SCAPEGOAT 2017-12-24 22:13:45 |
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>受け取る
え?
だって、さっき電車来ていましたよね?
私それに乗ってきたんです。それに携帯が使えないって……。
(男の曖昧な態度と言動に、不審そうに眉を寄せて首を傾げ、携帯電話を見るが何故か壊れたように画面には何も表示されず。何かを取り出しては差し出された男の手を少し見つめ、少し警戒しながらも先程の金色の目の男とは異なる雰囲気に今のところあからさまな害意は感じずおずおずと手を伸ばし)
「ここの電車は気まぐれなんだ
最近は行きっぱなしの電車しか来てない
戻りの電車は近頃は見てない…。」
(澪の伸ばされた手に古めかしい切符を手渡す
"きさらぎ駅"→ーーーーーー
行きの場所の名前は掠れて見えないものだが
まだ使われた形跡の残らない切符)
「これはあんたにあげる
使う場所は間違えないようにね」
(すると改札口の方から子どもの泣き声が聞こえてくる
一瞬目線を改札口の方に向けるが
気に止める様子も見せずに駅務員室の方に足を向け)
「じゃあ…俺は仕事があるから」
(澪に背を向け駅務員室に戻ろうと歩き出し)
○子どもの泣き声がする方に行ってみる
○男を呼び止める
♢古めかしい切符をGETした。
>子どもの泣き声がする方に行ってみる
えっ、戻りの電車がないなんて。そんなのあり得る訳……それに使い場所って。
(眉を下げ困惑したように目の前の男と掌に乗せられた古い切符を交互に見つめ。聞こえて来た泣き声に、そう言えばあの金色の目のした男が向かった方向だと気付き)
あの、お仕事中お邪魔してしまって、申し訳ありません。その、切符、ありがとうございました。
(気を逸らしている間に背を向けてしまった男に慌てて頭を下げ。足音を立てないように注意しながら、物陰を探しつつ改札口へと向かい)
(古く地面のコンクリートにはヒビが入り
所々に雑草が生える駅内を進むと
チカチカと付いては消える白熱電球の下に
蹲り泣いている黒髪の子どもがいる
何故かはわからないが頭には黒い狐のお面を
付けていて服装も黒を基調とした甚平姿だ)
○声をかける
○様子を伺う
>声をかける
(ちらちらと、周囲を見回し先程の金色の目の男がいないか警戒しつつ子どもに近づき。まるで祭りに行くような格好に、今時分祭りなどあっただろうかと思案し、泣いている子どもをほうっては置けないとなるべく優しい声で)
どうしたの? あなたも迷子?
(ぐすりぐすりと鼻をすすり
大きな瞳からたくさんの涙を零しながら
澪の方を見上げると嗚咽が漏れる口が動き)
シロ…シロがいないのぉ
うっ…うっ…
(手で零れる涙を拭いながら
零れる涙を止めようとするものの
止めようとすればどんどん涙が溢れ
服の裾を手で握りゆっくりと澪の方に近寄ると
澪の服を控えめに引っ張り)
お姉ちゃん
シロ…うっ…探すのっ
て…手伝って
○探すのを手伝う
○手を払い除ける
>探すのを手伝う
(ボロボロと零れ落ちる涙を見て、慌てて制服のポケットをがさがさと探し、ハンカチがあれば涙を拭おうとそれを持って子どもの顔を近づけ)
え、えっと、良い、けど。
あなた、何処から来たの?
それに、シロって? わんちゃんか何かかな?
(慣れない子ども相手におろおろしつつも、手を握ろうと、服を握る幼い手に重ねるように手を伸ばし)
(たどたどしく伸ばした手にそっと手が添えられ
溢れだしていた涙が少し収まり
じっと澪を見つめて鼻をすすり
なされるがまま澪に涙を拭き取って貰う)
うっ…シロは
僕の…双子の妹…
どこから来たかは…分からないけどっ
気づいたら…シロが…シロが…
うわぁぁぁんシロぉどこぉ?
(途中までは涙も止まりかけていたが
シロの事を思い出したらまた悲しくなり
声を上げて泣き出し澪から手を離すと
何かが甚平からするりと落ちチャリっと音を出し)
○落ちた何かを拾う
○何かが落ちたよと声をかける
>何が落ちたよと声をかける
あぁ、えぇと、一緒にシロちゃんを探すから、ね。
君はお兄ちゃんでしょ? なら、泣かずに今は我慢しよう?
その、シロちゃん、君が探してくれるのを待ってるかも知れないよ。
(慌てて、所々つっかえながらも何とか励まそうと口を開き、軽くポンポンと子供の肩を叩き)
あっ、えっと、何か落ちたみたいだよ。
(小さく聞こえた金物の音に、そちらを見やり手を伸ばしかけ、他人の物を無闇に拾ってしまうのは良くないかと、トンと子供の肩をついて何が落ちた方を指差し)
……それ、何か聞いても良いかな?
うん…僕っ…お兄ちゃん…だから頑張る
あっ…これ…
これは…僕の…
(涙を拭い拾おうと手を伸ばした時
犬のような生き物がホームの草むらから飛び出し
少年が拾うよりも早く何かを加えるとホームを降り
その先のトンネルの中へと駆けていく)
あれ…あれは
僕の…?僕のなんだっけ?
(先程までの様子とは異なり
あれが何かを思い出せないと言った様子で
困惑したように瞬きをすると
トンネルの中に消えていった何かを追いかけようと
ホームから降りようとして)
駄目! 待って!
(少年の持ち物を持ち去る犬のような何かに気を取られ一瞬反応が遅れるも、ホームに向かう子供の姿に思い出すのは先程の「最近は行きっぱなしの電車しか来てない」という言葉で。つまり自分がここに来た時同様、電車が来ることはあると言う訳で。焦った声で叫びながら子供を追いかけ背後からかかるように抱きすくめようと手を伸ばし)
(澪の声にビクリと肩を動かし
降りようとしていた手を止め
澪の方を振り返るとなんでそんなに必死なのか
分からず困惑したように澪を見つめ)
お…お姉ちゃん?
どうしたの?
早く追いかけないとあのワンちゃん
居なくなっちゃうよ…。
(犬のような生き物が消えたトンネルの方を指差し
更に困ったように眉を下げ)
○少年の代わりにトンネルに向かう。
○打開策が思いつかず立ち竦む。
>少年の代わりにトンネルに向かう
そ、うだよね。
(止まった少年にほっとするも、彼の取られた物を取り返さない訳にもいかないと、暗く先の見えないトンネルを見つめ、ぎゅっと鞄の取っ手を握るとホームに足をかけ)
危ないから、ここで待っていて。
あなたの物、すぐに返して貰うから。
うん…分かった
僕ここでお姉ちゃんのこと待ってる
(不安そうに表情が曇るが
澪のことを信頼し服の裾をぎゅっと握しめると
ここで待つと決意し澪を見送る)
(一寸先は闇
真っ暗なトンネルの中に風が吸い込まれるように
吹き抜け不気味に音を立てる
先程の生き物はもうトンネルの外から
確認することは難しく中に入らないと
いけないようだ…)
○意を決して中に入る
○怖いので引き返す
>意を決して中に入る
うん、良い子。
じゃあね。
(少年を安心させようと、強張る顔で笑みを作り、少年の頭を軽く撫で。ホームを降りるとトンネルの方へと向かうが、先の全く見えない真っ暗なトンネルに、恐怖から足が竦み。怖気づいて振り返れば、こちらを見る少年が見え、ここで躊躇う訳にも行かないと、ぐっと拳を握ると硬い表情で一歩一歩とトンネル内へと歩を進め)
(暗闇の中に足を踏み入れると
闇が辺りを包み歩みを止めると静寂が訪れる
また歩き出すと足音が反響する
徐々に徐々にその反響音の中に
誰かの笑い声が交じる)
(次第に闇が澪の足に絡みつき
ゆっくりとゆっくりとまとわりついていく
振り返ると歩いてもないのに出口の光が徐々に遠のき
やがて見えなくなる)
ここから先は立ち入り禁止ダヨー?
(頭部に鈍い音を響かせて澪の意識は失った
最後に見たのは獣のような金色の瞳だったーーーー。)
END 闇の中
お疲れ様でした
今回はBADEND回収おめでとうございます
なかなか自分が不慣れで参加者さんは
少しやりにくかったかも知れませんが
自分はすごく楽しかったですw
また機会がありましたら
別ルートで別ENDを見てくださいね!
ではではありがとうございました
(/きさらぎ駅というトぴ名からあ、もしかしてクトゥルフ神話TRPGの某シナリオ名かな?とトピが立ってからずっと参加したいとうずうずしながら見守っていたので、もしよろしければ参加したいです!ちなみにシナリオは名前だけ知っている程度なのでシナリオを完全に把握しているわけではないので純粋に楽しみたいと思っています。)
(/お疲れ様でした!
やっぱりバッドエンドでしたか。再挑戦したいと思っていましたが、他参加希望の方がいらっしゃるようなので、そちら様優先で構いません。少々残念ではありますが、また機会がありましたらよろしくお願い致します。ありがとうございました。)
基本夜INで亀更新、だいたい中ロル推奨で
小説ロルが大丈夫でしたら参加OKです
参加されるのでしたら
♢例
お名前
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をお書きの上少しお待ちください。
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