主 2017-11-11 00:41:45 |
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「俺の毒牙にかかってもらうぜ、可愛い生贄のならず者共」
「……したくても、できねえんだよ。わかるだろ」
【名前】安斎 恭一郎(アンザイ・キョウイチロウ)
【年齢】19歳
【身長】180cm
【役職】❸『large flower』幹部
【犯罪手法】毒の息を介した幻覚・幻聴により、対象者を混乱・気絶、時には発狂させ、窃盗・情報強奪・拷問・殺人等を行う。物理的な加害能力は普通の人間が成し得る域を逸しない。
【容姿】
短い黒髪、切れ長な瞳は金色。黒い野球帽をかぶり、普段は口元を大きな白いマスクで覆っている。顔や手首などの輪郭はシャープ。日本人らしくやや黄色っぽい褐色の肌。首から胸元にかけての左側に、マンドラゴラの花を模した黒い刺青が走っている。服装は、ダークブラウンの革ジャン、ワインレッド色のシャツ、黒っぽいジーンズ、黒のスニーカーといったラフな格好。長身で手足が長いが、同じ背丈の白人男性に比べるとかなり痩せ型で骨ばっている。
【性格】
表向きはややキザな言い回しの多い、常識人気取りの青年。性根が救えぬほど捻くれていて、時折ピントのズレたツッコミをし、犯罪者ならではのたちの悪い冗談にひとり笑うこともしばしば。『 large flower 』の最古参のひとりであることを自負し、組織の中では飄々とくつろぎつつ、幹部ではない平のメンバーも一見仲間として大切にする。
しかし実際は、「信頼させておけばいざという時捨て駒として動かしやすい」という理由でそうするだけの残忍な男であり、腹が減ったから食事を摂るのと同じような感覚で、裏切りを犯した仲間を密かに炙り出しては殺害することも少なくない。
組織の中でも歪みに歪みきったサディストであり、針や錆びナイフ、鞭や電気椅子のほか、ただの水すら使ったおぞましい拷問技術を無数に持つ。戦闘における基本理念は「いかに相手を苦しみ弱らせるか」というもの。鍛えてはいるが通常の人間の域という肉体の持ち主であるにもかかわらず、『大輪花』によって肉体増強した人間と対等に戦えるのは、この加害理念に突き動かされるから。
相手が苦しみ悶える顔や泣き叫ぶ悲鳴にぞくぞくと興奮し、特に『絶望』の表情こそこの世の究極の快楽とする、歪んだ性癖も持っている。このため変態的な言動も多く、組織の中では「捻くれ変態男」として通っているらしい。もはや訂正すらせずそのキャラを全開にすることにした辺り、神経は図太いらしい。ただしこのため女性に逃げられやすくなり、後々安斎は人生最大の致命的な過ちだったと狂おしく悔やむことになる。
「ならず者」に関しては、逆に能力差がありすぎるため、一般の「大輪花」所有者ほど強い差別意識はない。このため、能力がないにもかかわらず生き延びて戦う4人の少年少女に敬意を抱く様子すらある。しかし、リーダーの命令とあらば躊躇いなく殺しにかかるし、何より絶望から這い上がろうとする彼ら彼女らをもう一度絶望に突き落としたいという欲望にも駆られている。その慢心を突かれて彼らにとは夢にも思っていなかったようだ。
【備考】
どこで身につけてきたのやら、一応語学堪能なのだが、「え、話せるの?」という驚きの目を仲間たちからよく向けられる。後で「俺って幹部だよな……?」と自問自答したりする等、地味にダメージを受けている様子。
気質ゆえか、『花』ゆえか、生まれついて犯罪者の素質が高く、やや歳上ではあるもののどこか似通っている❶に歪んだ友情を抱き、共に過ごしているうちに自然と幹部格になった最古参。
❶に信頼を寄せており、彼のマッドサイエンティストな所業を「我が友ながら気持ち悪ィ」と表向きはツッコミつつ、本当は心酔。自分も同様の狂人だと自覚しながら棚上げするとぼけたツッコミが多い。表には出さないが、彼の計画を手伝うことを自分の存在意義とし、彼のサポート役に徹する。
少女❷には、❶の親友である俺とも仲良くしてくれないか、とたびたびちょっかいをかけるものの、対応が乱雑以下にランクダウンするのは当然だろうし、最早時間の問題か。ただ、幼くして自分以上に狂っているかもしれない彼女に、絶対強者に対し抱くような敬意に近い恐れも持つ。
❹のことは半ば興味本位で口説いた末に仲間に引き入れた。純粋な常識人の彼女が組織の中で苦労人ぶりを発揮する姿をくつくつと笑うのが最近の楽しみらしい。やはり捻くれ者極まりない。しかし彼女を引き入れた身としてある程度責任を感じてはいるらしく、からかいながらも気にかける様子。
【大輪花】毒草マンドラゴラ
【花言葉】『幻惑』『恐怖』
【能力】
口から吐き出す甘い毒の息を、掌に込めて嗅がせたり、風向きを利用して漂わせたりすることで、対象者を幻覚・幻聴に陥らせる能力。
時におぞましい怪物、時に死んだはずの家族が対象者を呪う呻き声など、対象者が恐怖を抱く幻を味わわせるため、幻を現実だと錯覚した身体が貧血や吐血などの異常をきたす場合もある。
吸ってしまった毒息が濃ければ濃いほど、より強く作用する。この性質のため、直接対象者に嗅がせる一対一式の近接攻撃では高威力を発揮するものの(最悪の恐怖幻覚+効果時間は数十分)、霧散に任せる複数対象の全体攻撃では、幻惑の作用は弱い(恐怖度の低い幻覚+効果時間は数分程度)。
ただし、あくまでも幻は幻。精神力が強い対象者、また他の人間から助けを得た対象者は、幻から脱して毒の効果をキャンセルすることもできるし、復讐心などで心を強く保っている場合、ほとんど最初から効かないこともある。これらの場合でも、安斎自身には一定の「代償」が発生する。
【代償】
毒の息を体内で生成した後、同じく体内で、副産毒が時間差で発生する。
このため、最長でも十分後には副産毒が効きはじめ、身体が痺れてあまり動かせなくなり、五覚の精度も落ちてしまう(視界が霞む・音が聞こえにくくなる等)。
このため、毒の息を流した後は仲間の助けを借りるか、即座に安全な場所に退避するかしなければならない。
代償の効果時間は、その前に流した毒の息が対象者に効果を与える時間に等しい。
(/お久しぶりでございます、そしてkeep受理ありがとうございました…!自分にとっても非常に私得なトピックなので、主様や他の参加者様と絡めたらと思っています。不備等ございましたら何なりと!)
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