* 2017-11-20 15:01:28 |
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……行く?
(彼を上目遣いで見上げながら小さく首をかしげて。確かにあのお店のケーキすごく美味しかったなぁ、と思い出せば「逢の奢りね」とちゃっかりと付け足せばにこりと微笑んで)
行こっか、( うん、と元気よく頷く。付け足された台詞に、ええー、なんて小さな駄々をこねるも別に嫌ではなく。取り敢えず準備する為に彼女から離れ、寝巻きからラフな格好に着替えようか。
ふふ、
(彼の様子にくすくすと笑ったものの、ふと自分から離れた温もりに少しのさみしさを感じて少し眉を下げて。──と、「……ん!」と部屋着を脱がせろと言わんばかりに手を広げてはにこりとしたり顔で笑って見せて。)
...よし、準備出来た。沙那ちゃん準備は...て、自分でやりなよ。( 財布にスマホをポケットに仕舞い、お気に入りの腕時計をつければ準備完了。背を向けていた彼女の方へ振り向くと脱がせと言わんばかりの腕の広げように困ったように笑いながらも、素直に脱がせてあげて。
ぷは、
(服が脱げれば一息をついて、そのままクローゼットの中で掛けてあった黒の首元がシースルーになったワンピースを着ればそのまま首元にシンプルなネックレスを付け、ゆるく髪をくくれば「おまたせ」とにっこり笑い、)
...ちょっと待ってて、( 彼女の少し出歩くだけでもきちんとした格好に流石にラフな格好は不釣合いだと考えては、服を脱ぐ。シンプルな黒シャツにクリーム色のブルゾンを羽織り、黒味が強い紺のストライプのズボンを履けば此方も「お待たせ」と返して。鍵を片手に彼女を先に出させてからスニーカーを履き、玄関を出る。鍵をかけては「じゃあ行こっか」と言い手を繋いで歩き出した。
そんなにちゃんとしなくても良いのに
(突然着替え直した彼を見て思わず吹き出してしまえば彼と横並びで歩きつつもちらりと彼を見上げて。「逢は何着てもカッコイイよ」とさらりと何でもないことのように告げては繋いだ手と手の指を絡めて。)
!..あ、ありがとう...。沙那ちゃんも何着ても可愛いよ、自慢の彼女だ。( 突然の発言に不意打ちをくらい頰を赤くする。照れながらも礼を述べては彼女自身のこともちゃんと褒めて。指を絡めてくる手をぎゅ、と握れば他愛もない会話をしながらケーキ屋へと、向かう。
……ふふ、
(自慢の彼女、という言葉に他の人には絶対に見せないようなとろける程嬉しそうに目尻の下がった笑顔を浮かべては自分をいとも簡単に幸せで包んでしまう彼と他愛のない話をしつつも店については「ついたー、」と相も変わらずファンシーで可愛らしい店の外装にへにゃりと笑って)
着いたねー、( 如何にもインスタ映えがしそうな女の子なら絶対に気にいるような外装。自身は彼女が居なければ絶対に行けないような場所だ。店内へと入れば店員さんに席へと促される。席に向き合うように座ればメニュー表を渡し、「好きなの頼んでいいよ」と言って。
どれにしようかな、
(きらきら、という効果音がぴったりな輝く瞳でメニュー表を目詰めては「逢、逢、どうしようどれも美味しそう……」とへにゃへにゃと幸せそうな笑を零して)
あはは...夜ご飯あるんだから欲張っても二つまでだよ?( メニュー表を見るその様子はご飯を待つ子犬のような様子。苦笑いを零し、忠告はするものの彼女に甘い彼はそんな事を言ってしまい。
んん、……いちごタルトかなぁ。
(メニューに穴が空いてしまうのではないかと思うほど眺めて暫く。結局は大好きないちごが乗ったタルトにすると決定すれば「逢は何にする?」と机に頬杖をついてはにこりと微笑んで。)
決まったみたいだね、( 迷いに迷った挙句に出した答えはやはり何時ものいちごタルト。まぁ、正直最初からこうなるのは分かっていたが。彼女に聞かれれば「うーん...じゃあ、ティラミスにしようかな」とあまり時間を掛けずに選んだ。早速店員さんを呼べば注文を伝えて。品が来るまでは彼女の頰を指で突いたりするなどして遊び。
もー、何?
(自分の頬を指でつつく相手に眉を下げつつも楽しそうに笑えば上記を述べて。無論、毛穴一つない玉肌は普段から彼に似合う彼女になるための努力の賜物だ。「擽ったいよ、ほら」とお返しと言わんばかりに彼の頬をつん、と細い指でついては楽しげに笑い。)
んーん、べっつにー。( 可愛らしい反応を見せる彼女にくす、と微笑む。しかし、本当に柔らかな肌だ。それだけ自身の為に頑張ってくれていると思うと嬉しさが溢れ出す。「ん、ほんとだ」お返しされてはほんのりとした擽ったさに楽しそうに笑って。そんなこんなをしているうちに品がくれば、いただきます、と一言言った後に一口食して。
か、っわいい……
(運ばれてきたケーキにぱぁああ、と瞳を輝かせては、普通の女子ならばケーキの写真を撮るであろうが我慢ができなかったのかいただきます、と小声で述べては早速ひと口口に運び、「!!」となにか物を言う代わりにキラキラと輝く表情のみでそのケーキが美味しいということを表して。)
ん、良かったね。( 写真を撮らずにケーキを食べる様子はどうやら本当に楽しみだったようだ。キラキラとした表情を見ては此方まで幸せになる。自身の方が一口が大きいせいか、彼女よりも早く食べ終わっては追加で頼んでおいたコーヒーを一口飲んで。
逢、あーんして
(自身のフォークに今日にケーキを一口分乗せてはそのまま彼の方へと近付けて。そのまま彼の口にケーキをそっと入れては、「どう?美味しい?」と楽しそうににこにこと微笑み首を傾げ。)
ん?あー..ん、美味しいね。( 彼女のいちごタルトが一口分乗せられた物を食べる。口の中に広がる甘味に小さく頷く。「あ、ごめん。ティラミスあげれば良かったね...」と、お返ししようにも食べ終えてしまった為に分け与えられる物がない。しょんぼり肩を落として。
ん?あぁ、じゃあまた今度来た時ちょーだい?
(彼の言葉にキョトン、としたもののさらりと次の約束を取り決めながらそんなことを述べてはにこりと悪戯っぽい笑顔を述べて。そうこうしているうちに、沙那も全て食べ終わり「美味しかった〜!」とまだ甘味の余韻の残る両頬を手でそっと抑えながらご馳走様でした、と。)
うん、約束。( こく、と嬉しそうに頷く。悪戯っぽい笑顔にまた胸が熱くなる。「良かった、じゃあお会計しちゃうね」と言えば店員さんを呼びその場で会計をする。荷物を持ち、店を出れば再び手を繋ぐ。キョロキョロ、と一度周りを見渡した後「これからどうする?」と尋ねて
……あとでお金返すね。
(自分が口を出すまもなくお金を払い終わってしまった彼にしぱしぱと目を丸くしたあとに眉を下げながら苦笑して。「逢、どこか行きたいとことかないの?」と自分よりも幾分か背の高い彼を見上げながら首を傾げ。幸い、今日は天気もよければ少し肌寒い気もするが、気温も過ごしやすい気温で外を出歩くにはもってこいだと風を感じつつ首を傾げ。)
いーよ、俺のおごり。沙那ちゃん頑張ってるし、( 苦笑いの彼女に対して笑顔でそんな風に返すと頭をぽん、と。「んー、沙那ちゃんの行きたいとこが僕の行きたいところだからなぁ...」突然振られた話題にうーん、と首を傾げて数分。悩んだ挙句の答えはそんな単純なもので。
(特別返信遅くてすみません!
あ!逢のバイト先!
(彼女もううん、と暫く唸った末に出てきたのは彼のバイト先。あたりも段々とオレンジ色に染まっている今の時間ならばここから歩けばちょうど良い時間に着くのではないかと思いつつも沙那の心の片隅では可愛い子が居たら困るな、なんてちょっとしたやきもちもあり。「どう?」と首をかしげれば彼の答えを待ち。)
(/いえいえ!大丈夫ですよーう!)
あー...分かった、いいよ。( 彼女の言葉に少したじろぐが一応頷く。自身のバイト先も曜日的にはそこまで混むわけでもない時間帯。少し歩く事にはなるが、まぁ良いだろう。手をつなぎ直し、再び歩き始める。一応ラインで、今から二人食べ放飲み放題お願いします、と送信。そして店へと向かって。
……あの、ダメそうなら良いよ?
(彼の一瞬の沈黙に沙那の胸の中にぽつりと咲いていた不安の芽は一気に大きく蕾を作って。繋いだ手をきゅ、と力を強めれば不安を隠せない声色と表情で問いかけて。)
んーん、大丈夫だよ。僕のバイト先カッコいい人沢山だからちょっと不安なだけ。( 彼女の不安そうな声色、表情に此方が心に抱えていた不安までぽろり、と出てしまった。何せ、世間で言うバカカップルだと自覚しているあまり、彼女の魅力に惹かれた男が寄ってくるかもしれない。勿論守るが守りきれなかった時などと考えてしまっては不安が募るばかりだ。まぁ、そんなことはないのだが。くす、と笑えば繋いだ手をぶんぶん、と振って。
私は逢しか好きにならないから平気だもの、
(彼の言葉にきょとん、と目を丸くしたあとにぷはっと思わず吹き出してしまえば楽しげにケタケタと笑いながらさらりとそんなことを述べて。「私が好きなのは逢だけだから、他の人なんて見えないよ。」と繋いだ手を見て幸せそうに表情を和らげて。)
え、あ...そ、そっか...。( 此方の不安を他所に楽しそうに笑う彼女にあはは、と笑い返しながらも赤面して。「なら大丈夫だね」と返す。暫く歩くと自身のバイト先へと辿り着く。店内へと入れば各ポジションに挨拶をする。その後にホームの同僚から席へと案内されては席に着く。ファーストオーダーとしてビールと適当なつまみを頼もうか。
だから、心配しないでね。
(へらり、と彼を安心させるために甘いほほ笑みを浮かべて。ようやく店にたどり着き店内へと入ればガヤガヤと賑わう店内はまさに居酒屋、といった感じで。まだ成人していないこともあり慣れない雰囲気に少し緊張をしつつも繋いだ手に無意識に力を込めては沙那はキョロキョロとほとんどここにきた目的と言っても良いであろう女性店員の姿を探し。)
沙那ちゃんはまだ未成年だから、オレンジジュースで我慢してね。( 一向に手を離さない彼女からゆっくりと手を離せばキョロキョロ、とする彼女の頭を撫でてやり。自身のドリンクを頼むときに同じタイミングで彼女のドリンクも頼む。「ん?どうかした?」と尋ねて。
……可愛い子、いるなぁって、
(店内を慌ただしく駆ける女性店員を横目に見つつも小さな小さな声でポツリと呟けば唇を尖らせて。だんだんの蕾の大きくなる不安は沙那の心いっぱいに広がり。自分よりも大人で、美人な女性に囲まれて仕事をしている彼を想像しては少しだけ眉間にシワがよってしまい。)
...ああ、なんだそれなら大丈夫だよ。皆彼氏持ちだから、( 何を心配しているのかと思えばそんな事だったようで。彼女からすれば大事な事なのだろうが、最初から同僚の女性に関しては安心感を抱いている此方からすれば大したことではなく。くすくす、と可笑しそうに笑えば運ばれてきたドリンク片手にそんな事言って。「乾杯」と言えば彼女のグラスと此方のグラスを当ててビールを飲んだ。
ん、乾杯。
(彼の言葉にすっかり気を良くしてはカチン、と美しい音を奏でたグラスをくいっと煽って。なんだ、彼氏さんいるんだ。と目に見えて機嫌が良くなればニコニコと笑顔を浮かべながらこちらをチラチラと伺う彼の同僚であろう人物達に小さく頭を下げて。)
実はさ、彼女いること皆んなには話してなかったんだよね。沙那ちゃんのこと、あんまり教えたくなかったからさ。( ビールグラスを置けば箸でつまみを食べながら唐突に話し始める。そう、独占欲から彼女がいるという事は秘密にしていた。だから、今働いている同僚や先輩達がニヤニヤしながら此方をチラチラ見ているのはそれが原因。「まぁ、時が来れば話す予定ではあったけど良いタイミングだったからね、沙那ちゃんは僕ので、僕は沙那ちゃんのだよってアピールしとかなくちゃ」なんて悪戯なことを笑いながら話して。
……あのね、私はみんなに逢のこと自慢してる。
(彼の話を聞いて、少しの沈黙のあと。そんなことを唐突に話し始めてはへらりと気の抜けた笑顔を浮かべて見せて。「こんなに優しくて素敵なカッコ良い彼氏がいるのよって。私たち真逆ね。」とくすくすと笑みを零しながら彼の手に自分の手をそっと重ねては自分より幾分か大きな手を愛おしそうに撫でて。)
...沙那ちゃんてさ、ツンの方が多いイメージかと思ってたけど、結構デレデレだね。( 彼女の間抜けだ笑顔と幸せそうな返答にくすくす、と可笑しそうに笑う。重なる手を撫でる彼女に「ありがとう」と一言だけ礼を述べては暫く食事を楽しみながら雑談を楽しむ。そしてお会計になる頃にはほろ酔い気分になっていて。
……逢〜?
(お酒が入っているせいか、何処と無くほろ酔いそうな彼の表情に呆れたように眉を下げでは苦笑して。「酔ってるでしょ」と言いつつ手を伸ばして彼の頬をふにふにと摘んで。女の自分よりも滑らかな気のする彼の肌に少しだけむーっとなり。)
んー?なーにー?( 頰を摘む手に甘えるように頰を擦り寄せる。名前を呼ばれてはほんわかしたのんびり口調で答える。会計を済ませ、各担当に挨拶をした後店を出ては「さーなちゃーん」と人目など気にすることもなくぎゅー、と抱きつく。
もー、人前!
(夜になっても変わらず騒がしい往来の場で自身の抱き締める彼の温度に一瞬頬が緩みそうになるも彼の腕をぺしぺしと軽く叩きながら唇を尖らせて。寒いから、冬のせい。そう言って手を繋ぎながら恋人と歩く女の子のように素直になれない性格に反省しつつも沙那は呆れたようにまゆを下げて。)
んー、さーなちゃーん。( ぽかぽか、とする身体。腕を叩かれてはむー、としながら離れる。繋がれる手ににまー、と気の抜けた笑顔を浮かべては部屋へと向けて歩き出した。
なあにー。
(いつにも無く酔っている彼にくすくすと笑いながらもいつの間にか家に到着しており、家の鍵を開けて入って、と彼を中に入れたあとにしっかり鍵をかけては「ほら、家着いたよー」と彼のお酒の力で赤いのか寒くて赤いのか分からない両頬を手で包んではにこりと微笑んで。)
んー...好きなんだぁー。( いつのまにか部屋に到着していた様だ。中へ入るなり、頰に感じる彼女の冷たい温もり。ぎゅー、と抱きしめては彼女をベッドに押し倒し、そのまま啄むキスをする。そして、指を絡めて手を繋ぐと唇を割って舌を入れて絡める。
ん、ふぁ、……
(何かを言う暇もなく自身の口内に入り込んできた熱い舌にただただ口内を蹂躙されてはたまに入り込んでくる空気を必死に取り込もうとはくはく息をして。ぴくん、と意識していないのに震える体に羞恥心を感じながらも、閉じた瞳には快楽の色が間違いなく滲んでおり。)
ンッ、...んん、( くちゅくちゅ、とわざと水音を立てながら舌を絡める。閉じていた瞼を上げ、彼女の様子を窺う。唇を離し、舌を出させてはその舌をちゅううう、と吸う。次に首や顎の辺りに口付け繰り返してはキスマークをつけた。
ん、ひゃッ……
(目を閉じていても、ぴちゃりと水音が耳の中を犯すようで沙那はゾクゾクと背筋に走る快感にただ耐えて。彼の服をぎゅ、と小さな手で掴みながら真っ赤になった顔で「だめ、ぇ」と甘い声で告げてはぽろりと涙をひとすじこぼして。)
っ..沙那ちゃん魅力的だから誰かに取られないか心配。( 涙を流す彼女を覆い被さりながら見つめる。流れる涙を指で拭いながらむすー、と頬を膨らませて呟く。「さなちゃんは僕のだぞ」と言えば彼女の腹部に抱きついて。
……私は、逢のだよ。
(酒の力なのか、それとも何か自分が心配させてしまうような行動を取ったのかは分からないがいつも以上に甘えてくる彼の頭をそっと撫でながら、上記を述べて。「逢の隣にずうっと居るよ。」彼の髪を愛おしそうに撫でながら、母が自分の子を見るような慈しみに溢れるほほ笑みを浮かべれば、沙那は彼をぎゅっと抱き締めて。)
...んっ、( 彼女の言葉に満足気に微笑む。なんだか懐かしい感じだ。気持ちを切り替え一転。彼女の身体を抱き起こせば膝の上に座らせた。そのままキスをする様な仕草をしたかと思えば顔を引いて。再びキスをする仕草をするも引いてを繰り返して遊び。
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