匿名さん 2017-12-28 23:05:23 |
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>シェリー
いや、何でもないよ
(ここで思ったことそのままを述べたとしても、彼女の気分を害するぐらいの事だろう。ご機嫌取りのつもりではないが、面倒なことになるよりはとケラリとした乾いた笑みと共に言葉を濁して。
少女よりも少し遅れて、そう丁度彼女が食後の祈りを述べている間に皿を空にすれば、静かに手を合わせて。手を机へ置こうとしたとき、聞き流していたはずの彼女の言葉が気になった。不自然に言葉が途切れ、なんというか迷いのようなものを感じた。そこの言葉は、『全ての人の幸せを祈る』だったか。久しく聞いたその文句に感じたのは、馬鹿らしいというもの。全てなんて、この世の人間に出来るものはいやしない。それに彼女も気がついたのだろうか。「片付けはやっておくから、部屋戻るかリビング行くかしてもらってもいいかな?」彼女の祈りが終われば、少し間を空けてそう促して。料理はともかく、片付けに少女の手は必要なく、それに関わってくることもないだろう。依頼について考えこむにはいい機会、遠回しに彼女を遠ざけるような言葉を選んで。)
(/早速、お言葉に甘える形となってしまい申し訳ありません。本当に毎回、お優しいお言葉に救われております。ありがとうございます。)
>ラルス
分かった。じゃあ、後は任せるから。
(祈り終われば、青年も食べ終わったのか空の食器を目の前に退出を促され、特にここで反抗して片づけをする意味も特になければ素直に頷き。椅子から立ち上がれば、キッチンから出ようとして一旦振り返り。けれど特に何も言うことなくリビングを出て行き。言いかけたのは何だったか、「ありがとう」か「おやすみ」か。いずれにしろ、馴れ合うつもりはないのだから言う必要のない言葉だ。青年に会って数時間、あれほど自分の胸の内で燃えるように渦巻いていた憎しみがその僅かばかりの間に幾分薄れてしまった気がして、これでは駄目だと言い聞かせるように表情を引き締め。そう言えば、と青年が言っていたリビングが目に入り、出かける前に青年が暖炉の上に置いた手紙を思い出す。あの後青年があの束を持ち出した様子はないから、何かしたとすれば自分が二階に上がっていたその間だろうか。気になってリビングに入れば、背後を気にしながらそろりと暖炉に近寄り、暖炉の火は既に消えているだろうか。暖炉の上を見れば乱雑に置かれた幾つかの手紙があり、どれもが封が開いているようで。他人宛の手紙を読むという罪悪感に駆られるも、やはり未開封の手紙の束を見たときの違和感が気になり、手紙の一つに手を伸ばし)
(/こちらこそ、間が開いてしまい申し訳ありません。少し、リアルが立て込んでましてレス頻度にムラがあるかもしれませんが、引き続きよろしくお願い致します。)
>シェリー
(振り返り立ち止まった少女に、疑問を抱き首を捻る。何も言わず、奥へと消えていった彼女は何か言いたかったのだろうかと心情について考えかけて、やめた。そこまで立ち入るべきではない。パタンとしまった扉を暫しの間、じっと見つめて。考え事をしていたわけではなく、少女が本当に出て行ったか確認するため。離れていく足音を聞けば、ポケットから先程の手紙を出そうか。再度、内容を確認しながら止めた思考を巡らせる。少女は、色々とこちらの事情を気になっているような素振りは見せつつも、無遠慮に踏み入ってくるような真似は見せなかった。ならば、夜に外へ出て気づかれたとしても大丈夫だろうと思考は行き着いた。幸い、ここからそう遠くない場所に標的の家があることだし運が良ければ彼女が寝ている間に事が済むだろう。手紙を丁寧に折りたたみ、ポケットへとしまえば、皿を運びようやく流し台の前へ立ったか。使われた二人分の食器に目をやる。ずっと焦がれていた、叶わないと思っていた光景に空いていた胸の穴は満たされそうでいて、満たされない。「虚しいな」無意識に溢れた言葉を掻き消すように、蛇口を捻れば作業を始めたか。)
(/頻度について、了解致しました。
こちらこそ、引き続きよろしくお願いいたします。)
>ラルス
(いつ青年がリビングにやって来るだろうかと、ひやひやしながら一つ一つ手紙を手に取っては、中を開き、内容を確認していき。全て確認し終えたところで、内容には特に妙なものは見受けられず、ただ他人の手紙を盗み見ると言う罪悪感だけが苦く残り、ぶるりと体を震わせればそう言えば暖炉の火は消えていたのだと暖炉の中を見下ろし)
何だろう、これ。
(暖炉の中に残る、恐らく燃え残りだろう何かの切れ端。真新しいそれは、燃え残るならば買い物に行く前のあの時だろうと予想がついて。何故なら、その前後は青年は自分と共にいたのだから。自然と先程見ていた手紙に目が向けば、思いつくのは手紙か封筒のそれだが、可能性が広過ぎて結局確認には至らず。だがもしそうなら、わざわざ他のは残してそれだけ燃やすには何か意味があるのではないかと、今後彼への手紙に注意しても良いかもしれないと結論付け。
リビングを出れば、二階へ続く階段を上り。二階の奥の部屋、変わらぬ白い部屋に無造作に置かれた買い物袋に目をくれず、疲れたようにポスンッと座り込めば、スプリングの効いたベッドに軽く弾み。柔らかな毛布や布団は明らかに上質の物で、身に馴染むそれに気を許したのか、力が抜けたのか一瞬瞼が重くなり。)
>シェリー
(手は冷えきり、真っ赤になったころようやく皿洗いを終え。手を冷やしたからか、頭も少しは冷え先程よりは女々しい思考は消え去っている。丁度聞こえた階段を上がる音に好機とばかりに、口角を上げればキッチンの電気を消し、部屋を出て。ちらりと扉が空いたままのリビングが目に入り、少女が中に入ったことは一目で分かる。ただ、とりとめ痕跡を残した覚えはなく気に留める様子を見せずそちらの扉も閉めて。その足で向かったのは、自室の前にある仕事部屋。ポケットから肌見放さず持っている鍵を取り出し、その扉を開け。念の為強盗対策にととりつけたものだが、役に立つとは。明かりもつけず、最低限の動作で静かに今回の得物であるハンマーに手を伸ばせば、そっと外へと出たか。先に、万が一少女が降りてきても見えない方の手に凶器を持ち変えれば、鍵を閉めたか。閉めたならば、そのまま自室へと入って。今日決行すると決めたならば、早めに準備はしておいたほうがいい。こんな風にコソコソとすることは滅多になかったため、自分の行いが物凄く悪い事に感じて罪悪感とまではいかないが、小骨のような棘が胸に刺さっているようでたまらなく気持ち悪い。)
(/かなり行動ロルが多くなってしまい、申し訳ありません。この後、仕事前に引き止められるようでしたら、玄関の方から外へ出て行くロルを回しますし、帰宅後に遭遇するようでしたら窓からこっそり外へ出て、帰宅時には玄関から入ってくるロルを回そうかと考えております。どちらの方がいいかよろしければご意見いただきたいです。)
>ラルス
(ふっと目を開ければ、どれくらい眠ってしまっていたのか窓の外に灯りは見えず、静まり返った部屋にそっと息を吐き。はっとしてドアを見やるが特に開けられた様子はなく、放り出してあった鞄を広げ中を見れば、最初に会った時に青年に向けた短剣があり。やや少し独特の模様が刻まれた特徴的な短剣は、両親の趣味か何か意味があったのか彼らの遺品の一つにあったもので、彼らの復讐を果たすなら最期はこの短剣でと、彼らを失ったあの時からずっと誓っていたもので。ぎゅうっと短剣を胸に抱き、すっと視線を上げ決意を込めた表情で顔を上げれば短剣を右手に持ち直し。そっと立ち上がれば、音を立てないように静かにドアを開け、一段一段と慎重に階段を降りただろうか。そうしている間に、自然に息を堪え、短剣を握る手は酷く白み)
(/いえいえ、大丈夫ですよ。こちらの希望としては、帰宅後の遭遇はさせたいかと思っています。仕事前に遭遇する場合も、最初のイベなのでラルス様には仕事をして来て貰いたいとは思います。が、その場合はシェリーを気絶させるなどの無力化をラルス様にして頂く必要がありますので、背後様の都合の良いようにして頂いて構いません。)
>シェリー
(仕事着であるマントを羽織り、仮面と鍵をポケットの中へ滑りこませる。準備を終え、いつでも外へと出れる仕度はできた。いつもならば、玄関から出るのだが手に掛けたのは、冷えきった金属の窓枠。後ろめたい気持ちがあるわけではない、ただ文字通り善人の少女に見つかったら面倒なだけだ。部屋の戸は閉めている、仮に少女が来ても入ってはこれないだろう。窓を開けると冷たい夜風が吹き込み、扉がガタガタと震えたか。そこそこの音の大きさに、思わず身体も震えて。少女が起きてこない間に、急いで身体を風が吹きこむ先へ滑りこませようか。そのまま、標的の場所へと向かおうとしたがいつの間にか伸びていた手は、窓を閉めたか。いつもなら忘れない行為をも無視して、家を出ようとするなんてらしくないなと一つ息を吐いて。)
(/ありがとうございます。それでは仕事前は遭遇しない体で回させていただきました。この後、次のロルで仕事帰りの遭遇まで持って行こうと考えていますが、もう少しロルを挟んでからがいいなどありましたら、お伝えください。)
>ラルス
(階段を下り終え一階の廊下に片足を着けた時だろうか、静寂に包まれた廊下に突然ガタガタと何処かの扉が震える音が響く。ぴくりと肩を跳ね上げ廊下を進もうとしていた足を止めれば、明かりの灯っていない暗い廊下の奥をじっと探るように見つめ。少しの間を空けてそろりと歩き出せば、先程音が聞こえたラルスの私室と寝室がある方に歩を進め。再び音のしなくなった廊下で、向かい合った扉の前まで来たところで立ち止まり。一体どちらがラルスの寝室かと考えても結論は出ず、試しにと片方のドアノブを慎重に回せば、ガチャリと固い鍵のかかった感触がして。もし中にラルスがいるならば、今の音に反応を示したかも知れないと、後ずさり向かいの部屋の扉に背をつけじっと扉を見つめるが、既にラルスが出かけた後なので反応がある筈もなく)
・・・もう、寝たの?
(背にした扉に向き直り声をかけて反応を待つが、やはり扉が開くどころか室内で人が動くような気配も感じ取れず。やはり何かおかしいと疑念を抱けば、ならば少し待ってみようかと寝室の扉に背を預けるようにもたれかかり、短剣を胸に抱くように握り。そのまま時間が経てば疲れて座り込んだだろうか)
(/日が開いてしまい申し訳ありません。こちらは仕事帰りの遭遇で構いません。よろしくお願い致します。)
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