高坂麗奈 2017-11-12 07:43:02 |
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ひがまないの……
私は、久美子の演奏好きよ……
それに久美子の演奏は、他の人から比べると上手の方よ……(久美子が疲れたように息を切らしたのを見て立ち止まり
少しだけ休憩しましょうか……?(じっと久美子を見つめて久美子の体調を気にして
ひがんではないよ
ただ
今のこの気持ちを中学のとき持てていたら
あんなセリフ、思いつかないくらい打ち込めていたら
って、最近思うことがある
(ちょっと寂しそうな苦笑いを向けて)
ゴメン
ちょっとだけ休ませて
(ケースを背中から下ろして
なるべく汚さないように足の爪先で底を浮かせるように地面に置いて
ポケットからハンカチを取り出して額の汗を拭って)
昔の事を悔やんでも仕方がないわよ……
今から頑張ればそれで良いのよ……
でもかなり練習しないと駄目よ……(優しく久美子を見つめてこれから頑張れば良いことを伝えると最後に練習を凄く頑張らないと駄目だと言葉を付け加えて
解ったわ……(ハンカチを出すと久美子の隣にハンカチをひいて座り
久美子、運動不足よね……
体力作り手伝いましょうか……?
へぇ
麗奈にしてはずいぶんマトモなことを言うじゃん
(びっくりしたように、麗奈の顔をまじまじと見つめて)
分かってはいるんだけれどね
うまくいかない時、積み重ねてこなかったものとしてはどうしても思っちゃうわけよ
過ぎ去った時は戻らない
だから今の一瞬を悔いなく生きなきゃいけない
でも、後悔しない人間なんて、いないよ……
(ふぅ、と大きく息をついて)
さぁ、行こうか
言っとくけれど、早朝ランニングは却下だからね
(よいしょ、とケースを背中に背負って
クスッと笑って)
その気持ちは、解るわ……
でも私は、常に後悔がないように何事も全力でとりかかっているわよ……
私は、特別になりたいもの……(真剣な表情で自分の心構えを伝えると久美子にも私のようになってほしいと考えてじっと久美子の目を見つめて
それは、残念ね、久美子とマラソンデートができると思ったのにね……(残念そうに苦笑いを浮かべて立ち上がりトランペットケースと鞄を持って
あと少しよ、頑張りましょう……(丘に向かって歩き初めて
そんなふうに言いきれるってスゴい
わたしも、泣き言言ってないで麗奈みたいにならなきゃダメだね
(本気で麗奈のことを尊敬の眼差しで見て)
わたしは持久走と早起きが大嫌いなの
朝練だけで……
あ~~~っ!
(突然、すっとんきょうな大声をあげて)
麗奈、今朝で1週間だよぉ?
(ニンマリ笑顔を浮かべる)
久美子ならば私みたいになれるわよ……
だって久美子は、見かけによらず負けず嫌いだもの……(久美子を愛おしそうに久美子を見つめて久美子ならばいつか私を超える時が来ると考えていてでも恥ずかしくて久美子に言えなくて
そういえばそうね……
久美子……(久美子の方に両手を広げて甘える事を提案して
まぁ、負けず嫌いに火を点けたのは麗奈だけれどね
(麗奈の言葉を聞いて苦笑いを浮かべて)
たしか、なんでも3つ
言うことを聞いてくれるんだったよね~?
(麗奈が手を広げているのを見ないふりをして歩き続けて)
あら、久美子の負けず嫌いは、私のせいなの……?(キョトンと首を傾げて久美子の負けず嫌いは、私のせいなのか質問をして
仕方がないわね……
約束だものね……
良いわよ、三つお願いを聞いてあげる……(仕方がなさそうにため息を吐いて三つお願い事を聞くことを伝えて
言うまでもないけれど
わたしってもともと熱いキャラじゃないじゃん?
それが変わったのは、やっぱり麗奈の影響だよ
いいとか、悪いとかは抜きにしてね
(小さく笑って、麗奈を見て)
……っ
やった~
なにしてもらおうかなぁ
(約束ではひとつだったのに
わざと3つと言ったことに麗奈が気づいていない様子に、思わず吹き出しそうになって)
それならば久美子が私色に染まったって事よね……
これからも久美子を私色に染めてあげる……(自分の唇を右手の人差し指で触り色っぽく微笑んだ。
どうしたの……?
そういえば願い事は、三つじゃなく一つだったわよね……
でも久美子の頑張りにめんじて三つのお願いを聞いてあげる……
でもあんまり無理な願いは、駄目よ……(無理な願いは、駄目な事を伝えて
んー
表現はともかく……
ニュアンス的にはそんな感じ、かな?
(苦笑いを浮かべて、おおむね肯定して)
聞いたよ?
3つね!女に二言は無いからね?
(急に元気になって、張りきって歩き始めて)
それならば良かったわ……
ねえ、久美子、好きよ……(久美子の様子に胸がキュンキュンして久美子のほっぺたにキスをしようとして
ええ、私の言葉に二言は、ないわよ……
そのかわりにこれからも頑張りなさいよ……(久美子が急に元気になって歩き出した様子を愛おしそうに久美子を見つめて久美子の後を追いかけるように歩いて
ちょ、ちょっと、麗奈……
(頬にキスを受けて、愛の言葉を囁かれると
いきなりのことに心臓はドキドキして、顔は赤く染まって、麗奈の唇の感触を確かめるように頬に手を添えて)
……
(なにかを言おうと開きかけた口を閉じて
赤い顔のまま、俯きかげんに黙々と坂道を登って)
久美子、もしかして嫌だった……?(いきなり久美子のほっぺたにキスをしたために嫌ではないかと思い不安そうに久美子を見つめて久美子のほっぺたにキスをされるのが嫌では、なかったのか質問をして
どうしたの、久美子……?(久美子が顔を赤らめ俯いたのを見て久美子の顔を覗き込んで心配そうに何か気になる事があるのか質問をして
んーん
イヤじゃないよ
(前を向いたまま返事をして)
いきなりだったからびっくりしただけ
(それ以上はなにも言わずに
やがていつもの場所に到着して)
それならば良かったわ……(久美子の言葉を聞いて安心したように微笑みそうこうしているうちに目的地の丘に着いて
ん……~~♪(トランペットをケースから出して試し吹きをしてトランペットの音のチューニングして
久美子、演奏を聞いてほしかったのよね。
演奏を聞くけれどもどうする……?(トランペットを口から離して久美子の方を向いて久美子の演奏を聞いてあげる事を申し出て
(ケースをベンチに置いたまま
その横に腰かけて、ぼーっと空を見ていて)
えっ……?
あ、あぁ
うん、お願い
(麗奈に声をかけられて、慌ててケースを開いて楽器の準備を始めて)
大丈夫、久美子……?
何か気になる事でもあるの……?
何か悩み事があるのならば相談にのるわよ……(久美子の方を向くとぼ~としていて私の言葉を聞いて慌てて演奏の準備をしたのを見て久美子らしくないと思い心配そうに久美子を見つめて悩み事があるのならば相談にのる事を伝えて
……麗奈
(一瞬、すがるような表情を浮かべて
開きかけた口をきゅっと閉じて)
とりあえず、聴いて
(ベンチに座ったまま
マウスピースをくわえて、演奏を始める
以前、ここで麗奈とセッションした「春風の通り道」
…………たった1週間前と比べても吹けていない
指の運びもスムーズさを欠き、息の吹き方もテンポに乗れていない
もちろん分かっている
あるいはここでなら自分を取り戻せるかと思ったけれど……
途中で演奏を止めて楽器を下ろす
麗奈を見て力なく笑って)
……どうしよう?
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