匿名さん 2017-12-28 23:05:23 |
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>シェリー
(少女の反応を待っていれば、彼女の口元が僅かながらに弧を描き。怒りか動揺などの年相応とは言い難い反応ばかり浮かべていた彼女が、ようやく見せた相応の表情。それはどんな出来事よりも、自分自身の心情を乱し、ポカンと間抜けな表情を晒しただろうか。何故かなどはわからない、自分が少女から奪いとったものの一つだと思っていた、それがまだ微かにでも残っていたために驚いたのかそれとも安堵したのか、また分からないことが増えていて。「いや、僕は白は…わからない、な。あぁ、もうこんな時間か。まだ食材はあるから、食料品の買い出しは明日にして帰ろうか、会計に行っておいで」2階の部屋のせいか、それとも彼女が手にした服を似合うといったせいなのか分からないが、問いかけられた質問に答えようとした言葉は途端に歯切れが悪くなって。最初に出そうとしたのは、否定の言葉。だが、今は嫌いと思う感情はなくかといって好きというわけでもなく。結局苦笑と共に出たのは、曖昧な言葉。それを隠すように、たまたま目に留まった時間を理由に少女へ会計を急かすような言葉を続けて。)
(/了解致しました、食材の方はそちらの案を採用させて頂いて帰宅の体へ持っていきますね。帰路については了解致しました、イベントの予定はしていませんでしたので触る程度で流させていただきますね。
イベントの旨が出ましたので、ついでというのはなんですがお伝えしておこうと思います。
一日目の夜、シェリー様が眠ったとラルスが判断した後、仕事の方へ出かけるイベントを出そうかと考えております。これについて、まだ時期尚早、別のイベントを考えていたなどありましたらお伝えいただけたら幸いです。)
>ラルス
そう。違うなら、別に良いの。
(珍しく、そう、あの事件を除けば会ってまだ数時間に満たないが、珍しく言いよどんだ青年の様子に、やはりあの部屋は何かあるのだろうかと確信に近いものを感じ。流石に、事前に買い置きしてある食材に何か仕込んであるとは思えず、青年の提案に素直に頷けば、時間を気にしていたこともあって、青年の急かす言葉に従い手早く会計を済ませると、数点とは言え袋はそれなりに大きく、少し歩きずらそうにしながらも片手でそれを持ち。ワンピースの所為で予想より残り少なくなったお釣りを、それでもそのまま自分の物にしてしまおうとは最初から思っていなかった為、躊躇いなく青年へと差し出し。)
これ、余ったから返す。
(/仕事に出かけるイベント、了承しました。特に別のイベントを考えていた訳ではなく、強いて言えば自室眠れない夜を過ごしていたかもしれないくらいなので、大丈夫です。ただ、物音に気づいて出て来る、止めようとし来る位はするかもしれませんがそれは良いでしょうか? もう一つ、帰宅後調理は二人ですることになっていますが、調理場面は今回はカットした方が良いでしょうか? こちらとしては後日でも、描写場面はありそうなので流れ等でカットしていただいても構いませんが、勿論描写入れるのも可能なのでお任せ致します。素敵なイベント提案、ありがとうございます。)
>シェリー
ありがとう、…行こうか
(返ってきたお釣、そのままあげてもよかったが予想していたよりは少なくまた彼女が必要な時に渡した方が良いだろうと判断すればそれを受け取って。大きな荷物のせいで歩きづらそうな少女、それを代わりに持とうと差し出しかけた手は、先程の笑みを思いだしすぐに引っ込めて。たとえ少々歩きづらくても、気に入ったものなどは自分で持ちたかった覚えがある。こっちがゆっくり歩けばいいかと考えれば、一言だけ少女へ言葉を放てば歩きだして。先程と同じように少女がついてきているか確かめることはしなかったが歩くスピードだけ緩めていて。何事もなければ、空が完全に紺色に染まる前には家へとついただろうか。そうすれば、少女に鍵を開けて貰うために、笑みを浮かべながら先程引っ込めた手を出して)荷物、持つから開けて貰ってもいいかな?
(/立て込んでいたため遅くなり、失礼しました。
了承ありがとうございます。はい、大丈夫ですよというよりは大歓迎です。止めたり、帰って来た時遭遇していただきたいです。
調理は、そうですねお言葉に甘えさせていただいてカットの方向で行かせていただきたいです。後日に、シェリー様がラルスの仕事部屋から入手などの形で毒物を手に入れた後に調理場面入れてみたいなどと勝手に考えております。)
>ラルス
別に、片手で持てるから必要ない。
(青年が、差し出そうとした手は何だったのだろうか。一言、声かけられ歩き出す青年の後を追えば、その速さが来る時よりもゆっくりとしたもので、荷物が落ちないように、荷物に足を取られないようにと歩いても、小走りする必要もなく。紺色へと色を変えていく空の下、青年との距離は縮まることもそれ以上離れることもなく一定に保たれていて。それはつまり、青年が自分を気遣っていることを意味していて。青年の家の前、今度はしっかりと差し出された手も青年の気遣いも見ない振りをして、そっけなく断れば、よろめきながらも片手で荷物を抱えては鍵を開け、中へと促し)
私、一旦この荷物を部屋において来るから。
作るのはやるけど、下準備位はやってても良いよ。
(/いえいえ、レスは背後様の都合の良い時で構いません。ただ、何分このトピが楽しく期待して待ってしまう性分でもあり、もし、もし、背後様の都合などでトピを止めたい時は教えて頂けると幸いです。特にレスを急かせる意図はなく、出来る限りこのトピを続けたいという気持ちからですので、深く受け止めて頂かなくて大丈夫です。
調理について、そうですね。今のところその方向で良いかと思います。調理やその他でも何かイベント思いつきましたら提案、相談させて頂きますね。)
>シェリー
ありがとう、分かった
(気に入らなかったのか、感に触ったのか己の手が目に入ってないかのように行動した少女を見てため息混じりの苦笑を溢して。それはともかく、開けてくれたことには代わりはないため軽い会釈と共に礼を述べれば、少女の言葉を了承して。さてと、少女の言う通りに準備だけはしておこうか。彼女が二階へ行くのを見送ればリビングの向かえにあるキッチンへと向かって。そういえば、彼女にキッチンの場所を教え忘れたような。ドアを開けておけばいいかと判断すれば、ドアを開けっ放しにしたまま中へと入り電気をつけて。一人遊びの為に買い、使用者がいないまま棚で息を潜めたいた食器達が日の目を見ることが出るとは思わなかった。それが嬉しいのかよくわからない気持ちと食器を抱えながら、机へ置いて。調理器具と食材を出しながら少女が下りてくるのを待って。)
(/お優しいお言葉、嬉しいお言葉ありがとうございます。そのお言葉しかと受け止め、無理しないよう、スレが少しでも長く続くようにやらせていただきます。重ねて、お礼申し上げます。
了解致しました、調理場面は少しだけ触れ、その後食事へと移る感じでいかせていただきますね。
キッチンについて記載していなかったので、簡易なものですが書いておきますね。
リビングの向かいの部屋にある。
その中は、食卓も兼ねているためリビングには劣るが、二人で食事をしたり調理をするには充分の広さ。入ってすぐに目に入るのは、こじんまりとした白に近いグレーのテーブルと同色の椅子が向かい合うように置かれている。その奥には、此方も大人二人が並んで使えるであろう流し台にその横には食器棚、冷蔵庫等が並んでいる。
といった感じです。
イベントの提案、相談、凄く大歓迎ですのでお気軽に立案していただけたらと思います。)
>ラルス
(お礼を言われ、青年のため息を耳にすればどこか胸がちくりと痛んで一瞬僅かに眉が寄り。気のせいだと気づかなかった振りをして、青年の様子をそれ以上確認せずに荷物を抱えたまま、二階へと上れば真っ直ぐに奥の寝室へと向かい、思い浮かぶ白い部屋に一瞬躊躇うも「お邪魔します」とドアを開け。先程と何も変わらない、白く白く生活感が欠如した部屋。そっと中に踏み入れば、入って横の隅、デザインは少し古いのに痛んだ様子のない白いクローゼット。中を開けば、案の定そこには何も入っていなく、荷物の中から先程買った白いワンピースを取り出しハンガーにかけて中に吊るせば、まるでそこに収まるのが当然のように馴染み。少しの間それを見つめて、そっとクローゼットを閉じると残りの荷物は少し乱雑にベッドの脇に置き。余り青年を一人にして料理の支度をさせるのでは、自分が一緒にやるといった意味がないと、部屋を出ようとした間際、ふと白い部屋を振り返り「少しの間だけだから」と誰に言い訳しているのか自分でも分からないながらに呟き、階下へ降り。そういえばキッチンの場所を聞き忘れたことに気づき、廊下でキョロキョロと周囲を見ればリビングの方、そこの向かいから漏れる光に気づき。キッチンに入れば、準備をしていた青年を見つけ。)
・・・お待たせ。始めましょうか。
(/こちらこそ、拙いロルではありますがよろしくお願い致します。キッチンについて、設定了承しました。毎度ながら丁寧な設定、ありがとうございます。)
>シェリー
あぁ、手早くパスタとサラダで済まそうと思うけど代案はあるかな?
(後方からかかった声、だが少女の方を見ることもせず、手に抱えていた食材を机の上へ置けば、ようやく彼女へ視線をやって。テーブルの上に置いた食材は、トマト缶、トマト、レタス、ベーコン、レタス、ブロッコリーに乾燥パスタ。パスタならば、パスタもソースも鍋から取り分けるもの、それならば何かを混入される可能性は低く、少女にやらせそれを見ていれば彼女も文句を言わないだろう。そう判断したが、彼女の好みは分からない上に主導権を握りすぎるのも反発される可能性もある、そう考えたのを読み取られないよう笑みで繕い、尋ねて。)
(/お褒めのお言葉ありがとうございます。次のロルぐらいで、食事前ぐらいまで流させていただきますね。此方、特に問題なければお蹴り下さい。)
>ラルス
ううん、それで良い。
(テーブルに置かれた食材に目を向ければ、大体は何をどう作るのか一応の予想がついて、数少ないレパートリーの一つだったことに内心ほっとしつつ、鍋やら何やらを用意し始め。慣れないキッチンで多少の段取りの悪さはあるだろうが、流石に料理をしたことはあるだろうと伺える手つきでトマトパスタやら、サラダに取り掛かり。青年が手を貸してくれるなら、仕上げ以外は特に断ることをせずに青年に任せただろう。盛り付けだけは、一応にと率先して行えば、レストランの一品とまではいかないものの、家庭料理程度の仕上がりにはなっただろうが、青年の腕次第では幾らか違ったかもしれない。適当に具材があれば、簡単なコンソメスープ位は作って添えたかもしれない。
白に近いグレーのテーブルに並べらる二人分の出来立ての料理に、一人分足りないと無意識に思ってしまい、はっと気づけば寂しさを堪えるような罰の悪いような複雑な表情で椅子に近寄り。そっと相手の様子を伺って、相手が座れば、あるいは勧められれば椅子に座っただろうか。)
(/返信遅れ申し訳ありません。適当に、簡単に流しましたが蹴り可です。)
>シェリー
(甘やかされて育ったのだろうと勝手に思い込んでいただけに、手際の良い少女の行動にややあっけにとられていたが直ぐ様自身も調理へと取りかかったか。少女が殆ど取り仕切ると思ったが、仕上げ以外はこちらにも回してくれたおかげか予想していた時間よりも早くに済んだだろうか。
テーブルに並べた二人分の料理。自身が望んでいたその光景に少しのいとおしさとそこにいるべき人物がいないことに虚しさを感じて。このまま感傷に浸っていても仕方がない、少女に悟られないよういつもと変わらぬ笑みを無理矢理浮かべながら虚無感をかき消すように椅子の方へ近寄って。「…座らないの?」既視感を抱く少女の行動にクスリと一笑しつつ、首を傾げそう尋ねた後先程と同様彼女が座りやすいように椅子へと腰掛けたか。)
(/いえ、こちらの方が遅くなること多いですし、背後様がこちらへ仰っていただいた様に背後様の都合のあったときに返していただけたら幸いです。綺麗に流していただきありがとうございます。)
>ラルス
ううん。
(笑みを零す青年に、一体何がおかしいのだろうと首を傾げつつ、青年が座れるのを見届ければ自分も椅子に腰掛け。湯気の立つ料理をぼんやり見つめ、両親の仇と食事を囲うなど、一体自分は何をしているのだろうかと思うが、全ては目の前の青年を殺すためと結論付け。祈るように両手を合わせれば目を瞑り。「この慈しみに感謝してこの食事を頂きます。ここに用意された物を祝福し、私達の心と身体を支える糧としてください」食膳の祈りの文句を唱えれば、静かに瞼を持ち上げ食事を始めただろうか。青年も何か文句を唱えるならば、それを待っただろうか。これまで経験した、両親との食事は楽しく会話があふれたものだったが、青年相手に楽しく会話をする気にはなれず、黙々と食事を進め。口に入る料理は、慣れた自分の味付けの筈なのに酷く味気なく感じ、ただ体力を維持する、復讐を成し遂げる為にと機械的に食事を口に運び。)
(/いえいえ。食前の文句は、何も言わせず食事を開始するのも味気なかった為、とある宗教から引用させて頂きました。が、家庭によって、個人によって宗教は異なるでしょうし、あくまでフレーバー程度のつもりなので厳密に考慮して頂く必要はありません。また、勝手な描写の追加、不都合、不快等ありましたら蹴っていただいて構いません。)
>シェリー
(手を合わせ、心中で「いただきます」と唱え。それがいつもの行為であり、当の昔に神様とやらの信仰心を捨てた自分には食前に祈るという行為はすっかり忘れてしまっていた。少女の言動は、まるで小説や映画の登場人物のように遠く次元の違うものを見ているようで彼女と自分が同じ空間にいるのが不思議でたまらなく感じて。早く、彼女がこの生活に飽きて逃げ出してしまえばいい、まだ一日も立っていないにも関わらずそんな事を考えていて。少女のそれが、終われば料理を口にしはじめるか。チラリと彼女を窺えば、ピクリとも動かない表情、単調的な動きにまるで精巧に作られた綺麗な人形の様だと感じつつもそれを言葉にすることはなく。二人分の食事の音がするのに、言葉が飛び交うことはない端から見たら異様な光景は、亡霊が食事をしているようだなと他人事の様にフッと静かに笑みを溢して。)
(/いえいえ、とんでもありません。むしろ、このまま行くべきか何かしら新しい描写を入れるべきかと悩んでいたので、物凄く助かりました、ありがとうございます。
お話変わりますが、これからどれぐらいの期間になるか分かりませんがお返事の速度が少し下がるかもしれません。背後様のおかげで、楽しくやらせていただいているのですが、お恥ずかしながら心身共に思うようにいかない状況が続いておりましてロルの書ける日とそうでない日の感覚が空いて来ている為ご報告させていただきました。ご理解いただけますと幸いです。)
>ラルス
(手を合わせるも、青年の口からは祈りの文句はなく、良く考えれば両親を殺すような人物が神になど祈らないかと結論付け。その割りに自分の祈りを青年が待ってくれたことは、ちぐはぐな感じがして、もやもやするようなすっきりしない感情を抱えたまま食事を進め。ふと、笑みを零した青年を訝しげに見て。)
何?
(いつの間にか空になっていた皿に手を止めれば、食前と同様に両手を合わせて目を瞑り。「感謝のうちにこの食事を終わります。あなたの慈しみを忘れず、全ての人の幸せ・・・、全ての人の幸せを、祈りながら」習慣化した、唱えることが当たり前でその文句を深く考えることも少なくなっており、それまでこの文句を疑問にも何も思うことはなかった。しかし、今『全ての人』の幸せを自分が祈れるのだろうか。今、目の前で食事を共にしている青年を殺すつもりでいながら。途切れた言葉をもう一度言い直しながら、青年同様に自分ももう祈りを捧げる資格はないのかもしれないと思い。青年がまだ食事を終えていなければ、ぼんやりとその様子を見ながら待っているだろうか。)
(/そう言って頂けてとても嬉しく思います。レス頻度に関しては、背後様のご負担にならないペースで構いません。背後様のリアル、心身をお大事に、可能な範囲でゆっくり進めていただけたらと思います。報告大変ありがとうございました。)
>シェリー
いや、何でもないよ
(ここで思ったことそのままを述べたとしても、彼女の気分を害するぐらいの事だろう。ご機嫌取りのつもりではないが、面倒なことになるよりはとケラリとした乾いた笑みと共に言葉を濁して。
少女よりも少し遅れて、そう丁度彼女が食後の祈りを述べている間に皿を空にすれば、静かに手を合わせて。手を机へ置こうとしたとき、聞き流していたはずの彼女の言葉が気になった。不自然に言葉が途切れ、なんというか迷いのようなものを感じた。そこの言葉は、『全ての人の幸せを祈る』だったか。久しく聞いたその文句に感じたのは、馬鹿らしいというもの。全てなんて、この世の人間に出来るものはいやしない。それに彼女も気がついたのだろうか。「片付けはやっておくから、部屋戻るかリビング行くかしてもらってもいいかな?」彼女の祈りが終われば、少し間を空けてそう促して。料理はともかく、片付けに少女の手は必要なく、それに関わってくることもないだろう。依頼について考えこむにはいい機会、遠回しに彼女を遠ざけるような言葉を選んで。)
(/早速、お言葉に甘える形となってしまい申し訳ありません。本当に毎回、お優しいお言葉に救われております。ありがとうございます。)
>ラルス
分かった。じゃあ、後は任せるから。
(祈り終われば、青年も食べ終わったのか空の食器を目の前に退出を促され、特にここで反抗して片づけをする意味も特になければ素直に頷き。椅子から立ち上がれば、キッチンから出ようとして一旦振り返り。けれど特に何も言うことなくリビングを出て行き。言いかけたのは何だったか、「ありがとう」か「おやすみ」か。いずれにしろ、馴れ合うつもりはないのだから言う必要のない言葉だ。青年に会って数時間、あれほど自分の胸の内で燃えるように渦巻いていた憎しみがその僅かばかりの間に幾分薄れてしまった気がして、これでは駄目だと言い聞かせるように表情を引き締め。そう言えば、と青年が言っていたリビングが目に入り、出かける前に青年が暖炉の上に置いた手紙を思い出す。あの後青年があの束を持ち出した様子はないから、何かしたとすれば自分が二階に上がっていたその間だろうか。気になってリビングに入れば、背後を気にしながらそろりと暖炉に近寄り、暖炉の火は既に消えているだろうか。暖炉の上を見れば乱雑に置かれた幾つかの手紙があり、どれもが封が開いているようで。他人宛の手紙を読むという罪悪感に駆られるも、やはり未開封の手紙の束を見たときの違和感が気になり、手紙の一つに手を伸ばし)
(/こちらこそ、間が開いてしまい申し訳ありません。少し、リアルが立て込んでましてレス頻度にムラがあるかもしれませんが、引き続きよろしくお願い致します。)
>シェリー
(振り返り立ち止まった少女に、疑問を抱き首を捻る。何も言わず、奥へと消えていった彼女は何か言いたかったのだろうかと心情について考えかけて、やめた。そこまで立ち入るべきではない。パタンとしまった扉を暫しの間、じっと見つめて。考え事をしていたわけではなく、少女が本当に出て行ったか確認するため。離れていく足音を聞けば、ポケットから先程の手紙を出そうか。再度、内容を確認しながら止めた思考を巡らせる。少女は、色々とこちらの事情を気になっているような素振りは見せつつも、無遠慮に踏み入ってくるような真似は見せなかった。ならば、夜に外へ出て気づかれたとしても大丈夫だろうと思考は行き着いた。幸い、ここからそう遠くない場所に標的の家があることだし運が良ければ彼女が寝ている間に事が済むだろう。手紙を丁寧に折りたたみ、ポケットへとしまえば、皿を運びようやく流し台の前へ立ったか。使われた二人分の食器に目をやる。ずっと焦がれていた、叶わないと思っていた光景に空いていた胸の穴は満たされそうでいて、満たされない。「虚しいな」無意識に溢れた言葉を掻き消すように、蛇口を捻れば作業を始めたか。)
(/頻度について、了解致しました。
こちらこそ、引き続きよろしくお願いいたします。)
>ラルス
(いつ青年がリビングにやって来るだろうかと、ひやひやしながら一つ一つ手紙を手に取っては、中を開き、内容を確認していき。全て確認し終えたところで、内容には特に妙なものは見受けられず、ただ他人の手紙を盗み見ると言う罪悪感だけが苦く残り、ぶるりと体を震わせればそう言えば暖炉の火は消えていたのだと暖炉の中を見下ろし)
何だろう、これ。
(暖炉の中に残る、恐らく燃え残りだろう何かの切れ端。真新しいそれは、燃え残るならば買い物に行く前のあの時だろうと予想がついて。何故なら、その前後は青年は自分と共にいたのだから。自然と先程見ていた手紙に目が向けば、思いつくのは手紙か封筒のそれだが、可能性が広過ぎて結局確認には至らず。だがもしそうなら、わざわざ他のは残してそれだけ燃やすには何か意味があるのではないかと、今後彼への手紙に注意しても良いかもしれないと結論付け。
リビングを出れば、二階へ続く階段を上り。二階の奥の部屋、変わらぬ白い部屋に無造作に置かれた買い物袋に目をくれず、疲れたようにポスンッと座り込めば、スプリングの効いたベッドに軽く弾み。柔らかな毛布や布団は明らかに上質の物で、身に馴染むそれに気を許したのか、力が抜けたのか一瞬瞼が重くなり。)
>シェリー
(手は冷えきり、真っ赤になったころようやく皿洗いを終え。手を冷やしたからか、頭も少しは冷え先程よりは女々しい思考は消え去っている。丁度聞こえた階段を上がる音に好機とばかりに、口角を上げればキッチンの電気を消し、部屋を出て。ちらりと扉が空いたままのリビングが目に入り、少女が中に入ったことは一目で分かる。ただ、とりとめ痕跡を残した覚えはなく気に留める様子を見せずそちらの扉も閉めて。その足で向かったのは、自室の前にある仕事部屋。ポケットから肌見放さず持っている鍵を取り出し、その扉を開け。念の為強盗対策にととりつけたものだが、役に立つとは。明かりもつけず、最低限の動作で静かに今回の得物であるハンマーに手を伸ばせば、そっと外へと出たか。先に、万が一少女が降りてきても見えない方の手に凶器を持ち変えれば、鍵を閉めたか。閉めたならば、そのまま自室へと入って。今日決行すると決めたならば、早めに準備はしておいたほうがいい。こんな風にコソコソとすることは滅多になかったため、自分の行いが物凄く悪い事に感じて罪悪感とまではいかないが、小骨のような棘が胸に刺さっているようでたまらなく気持ち悪い。)
(/かなり行動ロルが多くなってしまい、申し訳ありません。この後、仕事前に引き止められるようでしたら、玄関の方から外へ出て行くロルを回しますし、帰宅後に遭遇するようでしたら窓からこっそり外へ出て、帰宅時には玄関から入ってくるロルを回そうかと考えております。どちらの方がいいかよろしければご意見いただきたいです。)
>ラルス
(ふっと目を開ければ、どれくらい眠ってしまっていたのか窓の外に灯りは見えず、静まり返った部屋にそっと息を吐き。はっとしてドアを見やるが特に開けられた様子はなく、放り出してあった鞄を広げ中を見れば、最初に会った時に青年に向けた短剣があり。やや少し独特の模様が刻まれた特徴的な短剣は、両親の趣味か何か意味があったのか彼らの遺品の一つにあったもので、彼らの復讐を果たすなら最期はこの短剣でと、彼らを失ったあの時からずっと誓っていたもので。ぎゅうっと短剣を胸に抱き、すっと視線を上げ決意を込めた表情で顔を上げれば短剣を右手に持ち直し。そっと立ち上がれば、音を立てないように静かにドアを開け、一段一段と慎重に階段を降りただろうか。そうしている間に、自然に息を堪え、短剣を握る手は酷く白み)
(/いえいえ、大丈夫ですよ。こちらの希望としては、帰宅後の遭遇はさせたいかと思っています。仕事前に遭遇する場合も、最初のイベなのでラルス様には仕事をして来て貰いたいとは思います。が、その場合はシェリーを気絶させるなどの無力化をラルス様にして頂く必要がありますので、背後様の都合の良いようにして頂いて構いません。)
>シェリー
(仕事着であるマントを羽織り、仮面と鍵をポケットの中へ滑りこませる。準備を終え、いつでも外へと出れる仕度はできた。いつもならば、玄関から出るのだが手に掛けたのは、冷えきった金属の窓枠。後ろめたい気持ちがあるわけではない、ただ文字通り善人の少女に見つかったら面倒なだけだ。部屋の戸は閉めている、仮に少女が来ても入ってはこれないだろう。窓を開けると冷たい夜風が吹き込み、扉がガタガタと震えたか。そこそこの音の大きさに、思わず身体も震えて。少女が起きてこない間に、急いで身体を風が吹きこむ先へ滑りこませようか。そのまま、標的の場所へと向かおうとしたがいつの間にか伸びていた手は、窓を閉めたか。いつもなら忘れない行為をも無視して、家を出ようとするなんてらしくないなと一つ息を吐いて。)
(/ありがとうございます。それでは仕事前は遭遇しない体で回させていただきました。この後、次のロルで仕事帰りの遭遇まで持って行こうと考えていますが、もう少しロルを挟んでからがいいなどありましたら、お伝えください。)
>ラルス
(階段を下り終え一階の廊下に片足を着けた時だろうか、静寂に包まれた廊下に突然ガタガタと何処かの扉が震える音が響く。ぴくりと肩を跳ね上げ廊下を進もうとしていた足を止めれば、明かりの灯っていない暗い廊下の奥をじっと探るように見つめ。少しの間を空けてそろりと歩き出せば、先程音が聞こえたラルスの私室と寝室がある方に歩を進め。再び音のしなくなった廊下で、向かい合った扉の前まで来たところで立ち止まり。一体どちらがラルスの寝室かと考えても結論は出ず、試しにと片方のドアノブを慎重に回せば、ガチャリと固い鍵のかかった感触がして。もし中にラルスがいるならば、今の音に反応を示したかも知れないと、後ずさり向かいの部屋の扉に背をつけじっと扉を見つめるが、既にラルスが出かけた後なので反応がある筈もなく)
・・・もう、寝たの?
(背にした扉に向き直り声をかけて反応を待つが、やはり扉が開くどころか室内で人が動くような気配も感じ取れず。やはり何かおかしいと疑念を抱けば、ならば少し待ってみようかと寝室の扉に背を預けるようにもたれかかり、短剣を胸に抱くように握り。そのまま時間が経てば疲れて座り込んだだろうか)
(/日が開いてしまい申し訳ありません。こちらは仕事帰りの遭遇で構いません。よろしくお願い致します。)
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