魔女 2017-11-21 23:26:26 |
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(/遅くなって申し訳ありません!私は主様にお声掛けさせていただいた某掲示板のNo.22410の者です。この度は参加許可してくださり、誠にありがとうございます!)
(/いえいえ、大丈夫ですよ。こちらこそ、お声がけ下さりありがとうございます。さっそくなのですが、お互いのpf作成をしていきたいと思ってます。何か、魔女に求める萌萎などありますか?
また、世界観やストーリーなど質問があればお願いします。)
(/そうですね…ある程度キャラクターの構想を考えておりますが、舞台はなんとなく現代のフランスをイメージをしておりまして、少年は18歳のフランス人で農家の息子で魔女狩りに加担した村人の子孫、顔は祖父にそっくり。魔女の森を訪れるきっかけは彼の祖父から託されたお礼の手紙を渡すため。手紙の内容は第二次世界大戦時に村人を虐殺していたヒトラーの軍隊に追われ、魔女の森に逃げ込んだが足を撃ち抜かれて歩けなくなり、ピンチとなった時にドイツ軍を阻むようにいばらが出現し、それを見た敵軍が恐れおののいて逃げ出す姿を見て、きっと魔法で誰か助けれたのだと思い、あの時助けてくれてありがとうという感謝の内容。森を散策していたら迷子になり、夜になるまで歩き続けて館にたどり着くといった予定です。魔女狩りのイメージとしてはフランスがありそうだということで誠に勝手ながら舞台をフランスとしてしまいましたが、主様が別の場所の方がよければそれに従わせていただく所存でございます。
ストーリー展開はまだ考えておりませんが、どういったものにしましょうか?
萌えと萎えに関してですが、
萎えは無口/意地悪/傲慢/オウム返し
萌えは萎えが含まなければ、なんでも大丈夫です!
長文になってしまい大変失礼致しました。)
(/ご丁寧にありがとうございます。出会う形としてはその内容でいいと思います。何かしら、森へ来た理由などがあればきっと繋げやすそうですしね。舞台も、フランスで大丈夫です。私もなんとなく、その辺をイメージして作りました。
ストーリー展開としては、初めの出会った初期としては、魔女は憎き人間が館を訪れてきたので、困惑、母親の仇討ちと考え、相手を逃がさないために閉じ込めようするが、相手の館へと赴いた理由を知ってから、残酷さだけか人間の内にあるのではないと知り、少しずつ人間(少年)に心を開き歩み寄っていく…という具合ですかね。あくまで何となくのイメージですので、進めていく中でお互いに、「これからはこんな展開で」と意見しあって話し合えていけたらいいなと思います。
上記は魔女視点ですが、少年視点としては魔女に対して初めは恐怖を感じていますが、理由を話し、少しずつ人間を理解していく魔女をみて少年も少しずつ魔女を知っていこうと歩み寄る…という具合を考えております。
途中、館に魔女がいるという噂が街に広がり魔女狩り(当時とやり方は違うかと思いますが)が起きてお互いに離れ離れに引き剥がされ、(少年は魔女と関わったとして街の牢獄へ、魔女は舘に閉じ込められる。)だが、魔女は不思議な自分がもつ力を使い少年を助けにいく…という勝手な、勝手なイメージをしてます。まぁ、これはあくまで私個人の誠に勝手なイメージですので、お互い納得のいくストーリー展開を話し合えていけたら嬉しいです。
萌萎了解しました!そちらを踏まえてpf作成していきます。少年に対して、こちらの萌萎などはあまり無いですね。強いて言うなら、おバカ過ぎなければ大丈夫です。
遅くなったうえに長々とすみません)
「人間は……お母様を殺したっ!野蛮な心をもった生き物なんだっ!」
「ありがとう。君のおかげで誰かを好きになる喜びを知ることができた…」
名前/アイリ
年齢/20
性別/女
容姿/白銀に近い色の髪はお尻を隠すまで伸びており、ウネウネと全体的にパーマがかかっている。前髪は長く真ん中で分けており、横の髪も胸元まである。目の色は深い藍色で目尻が少しつり上がっている切れ長の目元。まつ毛は目尻のほうが長い。肌も白く日焼けしていない。真っ黒で裾を引きずるくらいのワンピースドレスを着ており、ノースリーブ。首から母親が最後に託した魔女の力をコントロールするための真っ赤な宝石のような物が薔薇の形をした中心にはめられたペンダントを掛けている。身長は約160cm。
性格/子どもの頃は危機にさらされたこともあったが、活発で明るい性格だった。今では、年齢も重ねたので大人しい方。しかし、芯はしっかりしており、けっこうアグレッシブなところもある。人間に対しては強い猜疑心と憎悪を抱いている。
少々照れ屋なとこもあり、素直になれないところもある。根は心やさしく、女性の抱擁力もあり大切な人には尽くしてあげたい性格の持ち主。
備考/古えより続く魔女の最後の生き残り。外見年齢は若いがその実もっと長く生きている。魔術や魔法といった類いの力を持っており、それは時代が変わる事に恐れられる存在となり、魔女狩りから逃げた一族でもある。しかし、森の奥にある館で母親と暮らしていたが街の人間に母親を殺され孤独と悲しみ、憎しみが入り交じり魔女の力を暴走させまるで自分を守るように茨太いで館全体を覆い尽くした。魔女の力を使う時は髪が黒くなり、目の色も紅く変化する。
1人でひっそりと館で生きていたが、ある日森へ迷い込んだ少年と出会い、少しずつ人間と少年へ心を開いていくうちに、淡い気持ちを寄せている。
基本的に素足で、寒さや暑さを感じないが一応外に出ようとする時は寒いときはローブを羽織っている。
(/遅くなってしまいましたが、魔女のpf上げてみます。何かありましたらよろしくお願いします。)
PF
名前:クラルテ・オランド
年齢:18
性別:男性
容姿:身長は178cm。金髪のミディアムヘアに瞳の色は青、顔はラテン系のように彫りが深く、鼻筋もしっかりしている。服装は白のワイシャツでボタンはとめておらず、中に黒のTシャツを着用し、ズボンはジーンズを着用しており、靴は黒のスニーカー。又、肩にかけているのは黒のショルダーバッグで祖父から託された手紙や財布などの貴重品、スマホなどが入っている。
性格:両親に愛されて比較的に裕福な家庭で育ったためか、優しくてとても真面目な性格になっている。第二次世界大戦でナチスによる村人の虐殺の経験を通して生まれた"差別をしない"という風習で特定の人種や魔女に対して差別をするような事はしない。又ら少し臆病であり、魔女に殺意を向けられた時は完全にビビってしまう。しかし、誰かを助けたい思いは強く、その時は命の危険をかえりみず敵に立ち向かう姿勢を見せる。
備考:魔女の母親を殺した村の出身。両親はワインぶどうを作る農家で比較的に裕福の家庭らしく、彼は両親に愛され何不自由なく育つ。魔女に関しては魔女狩りにあった被害者という認識で魔女の存在は半信半疑のようだが、悪いイメージは抱いていない。
祖父は魔女に助けられたらしいが、息子であるオランドの父親は魔女なんて魔女狩りの時にレッテルを貼るためにそう呼んでいたとして魔女の存在事態を信じず、変わりにオランドに自分の手紙を託す事になる。
感謝の言葉が綴られた手紙を渡すために魔女の森を捜索するが、道に迷い遭難してしまう、スマホも圏外で使えないので深夜までさまよう羽目になり、最終的に館を訪れることとなる。
[オランドが住んでいる村]
フランスの芸術の街パリからかなり離れた田舎の村で魔女狩りで魔女の母親を殺した過去を持つ。当初は正義だという建前のストレス解消行為を悪びれる様子はなかったが、ナチスの武装親衛隊がやってきて村人の虐殺を始める。この虐殺は連合軍が助けに来るまで続けられて村人達は魔女狩りされる側の気持ちを初めて知る事となり、現在は昔に行われた魔女狩りは間違った行為だと反省しており、墓場には魔女の母親と娘を追悼する墓が作られている。ちなみに虐殺の理由はレジスタンスのメンバーが潜伏し、村人の半数はユダヤ人のハーフだという情報が入り、武装親衛隊は虐殺に踏み切った。
[魔女の森の近くにある街]
森の近くにある特産品が特にない閑静な街。住民の多くは保守的な傾向があり、"フランス独立戦線"という過激派右翼政党の支持基盤となっている。この街には魔女狩りを主導した村長の子孫が移り住んでいる。
[村の虐殺]
第二次世界大戦時にナチスの武装親衛隊がこの村にやって来て、村人が木に縛られて射撃の的にされ、軍用車と紐で繋がれて死ぬまで地面に引きずられたり、あげくのはてには無抵抗な女性や子供、高齢者を一ヶ所に集めて生きたまま火炎放射機で焼き殺されるなどまるで地獄絵図のようになる。祖父も虐殺の対象となり、魔女の森まで逃げ込むが途中で足を撃たれ動けなくなり、万事休すとなった時に魔女の茨によってドイツ軍は阻まれ、いきなり茨がはえてきた事に恐れを抱いたのか逃げるように退却していき、祖父はこれは昔話に出てきた茨の魔女なのではと実感し、彼女の姿は見ていないものの彼女に感謝をするようになる。(/助けれた理由は魔女狩りと同じ境遇のオランドの祖父をほっとけなかったのをイメージしていますが、もし、主様が不快になるようでしたら設定を変えるつもりです。)
[フランス独立戦線]
ISISによるパリ同時多発テロ事件の影響で移民に対して不満を持つ国民や過激な保守層に支持を受けて設立された極右政党。党首はオランドと同じ村の村長の子孫であるクロード・ジラール。主に反EU、反イスラム、反ユダヤ、移民排斥を掲げている。魔女狩りの件はローマ法王が間違いだったと謝罪していたが、この政党では魔女狩りは正しい行為だと認識しており、まだフランスには魔女が潜伏しているはずだからもう一度魔女狩りをするべきだと主張し、親EUや人権団体から猛批判されている。
[クロード・ジラール]
身長182cm。年齢は58歳でスーツに身を固めた中年の男。フランス独立戦線の党首で過去に魔女狩りを主導し、魔女の母親を直接殺した村長の子孫。今は魔女の森の近くの街に住んでおり、フランスがEU独立できるように活動している。魔女の事は代々知っており、いつか復讐するために魔女が自分を殺すのではないかと恐れている。魔女の存在が発覚した後はやられる前にやれという具合で魔女を討伐するべく、魔女狩りを始めることとなる。
(/最初は秘密結社にしようかと思ったのですが、厨二病っぽいし、現実味がないので実際にありそうな政党にさせていただきました。)
(/遅くなってしまい大変申し訳ございません!そして、延長を承諾してくださり、誠にありがとうございます!不備や不可解な点、不快な所がございましたらご指摘してくださると幸いです!)
(/素晴らしいPfありがとうございます。設定など大丈夫ですよ!問題ありません。さっそく始めていきたいところなのですが、今主の背後立て込んでおりまして、今日の夜6:00くらいにこちらから開始のロルを回します。今しばらくお待ちください。)
ブラットムーン、血に染まる月…。
(家具がほとんど無い部屋で窓の外に太く絡み合うに連なる茨の隙間から除く真っ赤に染まる月を眺めては上記を呟いて。真っ赤な月を見ると、いつもあの惨劇を思い出してしまい、胸元をギュゥとキツく押し握っては目を瞑り脳裏に浮かんでは消えるあの光景を何とか払い除ける。もう、この世に魔女という存在はきっと自分しかいない。今の人間がもう魔女なんていなくなったと信じているならばこのままこの館で、この命が尽きるのもいい。人間に見つかり無残に命を落とすくらいなら、誰にも知られずこの茨に囲まれた安息の場所で死を望む。ふと窓を開ければ真っ赤な薔薇の花びらが部屋の中へと入ってきて、それを見ては少し悲しむような表情でその場に座り込み「お母様っ……」と懇願するように言えば、少しずつ茨は濃くなっていきゆっくりと顔を上げるとその双眼は真紅に染まり。下記をどこか儚げな表情で自分なのか誰かに問いかけるような口調で言って)
私は、このままずっと1人なの…?
(/遅くなりましたがこれより始めていきたいと思います。時間帯は夜にしたいと思います。また、ストーリーの展開などは話し合えって決めていきたいと思います。よろしくお願いします。)
>アイリ様
もう夜になっちゃったよ…月が真っ赤に光ってとても不気味だし…ど…どうしよう……(祖父から助けれた人に渡してほしいという頼まれ手紙を託された彼は幼い頃に祖父と魔女の森で遊んでいた時にこの森の魔女が祖父を救ってくれた事を思い出し、森を捜索したのはいいものの途中で道に迷ってしまいスマホのGoogleマップのGPSも機能していなかったためか真夜中になるまでえいえんとさまよう羽目となり。ふと空を見上げれば月がまるで人の返り血を浴びたような真っ赤な色をしており、非日常的だと思わせる不気味さを感じ、周りを見渡せば茂みの中からフクロウの声やときおり光って見える動物の目、空を覆いつくすように葉が茂っている木々が恐怖を倍増させ、オランドはこの森抜け出せなくとも一夜を過ごせる場所を早く見つけなきゃと焦っており。彼は恐怖と焦りでおどおどしながら森の獣道を進めていると茨によって道が塞がれており、気になって茨に近づいてみれば侵入者を拒むようにはえている茨の奥に大きな洋館が見え、建物の中には光が差し込んでおり、どうやら廃墟ではなく人が住んでいるようだと分かれば早速訪ねて見て、精神と心身共にヘトヘトに疲れ、空腹に悩まされていたので住人に泊まらせてくれないかと頼もうと試み、もし、駄目だったとしても森の抜け道だけでも教えてもらおうと考えたが、目の前の茨をどうにかしなれば館にたどり着く事が出来ず、一体どうすればいいのかと腕を組んで考え込み)
(/絡み文ありがとうございます!こちらこそ私の絡み文が駄文で申し訳ないですが、どうかよろしくお願いいたします!)
…何?
(素足のまま館の中を歩いているとズルズルと茨が動く音がきこえそっと重い鉄の扉を押し開けると茨が道を開くように重厚な門まで続いておりその先、開けた道の先に見慣れない姿の人間、魔女の視力は普通の人間よりも良いため、数10m離れた先に立っている人間でさえ性別の判断がつく。そんな中、数m先の門に立ち尽くしている人間が、少年であることはすぐに分かり。茨はその少年を招き入れようとしているのか、と考えればちょうどあの惨劇を思い出し人間への憎しみを再確認していたので、このまま少年を招き入れようと茨で少年の背後を覆い尽くせば、少年はもう館へと来るしか後が無くなる。双眼が紅く染まり、ゆっくりと踵を返して館へと戻れば、クツクツと喉の奥で笑い。髪が黒色に変化すれば天井を見上げて「……思い知らせてやる」と小さく呟けばエントランスにある階段へと腰掛けて少年がその重い鉄の扉を開けるのを待っていて)
(/私も久方ぶりなので…よろしくお願いします!)
>アイリ様
!?…これは一体どうなっているんだ?………もう、先に進むしかなさそうだ(侵入者の行く手を阻む植物に頭を悩ませていた時にまるで茨が道を譲るかのような動きをし、いきなり道が開かれた事に彼は驚き、ふと後ろを振り返ってみると今度は外から逃げられないように有刺鉄線のような茨が後ろの道を張り巡らされており、もう後戻りはできないなと悟った彼は館への道に歩みを進め。道なりに進んでいき洋館の庭にたどり着くとおそらくバチカン市国ぐらいの面積はあるであろう広大な敷地に主人の趣味なのかは分からないが薔薇の植物が多く植えられており、庭師でもいるのか綺麗に整えられており、月夜に照らされているものの昼間と違って暗く見えにくかったためかここまで広かった事に気づかず驚きを隠せない様子でそれよりも薔薇がおりなす美しいローズガーデンに目を奪われ鑑賞をしながら進んでいき。庭園を抜ければ館の前に到着すれば、建物の大きさに圧倒され、彼は見上げるように洋館を眺め、昔に歴史の授業で皇帝ナポレオンの権力の象徴でナポレオン自身もお気に入りだったと教わったフォンテーヌブロー宮殿に大きさとデザインが似ており、もはや洋館ではなく宮殿だなぁと思いつつ玄関の大きな扉にたどり着き、どこかにインターフォンでもあるのかと探してみたがどこにも見当たらず、そもそもあったとしても敷地の入り口の門にだったなと思い、インターフォンなしで人を呼び出す方法がよく分からないかったのでかなり失礼かもしれないが、一旦中に入って声を掛けて人を呼んでみようとギギギ…と少しきしむような音をたてながらゆっくりと扉を開けて建物の中に入り)
よく来たな、アダムの子よ。
(ギィィと鈍く重たい音を立てて開いた扉。館の中は十分とは言い難い、蝋燭や明かりのみ。きっとなれない人間は薄暗く感じるかもしれない。そんな誰かがいるのか、いないのかも感じさせない雰囲気に包まれた館に久方ぶりの人間が迷い込んできた。魔女は普通の食事をしたくても餓えはあまり感じない。それは、人間の心臓を食らい、血を飲むことで空腹はしばらく無くかるからだ。でも、最近はこの館、こんな森深くにやってくる人間などいなくなり、動物の心臓を食うのにも飽きていた。そんな中蜘蛛の糸にかかったのは新鮮な人間。館に入ってきた少年にいつの間にか背後に立ち、扉を閉めては上記を言って。「こんな夜更けに来るとは迷子かな?」と問いかけて。きっと、こんな白銀の髪に藍色の目を見れば怖がって動けなくなるだろう、と機会を伺い)
ワァ!いつの間に!…じゃなくて、かっ勝手に入ってしまいましてすいません!これは…その…(歴史の教科書に出てきそうな屋敷に入れると音が響きそうな広い空間に貴族の家よりもはるかに豪華な装飾がされており、電気が通っていないのか明かりは蝋燭の火だけで多少薄暗いもののまるで中世の時代にやって来たような感覚におそわれ、狐につつまれたような気分で館の中を見渡し。さっきまで気配を感じなかった後ろから声をかけられるとまるで驚いた小動物のようなリアクションをとってしまい、ふと我に返ったクラルテはこの今現状はあきらかに不法侵入をやってしまっているので窃盗犯と間違われないように彼は冷や汗をかき焦った表情でこの森で遭難した事を話そうとし。白銀の女性から君は迷子か?と問われれば、彼は泥棒ではなく、遭難者だと理解してくれた事に嬉しくなり「はい!そうなんです!僕は遭難し、深夜まで森をさまよってしまいまして、やっとのおもいでこの館にたどり着いたんです。」と笑顔で元気よく返事し、その後にほっと安心した表情でこの森に遭難して長い間歩いた末にここに来た事を伝え。アイリの容姿については珍しい髪の色だなぁと感じていたが、肌の色や人種で差別をするような人間ではないクラルテは恐れる様子がないどころか、泥棒と勘違いせず、迷子だと分かってくれた事で話の分かる人だと魔女に対して好印象を持っているようで)
ここに人間がくるのは、何十年ぶりだろうな。
(相手は遭難してこの館に来たと言うがなぜこんな村人も町の人間でさえも薄気味悪と近づかない森にやって来たのか少し疑問に思ったが、そんなの、餌が手に入った以上どんな理由であっても興味はない。上記をポツリ独り言のように呟けば相手に数歩近づいてその喉に手をかけようと伸ばしたがふいに鼻の奥にのこる人間の匂いと相手の匂いに覚えがあり。いつだか、森に逃げ込んできた人間を助けたことがあった。初めはお母様を殺した人間と同じだとすぐにでも殺してやろうとも思ったが、なぜだがそれはできなかった。それが、どんな理由だったのか正直はっきりとは覚えていないが、少しの間その人間を匿い逃げ道を教えてやったのだ。そんな昔のことをなぜ今思い出すのか、それはわからない。ただ、その時の男の匂いと今目の前にいる少年の匂いがどこか一緒のように思えたのだ。不自然な状態で止まった腕を少年の首にかけるのではなくそっと自身の身体へと引き寄せてから相手の顔をじーっと見て「…そんなわけないか。久しぶりにみた人間がたまたま男だったから、というだけのことだ。」と自身に納得させるような口調で言えばゆっくりと顔を上げてニッと笑えばその薄い唇から鋭い牙のようなものが覗き。その瞬間、風を切るような音が聞こえれば相手の目の前まで距離を詰めて、そのまま相手を押し倒すようにしては、相手の上にまたがって相手の首を右手でグッと掴めば「こんな森に、魔女がすむという森に来たのが間違いだったな。君は魔女、なんて曖昧なものは信じないかもしれないがそんなのもうどっちでもいい。私は魔女で、君は魔女の餌、それだけだ」と相手の顔を見下ろしながら言えば先程まで白銀だった髪は黒くなり、目も深紅へと変わって「最後に言い残すことは?」と問いかけて)
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