Nobody 2017-11-19 03:10:28 |
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(外の冷えた空気が開かれた扉から室内を浸食する。ぶるりと震えた肩は無意識の反応。淡い光を背に入って来た人物は見知らぬ人物__その筈なのに妙な既視感に息がつまる。呼吸を止めたまま男性の動きを食い入る様に見詰め、軈て掠れた声音で呼ばれた己の名にひゅっと喉からか細い音が漏れる。あまりにも久し振りに呼名された為、鈍った思考では反応が追い付かず、目だけが忙しなく頼りなげに辺りを彷徨って。一体、彼は誰なのだ。先程から嫌に鼻につく錆びた臭いがより一層警戒心を抱かせる展開であるのに、何故か冷え切った末端の血液がじわりと温まる、奇妙な感覚を覚えて。強く引き結ばれた唇は数度迷った後、ゆっくりと開かれ。彼が死神でも良い。写真の男の子に似た黒髪を持つからか、其れとも迫り来るタイムリミットへの諦めか、粛々と裁きを受ける罪人のように瞳を閉じては首を項垂れさせ。只、一つ願えるならば彼の黒髪に触れさせてほしい。小さな声は闇に溶け込み、脈絡なく最後に付け足された願いは果たして彼へと届いたかどうか。)
…あなた、誰?あぁ…でも、誰でもいいのかも。この生活を終わらせてくれるのなら。……綺麗な黒髪。最後に触ってもいい…?
(/確認及び受理有難う御座います。改めまして宜しくお願いします。
ロルに関しては此方は基本中から場合によっては長になるかと思われます。ロル数の希望は有りませんので、負担のないよう回しやすいロル数で返して頂ければと思います。
舞台はロシアでお願いします。別の国に移り住んだ、という設定は楽しそうですね!母がイタリア人でロシアに遊びに来ていた時に父と知り合う。情熱的な母に惚れ結婚するも、浮気が原因で別れ、父はロシアにそのまま在住、母はイタリアへ戻る。距離もあることから中々妹の情報が掴めず探し出すまでに月日が掛かった、といった設定は如何でしょうか?その場合、お兄さんにはイタリアの名前をお願いしたく。名前もさる事ながら、容姿も似ていないという事で本当に兄妹なのか、不安に思ったり、其処を彼の女から指摘されるのも後々の展開で面白そうかな、と思いました。因みに、此方が住んでいる場所は極東ロシアの小さな村を想像しています。年齢に関しましては20前後でお願いしたく…!
説明不足申し訳御座いません…!其方のプロフィールに父親と思わしき人物は複数との事でしたので兄とは父親が別であり、兄の方の父親と別れてから母と此方の父が結婚、出産。然し母の浮気が原因で離婚。二度目の結婚でも父は上手くいかず女性への憎悪を燃やす、というような流れを考えておりました。説明が下手ですみません…分かりにくい箇所やその他質問があればお伝えください!)
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