* 2017-11-20 15:01:28 |
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着いたねー、( 如何にもインスタ映えがしそうな女の子なら絶対に気にいるような外装。自身は彼女が居なければ絶対に行けないような場所だ。店内へと入れば店員さんに席へと促される。席に向き合うように座ればメニュー表を渡し、「好きなの頼んでいいよ」と言って。
どれにしようかな、
(きらきら、という効果音がぴったりな輝く瞳でメニュー表を目詰めては「逢、逢、どうしようどれも美味しそう……」とへにゃへにゃと幸せそうな笑を零して)
あはは...夜ご飯あるんだから欲張っても二つまでだよ?( メニュー表を見るその様子はご飯を待つ子犬のような様子。苦笑いを零し、忠告はするものの彼女に甘い彼はそんな事を言ってしまい。
んん、……いちごタルトかなぁ。
(メニューに穴が空いてしまうのではないかと思うほど眺めて暫く。結局は大好きないちごが乗ったタルトにすると決定すれば「逢は何にする?」と机に頬杖をついてはにこりと微笑んで。)
決まったみたいだね、( 迷いに迷った挙句に出した答えはやはり何時ものいちごタルト。まぁ、正直最初からこうなるのは分かっていたが。彼女に聞かれれば「うーん...じゃあ、ティラミスにしようかな」とあまり時間を掛けずに選んだ。早速店員さんを呼べば注文を伝えて。品が来るまでは彼女の頰を指で突いたりするなどして遊び。
もー、何?
(自分の頬を指でつつく相手に眉を下げつつも楽しそうに笑えば上記を述べて。無論、毛穴一つない玉肌は普段から彼に似合う彼女になるための努力の賜物だ。「擽ったいよ、ほら」とお返しと言わんばかりに彼の頬をつん、と細い指でついては楽しげに笑い。)
んーん、べっつにー。( 可愛らしい反応を見せる彼女にくす、と微笑む。しかし、本当に柔らかな肌だ。それだけ自身の為に頑張ってくれていると思うと嬉しさが溢れ出す。「ん、ほんとだ」お返しされてはほんのりとした擽ったさに楽しそうに笑って。そんなこんなをしているうちに品がくれば、いただきます、と一言言った後に一口食して。
か、っわいい……
(運ばれてきたケーキにぱぁああ、と瞳を輝かせては、普通の女子ならばケーキの写真を撮るであろうが我慢ができなかったのかいただきます、と小声で述べては早速ひと口口に運び、「!!」となにか物を言う代わりにキラキラと輝く表情のみでそのケーキが美味しいということを表して。)
ん、良かったね。( 写真を撮らずにケーキを食べる様子はどうやら本当に楽しみだったようだ。キラキラとした表情を見ては此方まで幸せになる。自身の方が一口が大きいせいか、彼女よりも早く食べ終わっては追加で頼んでおいたコーヒーを一口飲んで。
逢、あーんして
(自身のフォークに今日にケーキを一口分乗せてはそのまま彼の方へと近付けて。そのまま彼の口にケーキをそっと入れては、「どう?美味しい?」と楽しそうににこにこと微笑み首を傾げ。)
ん?あー..ん、美味しいね。( 彼女のいちごタルトが一口分乗せられた物を食べる。口の中に広がる甘味に小さく頷く。「あ、ごめん。ティラミスあげれば良かったね...」と、お返ししようにも食べ終えてしまった為に分け与えられる物がない。しょんぼり肩を落として。
ん?あぁ、じゃあまた今度来た時ちょーだい?
(彼の言葉にキョトン、としたもののさらりと次の約束を取り決めながらそんなことを述べてはにこりと悪戯っぽい笑顔を述べて。そうこうしているうちに、沙那も全て食べ終わり「美味しかった〜!」とまだ甘味の余韻の残る両頬を手でそっと抑えながらご馳走様でした、と。)
うん、約束。( こく、と嬉しそうに頷く。悪戯っぽい笑顔にまた胸が熱くなる。「良かった、じゃあお会計しちゃうね」と言えば店員さんを呼びその場で会計をする。荷物を持ち、店を出れば再び手を繋ぐ。キョロキョロ、と一度周りを見渡した後「これからどうする?」と尋ねて
……あとでお金返すね。
(自分が口を出すまもなくお金を払い終わってしまった彼にしぱしぱと目を丸くしたあとに眉を下げながら苦笑して。「逢、どこか行きたいとことかないの?」と自分よりも幾分か背の高い彼を見上げながら首を傾げ。幸い、今日は天気もよければ少し肌寒い気もするが、気温も過ごしやすい気温で外を出歩くにはもってこいだと風を感じつつ首を傾げ。)
いーよ、俺のおごり。沙那ちゃん頑張ってるし、( 苦笑いの彼女に対して笑顔でそんな風に返すと頭をぽん、と。「んー、沙那ちゃんの行きたいとこが僕の行きたいところだからなぁ...」突然振られた話題にうーん、と首を傾げて数分。悩んだ挙句の答えはそんな単純なもので。
(特別返信遅くてすみません!
あ!逢のバイト先!
(彼女もううん、と暫く唸った末に出てきたのは彼のバイト先。あたりも段々とオレンジ色に染まっている今の時間ならばここから歩けばちょうど良い時間に着くのではないかと思いつつも沙那の心の片隅では可愛い子が居たら困るな、なんてちょっとしたやきもちもあり。「どう?」と首をかしげれば彼の答えを待ち。)
(/いえいえ!大丈夫ですよーう!)
あー...分かった、いいよ。( 彼女の言葉に少したじろぐが一応頷く。自身のバイト先も曜日的にはそこまで混むわけでもない時間帯。少し歩く事にはなるが、まぁ良いだろう。手をつなぎ直し、再び歩き始める。一応ラインで、今から二人食べ放飲み放題お願いします、と送信。そして店へと向かって。
……あの、ダメそうなら良いよ?
(彼の一瞬の沈黙に沙那の胸の中にぽつりと咲いていた不安の芽は一気に大きく蕾を作って。繋いだ手をきゅ、と力を強めれば不安を隠せない声色と表情で問いかけて。)
んーん、大丈夫だよ。僕のバイト先カッコいい人沢山だからちょっと不安なだけ。( 彼女の不安そうな声色、表情に此方が心に抱えていた不安までぽろり、と出てしまった。何せ、世間で言うバカカップルだと自覚しているあまり、彼女の魅力に惹かれた男が寄ってくるかもしれない。勿論守るが守りきれなかった時などと考えてしまっては不安が募るばかりだ。まぁ、そんなことはないのだが。くす、と笑えば繋いだ手をぶんぶん、と振って。
私は逢しか好きにならないから平気だもの、
(彼の言葉にきょとん、と目を丸くしたあとにぷはっと思わず吹き出してしまえば楽しげにケタケタと笑いながらさらりとそんなことを述べて。「私が好きなのは逢だけだから、他の人なんて見えないよ。」と繋いだ手を見て幸せそうに表情を和らげて。)
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