語り部 2017-12-11 17:30:39 |
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『──・──と
毛だらけ心臓の魔法青年』
「ハリー・ポッター」シリーズの世界観を拝借した物語。
魔法界に古くから伝わる寓話、『毛だらけ心臓の魔法戦士』が現代のホグワーツで再現される、という筋書きのもの。
キーキャラクターは表題にもある「毛だらけ心臓の魔法青年」だが、物語の主人公は彼と関わりを持つ人物の方であり、彼は終始悪役として描かれる。
主人公は、英国魔法界の名門学校・ホグワーツで、ある有能な美青年と出会う。
彼は裕福な家庭の出で、一見魅力的に見えるが、実際は不気味な噂がつきまとい、学校の中で浮いていた。
主人公は何故か彼に関心を持たれ、親友や恋人として関わりを持つことになるが、次第に、彼が異常に欲深い人物であることと、「己の弱点を克服するために」自分自身の心臓を分霊箱にしてしまったことを知る。──分霊箱を造る過程で手にかけたのは、あろうことか両親だった。
分霊箱たる心臓を自分の外に置き、人間らしい心を手放したことで強くなったと主人公は自惚れ、次第に道を踏み外していく。
しかし実際には皮肉にも、強くなろうと心を失ったことで、かえって自分を弱め、破滅を招きつつあるのだ。青年はそれに気づいていない。
彼を止めるには、彼の心を正さねばならない。それには、心臓を──人間らしい心を、彼の胸の中に戻すしかない。
彼の心臓を見つけなければいけない。
“己に欠けているもの”を満たそうとするあまりなるべくして悪に成り果てていく青年と、彼と出会ったことで不幸にも闇の魔術の世界に巻き込まれ、彼を止めようと奔走する主人公の、心の交流の物語。
※>1訂正
「人間らしい心を手放したことで強くなったと主人公は自惚れ」
↓
「人間らしい心を手放したことで強くなったと青年は自惚れ」
「毛だらけ心臓の魔法青年」
“オリヴァー・ブラッドフォード”
魔法界有数の純血貴族の一人息子。
モデルとなった寓話の主人公同様、ホグワーツにおいて成績優秀者として名を馳せる有能な美青年であり、表面だけを見れば非常に魅力的。
しかし実際は非常に欲深く、目的のためなら手段を選ばない利己的な冷酷さの持ち主。
原作における『トム・マールヴォロ・リドル』とほぼ同じ人格・才能の持ち主である。
しかし彼との相違点は、裕福な家庭で実の両親により育てられたこと、自ら両親を手にかけて孤児になったこと、トム・リドルよりも更に自己本位・個人主義であること。
トム・リドルが取り巻きを従え、後に魔法界で反純血主義者やマグルの大量殺戮という社会的なテロ行為をとった教祖であることに対し、オリヴァーは常に孤立しており、どちらかといえば単独のシリアルキラーのような印象が強い。
貪欲、冷酷、自己本位という根底にあるのは、「自分は何かが欠落している」という強烈なコンプレックスで、強さを手に入れようと分霊箱を造りだしたり、主人公に強い興味を持って関係を持とうとしたりしたのも、これを埋めようとしてのこと。
全ての行為は、「自分に欠けているものを満たす」という人生最大の目的に帰結する。
両親の殺害後に明らかになるが、実はブラッドフォード家の実子ではない(ただし、オリヴァー本人はブラッドフォード家に来てから物心がついており、実の両親を探し出そうともしていない)。
当人たちが死亡しているため真相は闇の中だが、手にかけた両親と何かが上手くいっていなかったこと、愛情に飢えていたことこそがオリヴァーの狂気の一因だった、これが彼を歪ませた、と見る向きがある。
※>2訂正
「裕福な家庭で実の両親により育てられたこと」
↓
「両親の揃った裕福な家庭で育てられたこと」
「──・──」 ①
オリヴァーの、生涯唯一の親友となる男。同級生、先輩や後輩、或いは教師や留学生。
オリヴァーが闇の魔術に長けていることに対し、彼は闇の輩を相手取るような才能、ハリー・ポッターと同じ才能に長けている。
友人であるオリヴァーを止めるべく奔走するうちに、我知らず、魔法史に名を遺す偉大な英雄へと成長していく(この友人の名がタイトルの「──・──と……」に入る場合、これがメインの物語)。
大悪へと変貌していくオリヴァーとの友情のために戦い、冷酷で知られるオリヴァーも、彼との友情は捨てきれない。
元は友人関係にありながら、原作におけるハリーとヴォルデモートのような宿敵関係に陥る。
「──・──」 ②
オリヴァーの、生涯唯一の恋人となる少女。
目を見張るような美しい少女として、ホグワーツでも有名である。
暗い魅力を持つオリヴァーに反発しつつも惹き付けられ、恋仲となる(この恋人の名がタイトルの「──・──と……」に入る場合、これがメインの物語)が、オリヴァーの人間を捨てている一面を時折目にしてはぞっとする。
オリヴァーの心を取り戻すために心臓を探し出そうと奔走するが、それを知ったオリヴァーは恐怖に駆られて阻止しようとする。
抱き合ったことで死を招く寓話通りのエンディングか、別のエンディングになるかは不明。
「魔法契約」
▼背後のハリポタ知識は原作小説のみです。ご了承ください。
▼ロルは200字〜。小説・心情ロル可。ただし確定や最強、中身があまり進展しないオウムロルは不可。
▼レス頻度は3日に1度程度から、ご相談次第。
▼「──・──」①にあたる友人、或いは「──・──」②にあたる恋人での参加。
▼PFは選定式。相性重視ゆえ、申し訳ありませんがお断りする場合もございます。しかし、1枠につき1名様まで、というようなキャラ枠制限はございません。
▼ただし(ないとは思いますが)、枠外での参加も可能。また、異性での参加をしたいが友情展開を希望、特にキャラ交流はしたくないがハリポタバトルだけしてみたい、などといったご要望も受け付けております。ご相談くださいませ。
▼参加希望の方は、
名前/
性別/
年齢/
容貌/
性格/
備考/
物語への要望/
此方への要望/
ロルテ(簡易)/
以上のものを書き込んでくだされば。
▼参加決定者様のお好みに合わせて容姿、さらに詳しい性格などのオリヴァーのPFをカスタマイズ致します。
▼訂正が相次ぎ申し訳ございません。質問は常時受け付けております。私得募集ですが、良縁願って!
名前/赵 春燕( ヂャオ チュンイェン )
性別/女
年齢/13~14歳( 3年生 )
容貌/光の当たり具合によって違って見える濡羽色の髪。一切の癖も乱れもなく重力に従ってすとんと落ち、胸辺りで切り揃えられている。前髪は顎の下まで伸びていて、左眉の真ん中あたりを分け目に片側だけ耳にかけている。二重瞼の大きな瞳も夜の海のような深い色を湛えており、唇は桃色、肌は象牙のように白く滑らか。体躯は華奢で頼りなく、女性特有の膨らみもあまり見られない。身長は150㎝程度とただでさえ小柄なアジア人の中でも控えめ。制服は崩すことなくいたって普通に着こなしている。
性格/誰よりも穏やかで慈悲深く、残虐の一番遠い所にあるような性格。平和を愛し、他人同士のちょっとした諍いにすら心を痛める。喧嘩が多いのでクィディッチの観戦も得意でない。何度でも情けをかけ慈しみ、悪い人もいつかは変わると心の底から信じている。一方案外頑固な面も持ち合わせており、譲れないところは絶対に譲らない意志の強さも持っている。同年代の子供たちに比べ大分達観していて、価値観や言い回しは何年も生きているような落ち着きすら感じさせる。心を許した相手には結構甘えたがりで、無邪気な振る舞いをすることも多々。基本的には勤勉で謙虚、それから少し恥ずかしがりや。
備考/孤児。誕生日は不明。とある中国人の魔女に拾われ二人きりで生きてきたが、詳しいことは一切聞かされていない。母代わりであるその魔女は、魔法界から遠く離れた中国の田舎で薬屋を営んでいる変わり者で、春燕が魔法を使えることを入学届が届く何年も前に見抜いていた。何故中国からほど近いマホウトコロではなく、ホグワーツから手紙が届いたのかは不明。成績は全体的に高水準だが特に変身術に秀でており、しいて言えば数占い学、魔法薬学、闇の魔術に対する防衛術がやや不得手。鷲寮に所属しており、仲の良い同室の女の子の名前をマリア・ロヴェットという。甘いものが好きで、寒さと血の匂いが苦手。森など自然が多い場所での散歩が趣味。
物語への要望/忘れ物を届けるところから顔見知りになり、その後校内ですれ違うと言葉を交わすようになるといった感じでじんわり仲を深めていけたらと思っています。そのうち一緒に勉強したり、ホグズミードの時は一緒に出掛けたりできたら嬉しいです。事故か何かで在学中に養母が亡くなるというお話も取り入れたくて、それをきっかけに心中を吐露し一層仲が深まったりとやってみたいことがたくさんあります……!春燕が7年生になってからの会えない1年間はふくろう便で連絡を取りたいですし、卒業後は一緒に暮らしたいです。学校生活はイベントごとに時間を飛ばして、彼の闇を知り心臓を探し出すのは卒業後の方が自由に動けて良いのではと思っているのですがどうでしょうか。
此方への要望/蛇寮、一つ年上、180㎝程度、黒髪、5年時には監督生、7年時には主席
ロルテ/
( 『魔法薬発展演習』『闇の魔術の実体と解析』『魔法とマグル式科学の比較』『欧州薬草便覧』―――図書館で借りた4冊の本に、書きかけのレポート約20インチ。こぼれ止め呪文がかかったインク壜に、先割れ防止の呪文がかかった羽ペンが一つ。とある授業の際持って行って、そのまま忘れてしまったトートバッグの中身は無事だろうか。もやもやしながら大広間で一人、桃の皮をむいていた。同室の友人の家から今朝方大量に送られてきて、おすそ分けして貰ったそれにひたすらナイフを滑らせ続ける。傍から見たら呑気なその姿の裏には訳があるのだ。
バッグごと忘れてしまうなんてさすがにすぐに気が付いて、慌てて戻った教室で言われた言葉が記憶に新しい。「他の生徒に届けるよう頼んでおいたよ」なんてウインクしながら告げるお茶目な先生を前に、がくりと項垂れてしまったのは仕方のないことだろう。この状況であちらこちら動いてはいけないんだろうけど、預かり人が自分の部屋を知っているとも限らない。そもそもどこの寮の人に預けたのかも聞きそびれてしまったので、部屋で待つのは得策じゃないなと部屋に戻ってから気が付いた。机の上で瑞々しさを放つ球体を手に、ナイフを借りようと食堂へ寄ったのち大広間にてやっと一息。忘れ物を預かってくれている誰かは私を見つけられるだろうか?しゅるしゅる皮をむきながら、そんなことを考えていた。 )
(/初めまして。綿密に作り込まれた魅力的な物語に、胸を高鳴らせながら拝読致しました……!宜しければ②のキャラクターで参加させていただきたく思っています。
レスは週一~月一とかなり不定期になるかと思われますが、あまりにも遅くなりそうな場合は必ず事前に連絡致します。不備等御座いましたら遠慮なく仰っていただいて構いません。お手すきの際にでもご確認とご検討の程宜しくお願い致します。 )
名前/ ルイス•A•エヴァンス
性別/ 女
年齢/ 16 ( 5年生 )
容貌/ 陽の光を浴びると煌めくプラチナブロンドを持ち、髪の色からか儚げな印象。枝毛や切れ毛など一切ない髪は低学年の頃は肩につかない程の長さを保っていたが、上級生になるにつれ伸ばしてゆき、現在は胸の下辺りの長さを保っている。同じ年頃の女の子に比べ少し発育が良く、身長は高めで女性らしさも出ている。髪の色と同じ眉、睫毛を持ち、パッと見た時に色素が薄くぼんやりとした顔に見える。人より少し長い手足と、身体のバランスからして小さな顔をしている。幅の広い二重をした目は顔のサイズを考えると大きく、珍しいエメラルドグリーンの瞳をしている。小さいがそれなりに高い鼻、少し薄いが形の整ったチェリー色の唇を持つ。制服は指定された通りにきっちりと着て、夏の暑い日でも着崩す事はない。
性格/ 他人の手本になる様な真面目な性格で、間違っても道を踏み外す事など無く光の中を歩み続けられるような人物。正義感が強く、困っている人間は見過ごせずにどんな極悪人にも手を差し伸べる。慈愛に満ちており、他者を見捨てるくらいなら自己犠牲も厭わないという大胆な面を持つ。一本筋が通っており、どんな誘惑があろうとも其れに打ち勝ち信念を貫き通す事が出来る強い人間である。年の割には大人しく淑やかで、秘密主義者でミステリアスである事からも大人な雰囲気を漂わせる。純真無垢で、汚れを知らずに生きてきた。それ故に嘘を最も嫌い、どんなに小さな嘘もつかない。どんな時にも笑顔を絶やさず気丈に振る舞える器用さを持ち、明るく振る舞う様努めている。
備考/ 両親、兄弟の全員が魔法省に勤めるエリート一家。兄2人とは5つ以上年が離れており、よく可愛がられた。兄弟で唯一の女の子ということもあってか、両親からも溢れんばかりの愛情を注がれ育ってきた。純潔の魔法使いであるがマグルに偏見などは全くなく、寧ろ興味津々で3年生時にはマグル学を取っていた。一方で純潔至上主義を好まず、友人にはそういった人物は少ない。一族の血からか学校では優秀な成績を修めており、特に闇の魔術に対抗する防衛術を得意とする。魔法生物にもとても興味を持っている様で魔法生物育成学も取得している。ペットとして大梟を飼っており、ルカと名付けとても可愛がっている。誰もが憧れるクィデッチの選手として4年時からビーターを務めており、5年生では寮の監督生に選出された。教員からの信頼も厚く、期待も大きいがそれを重圧とは考えておらず寧ろガソリンとしている。一家全員がグリフィンドール出身で、自身もグリフィンドール生である。どんな困難にも果敢に挑戦しており苦手なものは無いと思いきや、雷が大の苦手で、昔家に1人留守番をしている時に家に雷が落ち停電した事が原因と思われる。そのほかにもピーナツが苦手。
物語への要望/ 少し前に監督生の集まりで出会い、一目見た時からお互いに何かを感じ、惹かれ合い、徐々に深い付き合いになってゆくといった感じを考えております!初めは寮も違うことや、あまり良い噂が無いことから自ら近く様な事は無かったが、遠ざけることもできずに距離を縮めるといった具合で...
寮が違う事を少し気にしてハロウィンやクリスマスなどの行事の時には密かに逢い、寮対抗のクィデッチの時には正々堂々と戦うようなそんな付き合いが出来れば嬉しいです。トライ•ウィザード•トーナメントなどの特別行事もあると盛り上がりそうで....オリヴァーくんが選手として出て、自分は応援する側にいて距離をグッと縮めたいです。
学年が上がる毎に、距離は縮まっていくがオリヴァーの異常性が時折垣間見えてくる。不穏な噂も耳に入ってくる事が増え、徐々に相手に恐怖を抱くも、心の底から愛しているが故に離れる事など出来ずに救う手立てを探しホークラックスに突き当たり....という物語後半ストーリーを考えていますが、臨機応変に、出来ればオリヴァー本体様と話し合い決めていきたいなと思っております。
此方としては...年相応に子供らしく無邪気な面もありながら、どこか大人びていて仄暗い、シリアスなストーリーになる様なロルを書いてゆきたいと考えています。
此方への要望/ パーセルマウスのスリザリン寮生徒。大人しくミステリアスな雰囲気。希望としては白人男性で黒髪長身。此方と同じ学年又は上の学年で監督生。出来るならクィデッチの選手である。
ロルテ(簡易)/
そんな顔をしないで....貴方が哀しいと私も哀しくなってしまうの。––如何してって、貴方は私の大切な友人の1人だからよ。それ以上の理由っているのかしら?
( 教室の隅で授業が終了後も物思いに耽り、時折悲しげに眉を下げる女子生徒が見えると、この後に好きな科目の授業を控えているものの性格上又監督生という立場上放っておくことも出来ずに声を掛けに行き。ポツリポツリと悩み事を話す女子生徒に寄り添い、時折励ましの声を掛け。すると女子生徒の表情は柔らかなものになり、ホッと一安心したところで教室の端に古めかしく埃を被った時計に目をやり、もう次の授業が始まり20分は経ってしまった事にようやく気づき。がっくりと肩を落とすと励まし返されてしまい、困ったように笑うと一言「大丈夫よ、授業より大事な事だったもの」女子生徒もその言葉に言い返す事はなく、感謝を述べると挨拶を1つし教室から退出して。1人教室に残り此れから有効に時間を使うには、授業に途中参加するか図書館で自主勉強をするか何方が有益なのかを思案して。此処の教室は次は使わない様だし、此処に残り先程の授業で課せられた宿題をしてしまうのも良いかもしれないと、広げられたままの教科書と文字がびっしりと書かれた羊皮紙に視線を落とし。暫し思案した後に、やはり図書室で教科書以外の参考書を見つつ課題を熟すと効率が良いだろうと机の上に寛げていた物を手早く纏めて。一纏めにした其れ等を胸に抱えると、授業中だからかいつもより人が疎らな廊下を、なるべく靴の音を立てぬ様気を遣いながら歩き、図書室へと向かい )
( / こんばんは。恐れ多くも②で参加させていただきたくPFを書かせて頂きました。 本当に良く考えられたストーリーで、私なんかが参加希望させて頂いて良いものかと...躊躇はあったのですが、惹かれるところが多く...候補として名乗りを挙げさせて頂きました!
オリヴァー本体様のお眼鏡に叶う様な娘では無いかも知れませんが......御一考の程宜しくお願い致します。 )
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