響きあう物語

んっ……私は、別に他の人に見られても構わないのに……
しかたがないわね……二人きりの時にうんと可愛がってあげるわね……（久美子に人差し指と中指でキスを止められると残念そうに話してから自分の唇を触りながら色っぽく微笑み

何する気だよ
（じとー、っと麗奈の顔を見て）
わたしはイヤ
麗奈のキスする顔、人に見せたくないもん
（すました顔でサラッと言って）

それは、後でのお楽しみよ……（久美子の唇を右手の中指で触り色っぽく微笑み
久美子って独占欲が強いのね……
悪い気がしないけれども……（嬉しそうに自分の口元を押さえてクスって微笑みケーキを食べて

なんかコワイ！
（ささ、っと身を引いて）
好きなひとをひとり占めしたい気持ちは当たり前だと思うけど？
（片手で頬杖をついて、じーっと麗奈を見ながら
ケーキを口に運んで）

くすっ、久美子ってなんだかいじめたくなるのよね……（久美子がささっと身をひいたのを見て体がむずむずしてなにかが目覚める感じがしてクスって笑い
そうね、久美子の独り占めしたい気持ちもなんとなく解るわ……（久美子の意見に賛同するとフォークでケーキをすくうと久美子の口元にケーキを持ってきて愛おしそうに久美子を見つめ

麗奈って、どＳ？
（少し興味がある様子で観察するようにじっと見て）
ふーん
なんとなく、ねぇ～
（差し出されたケーキに、ぱくっとかぶりついて）

それは、否定しないわ……（楽しそうにクスクスと笑い
ええ、なんとなくよ。
私も久美子を独り占めしたいと思った時もあるもの……（私が差し出したケーキを久美子がケーキを食べたのを見て満足そうに微笑み自分もケーキを食べて

言っとくけど、わたしはそーゆー趣味
ないからね

・・・たぶん
（ちょっと自信なさげに否定して）
えっ
それって、今は誰かとシェアしてもいいって思ってるってこと？！
（びっくりして）

あら、そうなの？
裏切ったら殺しても良いと言ったからてっきりそうだと思ったわ……（楽しそうに口元を押さえてクスクスと笑い
あら、私は、久美子しか独り占めしたいと思った事は、ないわよ（きょとんと首を傾げ久美子を見つめケーキをパクパクと食べて

う"
えっとそれは～────
言葉のあやとゆーか
覚悟の表現とゆーか～
（目を泳がせながら、しどろもどろに言い訳を並べて）

聞き方が悪かったかな？
思った時もある、ってことは今は思ってない、ってこと？
（納得いかない様子で、質問の言葉を変えて）

くすっ、冗談よ、久美子ってやっぱり面白いわね（口元を押さえて楽しそうにクスクスと笑い
ごめんなさい、言い間違えたわ
久美子をいつでも独り占めしたいと思っているわよ……
それでこそ久美子を殺して私だけのものにしたいほどにね……（久美子の唇を右手の中指でなぞり愛おしそうに微笑み
（＼すいません、寝ぼけていてレスを間違えました

むー
てか、趣味であんなこと言わないよ～
今でも本気で思ってるもん
（照れ隠しに口いっぱいにケーキを頬張って
もしゃもしゃたべて）

そっか
同じ気持ちなら良かった
（ホッとした表情を浮かべて）
麗奈
わたしたちには全国に行くって目標があるから
まだ＊＊ないよ？
（芝居かかった顔と口調で言って
唇にあてられた指をぱく、っとくわえて）

（／くす、了解です）

久美子の気持ちは、通じてるわよ
あの時の言葉にどれだけ助けものか……（照れを隠すように顔を赤らめ小声で呟き自分の気持ちを誤魔化すようにケーキをパクパクと食べて
んっ……解っているわよ……（久美子に中指をパクってくわえられると少しだけ声をあげると少しだけ指を動かしてお皿に目を落とすとケーキを全て食べた後で
ケーキのおかわりをしようかしら……？（ケーキの置いてあるショーケースの方を向いて

マジレスされると
恥ずかしい・・・
（ふい、と横を向いて
見るともなしに窓の外に目をやって）

まだたべるの？！
（ぎょ、っとして麗奈の顔をマジマジと見て）

こんな事たまにしか言わないわよ……（恥ずかしそうに顔を赤らめ人差し指で照れを隠すように頰をかいて
あら、ケーキだったらいくらでも食べれるわよ（きょとんとしながら久美子を見つめお皿を持つと立ち上がり

たまに・・・
なの？
（不満そうに唇を尖らせて
横目で麗奈の様子をﾁﾗｯと伺って）

そんだけたべて、なんでその体型が維持できんのよ
神さまは不公平だわ
（お皿についたクリームを舐めたい衝動を抑えながら、ケーキのおかわりをする麗奈の背中を恨めしそうに見送って）

たまによ、いつも言ってもありがたみがないでしょう（ふふくそうに唇をとがらせて話す久美子の頭を子供あやすように軽く撫でて久美子をなだめて
食べたぶんだけ運動するもの……（久美子の方を向いていたずらぽく微笑みケーキをとりにいくとケーキをとって戻って席に座り

むー
なんか言いくるめられてる気がする
（頭を撫でられても納得いかない様子で）
そのエネルギーを消費するのにどんだけ運動しなきゃなんないんだよ・・・
（戻ってきた麗奈のお皿の上のケーキを物欲しそうに眺めて）

気のせいよ……久美子を愛しているのは、変わらないもの……（愛おしそうに微笑み久美子の頭を撫でて
そんなの一時間くらい走ったら消費されるわよ
簡単でしょう……（フォークでケーキをすくうと物欲しげな久美子の口元にケーキを持ってきて

・・・
よくそんなこと、真顔で言えるね
（ぽ、っと顔を赤くして俯いて）
１時間って
フルマラソンの半分だよ？！
ないわ～
・・・っ
（目の前に差し出されたケーキを見て
これをたべると走る時間が10分伸びる、でもひと口くらいなら、と心の中で激しく葛藤して）