SCAPEGOAT 2017-12-24 22:13:45 |
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(薄暗い部屋の中
僅かな明かりに照らされて
今はあまり見ないレトロな駅員服に
帽子を目深に被る男が2人座っていた。
澪にはまだ気づいておらず
二人とも椅子に腰掛けており)
○様子を伺う
○扉を開けて中に入る
○別の場所に向かう
(/そこに縛りは設けないつもりです
なので知っていても大丈夫ですよ)
>様子を伺う
お、いたいた。
(ひと気を感じられない駅構内に違和感を持ちかけていたが、覗いた駅務員室にはきちんと人がいたので、ひとまず安心して。2人ともこちらには気付いていないようだが、何か込み入った仕事の最中なのだろうか。疑問に思いつつ、声をかける機会を伺うように2人の様子を観察してみて)
(/ご回答感謝します。承知しました! 拙いロルしか回せませんが、何か粗相を働いてしまった時はどうかご指摘ください。これから宜しくお願いします。)
(金色の目をした片方の男が椅子を前足を
上げ下げしながらガタガタと音を鳴らし
退屈そうすると
隣の微動だにせず椅子に座り続けている
男に話しかけ)
「ねーねーヒマだねー?」
「……。」
「なーんか腹へらなーい?」
「……。」
「聞こえてまーすーか?」
「……。」
(一方通行の会話にやれやれと息を吐き
目線を外にやると
人影があることに気づき
椅子から飛び降り扉の方へと歩き)
○そのまま動かない
○怖くなりどこかに隠れる
(/いえいえこちらこそ拙い文章なので
申し訳ないです…
それに小松さんロル回すのうまいですよ!
はい!これからよろしくお願いします)
>そのまま動かない
金色…外国人か?
(駅務員の様子を伺ってみれば、室内で行われていたのは奇妙なやり取りで。話しかけられても一切返事をしない男の態度も不思議だが、それより目を引いたのは、もう片方の駅務員の瞳の色。思わず小声で感想を溢すと、そのタイミングで相手もこちらに気付いたようであり。椅子を下りた相手の様子に、"話しかける手間が省けたようだ"と無意識の内に微笑みを返して、その場に佇み)
(/主様の文章は情景が分かりやすく、物語の流れも拝読していてわくわくしますよ。私のロルについては、勿体ないお言葉ですw それでは、背後は一度引っ込みますね…!)
(軋む蝶番が悲鳴をあげながら扉が開くと
獲物を見つけたように金色の瞳が鋭い眼差しで
玲司を見、ゆっくりと玲司に手を伸ばそうとした時
ガタリと彼の後から音がしゆっくりと振り返る)
「あっレー?君が動くなんて珍しーネ」
「……。」
(何も答えない黒い瞳の男が玲司に近づき
目深に被った帽子を少しあげ目を合わせて問う)
「何か用か?」
(向かってきた男が目の前の扉に手をかけると、それは不吉な音を立てて開き。こちらは穏やかな表情のまま、声をかけようと口を開きかけたが、ふと相手の眼光の鋭さに気付けば、思わず口をつぐんでしまい。次いで、ゆっくりと伸びてくる手に息を呑んだ時、突然、もう一人の男が席を立って、こちらに近付いてきて。先の男の異様な気配への驚きも冷めやらないうちに問われたことへは、つい潜めた声で訝しげに目を細めつつ、質問への回答となっていない、ただの正直な感想を返してしまい)
今の人、何すか?
「何?それはどういう問いだ?」
(聞かれたことがどういう意図なのか分からず
首を傾げ不思議そうに玲司を見た後
金色の瞳の男の方を観察するように見
何ナニー?と屈託のない笑みを見せる男に)
「ただの駅員だが…どうかしたか?」
(と問い返す)
ただの駅員?マジすか、今めっちゃ睨まれた気がするんスけど。
(黒い瞳の男が返した言葉に、ちらりと一度だけ金眼の男の方を見ては、相変わらず潜めた声でクレームじみた台詞を続け。実際に睨まれたかどうかは曖昧であったが、一瞬確かに感じた眼光の鋭さと不気味さを表現する言葉が他には思い浮かばず。しかし、ちょっと驚いたのみで、本気で苦情をつけたいと思っているわけではなく、見返した金眼の男も今は屈託のない笑顔を浮かべているようであり。その様子から内心では"やっぱり気のせいだったのかも"とも思って、気を取り直せば、急に現在の状況へと意識が戻り、ハッとした表情をした後、照れ隠しのように苦笑いをしては)
あ、そうだ。すみません、実は寝過ごしちゃったみたいで、△△駅に行きたいんですが、どうしたら良いでしょうかね?
「睨まれた…?何もしてない人間を睨むような奴では
ないと思うのだが…」
(手を顎に当て少し考えるように目線をずらして
思考を巡らすが自分はその瞬間を見ていなかったので
検討がつかず手を顎から離すと玲司にちょうど
駅の事を聞かれ目線を上げる)
「△△駅?聞いたことがないな…
それにここは電車が来るのが気まぐれだから
いつ来るかも俺達には分からない」
(冗談を言ってる様子もなく
至って真剣に玲司の質問に答える)
え…ここは何線ですか? △△駅は◇◇線なんですけど…。
(予想外の返答に戸惑うも、相手が冗談を言っているようには見えず。反射的に、どこでどう間違ったのか、余程遠いところまで来てしまったのかもしれないが、駅名で分からなくても路線名なら通じるかもと思い、期待を込めて食い下がってみて)
「何線…?」
(言っている意味がわからないのか
困惑しているように瞬きを数回すると
後から笑い声が響く)
「ここは終点のきさらぎ駅
キミが◇◇線に乗ってたナラ
ここは◇◇線なんじゃナーイ?
はいこれあげるカラそろそろ出ていってくれナイ?」
(その手には今は見ない古めかしい切符があり
ヒラヒラと動かしニヤリと笑うと玲司の方へと
差し出してきた)
○受け取る
○受け取らない
>受け取る
そんな…◇◇線の終点なら◎◎駅のはず…。ん?これは…?
(困惑した表情となった黒目の男を少し不安そうに見ていれば、後ろから笑い声がして。続いて投げ掛けられた言葉に、普段通学に使っている電車の"行き先表示から覚えた終点の駅名"を口にするが、まだ何かを言おうとしていたその途中に、切符を差し出され。思わず話を切ると、何の気なしに手に取り、まじまじと眺めてみて)
「これで改札を出てもイイしー
電車が来るのを待っててもイイんじゃない?
俺達そろそろお仕事に戻らナイと…ね?」
(金色の瞳の男が黒い瞳の男の背後から手を回し
抱きつく形になり同意を求めるようにね?と
言うと黒い瞳も頷き玲司に向くと)
「役に立てなくてすまないな…」
(何処と無く生気を感じられない瞳を逸らしながら
そう言うと黒い瞳は部屋の奥に行くために
金色の瞳の拘束を解いて歩き出す)
○駅務員室を後にする
○そのままここに残る
(/変えたつもり無かったのですが
色々触ってて変えちゃったのかもですすみません
気づいてなかったです)
>駅務員室を後にする
あ、ちょっと……なんだよ…
(去りかけた黒い瞳の男の背に、声をかけようとするも、相手は既に歩き出しており。一度だけちらりと金眼の男の方を見れば、さっき"そろそろ出て行って"と言われたことが思い出され、不承不承ながら、ひとまず駅務員室を後にして)
(/いえ、もしかすると、他の人が返している可能性もありかと心配になったのみなので、同一の主様であれば、良かったです。回答をありがとうございました。また、引っ込みます)
(外に出るとまた光のない暗闇の駅へと
戻ってくる、相変わらず電車も人の気配もない
改札口の方に辛うじてある裸電球がチカチカと
点滅しホームの方には時刻表らしき看板が立っている
駅内をぐるりと見渡したあなたは)
○改札口の方に行く
○駅のホームに行く
>駅のホームに行く
時刻表あるじゃんっ
(不本意ながら駅務員室を出て、再び辺りを見回すと、ホームの方に時刻表らしき看板を見つけ。次に電車が出る時間が分かるかもと期待に少し頬を緩めれば、そちらに駆け寄り)
(看板はかなり錆び付いており
時刻表らしき文字は見えるがはっきりとは
書かれておらず見知った時刻表では無い
どこか古めかしい看板だった)
○看板の付近を探索する
○看板の先のホームに向かう
>看板の付近を探索する
なんだろう、これは…。
(近寄ってみた時刻表は見慣れたデザインではなく、それどころか古めかしくて、しかも錆びついており。漂う違和感に眉を潜めつつ、錆び具合を確かめるかのように、右手で看板の表面に軽く触れてみては、その裏側や周囲にも興味を引かれ。しかめた表情のまま、看板の付近を調べ始めて)
(暗がりの中、佇む看板を見ていた貴方を見る
赤い瞳が2つ看板近くのホームの柱の影から
様子を伺うように覗いていた)
○声をかけてみる
○様子を伺う
>様子を伺う
ん?…あれは、何だろう…?
(視線に気が付くと、相手から身を隠すようにさりげなく看板の後ろに下がり、そこからそっと相手の様子を覗き見て)
(玲司の姿が少し見えなくなりそっと
柱の影から出てくるとゆっくりとした
足取りで不安そうにぬいぐるみを抱きしめながら
時刻表の看板に近づく)
…………。
(看板の裏に下がり、様子を伺ってみれば、柱の影から出てきた人物は思いの外に頼りなさげな雰囲気で。それでも、警戒を緩めずに看板の裏に立ったまま、相手の詳細な外観を探るように、そっと様子を伺い続けて)
(ぐすりぐすりと鼻をすすりながら
更にぬいぐるみを抱きしめる力を強めて
一歩前に進むと看板の影に居た玲司の姿を
目で捉え自分よりも背の高い玲司に肩をビクつかせ
赤い瞳に僅かながらに溜まった涙が揺れ硬直してしまう
その姿は白いボブヘアにここには似つかわしくない
白い布に赤の装飾が施されている甚平を着ており
白い毛並みに目には赤酸漿を付けた
ぬいぐるみを持った少女が1人玲司を見上げ震えていた)
○取り敢えず声をかける
○面倒なのでその場から立ち去る
>取り敢えず声をかける
……迷子か? お姉ちゃん、どうしたんだい?
(看板の近くまで歩いてきた影の正体は、泣きじゃくる小さな少女で。髪と目の色、それに服装と今この場にいることも、全てがどことなく不可解に思えては、その姿を認めたほんの一瞬だけ眉間に皺を寄せてしまい。しかし、すぐ少女の視線の高さと自分の目線が合うようにしゃがみこむと、柔らかな声色で相手に事情を尋ねて)
「クロ…クロが…いないの…」
(やっと絞り出した言葉はそれだけで
それ以降は涙が溢れ嗚咽が漏れるだけで
ぬいぐるみを強く抱きしめて顔をぬいぐるみに押し付け
必死に涙を止めようとする
すると甚平のズボンのポケットからキラリと光る
何かが地面に落ちる)
○落ちたものを拾う
○何か落ちたよと少女に伝える
>落ちたものを拾う
クロ? 犬とはぐれちゃったのかい?
(少女がやっとのことでという様子で絞り出した言葉を聞き拾っては、飼い犬とはぐれてしまい、この時間まで探していた、等の事情があるのかと深読みし思ったままに問いかけて。その時、少女のポケットから何かが落ちたことに気付くと、すぐに拾い。それを特に確認もせず手にしたまま、もう片方の手でごそごそと自分の鞄からハンカチを取り出せば「泣かない、泣かない」と少女を励まつつ、両方とも渡そうとして)
「クロは…人間…
シロと一緒にここに…来たの
でも…はぐれちゃって…うぅ…クロぉ…」
(ぐすぐすと鼻をすすりながらたどたどしく
言葉を紡ぎ言葉にすることで余計不安感に襲われ
次から次へと涙が零れるが玲司の優しい声に
ようやくぬいぐるみから顔を離しゆっくりと玲司を
見ると差し出されたハンカチがはじめに目に留まり
少し戸惑いながらもハンカチを受け取り涙を拭うと
次にもう片方の手の方を見、一瞬目を見開き
奪い取るように急いで玲司の手からロケットペンダント
を手に握りしめる中身を確かめるとまた涙が溜まり
ぎゅっと手に力を込めて何かを決意したような素振りを見せると玲司の目を見て)
「お兄ちゃん…クロを…クロを
探すの…手伝って…ください。」
○手伝う
○手伝わない
>手伝う
うお。
(拾った物はそもそも少女に返すつもりだったものの、奪うような勢いで取られるとは思いもよらず。少女の行動にやや驚いたが、余程大切な物だったのだろうと、一人心の中で納得し。次いで頼まれた内容に関しては、自身もいつ来るか分からない電車を待っている身で、今は特にすることも思い付かないし、断る理由も気持ちもなくて。しゃがんだ姿勢のまま、快諾して)
いいぜ。一緒に探そうか。どこではぐれたの?
(快く承諾してくれたことに
ホッと肩を撫で下ろすと玲司から
渡してもらったハンカチでまた涙を拭い
玲司からの質問に答えようと口を開き)
「えっと…気がついたらここの駅に居て
クロと一緒に帰ろうと思って
そしたら変な黒い犬に改札口の所から追いかけられて
気がついたら…クロが居なかったの…」
(追いかけられた事がよほど怖かったのか
また泣き出しそうなのか少し震えながら答える)
○改札口に行ってみよう
○まずこの辺りから探してみよう
>改札口に行ってみよう
黒い犬、それは心配だな。でも、改札口ではぐれたなら、そのクロって人も一度はそこに戻ってくるかもしれないね。
(少女の話を聞いたあとに、思ったことを述べるとすっと立ち上がって。「それ、返してくれるかい?」と言うのと同時に少女の手からハンカチを奪い、素早く自分の鞄に入れれば、空けた少女の手を自分の左手で握って。自分の右手は胸あたりの高さに持ってくると、そこで人差し指を立て、どこか悪戯っぽく少女に言い聞かせるように)
いいかな?またワンちゃんが出てきたら危ないから、お兄ちゃんから離れたら駄目だよ…?
(/確定ロルを回してしまいましたが、問題があったら申し訳ありません; またハンカチをわざわざ回収したのは、少女が元からぬいぐるみを持っていたからです。小さな手で、ぬいぐるみとハンカチを一緒の手に持つのは難しそう…と考えますと、>>165の時点では片手にぬいぐるみ、もう片手にハンカチ、という状態ではないかと想像しまして。手を繋ぎたいなら、少女に片方の手を空けてもらわないと、と考えたうえでのロールです)
「うんっ…分かった!」
(玲司の言葉に強く頷くと握られた手をしっかりと
握り意気込むその目にはもう涙は溜まっては居なかった
一人で心細かった時に手を差し伸べてくれた
玲司を見上げ少し微笑むと暗闇を見つめ
クロを探すべく改札口に足を向ける)
(改札口に着くと相変わらず人の気配は感じられず
裸電球がチカチカと点滅しながら
無人の駅内を照らしていた
すると改札口近くの花壇に植えられていた茂みから
ガサゴソと葉を揺らす物音が聞こえ)
○そばの自動販売機に隠れる
○警戒はするがその場から動かない
○シロを連れて急いで逃げる
(/確定ロルの件把握しました
戦闘なりでは無いので確定ロルはある程度
してもらっても大丈夫ですよ
ですが報告ありがとうございます)
>警戒はするがその場から動かない
犬かな?
(少女と一緒に改札口へ向かって歩き始めたものの、近くの茂みからの物音に気付くと、そこで足をとめて。手を繋いだまま少女を少しだけ自分の影になるように誘導しては、庇うようにほんの少しだけ自分は前方に立ち。逃げるべきか、その必要はないか、見定めようと音がした方向をしっかりと見つめて)
(/承知しました。丁寧なお断りに感謝です)
「うわっ!」
(茂みから転がり込むように出てきたのは
シロと同じぐらいの背丈に黒髪、黒生地に
赤の装飾が施されている甚平を身にまとった
幼子であった
茂みから出てくる際にどこかに足を引っ掛けたのか
そのまま倒れ込みグズグズと泣き始める)
○少年に手を差し伸べる
○シロにクロかと尋ねる
>少年に手を差し伸べる
ありゃ、転んじゃった…!
(茂みから姿を現したのは、今、自分が一緒にいる少女とそう変わらないぐらいの年齢に見える少年で。もしや彼が"クロ"なのかと思ったその瞬間に相手が転んでしまい。反射的に少女の手を引いたまま少年に近付くと、しゃがみこみ、もう片方の手を差し伸べて)
おい、大丈夫か? 痛そうだったけど。
「ひっ…!」
(誰かがいるとは思っていなかったためか
声をかけられ顔を青くしながら後に後退するが
そのそばにいた少女を見て顔色が戻ってくる)
「シロ?…シロぉおお!」
(少女の方へ駆け出し力いっぱいシロを抱きしめると
シロもクロにつられ大声で泣き始める
しばらく泣きあってきた二人が落ち着き二人で涙を
拭いながら玲司の方に向き)
「「お兄ちゃんシロ(クロ)を探してくれてありがとう」」
(そう言って出店でよく見るラッピングされたりんご飴を
巾着から取り出し玲司に差し出す)
○受け取り食べる
○受け取らず気持ちだけ貰う
>受け取らず気持ちだけ貰う
(抱き合って泣き始めた二人の様子に、どうやら、目当ての人物を見つけることができたようだとほっとして。何かを言おうと口を開きかければ、つと子供たちから林檎飴を差し出され。丁度、お腹も空いてきていたので、有り難く受け取ろうとするが、そこで不意に手を止め、ごく僅かだが顔色が変わり)
……いや、俺、今お腹空いてないしな。気持ちだけ貰うよ。二人ともこれからはどうするんだ?
(ややぎこちない笑顔で続けて。胸中に突如、沸いた不安は口には出せず、それでもその不安が杞憂であることを同時に願ってしまう。――― あの駅員は言っていた。ここは『きさらぎ駅』だと。それは確か、実在しない駅の名ではなかっただろうか…。一説に寄ると、現世と常世の境界にあるのだとか…。思い出せば、背中に冷たい汗が伝うのを感じ、しかし、思考はとまらずに、だとすれば、ここで出会ったこの子たちは人間なのだろうか? という疑問が浮かび上がり。もし、あちらの住民であれば、これも聞いたことがあるのだ。イザナミもベルセポネもそうであったはず。…黄泉の国の物を食べると、現世に帰れなくなると)
(/長文をすみません。食べると戻れるのか、それとも罠か、特別に迷う選択肢でしたw)
「僕達駅員さんにもらった切符でお家に帰るの」
「クロも見つけたからシロたち帰るねお兄ちゃん色々ありがとう」
(受け取ってもらえなかったりんご飴を見て
寂しそうに眉を下げるが仕方なく巾着にりんご飴を戻し
二人仲良く手を繋ぎ改札口に向かいながら歩き出し
玲司に手を振り改札口の外に出る
その後ろ姿は少し透けているようにも見え
確認しようにももう二人の姿を捉えることは出来なかった)
(二人が居なくなり静寂な駅内に戻ったのもつかの間
玲司の背後からグルル…と獣が何かを警戒するような呻き声が響き)
○背後を確認せず走り出す
○背後を振り返る
(/確実にさっきの選択肢はストーリー分岐出したね
りんご飴を受け取り食べていたら
玲司はどうなっていたのでしょうねw)
>背後を確認せず走り出す
(二人の子供を見送れば、その背中は少し透けているようにも見えて。改札を抜けた二人が、すぐに自分の視界から消えたことにも違和感を持つと、否応なく"ここから出るのはまずいのかもしれない"という発想に行き着き、不気味な焦燥感から、全身の血流が悪くなるような感覚を得る。静かになったその場に立ち尽くしたまま、"自分の方こそ、この後はどうしようか…"と考え始めれば、それとほとんど同時に背後から聞こえてきたのは、獣を連想させる唸り声で)
………!
(びくりとし、咄嗟に思い出したのは少女の話であり。今、背後にいるのは、彼女たちを追い回した犬なのかもしれないと思うと、あのような小さな子供にも逃げ切れる犬なら、どこか鈍く、振り返って姿を確認してから、対処を決めても遅くはないのかもしれないと思考が回り、武器になりそうなもの…すなわち、通学鞄を持つ手に力が入って。
しかし、並行して思い付いたのは"リスクを負ってまで、ここをすぐに離れないメリットはあるのか?"ということであり。結局、無言で振り向くこともしないままに、駅事務室かホームの方へと目で探しながら、走り出して)
(/迷う選択肢が続きました--; そろそろデストラップに引っ掛かりそうです^p^ 背後としては、アイテムゲットの可能性や薄暗い駅構内を無闇に駆け出す危険性を考えてしまい、状況を確認したい気持ちも強かったのですが、今回は逃げることにしました;)
(玲司が走り出したとほぼ変わらないぐらいで
背後にいた何かも足で地面を蹴り
玲司目掛けて走り出す見ていないので何が
追いかけてきているかは分からないが
獣のような息遣いに、時たま吠える声が
次第に玲司に追いついてくる
その何かから逃れるために貴方がとった行動は…)
○駅務員室に逃げ込む
○ホームのその先トンネルへと走る
(/迷わせるような選択肢が多くあると
言われると嬉しいです
分かってしまうようなものでは面白味がない気が
するので存分に悩んで楽しんで貰いたいです)
>駅務員室に逃げ込む
ちぇ、やっぱり追ってきたみたいだな…!
(背後の気配が自分を追いかけてきたことを感じると、小さく舌打ちをし、独りごちて。取りあえず、困ったときは人がいる場所、あるいは扉が閉まる場所、…と考えると現状でその条件を満たせる場所は"駅務員室"以外に思い付かず。最悪、中に入れて貰えなければ、鞄を使って戦うしかないかな、と考えつつも、そちらに向かって走り)
(中に入るとそこには誰もおらず
異様な空気で満たされている
どこかピリピリとした空気の中で鉄臭さが残る、
先程追いかけてきた何かが中に入ってくることは無く
扉の外でグルグルと呻き声を上げながら
様子を伺っているようだ)
(少し奥には駅員達が座っていた椅子とテーブルが
ありその上に何か髪が置いてあり
椅子に立てかけるように置いてある大きなスコップをある)
〇紙を手に取る
〇スコップを手に取る
>紙を手に取る
!? …誰もいないし、妙な匂いが…? それにこの紙は…?
(追い掛けられているという緊迫感もそこそこに、辿り着いた駅務員室に飛び込んで扉を閉めれば、追ってきた相手はその場にいるものの、侵入
を試みてくることはないようで。しかし、それもいつまでかは分からず、緊張は解けない。また、てっきり、駅員たちがいると思っていた室内には誰もおらず、それどころか、血を連想させられる匂いまで漂い、異様な雰囲気が感じられて。ふと、テーブルの上に紙を見つけては、それに手を伸ばし)
(/すみません今リアルが忙しくなってしまって
お返事を返すのが遅くなってます
48時間以内にできるだけお返ししようと
思ってるのですが遅れてしまい申し訳ありません)
(その紙には何かが書かれているようだが
インクが薄れて見えなくなっていたり
何かシミのようなものが付いていて
読めなかったりする部分もあるようだ)
────
きさ─ぎ駅を
出──は
─分の代──に
誰か──し出せ
さす─ば
迎──電─が
─方を迎──
来──ろう
────
(そのメモを見ていると扉がガタガタを音を立てて
揺れいよいよ外の何かが中に入ろうとしている様だ)
……きさらぎ駅を、出るには、自分の代わりに、誰かを差し出せ。さすれば、迎えの電車が、貴方を迎えに、来るだろう。
(といったところだろうか。メモにさっと目を通せば、読めなかった部分は文字数に目安をつけたうえで、てきとーに穴埋めし読み上げてみて。合っているか確証はないが、読めない部分の文字には規則性がない気がし。何にしても明らかなヒントなのに、解釈を間違えてはことだと思うと、期待と焦躁を同時に覚えながら、他のパターンも考えてみようとして。しかし、そこで扉が唸る音が耳に届くと、一時、忘れかけていた間近に迫る脅威の存在を思い出し。読んでいたメモを咄嗟に制服のポケットへ突っ込めば、空いた手には代わりに先程目についたスコップを取り。そのうえで)
ここで迎え撃つんじゃ狭苦しいし、まるで袋の鼠だな。
(と呟くや、まだ開ききっていない扉に、勢いをつけてタックルして。衝撃音に相手が怯んでくれれば、その隙を突いて外に飛び出し、そこで挑発を受けてやろうと考えて神経を尖らせ、さっきまで扉のすぐ裏に感じていた気配を探ろうとして)
(/返信はいつも楽しみにしていますが、現実の生活があってこその仮想空間での遊びだと思いますので、僭越ながらリアルが大変な時は、本当にそちらを優先してくださいね!;)
(/のんびりお待ちしています^^ ただ、もし主様が戻られた際、その日から二日間が経過しても私が姿を見せなかったら、遠慮なく新規様の募集をかけてください。何にしても、ここまでお相手して頂いたことを感謝しています)
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