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No.441
by 藍 2017-11-28 15:46:56
旧いフィルムの、隅ッこに、慕情の薄片を、認めようかな.
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No.442
by 藍 2017-11-28 15:56:59
中双糖の様な、潮騒が、
徐々に剥がれて、遠去かり.
鱗と共に、澱も溢れて、
陶酔と化し、蕩ける襞.
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No.443
by 藍 2017-11-28 18:04:24
お疲れ様でした. なンて、味気無い 言葉より、
お帰りなさい. ッて、お出迎えしたいなァ.
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No.444
by 藍 2017-11-28 18:19:46
頭、クラクラする、睡気.
とろんッて、全部、溶けちゃいそ-.
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No.445
by 藍 2017-11-28 19:30:24
貴方の指に、撫でられる、
書物の数々、頁の白肌を、想う毎、
羨望の念が、雫と成り、
ほろり、ほろり、募ッて往きます.
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No.446
by 藍 2017-11-28 19:42:17
あー.. 其れは、管轄外、ですね.
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No.447
by 藍 2017-11-28 22:14:30
此の世は、不条理と、虚飾に彩られた、遊園地の如く.
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No.448
by 藍 2017-11-29 20:59:47
途轍もなく、救い様がない程、
無為で、無様で、滑稽だケド、
そー謂うの、嫌いじゃないよ.
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No.449
by 藍 2017-11-29 22:24:21
凍える躰、更紗に包み、
貴方の熱を、待ち侘びる閨.
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No.450
by 藍 2017-11-29 22:42:58
熟れた果実の、甘やかな匂い、
密林の奥深くへ、シダの葉が、揺ら揺らと、手招く.
楽園の扉は、直ぐ其処だ.
極彩色の鳥が、誘惑的に、尾を垂らす.
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No.451
by 藍 2017-11-30 10:45:37
躰の熱が、グラグラ、揺れて、
彷徨い果てて、判らなく成る.
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No.452
by 藍 2017-11-30 10:49:24
泡沫の逢瀬も、叶わぬ侭、
太陽と、月の、廻転を、繰り返す.
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No.453
by 藍 2017-11-30 11:16:51
白波を滑る、黒鉛の音、さざめき、潮騒.
無味無臭な、日常.
モノクロームの、硝烟弾雨.
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No.454
by 藍 2017-11-30 11:26:39
只一つ、絶対的なモノが、在るとすれば、
其れは、刹那に、瞬き、爆ぜる、
劣欲の 熾火.
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No.455
by 藍 2017-11-30 11:33:34
昏い瞳に、惑わせないで.
_ いッそ、此の侭、攫ッて下さいな.
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No.456
by 藍 2017-11-30 11:37:44
薄膜越しに、唇委ね、金の果実を、柔く食む.
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No.457
by 藍 2017-11-30 13:48:52
梟ッて、どンな、手ざわりなンだろ.
フワフワかな、スベスベかな.
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No.458
by 藍 2017-11-30 13:50:43
時間余ッちゃッたな-..
ど-しよッかね.
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No.459
by 藍 2017-11-30 13:53:48
課題やるか-. だるいケド. (
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No.460
by 藍 2017-11-30 14:00:12
「 弱い人間は、決して許すことができない. 許すということは、強い人間であることの象徴なのです. 」