Nobody 2017-11-19 03:10:28 |
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>>92 加我 佑哉
ベランダのタオルね、分かった。
(代わりの要望を聞けばこくりとしっかり頷いて、ベランダまで少し早足で向かい。夜中には雨になるらしい。空模様が気になってベランダから上を覗くと、確かに怪しい雲が遠くの方に見え、時間帯もあるかもしれないがいつもより雰囲気が薄暗く。吹き抜ける風に少し冷たさを感じると、丁寧かつ迅速にタオルを取り込み部屋の中へ戻り。家でもこのような手伝いは散々とさせられている為、自然に動く事ができ。取り込んだタオルをどうすれば良いか分からず、取り敢えず椅子の上にまとめて畳んでおき。夕飯作りに関しての手伝いは必要無いとの事なので、遠目に彼の料理中の姿を見ては、ベランダの方を振り返って薄暗い空眺め。家に居れば自分の気持ちを更に暗くする程のその空色だけれど、今は不思議と安らかな心持ちで捉えられる。長い呪縛から逃れたこの空間だからだろうか。ふと思い出して鞄の中の携帯確認すれば『じゃあ今日だけは認めます。明日、ちゃんとノート見せなさいよ。してなかったら今後学校以外の外出はさせませんからね』と母親からの厳しいメールが。ふう、と溜息つけば『分かってるよ』と短く返し。ノートも作らなければ、と鞄から教科書等取り出しては相手に顔向け)
これから口実の為に勉強したノート作るから、他にお手伝いあったら声掛けて?
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