高坂麗奈 2017-11-12 07:43:02 |
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そう……新入生に教えるのを頑張りなさいよ……(少しだけ不機嫌なオーラを出すけれども顔はいつも通りの無表情で
これくらいいつもの練習に比べたら楽なくらいよ……(少しだけ疲れたように汗を少しだけかいて
後少しで着くから頑張りましょう……(少しだけ歩くペースをあげて
なんか気のない返事だなぁ
麗奈も先輩なんだから
これからは自分のことだけじゃダメだと思うよ?
(ちょっと説教くさい口調で)
……なんか強がってない?
(じぃ~っと麗奈の横顔を見て)
代わるよ
(近づいて、ケースを受け取ろうと手を伸ばして)
久美子も言うようになったわね……(久美子に近づいて少しだけ久美子の鼻先を掴んでじと~と久美子を見つめ
まだ大丈夫よ、久美子……
私は、そんなに可憐じゃないもの……(じっと久美子を見つめて弱くないことを伝えてからすたすたと歩いて
イテテ
もぉ~
なにすんのー
(少し赤くなった鼻の頭をおさえながらぷんぷんして)
だって
今年は全国で金取るんでしょ?
あすか先輩も香織先輩も晴香先輩もいないんだよ?
1年にもがんばってもらわないと、ムリじゃん
(負けずにじぃっと見返して)
解っているわよ……
でも私も構ってほしいわよ……(久美子に聞こえるように小声で呟いて
トランペットの新入生もなかなか可愛らしい子揃いよ……
手取り足取り教えたくなるもの……(新入生の子の事を思い出して優しく微笑み
丘に着いたわね……(目的地に着くとユーフォニアムをベンチの上に優しく置いて
?
構ってるじゃん
(きょとん、と目をぱちくりさせて)
毎日山登り付き合ってるし
愛が無ければできないよぉ~
(麗奈を横目で見ながらちょっと皮肉っぽい口調で)
麗奈の指導は厳しそうだけどハマれば上達早そうだよね
ちょっと1年が気の毒だけど
(苦笑しながら、自分の先輩の顔を思い出して
優しい先輩ばかりだったな、と思って)
ありがとー
はい、これ
(ペットのケースを手渡して)
そうね……でも私は、久美子にもっと構って欲しいのよ……
兎は、寂しいと死んでしまうのよ……(久美子に甘えるように上目遣いでじっと見つめて
何を言っているの……?
全国を狙うのならば当たり前の事よ……
去年みたいな悔し思いは、したくないもの……
もう全国に行けると思ったとは、言わないわよね……(楽しそうにクスクスと笑い久美子を見つめて
ええ、ありがとう、久美子……(久美子からトランペットの入ったケースを受け取るとケースからトランペットを出して何回か試し吹きをして
もっとって
もぉ、麗奈は欲張りだなぁ
(ふだんのクールな麗奈とのギャップに苦笑して
でも、こんな麗奈を知っているのはきっと自分だけだと思うと嬉しくなって
より麗奈のことを愛しく感じて)
それに、だれがウサギだって?
ネコ、っていうならまだ納得するけれどね
(じとーっと呆れた視線を向けて)
だーかーら
ちゃんと後輩の指導をしないとダメ、ってことだよね
(ユーフォをケースから出して、マウスピースを着けながら)
仕方がないでしょう……
私は、愛に貪欲ですもの……(恥ずかしそうに顔を赤らめて照れるように横を向いて
わたしは、可愛らしい兎さんなのよ……(両手で兎の耳を作って可愛らしく軽くぴょんぴょんと跳ねてみせて
ええ、その通りよ、でも久美子ならばその心配は、なさそうね……(一通り試し吹きをすませると久美子の方を向いて
今回は、何を演奏するの……?
……自分で可愛いゆーか
(すっ、と半歩引いて)
麗奈って、ホントおもしろい!
うん!
絶対に、全国で金!
(少し音を出してから麗奈をチラッと見て)
「天国の島」
(/機会があれば聴いてみて
ウケるかもw)
今のは、忘れて……(久美子に笑われると恥ずかしそうに顔を赤らめて少しだけ俯いて
ええ、必ず全国で金を取りましょう……(全国で金を取るかのように真剣な表情で久美子を見つめ
「天国の島」 なんてなかなか面白いチョイスね……
私は、いつでも良いわよ……(トランペットを構えると久美子の方を向いて
(\解りました、今度、聞いてみますね
まぁ……
可愛いのはホントのことだけど、ね
(少し照れながらポソリ呟いて)
(目が合うと、自然と息も合って
目配せで演奏を始めて
麗奈の演奏に引っ張られるように音の質や指運び、息継ぎのタイミング、すべてがレベルアップしてる、と思って
楽しい!)
(麗奈がノッてきているのを肌で感じて
その演奏を引き出しているのは自分なんだと思うと、ぞくっと鳥肌がたって
でも、懸命に演奏を続けるけれどだんだん着いていけてない、と感じる自分もいて
演奏を終えると楽器を下ろして
荒い呼吸を整えながら麗奈を見て)
ど、どうだったかな?
(少し自信なさげにたずねて)
凄く良かったわよ
いつもよりも気持ち良く演奏ができたもの……(演奏で興奮したように躰全体を少しだけ赤くさせて少しだけ息を荒くさせて発情したようにぽ~としながら久美子を見つめて
そ、そっか
麗奈がそう言ってくれるなら……
ありがと
(自分を納得させるように笑顔を向けて)
もう少し時間あるけれど
続ける?
(スマホで時間を確認しながら、たずねて)
ええ、もう1曲演奏したいわね……
次は……あすか先輩から貰った楽譜今持っている……?
確か曲名は、響けユーフォニァムだったかしら……?(あすか先輩から貰った楽譜の曲を弾きたい事を伝えて
そんなの、バッチリ頭に入ってるよ
(自分の頭を指差して、にっと笑って)
いいよ、演ろ
(風になびく前髪を頭を振って横にやると、マウスピースに口をあてて
チラッと麗奈を見て)
解ったわ……(久美子がマウスピースをくわえたのを見て自分もトランペットを構えると目で久美子に演奏の始める合図を送ってからトランペットを吹き始めて
(麗奈に合わせるんじゃなく、合わせてもらうんじゃなく
わたしの音を出すんだ
ボタンを1音1音丁寧に押す
楽器に流し込む息も一定じゃなくメリハリつけて
あすか先輩の演奏が脳裏によみがえる……)
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