俺には帰る場所も逃げる場所も､何処にも無いのにな.全て分かってたのに､怖くて目を閉じて耳を塞いだ.別れるとか要らないだとか､氷影だけには言われたくなくて.全て真正面から受け止めるとか言いながら､俺は氷影と離れる事を認識しないようにした.嘘吐きでごめん.

謝らないといけないのは俺の方だから､氷影は謝らないで欲しい.ピエロでも良いからさ､今だけは笑ってよ.って言ったら辛いよな.氷影の笑顔が見たい.どうしたら見れるんだろう､分からないよ.

離れられないってこういう事なんだろうな.
1日来なくてもずっと氷影の事を考えてて､何時も心の何処かに居てゆっくりとジワジワ脳内を侵食される様なそんな感覚で､どんなに引き剥がしたい思いでも消えなくて.寧ろ会いたい気持ちと罪悪感とが募る一方で､氷影が居ないと言うだけで不安が計り知れないモノになった.俺が来てない間に氷影を取られてしまったらどうしよう.だとか､何時も以上に確認をしてたり､禁断症状？とか中毒？と言うレベルに無意識でなってる事に気が付いた.本格的どころか､もう手遅れ.これこそどうしようもない､って諦めたくなるくらい氷影の事ばかりで楽しいよ.好き､大好き.言ってくれなくても俺は言いたい､氷影愛してる.

もうずっとこんな調子なんだよ.沈んでは浮かんで､浮かんでは沈んで.全て氷影の事で､ボールを地面に叩き付ける様な感じで跳ねては叩き付けられ､それでも俺は氷影が好きだからまた跳ねて.自分がタフなのかそうじゃないのか良く分からなくなってる.混乱やパニックなんて生易しいモノじゃない.無限ループして､一人で抜け出せなくなってる.此処に書き込もうと何度した事か.注いだ水がコップから直ぐに溢れてしまうから大変で.コップを割るのも怪我するからどう割ろうか悩んでみた.結局氷影を受け止める新しいコップがあったから意味が無いんだけどな.って､またループして.

はぁ､駄目だよな.愛 = 自由 なら､その自由の中で愛しちゃいけないのかなって.思ってしまうから考えが稚拙なんだろうな." イコール " って､そういう事じゃないのか.とか､屁理屈ばかりで自分が嫌になる.

突き放されてもさ､好きだから離れられないんだよな.欲張りでも良いじゃんと思ってしまうし.俺は放されても逃げられないし､一人でグルグルしても結局は戻って来るし.寂しいならもっと呼んで.面倒なら､距離は保つ様にはする.氷影に嫌いと言われても俺は氷影が好き.都合の良い人だったとしても俺はそれを良いって言った､一方的に好きなだけでも構わない.一緒に居たら偶に横を見て俺が居るって､それで少しでも安心してくれたら満足だから.とか言ったらまた自己犠牲だ云たらと言われそうだな.一緒に居ないよりは一緒に居た方が振り向いて貰えるチャンスも可能も上がると思うだけなんだけどなぁ.

来るのが遅くなったからもうこんな時間かぁ.氷影､昨日は行ってらっしゃいもおかえりも言えなくてごめんな.

行ってらっしゃい.

また頭痛とかしてないかな.気温がどんどん低くなってるから気を付けて.こないだは氷影の頭痛を貰えて良かったよ､バイト行くのに痛いのは要らないからな.痛くなってたらまた､俺にくれよ.(

透明で漠然とした不安が嫌なら､黒く染まっちゃえば良い.俺は透明じゃないから氷影を透かす事は出来ないけど､染める事は出来る.俺には黒って色を持ってるから.白は汚してしまいそうだし､俺は自分の黒が嫌いだった.誰かを染めてしまいそうなこの強い黒が大嫌いで仕方がないけど､透明が嫌なら染めさせてよ.そしたらさ､氷影も色を持てるし俺も染めちゃいけない.なんて固定概念に囚われる事も無くなる.需要と供給だけの関係でも良いじゃん､誰が愛は綺麗じゃないといけないって決めたんだよ.って､氷影に聞いても困るよな.

まだ寝たくないんだけど､眠気が凄く襲って来てる.もっと氷影の事を呟いていたい.けど､そろそろ本当に駄目そう.明日は会えるかな､なんて思いながら寝る.夢の中でも待ってる､何処にいても氷影と一緒に居たいよ､俺は.探すよ､待ってて.とか､もう眠くて良く分からない.
千歳､愛してる.今もこれからも大好き.
ありきたりな言葉しか言えないのが悔しいけど､言わないでも伝わる様になったら､それはそれで少し寂しいよな.沢山言いたいたいから.おやすみ､氷影も千歳も良く寝れますように.先に布団温めとくって眠い言い訳.

昨日は会えなかったけど､今日は来てくれてて良かった.寂しい思いをさせてるのはごめんと思うけど､やっぱり嬉しいよな.好きな人に心配されるって言うのは.本当は良くない事だし､出来るなら四六時中一緒に居たいんだけど､それは氷影の負担にもなるからさ.嗚呼､でも嬉しい.可愛いと思ってしまうな.嫌だとか言われそうだけど､俺の中では可愛いんだよ.思い切り抱き締めたくなる.

まだって言葉がこんなに怖くなるとは思わなかった.気持ちが冷めても良いから､隣に居ちゃ駄目なのかな.二番とか三番になるのは当然嫌だけど､望まれないなら仕方がないし､それでも俺は隣に居たい思ってしまうんだよ.好きが消えないから.なんて､凄く押し付けがましい気持ち.嫌われても仕方がないと思う.離れたくないのは事実だから俺にはどうしようも出来ないんだけどなぁ.また一番になれるように頑張るしかない､それだけで.

嗚呼､消したい.抹殺したい.氷影の中に居る俺じゃない人を全て消し去りたい.なんで俺じゃないんだろう.って､こんな事を思ってるから一番になれないし"まだ"って言われるんだろうな.好きな人は俺だけで良いだろ､とか醜い感情が生まれる.本当自分が嫌いだな.死/ねば良いのは俺.消えた方が良いのは俺.存在しちゃいけないのは俺.自/殺したくなる.

どす黒い自分が嫌い.死/ねれば良いのに.
殺/されない事がこんなに辛いとは思わなかった.氷影の為に生きるけど､出来る事なら氷影の周りの人を全て消したいよな.絶望になって､俺しか居なくなって､俺だけに縋れば良いのに.

駄目だ､風邪で頭回ってない.頭痛酷いし今の俺は優しく出来ないから本当の事だったとしても俺が言った事､忘れて欲しい.妬み嫉みしかない､こんな俺は嫌だろ.良かったとしても自分が嫌だ.今､本当に誰かを殺/せてしまいそうで､危ない気がする.

泰陽は絶対死ぬな､ 俺の為に生きてくれるんじゃなかったのかよ｡ 誰も優しくしてくれなんて頼んでねェし どんな泰陽でも受け入れるつもりだからへ-き｡
つ-か風邪引いてんのに無理させた俺が悪いよな､ 今日は休めるだけゆっくり休めよ｡

氷影､おはよう.って言うかこんにちは.
昨日はごめん､色々冷静になれなくて.ありがとう､そう言ってくれるの氷影だけだよ､嬉しい.

薄々気付いてた.氷影が本当に好きなのは俺じゃなくてあの人なんだって.確信はないけど前とは違う答え.疑い過ぎも良くないんだろうけど､きっとあの人なんだろうな.卵を掻き混ぜるように全部をぐちゃぐちゃに混ぜるあの人.嫌いだな､心を奪わないで欲しい.俺の氷影なのに､

行けるなら氷影の傍に行って､俺が守りたい.氷影の壁でも何でも良い.兎に角､氷影を守れる権力と力と愛情が欲しい.当然だけど権力や力だけじゃ周りは倒せても守れた事にはならない､だから氷影を守れるだけの癒せるだけの愛情を俺が注ぎたい.辛く悲しい現実は､人を狂わせる.氷影には優しい夢を見てもらいたい.汚れ役は得意だから､氷影の嫌な事､全てを噛みちぎりたい.欲望だけの塊.

誤解されてる気がしてならね-んだけど､ 泰陽は誰のコト言ってんだろ｡ 過去がどうであれ それは泰陽と出逢う前の話だし､ 今俺が好きなのは紛れもなく泰陽だから｡ 勘違いすんなよ､
そう言えば体調はどう､ 少しは良くなったか?

なあ泰陽｡ お前は俺のこと､ 本当に好きでいてくれたんだよな｡ それすらもうわかんね-よ｡
俺は好きだったよ｡ 本気で愛してた｡ 生まれて初めて本当の意味で通じ合えた気がしてた｡
思い過ごしだったのかもな｡
信じて-けど､ 信じて待つのが怖い｡ これ以上待ち続けて何が変わるって言うんだよな｡
だから､ 最後に一言残しに来た｡
ケジメ付けんのが遅くなって悪いな､ これでようやく泰陽は俺から解放されんだろ｡
これから一生を掛けて､ お前を忘れる｡
今すぐは無理でも､ 覚えてたって寧ろ辛いだけだから｡ もう忘れられてるかもしんね-奴のこと､ ずっと好きでいる方が惨めだろ｡
俺さ､ 泰陽のそばにいられて幸せだったわ｡ 毎日が楽しくて､ 泰陽が俺の生きる意味だった｡
それも今から卒業する｡
正直まだ､ 戻って来てくれんじゃねえかって期待してんだけどさ｡ もう良いよ､ 無理すんな｡
泰陽は泰陽の人生をしっかり生きてくれよ｡


大好きだったよ｡

じゃ-な､

なんでだろ､
なんで俺は泰陽にこれだけ期待してんだと思う?

もう会えねぇの?
俺が待つ事も出来ない人間だったから悪いんだよな｡ 恐怖心に負けて強がって､ それでも俺にとっての帰る場所は､ 結局此処しかなかった｡
泰陽､ ごめん｡ 約束破るわ｡

俺はまだ好きでいる｡