* 2017-11-20 15:01:28 |
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沙那ちゃんはまだ未成年だから、オレンジジュースで我慢してね。( 一向に手を離さない彼女からゆっくりと手を離せばキョロキョロ、とする彼女の頭を撫でてやり。自身のドリンクを頼むときに同じタイミングで彼女のドリンクも頼む。「ん?どうかした?」と尋ねて。
……可愛い子、いるなぁって、
(店内を慌ただしく駆ける女性店員を横目に見つつも小さな小さな声でポツリと呟けば唇を尖らせて。だんだんの蕾の大きくなる不安は沙那の心いっぱいに広がり。自分よりも大人で、美人な女性に囲まれて仕事をしている彼を想像しては少しだけ眉間にシワがよってしまい。)
...ああ、なんだそれなら大丈夫だよ。皆彼氏持ちだから、( 何を心配しているのかと思えばそんな事だったようで。彼女からすれば大事な事なのだろうが、最初から同僚の女性に関しては安心感を抱いている此方からすれば大したことではなく。くすくす、と可笑しそうに笑えば運ばれてきたドリンク片手にそんな事言って。「乾杯」と言えば彼女のグラスと此方のグラスを当ててビールを飲んだ。
ん、乾杯。
(彼の言葉にすっかり気を良くしてはカチン、と美しい音を奏でたグラスをくいっと煽って。なんだ、彼氏さんいるんだ。と目に見えて機嫌が良くなればニコニコと笑顔を浮かべながらこちらをチラチラと伺う彼の同僚であろう人物達に小さく頭を下げて。)
実はさ、彼女いること皆んなには話してなかったんだよね。沙那ちゃんのこと、あんまり教えたくなかったからさ。( ビールグラスを置けば箸でつまみを食べながら唐突に話し始める。そう、独占欲から彼女がいるという事は秘密にしていた。だから、今働いている同僚や先輩達がニヤニヤしながら此方をチラチラ見ているのはそれが原因。「まぁ、時が来れば話す予定ではあったけど良いタイミングだったからね、沙那ちゃんは僕ので、僕は沙那ちゃんのだよってアピールしとかなくちゃ」なんて悪戯なことを笑いながら話して。
……あのね、私はみんなに逢のこと自慢してる。
(彼の話を聞いて、少しの沈黙のあと。そんなことを唐突に話し始めてはへらりと気の抜けた笑顔を浮かべて見せて。「こんなに優しくて素敵なカッコ良い彼氏がいるのよって。私たち真逆ね。」とくすくすと笑みを零しながら彼の手に自分の手をそっと重ねては自分より幾分か大きな手を愛おしそうに撫でて。)
...沙那ちゃんてさ、ツンの方が多いイメージかと思ってたけど、結構デレデレだね。( 彼女の間抜けだ笑顔と幸せそうな返答にくすくす、と可笑しそうに笑う。重なる手を撫でる彼女に「ありがとう」と一言だけ礼を述べては暫く食事を楽しみながら雑談を楽しむ。そしてお会計になる頃にはほろ酔い気分になっていて。
……逢〜?
(お酒が入っているせいか、何処と無くほろ酔いそうな彼の表情に呆れたように眉を下げでは苦笑して。「酔ってるでしょ」と言いつつ手を伸ばして彼の頬をふにふにと摘んで。女の自分よりも滑らかな気のする彼の肌に少しだけむーっとなり。)
んー?なーにー?( 頰を摘む手に甘えるように頰を擦り寄せる。名前を呼ばれてはほんわかしたのんびり口調で答える。会計を済ませ、各担当に挨拶をした後店を出ては「さーなちゃーん」と人目など気にすることもなくぎゅー、と抱きつく。
もー、人前!
(夜になっても変わらず騒がしい往来の場で自身の抱き締める彼の温度に一瞬頬が緩みそうになるも彼の腕をぺしぺしと軽く叩きながら唇を尖らせて。寒いから、冬のせい。そう言って手を繋ぎながら恋人と歩く女の子のように素直になれない性格に反省しつつも沙那は呆れたようにまゆを下げて。)
んー、さーなちゃーん。( ぽかぽか、とする身体。腕を叩かれてはむー、としながら離れる。繋がれる手ににまー、と気の抜けた笑顔を浮かべては部屋へと向けて歩き出した。
なあにー。
(いつにも無く酔っている彼にくすくすと笑いながらもいつの間にか家に到着しており、家の鍵を開けて入って、と彼を中に入れたあとにしっかり鍵をかけては「ほら、家着いたよー」と彼のお酒の力で赤いのか寒くて赤いのか分からない両頬を手で包んではにこりと微笑んで。)
んー...好きなんだぁー。( いつのまにか部屋に到着していた様だ。中へ入るなり、頰に感じる彼女の冷たい温もり。ぎゅー、と抱きしめては彼女をベッドに押し倒し、そのまま啄むキスをする。そして、指を絡めて手を繋ぐと唇を割って舌を入れて絡める。
ん、ふぁ、……
(何かを言う暇もなく自身の口内に入り込んできた熱い舌にただただ口内を蹂躙されてはたまに入り込んでくる空気を必死に取り込もうとはくはく息をして。ぴくん、と意識していないのに震える体に羞恥心を感じながらも、閉じた瞳には快楽の色が間違いなく滲んでおり。)
ンッ、...んん、( くちゅくちゅ、とわざと水音を立てながら舌を絡める。閉じていた瞼を上げ、彼女の様子を窺う。唇を離し、舌を出させてはその舌をちゅううう、と吸う。次に首や顎の辺りに口付け繰り返してはキスマークをつけた。
ん、ひゃッ……
(目を閉じていても、ぴちゃりと水音が耳の中を犯すようで沙那はゾクゾクと背筋に走る快感にただ耐えて。彼の服をぎゅ、と小さな手で掴みながら真っ赤になった顔で「だめ、ぇ」と甘い声で告げてはぽろりと涙をひとすじこぼして。)
っ..沙那ちゃん魅力的だから誰かに取られないか心配。( 涙を流す彼女を覆い被さりながら見つめる。流れる涙を指で拭いながらむすー、と頬を膨らませて呟く。「さなちゃんは僕のだぞ」と言えば彼女の腹部に抱きついて。
……私は、逢のだよ。
(酒の力なのか、それとも何か自分が心配させてしまうような行動を取ったのかは分からないがいつも以上に甘えてくる彼の頭をそっと撫でながら、上記を述べて。「逢の隣にずうっと居るよ。」彼の髪を愛おしそうに撫でながら、母が自分の子を見るような慈しみに溢れるほほ笑みを浮かべれば、沙那は彼をぎゅっと抱き締めて。)
...んっ、( 彼女の言葉に満足気に微笑む。なんだか懐かしい感じだ。気持ちを切り替え一転。彼女の身体を抱き起こせば膝の上に座らせた。そのままキスをする様な仕草をしたかと思えば顔を引いて。再びキスをする仕草をするも引いてを繰り返して遊び。
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