させて頂きました。が、家庭によって、個人によって宗教は異なるでしょうし、あくまでフレーバー程度のつもりなので厳密に考慮して頂く必要はありません。また、勝手な描写の追加、不都合、不快等ありましたら蹴っていただいて構いません。)

  • No.59 by ラルス  2018-01-25 18:19:26 


>シェリー

(手を合わせ、心中で「いただきます」と唱え。それがいつもの行為であり、当の昔に神様とやらの信仰心を捨てた自分には食前に祈るという行為はすっかり忘れてしまっていた。少女の言動は、まるで小説や映画の登場人物のように遠く次元の違うものを見ているようで彼女と自分が同じ空間にいるのが不思議でたまらなく感じて。早く、彼女がこの生活に飽きて逃げ出してしまえばいい、まだ一日も立っていないにも関わらずそんな事を考えていて。少女のそれが、終われば料理を口にしはじめるか。チラリと彼女を窺えば、ピクリとも動かない表情、単調的な動きにまるで精巧に作られた綺麗な人形の様だと感じつつもそれを言葉にすることはなく。二人分の食事の音がするのに、言葉が飛び交うことはない端から見たら異様な光景は、亡霊が食事をしているようだなと他人事の様にフッと静かに笑みを溢して。)


(/いえいえ、とんでもありません。むしろ、このまま行くべきか何かしら新しい描写を入れるべきかと悩んでいたので、物凄く助かりました、ありがとうございます。
お話変わりますが、これからどれぐらいの期間になるか分かりませんがお返事の速度が少し下がるかもしれません。背後様のおかげで、楽しくやらせていただいているのですが、お恥ずかしながら心身共に思うようにいかない状況が続いておりましてロルの書ける日とそうでない日の感覚が空いて来ている為ご報告させていただきました。ご理解いただけますと幸いです。)

  • No.60 by シェリー  2018-01-27 23:20:56 


>ラルス

(手を合わせるも、青年の口からは祈りの文句はなく、良く考えれば両親を殺すような人物が神になど祈らないかと結論付け。その割りに自分の祈りを青年が待ってくれたことは、ちぐはぐな感じがして、もやもやするようなすっきりしない感情を抱えたまま食事を進め。ふと、笑みを零した青年を訝しげに見て。)
何?
(いつの間にか空になっていた皿に手を止めれば、食前と同様に両手を合わせて目を瞑り。「感謝のうちにこの食事を終わります。あなたの慈しみを忘れず、全ての人の幸せ・・・、全ての人の幸せを、祈りながら」習慣化した、唱えることが当たり前でその文句を深く考えることも少なくなっており、それまでこの文句を疑問にも何も思うことはなかった。しかし、今『全ての人』の幸せを自分が祈れるのだろうか。今、目の前で食事を共にしている青年を殺すつもりでいながら。途切れた言葉をもう一度言い直しながら、青年同様に自分ももう祈りを捧げる資格はないのかもしれないと思い。青年がまだ食事を終えていなければ、ぼんやりとその様子を見ながら待っているだろうか。)

(/そう言って頂けてとても嬉しく思います。レス頻度に関しては、背後様のご負担にならないペースで構いません。背後様のリアル、心身をお大事に、可能な範囲でゆっくり進めていただけたらと思います。報告大変ありがとうございました。)

  • No.61 by ラルス  2018-02-02 19:19:47 


>シェリー
 
いや、何でもないよ
(ここで思ったことそのままを述べたとしても、彼女の気分を害するぐらいの事だろう。ご機嫌取りのつもりではないが、面倒なことになるよりはとケラリとした乾いた笑みと共に言葉を濁して。
少女よりも少し遅れて、そう丁度彼女が食後の祈りを述べている間に皿を空にすれば、静かに手を合わせて。手を机へ置こうとしたとき、聞き流していたはずの彼女の言葉が気になった。不自然に言葉が途切れ、なんというか迷いのようなものを感じた。そこの言葉は、『全ての人の幸せを祈る』だったか。久しく聞いたその文句に感じたのは、馬鹿らしいというもの。全てなんて、この世の人間に出来るものはいやしない。それに彼女も気がついたのだろうか。「片付けはやっておくから、部屋戻るかリビング行くかしてもらってもいいかな?」彼女の祈りが終われば、少し間を空けてそう促して。料理はともかく、片付けに少女の手は必要なく、それに関わってくることもないだろう。依頼について考えこむにはいい機会、遠回しに彼女を遠ざけるような言葉を選んで。)

(/早速、お言葉に甘える形となってしまい申し訳ありません。本当に毎回、お優しいお言葉に救われております。ありがとうございます。)

  • No.62 by シェリー  2018-02-06 22:10:45 


>ラルス

分かった。じゃあ、後は任せるから。
(祈り終われば、青年も食べ終わったのか空の食器を目の前に退出を促され、特にここで反抗して片づけをする意味も特になければ素直に頷き。椅子から立ち上がれば、キッチンから出ようとして一旦振り返り。けれど特に何も言うことなくリビングを出て行き。言いかけたのは何だったか、「ありがとう」か「おやすみ」か。いずれにしろ、馴れ合うつもりはないのだから言う必要のない言葉だ。青年に会って数時間、あれほど自分の胸の内で燃えるように渦巻いていた憎しみがその僅かばかりの間に幾分薄れてしまった気がして、これでは駄目だと言い聞かせるように表情を引き締め。そう言えば、と青年が言っていたリビングが目に入り、出かける前に青年が暖炉の上に置いた手紙を思い出す。あの後青年があの束を持ち出した様子はないから、何かしたとすれば自分が二階に上がっていたその間だろうか。気になってリビングに入れば、背後を気にしながらそろりと暖炉に近寄り、暖炉の火は既に消えているだろうか。暖炉の上を見れば乱雑に置かれた幾つかの手紙があり、どれもが封が開いているようで。他人宛の手紙を読むという罪悪感に駆られるも、やはり未開封の手紙の束を見たときの違和感が気になり、手紙の一つに手を伸ばし)

(/こちらこそ、間が開いてしまい申し訳ありません。少し、リアルが立て込んでましてレス頻度にムラがあるかもしれませんが、引き続きよろしくお願い致します。)

  • No.63 by ラルス  2018-02-09 12:07:37 


>シェリー

(振り返り立ち止まった少女に、疑問を抱き首を捻る。何も言わず、奥へと消えていった彼女は何か言いたかったのだろうかと心情について考えかけて、やめた。そこまで立ち入るべきではない。パタンとしまった扉を暫しの間、じっと見つめて。考え事をしていたわけではなく、少女が本当に出て行ったか確認するため。離れていく足音を聞けば、ポケットから先程の手紙を出そうか。再度、内容を確認しながら止めた思考を巡らせる。少女は、色々とこちらの事情を気になっているような素振りは見せつつも、無遠慮に踏み入ってくるような真似は見せなかった。ならば、夜に外へ出て気づかれたとしても大丈夫だろうと思考は行き着いた。幸い、ここからそう遠くない場所に標的の家があることだし運が良ければ彼女が寝ている間に事が済むだろう。手紙を丁寧に折りたたみ、ポケットへとしまえば、皿を運びようやく流し台の前へ立ったか。使われた二人分の食器に目をやる。ずっと焦がれていた、叶わないと思っていた光景に空いていた胸の穴は満たされそうでいて、満たされない。「虚しいな」無意識に溢れた言葉を掻き消すように、蛇口を捻れば作業を始めたか。)

(/頻度について、了解致しました。
こちらこそ、引き続きよろしくお願いいたします。)

  • No.64 by シェリー  2018-02-10 18:52:58 


>ラルス

(いつ青年がリビングにやって来るだろうかと、ひやひやしながら一つ一つ手紙を手に取っては、中を開き、内容を確認していき。全て確認し終えたところで、内容には特に妙なものは見受けられず、ただ他人の手紙を盗み見ると言う罪悪感だけが苦く残り、ぶるりと体を震わせればそう言えば暖炉の火は消えていたのだと暖炉の中を見下ろし)
何だろう、これ。
(暖炉の中に残る、恐らく燃え残りだろう何かの切れ端。真新しいそれは、燃え残るならば買い物に行く前のあの時だろうと予想がついて。何故なら、その前後は青年は自分と共にいたのだから。自然と先程見ていた手紙に目が向けば、思いつくのは手紙か封筒のそれだが、可能性が広過ぎて結局確認には至らず。だがもしそうなら、わざわざ他のは残してそれだけ燃やすには何か意味があるのではないかと、今後彼への手紙に注意しても良いかもしれないと結論付け。
リビングを出れば、二階へ続く階段を上り。二階の奥の部屋、変わらぬ白い部屋に無造作に置かれた買い物袋に目をくれず、疲れたようにポスンッと座り込めば、スプリングの効いたベッドに軽く弾み。柔らかな毛布や布団は明らかに上質の物で、身に馴染むそれに気を許したのか、力が抜けたのか一瞬瞼が重くなり。)

  • No.65 by ラルス  2018-02-14 11:31:34 


>シェリー

(手は冷えきり、真っ赤になったころようやく皿洗いを終え。手を冷やしたからか、頭も少しは冷え先程よりは女々しい思考は消え去っている。丁度聞こえた階段を上がる音に好機とばかりに、口角を上げればキッチンの電気を消し、部屋を出て。ちらりと扉が空いたままのリビングが目に入り、少女が中に入ったことは一目で分かる。ただ、とりとめ痕跡を残した覚えはなく気に留める様子を見せずそちらの扉も閉めて。その足で向かったのは、自室の前にある仕事部屋。ポケットから肌見放さず持っている鍵を取り出し、その扉を開け。念の為強盗対策にととりつけたものだが、役に立つとは。明かりもつけず、最低限の動作で静かに今回の得物であるハンマーに手を伸ばせば、そっと外へと出たか。先に、万が一少女が降りてきても見えない方の手に凶器を持ち変えれば、鍵を閉めたか。閉めたならば、そのまま自室へと入って。今日決行すると決めたならば、早めに準備はしておいたほうがいい。こんな風にコソコソとすることは滅多になかったため、自分の行いが物凄く悪い事に感じて罪悪感とまではいかないが、小骨のような棘が胸に刺さっているようでたまらなく気持ち悪い。)


(/かなり行動ロルが多くなってしまい、申し訳ありません。この後、仕事前に引き止められるようでしたら、玄関の方から外へ出て行くロルを回しますし、帰宅後に遭遇するようでしたら窓からこっそり外へ出て、帰宅時には玄関から入ってくるロルを回そうかと考えております。どちらの方がいいかよろしければご意見いただきたいです。)

  • No.66 by シェリー  2018-02-17 21:54:10 


>ラルス

(ふっと目を開ければ、どれくらい眠ってしまっていたのか窓の外に灯りは見えず、静まり返った部屋にそっと息を吐き。はっとしてドアを見やるが特に開けられた様子はなく、放り出してあった鞄を広げ中を見れば、最初に会った時に青年に向けた短剣があり。やや少し独特の模様が刻まれた特徴的な短剣は、両親の趣味か何か意味があったのか彼らの遺品の一つにあったもので、彼らの復讐を果たすなら最期はこの短剣でと、彼らを失ったあの時からずっと誓っていたもので。ぎゅうっと短剣を胸に抱き、すっと視線を上げ決意を込めた表情で顔を上げれば短剣を右手に持ち直し。そっと立ち上がれば、音を立てないように静かにドアを開け、一段一段と慎重に階段を降りただろうか。そうしている間に、自然に息を堪え、短剣を握る手は酷く白み)


(/いえいえ、大丈夫ですよ。こちらの希望としては、帰宅後の遭遇はさせたいかと思っています。仕事前に遭遇する場合も、最初のイベなのでラルス様には仕事をして来て貰いたいとは思います。が、その場合はシェリーを気絶させるなどの無力化をラルス様にして頂く必要がありますので、背後様の都合の良いようにして頂いて構いません。)

  • No.67 by ラルス  2018-02-21 19:31:50 


>シェリー

(仕事着であるマントを羽織り、仮面と鍵をポケットの中へ滑りこませる。準備を終え、いつでも外へと出れる仕度はできた。いつもならば、玄関から出るのだが手に掛けたのは、冷えきった金属の窓枠。後ろめたい気持ちがあるわけではない、ただ文字通り善人の少女に見つかったら面倒なだけだ。部屋の戸は閉めている、仮に少女が来ても入ってはこれないだろう。窓を開けると冷たい夜風が吹き込み、扉がガタガタと震えたか。そこそこの音の大きさに、思わず身体も震えて。少女が起きてこない間に、急いで身体を風が吹きこむ先へ滑りこませようか。そのまま、標的の場所へと向かおうとしたがいつの間にか伸びていた手は、窓を閉めたか。いつもなら忘れない行為をも無視して、家を出ようとするなんてらしくないなと一つ息を吐いて。)


(/ありがとうございます。それでは仕事前は遭遇しない体で回させていただきました。この後、次のロルで仕事帰りの遭遇まで持って行こうと考えていますが、もう少しロルを挟んでからがいいなどありましたら、お伝えください。)

  • No.68 by シェリー  2018-02-28 11:54:43 


>ラルス

(階段を下り終え一階の廊下に片足を着けた時だろうか、静寂に包まれた廊下に突然ガタガタと何処かの扉が震える音が響く。ぴくりと肩を跳ね上げ廊下を進もうとしていた足を止めれば、明かりの灯っていない暗い廊下の奥をじっと探るように見つめ。少しの間を空けてそろりと歩き出せば、先程音が聞こえたラルスの私室と寝室がある方に歩を進め。再び音のしなくなった廊下で、向かい合った扉の前まで来たところで立ち止まり。一体どちらがラルスの寝室かと考えても結論は出ず、試しにと片方のドアノブを慎重に回せば、ガチャリと固い鍵のかかった感触がして。もし中にラルスがいるならば、今の音に反応を示したかも知れないと、後ずさり向かいの部屋の扉に背をつけじっと扉を見つめるが、既にラルスが出かけた後なので反応がある筈もなく)
・・・もう、寝たの?
(背にした扉に向き直り声をかけて反応を待つが、やはり扉が開くどころか室内で人が動くような気配も感じ取れず。やはり何かおかしいと疑念を抱けば、ならば少し待ってみようかと寝室の扉に背を預けるようにもたれかかり、短剣を胸に抱くように握り。そのまま時間が経てば疲れて座り込んだだろうか)


(/日が開いてしまい申し訳ありません。こちらは仕事帰りの遭遇で構いません。よろしくお願い致します。)

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