匿名さん 2017-12-28 23:05:23 |
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>シェリー
楽しみにしてるよ…あぁこれ返すよ。
(少女からの挑戦的な言葉。彼女に何らかの策があるのか、それとも自分を殺す絶対的な自信があるのかは分からないが、わざと煽るように挑発的な言葉とニヤリとしたら質の悪い笑みを浮かべて。その後、手に握られたままの少女のナイフに気がつけば、地面へ落とされたままの鞘を拾い上げ刃を仕舞えば彼女へ差し出そうか。返すのは、挑発のつもりではなくただの善意なのだが、煽りにも感じられるだろうか。「こっちだよ。そうそう、さっきのだけど距離がある程度ある時に真っ直ぐ突っ込んで来るのはオススメしないよ」引き返してもいけるが、路地の更に奥へ進んでいった方が早く行ける。近道を簡単に考え出せば、少女の反応を気にかけることなく歩き出して。そうして、1、2歩進みだした後思い出したように、少女の先程の行動について一言言葉を漏らして。この発言について、彼女はどう感じるのだろうか。)
>ラルス
(余裕のある青年の態度に、煽られ暴言を吐きそうになるも、このまま噛み付いて彼が気分を変えて同居を断られる訳にもいかないと、ぎゅっと拳を拳を握り締め。突き出された己のナイフに何の意図があるのかと青年を見上げれば、彼の浮かべる憎らしい笑みに眉間の皺がより。それでもじっとナイフの鞘を、その独特の模様を見つめれば黙ったまま相手から奪うようにナイフを受け取ろうとし。受け取ったのならば、鞄を拾ってそこにしまっただろうか。)
なら、真後ろからの場合は?
(青年の後を追おうとすれば、自分も知らないような路地裏の奥深くに入っていくようで、この先に罠があるのか、或いは迷わせて巻こうというのか、それとも殺そうと言うのかと色んな考えが巡るも、ここで見失う訳には行かないと、慌てて彼を追いながら鞄の中のナイフを再び握り。ふと、先程の自分の行動に対し教示する青年の言葉に、苛立ちが膨れナイフの鞘を抜かずにその背に突きつけようとし。)
(/背後失礼いたします。相談なのですが、シェリーのナイフを両親の遺品の一つとするといった、設定の追加は可能でしょうか。設定追加が好まれない場合もあるとは承知していますので、遠慮なく断っていただいて構いません。そもそも、設定の練り不足ですので。蹴り可です。)
>シェリー
…いい判断だけど、もう少し気配を消した方が懸命かな。
(声と不意に近づいてくる気配に、素早く反応すれば振り返って。殺気がなく、内心ではこの短時間でそれを消す術を身に付けたのかと少しだけ動揺したが、目に入ったのは鞘に収まったままのナイフ。そういうことかと納得すれば、横へ逸れ再び歩き出して。教えた事を直ぐ様実行する点を見ると、彼女はやはり素直で根はいい子なのだろう。それを歪めてしまったのは他ならぬ自分自身なのだが、あいつらを私情で殺したことにはなんの後悔もない。ないのならば、ここで少女を殺しても、真実を伝えてもおかしくはないはずなのだが、不思議と拳銃とナイフに手が伸びることはないし、少女へそれを伝えようと口を開く気にもならない。そうだ、一つ自身と少女を試してみよう。「あぁ、うちについたら何してもいいけどさ、一つだけ約束してね。君は僕から僕を殺すためのレッスンを1日1回教わること。」後ろを向いたまま、人差し指を立て陽気な声でそう少女へ提案してみようか。提案といえど、これを断ったらどうなるかは言うまでもないことだ、半ば脅しと言ってもおかしくないか。日が経つ毎に、殺しの腕が上達していった彼女はきっといつか自分の脅威になるだろう。そうなった少女を、殺したならば一時の気の迷い。そうならなかったら?そうならなかったら、自分の本心が分かるかも知れない。馬鹿みたいな賭けだ、きっとあの子も呆れた顔で笑うだろうな。)
(/設定追加に関してですが、問題ありませんよ。ストーリー上の都合どうしても必要な場面が出てくると思いますし、設定というのは追加するものだと考えているので大丈夫ですよ。それと、設定追加に関しては簡易的な報告や些細なものでしたら断り無しでロル中に入れて頂いても構いませんので軽い気持ちでいてください。)
>ラルス
(予想外に相手の気配が僅かに揺らいだ気がして、少しは意表をつけたのだろうかと、少しだけ苛立ちが収まり。教示を続ける青年の後を追い。慎重にナイフを鞄に戻せば、軽くなった手が震え、否応にもナイフの鞘を抜かなかったのではなく抜けなかったのだと、人を殺す、そのことの恐怖を今更感じているのだと気づかされ、ぐっと唇を噛み。「そう。なら、また今度ね」自分の恐怖を悟られまいと、感情を押し殺すように固くした表情はそれでも血色が悪く)
・・・どういうつもり?
それをして、あなたに何の得があるの。
(青年を不利にするとしか思えない提案に、彼の意図が掴めず困惑したように揺れる瞳で見返し、相手の意図を探ろうとするもやはり変わらない底を見せない笑みがあるだけで。提案という名の脅しに、ぞくりとしたものが背筋を這い上がれば、「分かった。・・・一日一回以上、あなたを殺しにかかればいいだけのこと」と怯えを隠すように言葉を重ね。そうする間もまだ青年の家に着かないのかと気持ちは急いて、視線は周囲を泳ぎ)
(/許可ありがとうございます。ストーリーを進めていると色々伏線を置きたくなってしまって。取り合えずシェリーのナイフは両親の遺品と言うことで後ロルにて入れさせて頂きますね。他設定追加についても了承しました。ラルス背後様も、勿論適宜設定追加を入れて頂いて構いませんのでよろしくお願い致します。)
>シェリー
そういうものは、すぐに答えを求めるのはいただけないな。自分で考えなきゃ
(困惑の色が乗せられた声で、少女は自分の本心を探ろうとする。それが真っ直ぐな言葉で紡がれるのは、彼女の幼さと慣れない経験の浅さを表しているようで、愛しくそして憤りを感じる。半分は、真っ直ぐと濁りなどない純粋さに、もう半分は彼女を育てたのがアイツらということ。彼女にも、アイツらのような濁りが見えたらさぞこの荒れる気持ちは落ち着くのだろうなと、考えながら小さく息を吐いて。「着いたよ、二階は丸々空いているから好きにして。掃除はしてあるし、ベットもあるから、あぁお風呂とトイレも上にも下にもあるから。」路地裏を抜け、少し歩いた先に見えるのは、白く二階建てのこじんまりとした家。端から見れば、二人で住んでいる様に見えるそこだが、昨日までは自分だけしか住んでいない。歩きながら、家の中について簡単に説明して。まるで、もう一人住んでいるようなそこは自分の一人遊びの証でもあって。)
(/ありがとうございます。
内装について、記載していなかったので簡単に記載しておきますね。こちらについては、蹴り可です。
二階建て。各階に、風呂場とトイレがついている。部屋は二つずつあり、二階の奥の部屋が寝室。手前の部屋はちょっとした図書室になっている。
二階の寝室の下に、ラルスの寝室がある。寝室の向かいには、いつも鍵がかかってる部屋がありそこはラルスの私室兼仕事道具置き場。
一階は、ラルスの部屋と風呂場、トイレの他に、キッチンとリビングがあり、リビングには暖炉とソファー、机が置いてある。
この家は、ラルスが買い取ったもの。二階にベッド等があるのは…
記載してない理由については、過去に関わってくる内容という感じです。もう少し詳しく練るので、理由についてはまた後程記載しますね。簡単に決まってるのは、妹への未練の証みたいな感じです。変更や訂正点、詳細を求めることなどがありましたらまたお呼びください。失礼しました。)
>ラルス
・・・分かった。
(考えてみれば尋ねたところで青年が素直に答える筈もなく、そうれもそうかと素直に頷き、青年の家だと言う建物を仰ぎ見て。そのごく一般的な外見は一人で住んでいるとは思えないようなもので、一体どういうことかと疑問に思い眉を寄せ青年を見れば、返って来たのは二階が空いているという言葉で。)
一応聞くけど、ここに住んでいるのはあなただけだよね。
(あの時、青年が自分の両親を殺した時、その場に青年に協力者がいる様子は伺えなかったように思う。が、それも記憶違いの可能性もあるし、そもそも両親を殺され気が動転していた自分は、青年以外のことを余り詳しく覚えていない。なら、協力者がいる可能性もあると考え警戒し。青年を殺すつもりで住むとは宣言してあるのだから、今更探って問う必要はないだろうと感じた疑問をそのままに口に乗せ)
あなたの部屋は?
それと、合鍵もくれる? 合鍵がないと、好きに街に出かけられないから。
(/家の設定、了承しました。丁寧で詳細な設定ありがとうございます。部屋の位置的に今後色々な展開が練れそうで、よく考えられた設定に感謝致します。質問なのですが、二階の寝室、おそらくシェリーが使うことになる部屋の内装を伺っても良いでしょうか。例えば、女性物の敷物やベッドカバー、ドレッサー等の女性特有の調度品など。その記載してない理由に関わってくると思うので、シェリー達が家に入ってからで構いません。失礼しました。)
>シェリー
……あぁ、そうだよ。
(想定していた筈の問い、なのに何故か言葉につまり、平常よりも少しだけ低い声が出て。彼女といると、自分の本心がよくわからなくなる。だが、それが不快という感情が沸き上がってくる訳でもないために余計にわけが分からないが、彼女と過ごすことでその解が見つかるかもしれない。
郵便受けを確認し、幾つかの便箋を手に取ればポケットの中にある鍵を使い開けて。「鍵だね、これ使って。必要な物とかの話は…中に入ってからしようか。」鍵は部屋の中にも二つ程用意してあり、今この場で彼女に渡しても問題ない。後ろを振り返れば、少女へ鍵を差し出して。少女に使ってもらう予定の部屋にあるのはベットやクローゼット、サイドテーブル、後は細々としたものぐらいだ。少女に合いそうな衣服は存在せず、他にも必要な物など彼女にもあるだろう。その話はしたいが、今ここで話すよりも中へ入ってから一息ついてからの方がいいだろう。そう判断すれば声をかけ、家の中へと入って行き。)
(/内装について、失念しておりました!
内装とある程度の理由が纏まりましたので、記載しておきますね。
内装
全体的に見ると、白でまとめられており病室のような印象を抱くだろう。
だが、ベットカバーには繊細なレースの装飾が施されており、マットレスや枕、布団などは柔らかく上質な物だと分かる。ベットの上には窓があり、そこに掛けられているカーテンもレースの装飾がなされた上品なもの。
部屋へ入って横の隅にあるのは、こちらも白色のクローゼット。中には、一見何も入ってないように見えるが奥の板を外すと幼児用の服が数点置かれている。十数年前のやや古いデザインの物で、一点だけ赤黒いシミがついたものが存在する。
内装、特にクローゼットの秘密に関してはこちらが勝手に決めてしまったものですので、変更などしたい点がありましたらお伝えください。
『理由』について
元々、両親がラルスが家を出た後すむ予定で建てられた家。母親の死後、ラルスの父が売りに出したが、家の回りに他の建造物が建てられたせいで薄暗く人通りの少ない立地となり買い手がつかなかった。そして、ラルスが代行者となってから身分を隠して買い取った。
ラルスと片割れは、事件の前二人で同じ家に住むことを約束していた。もう叶わない約束にラルスはすがり、片割れが好きだった色や趣味を反映させた部屋を作った。クローゼットの奥に仕舞われた服は、妹の遺品で捨てられなかったがずっと見ていることが出来ず隠している。
と、いうような感じになりました。気になる点などありましたらお伝えください。)
>ラルス
そう。なら・・・。
(「何でそんな家に住んでいるの、まるで二人で住む用みたいな」そう言いかけた言葉は、青年のそれまでとは異なる低い声に、その様子から何か彼の気に触れたのかと、怯えとは異なる、強いて言えば戸惑いから咄嗟に声に出せず。青年が郵便受けから取った手紙を、こんな殺し屋にも手紙を送る者はいるのかと何とはなしに眺め。)
分かった。ありがとう。
(身についたものからか、差し出された鍵を受け取っては反射的に礼を言い、瞬間にそのこと気づき苦い顔すれば、青年に続いて家の中へと足を踏み入れ。靴箱があったならば、そっと中を伺って青年以外の物らしい靴がないか確認しただろう。本当に青年以外には誰も住んでいないのか、しいんと静かな屋内に、気まずさから「お邪魔します」と小さな声と共に会釈し)
・・・どこで話をするの?
(/内装と理由について、またまた素敵な設定ありがとうございます。重ねて質問なのですが、『理由』より、片割れ用の部屋の物はどれも使われた形跡がないという解釈で大丈夫でしょうか。クローゼットの秘密はとっても素敵なので、そのままでお願いします。)
>シェリー
(中途半端に途切れた言葉。それがどう続くのかは、安易に察せられたがその答えを彼女へ答える気はない。そのため、言葉を求めることもなく聞こえていない振りをして。チラリと靴箱を見やる、殆ど機能していないようなそれは彼女が来たことで、漸く仕事をこなすことだろう。それが嬉しいのか、嬉しくないのかよく分からない、例えるならぽっかり空いた穴にサイズが違うものが偶々入ってしまったよう。サイズが違うからか、それは凄く違和感があって主張が激しい。だからといって、追い出したいわけでもなく、また上手く整理がつかない心情に呆れるように息を吐いて。「こっちにリビングがあるからそこで話そうか、荷物とかは適当な場所に置いてね。」廊下を出て、すぐに横を曲がった先にリビングへの入り口が見えるか。その中は、やや古めかしい暖炉とテーブル、それを囲うように置かれた椅子型のソファと通常のソファが置いてあるだけのシンプルなもの。彼女へ声をかければ、先程の便箋を一先ず暖炉の上へ置けば、小さな方のソファへ腰かけて。手紙を置くときに見えたのは、宛先がない一通のそれ。今すぐ開けたいのは山々だが、彼女との話が最優先事項。それに話が一日中延びる筈もないだろう。少女がまだ座っていなければ、手でソファを指しどうぞとでも言うように促しただろうか。)
(/了解致しました、お褒めのお言葉ありがとうございます。はい、解釈通りであり、定期的にラルスが掃除をしているため清潔は保たれている状態となっております。)
>ラルス
分かった。
(空っぽの靴箱、そこに入った自分の靴は酷く不相応に感じて、それがどちらがどちらに不相応なのか、深く考えることはせずに視線を廊下へと移し。案内されたリビングは、シンプルで酷く生活感が薄く感じ。今更この場で青年が自分を殺しにかかるとも思えないが、やはり警戒心が先立ってじっと戸口に立ったまま青年の様子を見守り。手で示されれば座らない訳にもいかないと、おずおずと室内へ進めば途中で暖炉の上に置かれた手紙に気づき、ふと何か違和感を覚えるがそれが何かに気づくことは出来ず、そのまま手紙見ていても仕方ないかと、勧められたソファに鞄を抱えたまま、身を縮込めるように座り。)
で、必要な物の話って?
(「さっき言った通り、荷物は確かにこれだけだけど」とショートパンツの端を握り、目線を少し逸らして答え。元々、青年を殺せれば自分が捕まろうと構わないと思っていただけに、本当に僅かな物しか今は持っていなく。それでも、一つだけついた嘘、ポケットに大切な家族写真を入れていることに、後ろめたさを感じ。)
(/分かりました。設定、後で部屋に行った時にでもロルに生かしたいと思います。ありがとうございます。また、何かあるかも知れませんがよろしくお願い致します。)
>シェリー
(少女が中へと踏み入れ、ソファまで座るのを見守っていると暖炉に目線をやったこと、そしてそこで視線が一瞬止まったことに表情ではギリギリ出さないようには努めたが瞬きのする間、表情が固まってしまって。過剰に反応してしまった後だが、少女はただ単に暖炉を珍しがっただけなのかも知れない。そうだといいがと祈るように思いながら、もし自分が想定した通り手紙に気がついたのならば、感心とこれから自分の動きに気をつけて置かないとなと頭の片隅に今の考えを留めて置くこととしよう。
「当たり前だけど、うちには君が着るような服はないし、使ってもらう部屋も快適に過ごせるとは言い難い。家具については、部屋を見てもらってから欲しいものを後々教えてもらうとして、服はどうしたい?一緒に買いに行くか、一人で行くか。ここらは迷いやすいから、道覚えるのを兼ねて前者をおすすめするけどね」少女に使ってもらう予定の部屋は、寝起きする分には不自由はないだろうが私室として使用するには、あまりにも質素な場所だろう。が、家具については今は大きな問題ではなく、むしろ服の問題をいち早く解決させなければ。先程、チラリと見えた鞄の中身はなにも入ってなかったはず、彼女は自身を殺すことだけを考えていたのだろうと推測出来たがこの思考はとりあえず置いておこう。日も暮れかけてくる時間ではあるが、店が閉まる時間ではない。なるべく早めに結論を出したいが為に、一気に言葉を紡いで。最後に遠回しについていくという意思をニヤッとした笑みを添えて伝えるのも忘れずに。)
(/ありがとうございます、こちらこそよろしくお願いいたします。蹴り可です。)
>ラルス
・・・別に、長居するつもりはないからそんなにいらないと思うけど。
分かった。なら、勝手についてくれば。
(青年の提案に少しの思案の後に口を開き、意地の悪く感じる笑みを見せる青年を睨みつければ「財布代わりに」と付けたし。一旦その二階の部屋に行くなり一人になってこの緊張を強いられる状況から離れたかった。それに、憎い敵と多くの物が必要になるほど長い時間を同じ家出過ごすつもりなどない、いや、そんな長い間自分の精神が持つとは思えなかった。ただ、この街に来る為に使った残りの賃金では、服の一着も変えないからと、青年に頼ることと彼の思惑通りに動かなければいけない悔しさに唇をかめば、仕方がないとかため息を吐き。)
そういえば、その二階の部屋には鍵がかかるの?
(あくまで自分の領域に相手を踏み込ませないという意図と、一応の安全を確保するためにと気になったことを尋ね、なければそれも買わなければと考え)
>シェリー
まぁね、家具は君が必要ならって程度だから必要になったら言えばいいよ。財布ね、いいよ、なってあげる。
(長居はしない、その言葉はすぐに自分を殺すからという意味を込めたものなのか、出来ずとも去るという意味なのかどちらにせよ彼女の本心は分からない。そのあとに続いた年頃らしいとも言える言葉と鋭い視線は、怒りや呆れなどの負の感情は起こらず、逆に可愛らしいなどと思う。快諾したら、彼女はどんな反応をするのだろうかクスクスと笑いながら上記を述べて。「あぁ、あるよ。安心して。部屋の説明もしておこうか、君の部屋は二階の一番奥の部屋ね。手前の部屋は、本が色々置いてあるから好きにして。お風呂とトイレは部屋がある方の反対側。一度見に行って来てもいいよ、今すぐ行くのも疲れるだろうし」彼女を気にするような発言はしたが、実際は先程の手紙の内容を確認して置きたいのと一度一息つきたい気持ちから出たものである。一階の説明は、あえて省いた。基本的に、彼女が利用するのはここと後はキッチンぐらいだろう。寝室と特に私室には立ち入って貰いたくはない、あの部屋は凶器が大量に置いてあるから怪我などされたら困るというわけで。彼女が何も言わなければ、一階の説明は明言しないようにしておこうかと、話しながら思考を回していて。)
>ラルス
そう、なら良かった。二階の一番奥、ね。
確かに、その部屋は一度見ておく。けどその前にまだ聞きたいんだけど、一階はどうなってるの?
あなたの説明だと、二階にあるのはその二部屋だけみたいだけど、あなたの部屋は?
(楽しそうに笑いながら財布を承諾する青年に少し呆れ、一体どういうつもりなんだと相変わらず伺え知れない彼の様子に睨む気も失せて。先程から意外と丁寧な説明に耳を傾ければ、たんに忘れただけか意図的に避けているのか一階についての説明が余りないことに気づき、そういえば先程彼の私室の場所を聞いた筈だが答えが貰えてなかったと思い。ならば、説明をしないのはわざとだろうと、答えを誤魔化されるつもりはないと、立ち上がる様子もなくじっと真剣な表情で彼を見つめ。少し何かを急くようなそんな印象を青年から受けて、そういえば先程の様子、自分が暖炉の上の手紙を見ていた時も何か様子が変だった。あの時感じた違和感と何か関係があるのかと考え)
>シェリー
…あぁ、そうだったね。ここを出て真っ直ぐ行った先に僕の部屋があるよ。部屋が二つあって、奥の方が僕の寝室。…で、その向かいは倉庫みたいなものかな。……これで知りたいことは済んだかな?
(思惑通りにはいかず、案の定少女は一階の説明を求めてきて。やはり彼女は、頭の回転が早く察しがいいよう。中々厄介な相手を引き込んでしまったかと後悔する反面、嬉しさとはまた違った胸の高揚感を微かに感じた。強いて言うなら面白そうだと思ったのか、自身にやや呆れつつもまぁこうじゃなきゃなと無意識に少しだけ口角が上がっているか。私室についてなんて説明するか迷い、やや間が空いてしまって。なんとか倉庫と呼称して置いたが、やや無理があるだろうか。まぁ、彼女が気になって部屋へ来たとしても鍵はかけてある、それに家を空けない限りあそこまで来たことは気配で察知するのが用意であろうとたかをくくれば、笑みを浮かべながら言葉を紡ぎ他に質問はないか、問いて。)
>ラルス
ええ、大丈夫。
じゃあ、一度部屋に行ってみる。
(不自然に空いた間に、青年が何かを隠しているのだろうと、その二部屋に何かあるのだろうと察しをつけるが、そのことを相手に気づかせるのは警戒心を与えるだけだと、躊躇いを見せずに頷き。ソファから立ち上がると、一度青年を警戒したように振り返り、特に呼び止められたりしなければリビングから出て行ってそのドアを閉めただろうか。リビングから出たならば、数歩歩いたところで立ち止まり、張り詰めていた糸が緩むように震えだした自分の体を抱き締めるようにして蹲っただろうか。どうしようもなく湧き上がる恐怖は、青年に殺されることの恐怖か人を殺さなければいけないことへの恐怖か。自分が言い出したこととは言え、憎い仇と共に過ごさなければいけない恐怖か。)
>シェリー
了解、行ってらっしゃい
(詰まった言葉に少女は特に言及してくることはなく、気づかなかったのか、気づかない振りをしたのか。どっちにしろ、鍵の戸締まりを注意すればいいことか。ソファから立ち上がった少女へ声をかければ、ニコニコとした笑みを浮かべながら手を振り、見送るだろう。こちらを振り返った少女にどうかしたのかとでも言うように、首を傾けただけで出ていく彼女を見ているか。少女が出ていったならば、大きく息を吐いて。襲ってくるのは、多大な疲労感。予想できなかった事態を楽しんでいたはずなのだが、緊張でもしていたのだろうか。このまま少女が戻ってくるまで寝ていたいが、そういうわけにもいかない。殺される云々の前に、手紙を確認しなければ。見られる方が問題だ。重たい体を引き摺って、立ち上げれば暖炉の上に置いた宛先のない手紙を手にとって。いつもの特有の緊張感に背中に冷や汗をかきながら、封を開ければ手紙を確認して。内容はいつもと変わらず、依頼内容とその情報。さて、いつ行けばいいのか。下手に家を空けたくはないが、依頼もこなさなければ依頼者が報われない。色々と考えているせいか、もし今誰か部屋に近づいてきても気づけるかどうか微妙なところであろう。)
>ラルス
(「大丈夫、大丈夫」ポケットに入っている写真に布の上からぎゅっと握って呟いて、少しの間そっと息を吐けばふらりと立ち上がり。振り返れば、今のところ開く様子のないリビングのドア、その中で青年は一人何をしているのだろうか。急に現れた自分の殺した者の遺族、それがいなくなったところで自分を殺すような何かをしているとは思えず。強いて言えばあの手紙、あの時感じた違和感がやはり何か引っかかり。息を詰めてドアに近寄りそのノブに手をかけ、・・・ひやりとしたものが背筋を伝い、ノブにかけた手は結局力を込める前に下に落ち。何故だろうか、これ以上知ってはいけないと、先に踏み込んではいけないと警鐘のようなものが響き。そう、それにこの先ここで暮らすなら手紙の一つ確認するなど機会はあるだろうと。無意識に強張っていた体をほぐすように肩の力を抜くと、二階への階段を上り)
確か、二階の一番奥。
(買い物ならば日が暮れる前に急いだほうがいいと、さっと部屋を見るだけにしようと足は早に寝室へと向かい)
えっ!
(他の部屋と変わらないドア、それを開けた瞬間に目に入ったのは白、白、白・・・と見事に真っ白に統一されたまるで病室のようにも感じる部屋で。部屋の中には青年の言った通りベッドとクローゼットしかなく、これらも当然真っ白で。明らかに、これが青年のものではないことは確かで、であればこの部屋は、この部屋は何の目的で用意されたのだろうか。使った形跡のない生活観を全く感じさせず、にも関わらず床に埃が見当たらないことから、青年がこの部屋も日々管理していることは明らかで。何故だろうか、大切にしまっていた宝箱を開けてしまったような、誰も入ったことのない雪原に足跡を残してしまったような、言い知れぬ罪悪感を感じ思わずドアをバタリと閉めれば階段を駆け下りて。そう、人一人を殺そうとしている醜い自分には、あの純粋で無垢な白は余りにも相応しくないと、苦しそうに顔を歪め)
(/どこまで進めようか悩んだ結果の長文ロル申し訳ありません。進め方等何かあれば、遠慮なくおっしゃっていただいて構いません。)
>シェリー
気のせいか…?
(思考を巡らす中で、少女が階段を昇る音が聞こえてないのを不意に思いだして。人の気配があるようなないような、慌てて扉の方を振り向くがそこに誰の姿もなく、一言呟いて。家の中だけは、ゆったり出来ると思っていたがそうもいかなくなったのだ。気を引き締めていかなければと自身を鼓舞すれば、本文だけポケットの中に無造作に入れ、中身が無くなり必要のなくなった封筒を暖炉の火の中へ投げ入れて。他の手紙も読んでおいた方が、自然だろうと考え残った手紙に手を出して。最後の1通の封を開けたとき、二階からやや大きめの物音がして。何かあったのだろうか、怪我など病院に連れていけないから大きな怪我をしてないといいがと心配ともとれない感情を抱きながら、手に持っていたそれを元の場所へ乱雑に置いて。扉を開ければ、てっきり2階にいたと思われた少女がそこにいて、思わぬ出来事に少々面食らった表情になるがすぐにいつもの笑みに戻せば、声をかけようか。彼女の表情は見なかったことにして。)どうかした?何か気に入らなかった?
(/いえいえ、長ロル好きですし、シェリー背後様のロルは読みやすくスルスルと読めるものですのでお気になさらずに。了解致しました、ありがとうございます。)
>ラルス
別に・・・。
(ゆるく首を横に触れば、青年の視線から逃れるように目線を下げ、歪んでいた表情は青年の前だからと押し殺すように無表情に近づき。「部屋、見てきたから。暗くなる前に買い物に行かないと・・・夜道をあなたと一緒に歩くなんてごめんだから」と悪態をつくも声に力強さはなく、眉は下がったままで。リビングの入り口から脇へ避ければ、視線で青年に先に行くように示し。脳裏にちらつく白い部屋に、あの白い家具のまま自分が使ってはいけない気がして、せめて今夜寝る為に別の色のシーツや布団カバーに変えたいが急には揃わないだろうと、考えるのはそのことばかりで。気づけば、本音が口から漏れ)
あの部屋・・・本当に私が使っていいの?
(/ありがとうございます。)
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