Nobody 2017-11-19 03:10:28 |
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>51 ♦ ジャック・マクガヴァン
だ、黙りなさい!…全く、減らず口を…
サワートゥ・ピムスを飲んだ所で貴方の事を知れやしないわ。自分の事を知って欲しいのなら確りと口頭で云って。──まるで女を何もかも知り尽くしている、っていう口振りね。
( 矢張り子供のようだ、と。蟻を見付けた幼子の如く、玩具を与えられた幼子の如く、純粋な思いからか洒落や揶揄の類か判別のつかぬ賛辞を憚らず歓声のように上げる様を、烈火の如き憤慨と動揺、微かな怨恨に苛まれた心情をありありと顔に浮かべ、釣り上がった柳眉とぐしゃりと歪んだ形相で軽く睨め一喝し。饒舌に女の理不尽さと性質を説く殺人鬼の節々から女との関わりの影が見え隠れすると胡乱げな視線を寄越し独白に近い言葉を口から滑らせ。未だ募りゆくは負の感情、然し愁いを帯びた様に翳りを落とした面差しを目の当たりにし、彼は凄惨な殺人を犯した憎悪すべき罪人だというのにこうも寂しげな色を見せるのかと僅かな戸惑いを覚え。──駄目だ、感情移入は刑事たるもの捨て切るべき行為だと決起し拳銃を強く握り締め再度照準を定めようとした矢先、彼は既に夜霧に紛れようと足を踏み出した次第であり、此処で取り逃す訳には行かない、と追跡しようにも先程から通信機器が震えていて。恐らく現行犯の類、緊急の案件が入っている。此の状況下にあれば冷気を纏う身体をその場から直ぐに動かす事は出来ず、荒らげた言葉は静かに空気と同化していき。 )
ちょッ──!待ちなさい、此処で逃がす訳には…!
( /背後から失礼致します。取り敢えず一段落ついたのかな、と勝手ながら思い顔を出した次第です…!時間軸を後日にし、再度対峙した時に物語の本筋である「殺人鬼と二人で別の殺人鬼の縄張りに閉じ込められる」という部分に入って行こうかと思ったのですが如何でしょう?勿論このまま遣り取りを続けて頂いても全然構わないのですが…!もしこのまま続ける場合も先んじて幾つか確認を取らせて頂けたら幸いです。
別の殺人鬼の縄張りに閉じ込められる、とありますがそれまでの経緯や流れの方を詳しくお話出来たらと。次点での対峙の際、二人が足を踏み入れた土地が偶然にも彼らの縄張りであり、そこから追いかけられ建物等に身を隠しつつ逃げ惑うという流れなのか、若しくは二人が居た場所に居合わせた別の殺人鬼により不意をつかれ拘束され建物内等に監禁、そこから脱出を目指すべく探索に近い形で行動していくのか…当方が思い浮かべましたのは大まかにこの二種類でした!前者の場合閉じ込められた、という事態には行き届いていないように感じられたので後者の方が近いのかな、と。主様の考える経緯と流れがあるのでしたら是非是非お聞かせ願えると嬉しいです。 )
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