ゆるやかに(ＢＬ)

あ、悠河...ごめん待たせて(コートを借りれば相手の手を握り返して自分もレストランへと向かって)声、掛けられ無かった？女の人もグループで来てるみたいだしね

掛けられたけど壮五が大事だから返事しなかったよ(優しく頭を撫で周りに誰もいないことを確認し頰に両手を添えて。舌を入れて深く口付けし満足そうに笑顔になりそのままレストランに向かい)豪華な料理、たくさん食べような

んっ、ふ...っ悠河(声を掛けられた事に早くに済ませれば良かったと眉根を下げ歩いてれば不意にされた深い口付けに瞳揺らし)ん、お腹いっぱいに食べようね...でも少し緊張するな(レストランに付けば店員に案内されて)悠河は、やっぱりこういった大人っぽい店慣れてるの？

壮五はキスしてる時の表情が一番可愛いな(甘い声を出す相手を愛おしく感じ、案内された席に座れば値段が高いメニューを見つめ)まぁ、慣れてるよ。壮五とデートする時はとびっきりお洒落でセレブなデートしたいからな。値段は気にしなくていいから好きなの選べ。

そんな事無いよ...悠河に触れられると俺ダメなんだずっとドキドキしてるからね(顔を赤らめながら眉根下げ小さく笑って)俺は、悠河が一緒なら何処だって楽しいし嬉しいよ。ありがとう(開いたメニューの値段の高さに驚くも一番安いメニューから選んで)じゃ、これにしようかな(メニューを選び終えると自分の鞄からシンプルにラッピングされた細長い箱を出して)悠河、これ...いつもありがとうって意味で(箱の中身はネクタイとネクタイピンが入っていて)前に買い物行った時に見付けて悠河に似合うだろうなって思って。

俺もずっとドキドキしてる。そんなこと言ってるとずっと触れたくなる(照れ隠しに頭を優しく撫で一番安いメニューを選ぶ相手に苦笑いしながらも自身は一番高いメニューを注文し)遠慮することはない。壮五のも欲しいから半分こな...ネクタイとネクタイピン？(素直に受け取りさっそくネクタイをし、自身は何か渡す物はないかなとポケットやら漁るが何もなく、首にかけていたネックレスといつかの日の為に購入したペアリングを渡し)必ず壮五を幸せにする。絶対外すなよ。

俺も離れてる時は、悠河の事ばかり考えてるよ(相手の手に触れながら柔らかい笑みを浮かべて相手が早速付けてくれると頬緩ませ)うん。やっぱり似合ってるね買って良かった...って、俺にも？それ、悠河がいつも付けてるネックレス貰って良いの？(ペアリングには少し涙目になり)ありがとう...凄く嬉しいよ一生大切にする(ネックレスとペアリングを大事そうにしながら微笑み)

このネクタイ、大事にするよ！もちろん壮五も大事にする(嬉しそうにネクタイを触り、椅子から立ち上がり背後に回り)つけてやるよ、ネックレス(相手の首にかけてそのまま項にそっと口付けし赤い印をつけて席につき店員さんが料理を運んできて)料理が運ばれてきたな、美味しく頂こう(目の前にある豪華な料理に手を伸ばし食事を楽しみ)

ん...っ、ありがとう(首筋に感じた相手の吐息にビクッと反応しながらも周りの客には気付かれないように声を抑えながら付けて貰ったネックレスを暫く見つめ)美味しそう...いただきます(運んでくれた店員には軽くお辞儀すれば自分も食べ始め)ん、美味しい...(美味しそうに笑みを浮かべながら食べ進めていって)あ、そうだ...明日なんだけど夜少し出掛けてきて大丈夫？大学の友達にバイト頼まれちゃったんだよね。

いえいえ！ネクタイのお礼だ(クスッと笑い、相手が幸せそうに食事をしてるとこを暖かい視線で見ながら観察していて)バイトか...うん、出かけて大丈夫だ。遅くなったら電話しろよ？迎え行くから(少し心配だと感じるも表に出さず、優しい言葉で呟き。明日の夜は何しようかとしばらく考え)壮五がバイト頑張るんだからオレも仕事頑張らないとな。間違えた場所を訂正しないといけないから。

ありがとう、ほんの３時間程度の手伝いだからお土産持って帰ってくるよ居酒屋なんだ...飲食店でバイトするのは初めてだからね少し楽しみなんだ(バイト先と終わる時間帯だけを相手に伝えて食事を美味しそうに食べていき)間違えた場所？悠河の仕事大変そうだけど...あんまり無理しないでね。

間違えた箇所だった...もうこんな時間か。(自身の発言に苦笑して時計を見れば結構時間が経過していたため、席を外して会計に行き、高額の値段を現金で支払いを済ませ外に出た瞬間、冷たい風に身震いして)壮五、寒くないか？今夜は暖かくして寝るんだよ。風邪引くからな。

ご馳走様...悠河、今日は連れてきてくれてありがとう(店を出れば相手の手を繋いで身を寄せれば相手を見上げて微笑み)大丈夫、悠河が居るから寒く無いよ明日もお弁当作るから悠河も仕事頑張ってね(車に乗り込むと相手の頬に優しく口付けて)

また連れてきてやる！こっちこそついてきてくれてありがとな(車内を暖房に設定し安全運転で帰路に向かい、信号待ちで待機し。頰の感触を思い出し全身が真っ赤になっていくのを感じ少し走ったとこで車を停止させ助手席のシートを押し倒しそのまま相手の首に赤い印つけたり深く自身に溺れるくらいに口付けし)壮五愛してる

うん、楽しみにしてる...今日もずっと楽しみだったから(車が泊まれば不思議そうに相手に顔を向け)悠...んっ..んんぅ、(覆い被さる相手に深く口付けされ身体の力が抜けてくも相手の身体に腕を回し抱き着いて)んっ..俺も愛してる(相手を真っ直ぐ見つめ相手に夢中になり)

ゴメン、理性が保てなかった...怖かったよな(力が抜けていく相手に気づき切なく、辛そうな表情を浮かべるもキスは止まることはなく長く続いて。そろそろ止めないと明日は起きれなくなるなと上から退きシートを元どおりにして運転をして)そういや壮五は結婚とか考えてるのか？ほら、最近の若者は若くして結婚していくやつが多いから(近い将来、いずれは結婚するんだろうなと考えそのうち相手が自分より他の誰かと結ばれるんじゃないかと不安を抱えて)

ん...大丈夫だよ、まだドキドキしてるけど(いつもより深かったキスにまだ熱った身体を抑えながら座り直して)結婚？？確かにそうだね、俺の周りにも大学生で結婚してる人何人か居るね...悠河はずっと俺の傍に居てくれるんでしょ？さっき貰ったペアリングがその証かと思ってたんだけど違った？(何処か不安そうな相手の手を優しく握って)俺には悠河しか居ない...他の人となんて１ミリも考えた事無いよ。俺の頭の中はいつも悠河でいっぱいなんだよ

ずっと側にいる。壮五はオレのものだ。誰にも渡さないし離すつもりもない(片方の手で恋人繋ぎしもう片方で運転して帰路に向かい。家に着いて相手をお姫様抱っこして中に入りリビングにあるソファに降ろし)お風呂沸かしてくるから待ってて。久しぶりに一緒に入ろう(沸くまでの間、ソファに座ってテレビ見たりくつろいでいて)最後のオレしかいないって言葉、嬉かった。いつかご両親に挨拶に行かないとな。もし反対されたらその時は...壮五を連れ去って2人だけで式を挙げよう

ん、俺はずっと悠河のだよ...俺も不安だったんだ悠河は社会人で俺はまだ大学生だし...悠河の会社の誰かに取られちゃうんじゃ無いかって(家路に付きソファに下ろされるとお礼を言ってから寛ぐ相手にピッタリと甘えるように身を寄せて)俺、母親と後姉が1人しか居ないから...大丈夫だと思うけど嬉しいよ(先の事を考えてくれている相手には微笑み)これ、大事にするね(ネックレスと指輪を見つめ)

ん...甘えてくる壮五も可愛いな...絶対外すなよ(身を寄せる相手を愛おしく感じ額にそっと口付けしネックレスと指輪を外さないよう念じて。そろそろ沸いたかなと浴室に行き湯を止め湯加減を調べ)うん、ちょうどいい湯加減だな...壮五、おいで(浴室から相手を呼び自身は服を脱いで先にお風呂に入って相手が来るのを待ち)