【 泥棒 × 少女 × Ib 】
◆男泥棒:
ゲルテナとその芸術に興味はなかったが、泥棒故目は肥えている。かつては巨匠として売れまくったことのある彼が、時価100億相当の高価な「何か」を作品のどこかに確かに忍ばせているという噂を聞きつけ、盗みのための下調べにやって来たら美術館に引きずり込まれた。力仕事、高所を調べるのはお手の物。
※拝金主義。微妙に変態。無遠慮。ゲルテナ作品に例のお宝が隠れてないかいちいち見て回る。一人称は「俺」、少女を「嬢ちゃん」扱いする程度にはおっさん。ただ『赤い服の女』や『無個性』を無慈悲に蹴り飛ばす程度にはガラが悪く、放っておけば死亡フラグを立てまくる。悪い大人とはいえ大人なので、何だかんだ少女を守るし支える様子。
◆少女:芸術に対して深い興味と愛情を持ち、ゲルテナ展へは未知の芸術家ゲルテナを知るためにやって来たが、あれに標的にされ美術館に引きずり込まれた。良家の娘。寡黙で控えめなイヴとは違い、成人男性の泥棒相手にもよく喋るし対等に接する。作品やゲルテナへの敬意がなす死亡フラグ回避・生存フラグ立て、謎解きはお手の物。
※良家育ちゆえお嬢様気質。相手が美術品泥棒と知り激怒するが、他に頼れる誰かがいないので仕方なく組む。泥棒に遠慮ががなく命令口調。でも非力。かなりの強がりだが根は歳相応、不安を必死に押し隠す。とある部屋で泥棒に食らわせる平手打ちは多分原作よりずっと痛いし、その後のあれもずっと強い。