響きあう物語

え、えーっと・・・
なんか、怒ってる？
（愛想笑いを浮かべながら、首を傾げて）
歌い足りなかったとか？

違うわよ……
欲求不満なだけよ……（不機嫌そうにじと～と久美子を見つめると久美子の鼻を軽くつまんで不満を伝えてからカラオケボックスを出る準備して

いてて・・・

もっかい、キスしたかった？
（少し赤くなった鼻の頭をおさえながら
麗奈をﾁﾗｯと見て）

そんなの聞かなくても解るでしょう……（顔を赤らめて横を向くと照れるのを誤魔化して鞄を持つとカラオケボックスを出る準備して
とりあえずカラオケボックスを出るわよ……

（部屋を出ようとする麗奈の前に立って
制服の襟を掴むと、無言で麗奈を壁に押しつけて）
・・・・・
（強引に唇を奪って
息がつまるくらい、長い口づけをして）

んっ……う…………んっ……んんっ……（久美子に長くキスをされると苦しそうに涙目になり久美子の腕を軽く触り

（麗奈の苦しそうな表情を見て、それでも離さずに
また電話が鳴って
６回、コールを聞いてようやく、ゆっくりと口を離して）
うるさいね
（麗奈ににっこり笑顔を見せて
電話に出て、すみませーんすぐ出ます～、などと返事をして）
じゃ、行こっか

え、ええ……（久美子に口を離されるとまだ夢心地のように顔を赤らめて返事を返すとうっとりしながら久美子を見つめるとふらふらしながらその場に座り込み

ほら、麗奈
しっかりしなよ
（手をきゅっと握って立たせようとして）
わたし、ユーフォも持たなきゃだし
めんどう見きれないよ？
（麗奈らしくない弱々しい様子を見て
ぞくっと、愛しさがこみ上げて
くすっと笑みを浮かべて）

ええ、大丈夫よ……久美子のキスが激しすぎてふらついただけよ……（お嬢様座りをして顔を赤らめ上目遣いで久美子を見つめ

でわ、お嬢さま
立ってくださいまし？
追加料金取られちゃうよ
（笑いながら手をひっぱって）

ごめん、そうだよね、ありがとう、久美子、それならば行こうか？（久美子に手をひかれて立ち上がると鞄とギターケースを持つと久美子の腕に抱き着いてカラオケボックスを出て行こうとして

おーい
ギターどっから出てきたよ～
（びし、っとメタなツッコミをいれて）

ごめん、そうだよね、ありがとう、久美子、それならば行こうか？（久美子に手をひかれて立ち上がると鞄とトランペットケースを持つと久美子の腕に抱き着いてカラオケボックスを出て行こうとして
（＼すいません、寝ぼけていて書き間違いました。

（気のせいか
店員の不審そうな視線を感じながら、会計を済ませてお店を出て）
はー
今日はちょっとやりきった感あるわ～
（ゆっくり歩きながら、うーん、と伸びをして）

そうね……いろいろと満足したわ……（カラオケボックスを出ると満足そうに頷き久美子の後を追い掛けるように歩いて
久美子、ダイブと遅くなかったけれども門限は、大丈夫……？（腕時計の時間を久美子に見せて

明日から練習、がんばらないとね
（くすっと笑いかけて）
大丈夫、だいじょーぶ♪
うちは門限厳しいから、時間はちゃんーんとチェックして、あ・・・る
ってあれ？！
・・・１時間見間違えてた
どうしよう
（さーっと青ざめて）

は～～……久美子は、しかたがないわね……ほら、走るわよ……（しかたがなさそうに苦笑いを浮かべて久美子の手を握り締めて久美子の家に向かって走り初めて

（少し走って、麗奈の手を引くように止まって）
ストップ、ストーップ！
はぁ・・・はぁ・・・
こんなのかついで走るの、ムリ
（肩で息をしながら、ユーフォのケースを背負いなおして）
とりあえずお母さんにLINE送って
帰ってから怒られるよ
（スマホを取り出してポチポチしながら
苦笑いして）
自業自得だもんね

相変わらず久美子は、体力がないわよね……
でもごめんなさい、私がカラオケを誘ったのがいけなかったわよね……（久美子が門限に遅れたのに責任を感じて久美子に頭をさげて謝り