佐村河内 裕太 2017-11-15 16:44:55 |
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以下が中学校の学習指導要領からの引用で、中学校の各教科別の授業時間分布です。
区分 第1学年 第2学年 第3学年
国語 140 140 105
社会 105 105 140
数学 140 105 140
理科 105 140 140
音楽 45 35 35
美術 45 35 35
保健体育 105 105 105
技術・家庭 70 70 35
外国語 140 140 140
道徳の授業時数 35 35 35
総合的な学習の時間の授業時数 50 70 70
特別活動の授業時数 35 35 35
総授業時数 1015 1015 1015
3年間のトータル時間で言うと、
外国語が420時間、
次いで、国語、数学、理科が385時間、
社会が350時間、
受験期の3年生では、理科社会数学が国語を上回っています。
つまり実状として、英国数だけが大きな割合を占めると言う佐村河内さんの前提は間違っているわけです。
しかしここは、その事に目をつぶって回答してみましょう。
まず、義務教育の役割はなんでしょう。
日常生活を送るための最低限の知識や能力を得る事は勿論ですが、もう一つの役割として学びたい人が次のステップで学びたい事を学べるように準備してあげること、だと思います。
つまりその先のステップで学ぶための基礎的な知識を義務教育のうちに培うことで順序だててスムーズに移行することができるというわけです。
ではその基礎的な教育とは何か?どの国もそうですが国は経済で回っています。経済を支えるための学問とはなんでしょう?まずものづくりに欠かせない工学、理学、生物学、化学。医療系にも同様。政治経済には、国語、歴史など。
すなわち、理工系の勉強をしたい人には、数学、理科、英語。歴史文学系の勉強をしたい人には、国語、社会、英語が重要となる訳です。
私は今の指導要領は、その事をよく考えられた、また、芸術やスポーツの道を閉ざす事のない、良い指導要領だと思います。
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