2017-12-10 18:28:06 |
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ママに秘密ぅ?怖いもの知らずなんだなぁ、アンタって。……アタシもだけどさ。
( 自分の言葉選びが度々人の心のどこかを刺激するらしい自覚は持っており、それを失敬だと言われることはあれど面白いなんて言われることはめったになくて。その上、素敵だなんて付け加えられちゃ機嫌が良くならないわけがない。アイスの話に乗ってきたのだって願ってもみなかったことだった。怒ると怖い自分の母を思い出せば、相手の発言はとてもじゃないが信じられない。とは言え、二つ目のアイスを食べる時点でそれがバレたら怒られるのは同じだと思い直せば少し顔を曇らせて。それでも足取りは軽く目的の店へ誘導する様に歩き始める。ふと相手が自分と同い年くらいであることを思えば、ちらりと横目でその姿を見てから再び視線を前に向けて問いかけを )
その様子だと、アンタも買い物中でしょ?全部買い終わったの?
ふふっ、暴露無ければ万事良し、よ!この事は二人だけの秘密ね。
( しぃ、とまるで大人が秘密事を話す瞬間の様に唇を窄め、指先を軽く其処に当てる。子供心には幼過ぎる’秘密’とやらも、本人にしてみれば立派な大人の真似事らしく。誘導するが如く歩み出した彼女の歩幅に合わせてゆったりと歩き出し乍ら、道中の会話として持ち出された疑問に少しばかり視線を揺るがせて。やましい事がある訳では無い、思案の瞬間にふわりと浮いた視線は数秒其処らを歩く人に引かれた後、帰ってきた。思い出していたのは先程までの自分の行動と、学校から送られてきた手紙に書かれていた必要な物。恐らく全ては買ったはずだけれど、と微かに不安げに瞳を揺らがせ、彼女の横に移動すべく小走りを。横にぴったりと付けば、徐に彼女の顔を覗き込みつつ )
ねぇ、魔法学校ってどんな所かしら?私とっても楽しみで…、貴方は何か知ってる?
(/ 態々上げて頂き有り難うございます! 返事を見過ごしておりまして…然ももう一度見過ごす所でした…。遅くなってしまい申し訳ございません! )
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