常連さん 2017-11-23 17:47:17 |
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美味しい珈琲か…うん、悪くないな。
( 美味しい珈琲と食事は良い事のあった日を締めくくるのにはもってこいであろう。ただしこれから殺そうという人物のヒントが掴めたことを“良い事”と表現するのならば、という注釈付きではあるが。凄惨な事件現場をあらためてきたばかりだというのにケロリとした様子で何を食べようかと考えを巡らせていたが、ふとエドも大して衝撃を受けていないようであることに気づく。そうなるように仕向けたのは確かに自分かもしれないが、この年頃の少女としては異質なのだろう。衝撃を受けるどころか冷静に考察して推理の穴を埋めていっている。全く末恐ろしい弟子だ。これではいつ寝首を取られるか分からんなと内心で弟子の素質と成長を嬉しく思いながら )
その通りだ。では、未だに逃げおおせているのは何故か。 ほかに根城があるのか或いは背後に誰かいるのか…エド、君はどう見るかね? ベニー・マイルズの遍歴や人間関係についてのデータがなんらかのヒントになるかもしれないな。
(よもやこのような会話はこれから喫茶店で甘いものを食べようという一客としてはふさわしく無いにも程があるに違いない。まるでありふれた日常的な会話をするかのように淡々とした様子で小さな弟子に見解を求めて喫茶店の扉を開く。愛想のいい店員に案内されるがままに窓際のテーブルにつくとメニューを彼女の方に向けて )
好きなものを頼むと良い。どれにするんだ?
(/殺伐とした娘さん、素敵ですとも…!動き回る時間と犯行時刻についてもかしこまりました! )
ベニー・マイルズ、この街出身の27歳男性。親は貿易商で小会社を営んでいたはずですが12年前に破産しています。親の方はその後行方が分かりません…自分は、背後に誰かしらがいるのではないかと考えます。
(場数を踏んでいる訳では無いけれど、いつかこの手を汚すための準備なら整えている。博士の言葉、遍歴や人間関係を整理するように少し考え込んだまま博士の向かえの席に座った。
こちらにメニューが向けられるとそれを覗き込みながら上記を並べる。酒場で手に入れた情報と新聞に載っていた内容、あとは新聞社で昨夜更新されたばかりのそれと…自分の親が過去に扱っていた情報と。
ベニー・マイルズ、彼はこの街出身であり親は小さな貿易会社を営んでいた。12年前に破産、別の会社に取り込まれる形になったが実態は解体に等しい扱いだったという。破産前の3年間は違法取引であるアヘンや奴隷の売買にも着手、表の人間がそう簡単に出来るものではないことを考えるとこの時既に〝別の誰か〟が裏にいたのではないだろうか。そうして路頭に迷ったベニー・マイルズはアヘン漬けに…とすれば、逃げおおせている理由は通るかもしれないが)
…博士、自分にはまだ動機と言われるやつが分かりません。女、子供を狙う犯行がベニーの意思であるのか裏の意思であるのかもわかりません。
ただ、少し同情しますね。自分と変わらない歳で誰にも拾って貰えなければこの世界では生きていけない…アヘン漬けになったり、パーツを売りに出されたり、シモに流されたりしなかったのは博士が拾ってくれたお陰が1ミリはあるでしょう。
…あ、この苺のミルフィーユがいいです。紅茶はダージリン、砂糖多めで
(動機がわからない。あそこまで自分の体を追い詰めてまで犯行に及ぶ理由がわからない、アヘン欲しさにやっているのか、裏や居場所があるのだとしたら奪われないためなのか、それとも怨恨か。
明るい蝋燭照明の輝く店内で子供が並べるには重たい同情を綴っては苺のミルフィーユを指さして博士を見やる。あの日、あの時、どんな事情であれ自分を拾ってくれたことには変わりない。だからまだ博士に手は出さない、自分が裏で1人で生きていけるようになるまでは手が出せない。もどかしくもあり大事な勉強の時間だ)
(/ありがとうございます!
とりあえずベニーの過去を勝手に作ってみました、変更点や追加があればじゃんじゃん話の中で変えていただいて大丈夫です。エドの情報は噂と過去の記憶から出来ていますからね、間違いだってあります人間だもの!)
1ミリ? それじゃ多過ぎるな。その千分の一もないんじゃないか。俺に拾われたところで君が危険と隣り合わせな事には変わりないんだよ。いずれ君は一人になるのだからね。
(その言葉の裏にあるのは諦念か、願望か、定かではなかったが。どちらにしろツケを払うには罪と恨みを重ねすぎたのだ。しかし実のところ博士にとってそれらの事は大した問題ではなく。現に何でもない雑談をするようにうわの空で上記を述べれば手を軽く挙げてウェイターを呼び苺のミルフィーユとダージリン、それから珈琲とサンドウィッチを注文して。その後しばらく黙り込んでエドの情報と考察について考えていたが不意に口を開いて)
…殺人の動機なんて存外単純だったりするものだ。特に快楽殺人ではな。君は事件現場を見て“派手だ”とは思わなかったかね? しかも犯行後目撃されるなんていう信じられんヘマまでして指名手配されたわけだ。しかし、これがマイルズの意図したものだとすれば…。さあエド、彼が何かを訴えかけたい相手は誰だと思う?
( 彼女の考えを推し量るように、無遠慮とも言えるほどまっすぐな視線を投げかけて。)
(/ベニーの過去情報ありがとうございます!進めやすくてとても助かります…!背後にいる人物は誰にしましょうね。博士とエドちゃんの関係と似たような境遇にするのも、対比になって面白いかもしれませんね。)
(一人になる時、その時博士はきっと冷たくなっているだろう。だって自分が手にかけるのだから。相対してもしかしたら一人になるのは博士の可能性も否めない、その時にならないとわからない。
さも当然だと言うように言葉を連ねオーダーを済ませる博士の姿をウェイターはきっと良い兄だとか、そんな風に見たことだろう。
アヘン窟を絞ろうと地図をポケットから取り出すも、ふいに耳をついた〝派手〟という単語に顔を上げる。あの時感じたスマートさとは離れた光景だという感覚はは派手だという感覚なのかと妙に納得。まじまじと無遠慮な視線に対抗するように見据えては必死に考えを巡らせ。
けれど_犯行現場をわざと見せた場合、わざと派手に殺した場合、全てが意図したものだった場合を想像するのは少し難しい。自分はまだこの手を汚したことが無いのだから)
…見せしめですか?恨みなんて無いのなら、ただの自己顕示欲を満たすための行為である可能性。見せつけたい相手は、裏の人間だったり、あるいは無能な警察や遺族であったり…
(そこまで続けて言い淀む。可能性は他にもあるのではないか?例えば、もし自分が、派手に誰かを殺して、わざと自分の姿を見せたとしたならば…それを見せつけたい相手はただ一人。〝自分でもこれだけのことが出来るのだ〟と示したい相手はただ一人…自分なら、博士だ)
…もし、ベニー・マイルズの背後に誰かがいたのなら、その人物への見せしめの可能性が?力を見せつけたい相手は、自分の上に立つ存在ってことも考えられないわけでは…
(/背後にいる人物迷いますね~~~、アヘン窟を仕切ってる奴ですし今後も登場させるなら大玉的な扱いにするのも一つの手ですね…!博士に意見を求められる度にエドの脳内はフル回転ですよ、ふふ)
よく出来ました。
( 足を組み窓のサッシに肘をかけて頬杖をつき。にっ、と笑ってエドを見つめる様は悪人とは程遠い光景かもしれない。それはまるで真っ当な師弟関係であるかのように。)
つまり我々は少々厄介な相手とやり合わなければならんと言うことだ。しかし依頼はマイルズの始末だけだ。深入りする必要も無いだろうね。…少なくとも今は。
( マイルズを始末する事で裏で糸を引く人間が黙っているとは思えない。いずれなんらかの報復があることは確かだろう。そうでなければつまらないと言うものだ。暫くは退屈せずに済むのかもしれない。そこでウェイターが注文の品を丁寧にテーブルへ並べて。それはエドが先ほど言っていたようにとても美味しい珈琲で。 )
さ、事件現場と周辺のアヘン窟からマイルズの居場所を特定してごらん。
(/そうですね〜、ぜひ今後も登場させる大玉にしてみたいです。40代くらいのアジア系の男、でいかがでしょうか? 少し博士に似ている部分があると対照的で良いかと。せっかくなんでイケオジ設定にしてみたいなーなんて思いますがいかがでしょうか笑
エドちゃんとても利発で、博士も成長を楽しんでいます!!質問しがいがありますね〜)
…今は、ですか。まあ予想はしていましたが博士の口から改めて言われると少々背筋が冷えますね。
(褒められたのだと微かに表情に喜色を滲ませ、目の前に届けられたミルフィーユにフォークを伸ばす。背筋が冷えるだなんて1ミリも思っていないかのような表情で、口角は上がっているし何より声色は明るい。
どうやら博士は命を狙われることに楽しみすら見出すようだ、被虐趣味でも…あるわけないか、あれだけのことをしておきながら。などと失礼なことを考えつつ博士を見やる。珈琲はどうやらお気に召したようだ。安心したようにポケットから小さな地図を取り出すとミルフィーユをつつきつつ)
…第一の事件現場はここの廃墟、惨殺されたのは10代の少女。第二は酒屋の裏路地、被害者は20代の娼婦。第三は下水道の近く、被害者は10代の少年。最後がさっきの場所、被害者は20代の娼婦。そして住処だった場所から全て3km圏内の犯行となると
有り得るアヘン窟は、2番街か5番街。そして、夜に出歩くことを考えると…顔が見て〝もらえる〟可能性が高いのは5番街
(ちらり、視線をミルフィーユから上げて博士を見やったのは「あっていますか?」と口に出すのが悔しかったから)
(/アジア系素敵ですね…!イケオジ、素敵…、表面上は優しいおじさまだと最高ですね。ああそう言っていただけると嬉しいです…博士も頭のいい感じがもう…最高です)
君には少々簡単すぎたようだな。
( こちらの反応を視線だけで求める彼女に、“正解だ”と言う代わりに簡潔に感想だけ述べる。)
明日の深夜はそこで仕事だ。たしかフェイホンとかいう男の店だな。噂はよく耳にする。本当かどうか知らないがかなりのやり手で薬の売買と阿片窟の運営は奴の仕事の一部に過ぎないとか。…この手の話は君の方が詳しかったかな。何か知っていればあとでデータをまとめておいてくれないか。
( 5番街は所謂チャイナタウンで飲食店や雑貨店、食料品店が所狭しと並ぶ異国情緒溢れる街並みが続く。フェイホンの店はその更に奥にあり、暗く如何わしげないかにも怪しい門構えのその店はオーナーの名を取り__と言っても偽名に違いないのだが__“飞鸿”と書かれた看板をひっそりと扉横に吊るしてある。中へ入れば阿片とクラック・コカインの煙が渦巻く天国が広がっている、というわけだ。使い込まれて硬くなってしまった喫茶店のソファの上に座ってサンドウィッチを頬張りながらもその光景が浮かぶのは仕事関係のため…だけとは言い切れないのだが。とにかく、噂に聞く男に興味があるのは確かで。ぼんやりと明日の計画を立てながら珈琲でサンドウィッチを流しこむ。ふと、目の前の少女が喫茶店のオレンジ色の明かりに照らされて いつもと違うように見えて。 )
どうでも良いが君はこうしてみると普通の子のようだね。その名前と格好は差し詰め親の配慮のためか。
( いつもは研究所のうす暗い明かりの下にいるために気づかなかったが。その色白の肌に金色の髪を長く伸ばせばよく映えることだろう。 )
…ここからは俺の戯言だから真面目に受け取らないで欲しいんだが…、君は俺に囚われてはいるが自由だ。望むなら名を変えて好きな格好をしても良い。それくらいの事で仕事に影響が出るような教え方はしていない。
( 冷たい視線と言葉の裏に潜んでいるのは歪んではいるが博士なりの優しさのようなもので。 )
(/ イケオジの名前を出してみました! 表面上は優しいけど本性は冷徹とかだととても良いですね…!
嬉しいお言葉をありがとうございます!ほのぼのさせてみようとしたのですがどうしても殺伐としてしまう次第です…)
はい、覚えている範囲になってしまいますが任せてください博士。フェイホンという名前は何度か目にしたことがあったと思います…確かお父様の書斎の本棚の、緑のケースの3番目、黄色いタグの_ああ、もう処分されたんでした。
(正解、という判定に微かに気が緩んだのかミルフィーユの上の苺を口に放り込む。明日の深夜か、眠くなければいいがだなんて人が処分されるというのに眠気の心配をするのは失礼だろうか。
情報の在り処を思い出すように記憶を辿っては、それが過去のものであることに嘆息する。勿論中は完璧に覚えている、覚えている範囲だなんて気休めにもならないことを言ってしまうのは少々特殊なこの記憶力を表で隠すためにと親に習った術。
さて、アヘンというものを見たこともなければ試したこともない。明日はそれを見ることが出来るのだろうか。博士はきっと標的にしか興味が無いのだろうが、こちらは勿論その手段から裏の世界のことまで興味は尽きない。いつか博士を消した時、裏で生きていくには知識が必要なのだから…とまあ、食事には少々物騒な思考を追いやるように紅茶に手を伸ばす。ふとこちらに寄越されていた視線を見返しては告げられた言葉に困ったように表情を崩し)
はい。この名前は親の配慮です、格好も、博士の言う通りです。勿論、この名前を捨てて普通の街の人間のように生きることを望まないと言えば嘘になりますが…今の自分の目標は他にありますから。
(紅茶を1口。それからミルフィーユを再度つつきつつ自分の容姿について考える。男の子のような格好も名前も嫌いではない、むしろ不便はない。けれどもし、この2つを捨て生きるとしたらその時はきっと博士を消した時だろう。今はまだ、出来ないけれど。
歪んだ関係は少しずつ情を巻き込んで人間らしさを生み出していく、仇討ちだなんて綺麗なものではない自身の恨みを晴らすための行為の為にその元凶から術を学ぶ自分を博士はなぜ生かしているのだろう?聞けはしないけれど、この店に合うように柔らかく微笑んでみる)
その目標が果たされれば、自分は女として裏から足を洗うか、このまま裏で生きるかを決めるつもりでいるから。ありがとう、博士
(/素敵な名前をありがとうございます!で、できる限り柔らかな雰囲気を作ろうとして失敗したエドですごめんなさい…ほのぼのって難しい…)
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