*° tea time *° 【魔法使いの嫁】(エリアス募集)

うん、準備できたよ(急いで自分もコートを羽織るとエリアスの隣に寄り添って少しだけエリアスの服をつかみ、行こうかと微笑んで)

影にイラクサ、ヒイラギの輪ーーー(アイリス達が自分の側に来たのを確認すると手にした杖で一つ床を打ち鳴らし言霊をぽつりと紡げば柔らかく撓なる茨が現れ目の眩むような光りが辺りを包んだ一瞬後「着いたよ」の言葉と共に光りが消え)

相変わらずこの魔法は便利だね
(着いたよと言われるとゆっくり瞳を開けて、大きな街に出てくると相手の服を掴んだままさぁどこに行こうかと周りを見渡して、まずプレゼントを買わなきゃいけないからデパートがいいのかなと少し考えて)

あまり頼りすぎるものではないんだけどね。…街は久し振りだから案内はアイリスに任せても良い？(服を握る相手の手を取り繋ぐとチセ達が付いてこれるか気にして視線をやり)

うん、じゃあまずはデパートに行こう？(エリアスに手を握られると少し口元が緩みそうになり、バレないように違う方向を見てデパートの中に入ると周りはクリスマス一色で、チセ達は行くとこが決まっているようだったので時間を決めて別行動しようか？と提案して)

凄いな、ほんとにクリスマス一色だ(あまり街へ踏み入らないため実際のお店を目の前にして少し目がチカチカしたようでぎゅっと手を握れば)

人間の顔にならなくても大丈夫？(チセ達は別行動すると言ったので手を振って別れれば、ぎゅっと手を握られたことに気づき相手の顔を覗き込んで優しく頬を撫でて)

ありがとう、うっかりしてたよ(頬を撫でる相手の手を包むように自身の手を重ねて頷くとするりと人の頭に変わり、目を細めて微笑めば「どこに行こうか」と続け)

んーと、まず服とか見に行く？チセやルツにプレゼントしたくて(相手の手が重なるとあたたかいなと心の中で思いながらさりげなく指を絡めて、服屋さんを指さしながら微笑んで)

そうだね、…今の時期よりこれからの時期に着られるものがいいのかな。服を選んだ事がないとサッパリだ(自身が好んで着る服を思い出すも人にあげるものだと考えればうーんと首をひねり)

エリアスは年中その服装だもんね。私もオシャレに関してはサッパリだけど…任せて！(これからの服をちょうど服屋では売っていて、こうして何度も家族のようなことをし続けたいなと思いながら服を見ていき、チセに合う服があるとエリアスに1つ1つ聞いて)

僕らのパピーは何を着ても似合いそうだよね(アイリスが選ぶ洋服たちを見る度うんうんと頷いて肯定すれば選択肢が多くて嬉しいような、だからこそ選べず困ったような笑みを浮かべて呟き)

じゃあこっちかな。チセは細いしスタイルいいからどれきても似合いそう(どちらも頷く相手に苦笑いしてじゃあ自分ならこっちかなと考え、チセがこれを着ているのを想像すると笑みがこぼれて、チセはあまりスカートをはかないから女の子らしいスカートを買ってあげようと選んで)

うん、それもかわいい。そうかチセはスタイルがいい…のかちょっと細過ぎて心配だったんだけど、女の子の感覚はそうなのかな(困ったように頬を掻けばアイリスが選んだスカートを受け取り買い物カゴに入れ「次はルツの分？」と聞き)

ルツは黒いのしか着ないから、もう少し年相応のとかどうかな。男性としてかっこいいのってどんな服？(自分は女性なので男性の感覚はわからないなと思いここはエリアスの方がわかるかもしれないとエリアスを見て首をかしげて)

そうだなぁ、やっぱりスリーピース揃っているものが“かっこいい”ものだと思うけど…現代の感覚ではないからルツの年相応とは言い難いな(揃いのスーツは紳士の嗜みだからねぇとぼやきつつカジュアルな服装にも合いそうなベストを一枚選んで)

じゃあそのベストと、こっちの服もどう？(マネキンにあった服装を指さすと若い男性っぽくていいんじゃないかな？と聞いて、どちらもオシャレには疎いので多分これだろうとそばにあったマネキンと同じ服をカゴに入れて)

うん、これでチセもルツも喜んでくれそうだ。君は何か欲しいものないのかい？(自分からの分としてチセのワンピースをカゴにれると入った洋服たちを眺めアイリスに向き直ると微笑んで「見てきてもいいんだよ」と言い)

じゃあお言葉に甘えて…試着室で着替えてくるから待っててもらっていい？(相手の言葉を聞くとすぐにウキウキした感じで少し気になっていた服を手に取り、試着室まで早足で向かうと申し訳なさそうに待っててと言ってカーテンを閉めて)

うん。あ、じゃあその間ちょっと他を見てきても良いかな、すぐ戻るから(試着した姿を見たいと思っていたが他に買うべきものがあったことを思い出せば相手と同じく申し訳ない意を込めてカーテン越しに声を掛け)