ありがとう､氷影が遊びに来てくれるから嬉しくてつい､独り言も増えてさ.此処まで来れたよ.
気遣うとか苦手だから嘘じゃないって､分かってもらえて良かった.出来るなら氷影には1000歳より長生きして欲しい.俺も同じくらい生きるから､なんて言っても出来る訳がないんだけど､それくらい沢山生きていて欲しいって思うよ.
名前を付けてくれた両親に感謝.こんな想いだったのかな､とか両親の事まで思ってしまう.素敵で暖かい名前.
氷影なら俺に付いてたら何でも良い名前って言ってくれそう.だけど､それが嬉しい.(

千歳､ちとせ.ち-とん､

泰陽の独り言読むの もはや趣味だから､ これからも遠慮せず大量生産してて欲しい｡( 言うてる間に俺の方も800行きそう｡
態々嘘吐いて持ち上げるような奴じゃね-と思ってるし｡ んえ､ 濃い人生送れるなら早死でも良いかなって考えてたンだけど｡ 泰陽にはせめて100年以上笑顔絶やさず生きてて貰いたい｡
そうか? 傍で見て来た俺だから言えるけど弟の方が優れてるから｡ 命名も愛情の内だろうし｡
良い名前かどうかの評価は人によりけりだろ､ 俺は幸哉って名前が､ 好きだッつってんの｡ 泰陽にすげェ似合ってる｡

餓鬼の頃はちぃくんとか呼ばれてた記憶がある､ 此処で本名呼ばれんの変な感覚だわ｡

嗚呼､辞めろと言われて辞められる事ではないからこれからも大量生産するよ.基本的には俺が独りで悶えてるだけだと思うけど.(
早いよなぁ､同じくらいの数になれると思ってなかったから嬉しいな.800は絶対取りに行くから､踏むなよ.俺が足跡残すんだからな？
嘘の持ち上げとか一番嫌でしょ.自分が嫌な事は相手にしちゃいけないって誰かが言ってた気がするし.俺はしないよ､氷影にされるのは歓迎だけど.
駄目駄目､俺を置いてかないって言ってくれたのは何処へ消えたんだ.俺が100歳以上生きるなら氷影も出来るだけ100歳以上は生きてくれなきゃ困るよ.寂しくて死んじゃうよ､って死んだら会えるのかと自己解決.
優れてたって心が乏しかったら俺はそうなりたくないし､氷影にそうならないで貰いたい.寧ろ優れてなくて安心した.

ありがとう､氷影に好きって言ってもらいたくてアンコールして良かった.(

ちぃくん.かぁ､可愛いかったんだろうな､小さい頃の氷影も.どの年齢の氷影も其々に魅力が沢山詰まってて見ていたかったな.これからは見れるから良いんだけど､気を抜くと欲が出る.
後で大事な事を言うからさ､聞いて欲しい.

千歳 好き､大好き.

どう慰めたら良いのか分からなかったと言うか､俺が軽々しく言える言葉ではないのと､弱さを悟られたくない人だって居るだろうから弱ってるんだろ.慰めさせろ-って､強気で言えないんだよな.下手に大丈夫か？と聞くと人は" 大丈夫 "って､隠したくなってしまうから､迂闊に言えないし聞けないのが本当の所.こう考えてしまうから､接し方が曖昧で確りと慰めてあげられないで居た.
悲しくて辛くて苦しい時は何時だって其処に居る.表裏一体で隣り合わせだから人は不安になりやすい.其れを知っているのに､自分からは口にしない冷たい奴で御免.でも､改めて言われて分かったよ､やっぱり千歳は強くなくて俺が守ってやりたいなって.例えアリクイが威嚇をした様に怖くなかったとしても､両手をいっぱいに拡げて守ってこの手で千歳を抱き締めていたい.
千歳なら､守る為に汚れた俺の手を見てもきっと有難うって言ってくれそう.その言葉を千歳を見ていられるだけで俺は幸せだからまた､守ろうって思えるし､凄く大切にしたいんだ.千歳の事を.

なんだろう､モヤモヤする.
氷影に言われて俺はマゾじゃないぞ､と思って色々な診断をしてみたけど､なんだか結果に納得いかない.多くの人が当たってると言うアプリがあるから､其れだけやったら寝よう.コレでもうマゾって出たら俺は諦める.違うと思うと言うか､普通だと思うんだけどな.何だかんだで諦めが悪くて20個以上の診断をした､
今まで自分の事に付いてはそこまで興味とか無かったら曖昧で良かったんだけど､言われると気になるよな.ハッキリさせたくなると言うか､答えが気になってしまう自分の悪い所.

答えが酷い.諦めちゃって下さい.って書かれていて吃驚したのと､言われてみれば面倒見が良くてでも偶に駄々を捏ねて我儘になっていないか.って､
我儘になっていたら其れはもう相手の掌の上で転がされているらしい.騙され易いから注意しなさい.と､言われた.
諦めるしかないのか､コレだけやってどれも似た様な事しか言われてないからな.もう何でも良いよ.コレで千歳が守れるなら.無意識に小さな抵抗として書いてる最中に寝落ち.うつらうつらまた眠る.

昔々､ある所に宇宙人がやって来ました.
宇宙人がUFOから降りたその場所は､人間と言う生き物が沢山住んでいる所で､見た事もない不思議な容姿.ヘンテコな建物や風景ばかりが広がり､なんだこの場所は.と､降り立った場所から動かず辺りをキョロキョロと見渡しました.
何をしたら良いのかこれから自分はどうしたらいいのか､分からなくなった宇宙人は途方に暮れながら人間の住む世界を浸すら歩き､さ迷い続けました.すると､一人の人間が自分を見付けた途端に此方へと走って来るではありませんか.何があったのかどうして自分なのか､触れた事もない人間は宇宙人からしたらそれはそれは恐ろしく､とても怖い生き物に見えます.怖くなった宇宙人は段々近付いてくる人間から逃げる様に必死に走りました.
けれど､宇宙人は人間の世界では上手く走る事も生きる事も大変で､勝手が違う環境に戸惑いを隠せません.このままでは捕まってしまう､そう思った宇宙人は近くの茂みへと隠れました.だが､其れを見ていた人間は上から覗くように､丸く縮こまった宇宙人を発見して手を伸ばします.嗚呼､もう駄目だ.何も出来ないまま自分は終わるんだと思っていた宇宙人.そんな宇宙人に人間が言います「 実は自分も宇宙人なんだ､大丈夫.一人じゃないよ 」と､優しく声を掛けられ手を差し伸べてくれたのです.
突然の出来事に不安でいっぱいだった宇宙人は泣き出してしまいました.張り詰めた糸が切れた様に､わんわん泣きました.暫くして漸く泣き止んだ宇宙人は人間の容姿をした宇宙人に問いかけます.『 どうして人間の姿をしているの？ 』其れは単純で素朴な疑問でした.不思議そうな顔で見詰めるとこう返事が返ってきました.「 ソレはね､もっと人間を知る為だよ 」益々訳が分からなくなった宇宙人は､元は宇宙人だと言う人間に証拠を見せてもらいます.人間にはない､虫の様な触覚に三本しかない手足と､大きくて濁りのない綺麗な黒い瞳.嗚呼､自分と同じ" 仲間 "なんだと思ったのも束の間でした.この人間の容姿をした宇宙人となら仲良く人間の世界を生きていける ─
そんな気がした.なのに､宇宙人は自分に言います.「 君もいつかは人間になれる.頑張って生きてね 」その言葉が意味する事はまだ未熟な自分でも分かりました.自分と一緒に居てくれないのだと.其れならいっそ､会いたくなかった.優しい言葉だけを残して人間の世界へと消えていった宇宙人の背中だけをずっと見えなくなるまで見詰めていました.

其れから年月が過ぎ､未熟な宇宙人は人間の世界に慣れる為に汗を流してバイトをしたり､家を借りと自分に出来る事を一生懸命に色々やりました.だけど､やはり所詮は宇宙人.虐められ､研究材料にされ耐える日々.もうなんの為に此処に来て生きてるのかさえ分かりません.そもそも､どうして自分はこの世界へ送り込まれたのだろうか.考える暇などないくらいに毎日､生きるのに必死でした.


人間の世界へと来た宇宙人.
来た意味も知らず､この世界に慣れる事も出来ず､報われないまま今日も何処かで生きています.若しかしたら､隣に居る家族や友達.或いは自分の恋人が実はその宇宙人かも？
宇宙人を見付けたら生半可な言葉を掛けるのは辞めましょう.出来るのであれば人間の貴方が宇宙人となり､分かち合ってあげて下さい.一人の寂しさを.宇宙人は人間が思っている以上に不器用です.そして､人間を知りたいと言う純粋な心をいつも何処かに持っています.宇宙人は危害を加える者ばかりではない､そう覚えておいて下さい.


世界､宇宙人話. おわり.

昔話の宇宙人目線.
きっとこんな風に見てえているんじゃないかと､宇宙人の気持ちになって書いてみた.と､言うか宇宙人の俺が思う人間に近いのかな.

宇宙人 着ぐるみを着てバイトをしなくても､宇宙人と言うコスプレです.と言えばそこそこウケる事に気付いた.跳躍力は人の三倍､しかし走るのは物凄く遅い.唯､飛べるだけ.

って､なんでこんなに宇宙人って言ってるんだろう.脳内が電波ジャックされました.

氷影を癒すつもりが俺が癒されてる.
褒められるとさ､舞い上がって飛んでいくからあまり､そうならない様にしたいんだけど難しいよな.感情ってある程度はコントロール出来ても､不意を突かれたり突然の事には対応出来なかったりで偶に心臓が危なくなる.氷影の言葉には何か力があると言うか､人を動かすモノがあるよな.そう感じるのは俺だけかも知れないけど.

あまり外には出たくないんだけど､明日外に出なきゃ行けなくなりそうだなぁ.会社の同僚が友達集めて遊ぼうなんて､友達居ない俺を誘ってくれたけど､乗り気じゃない.偶には外に出て騒がないと.なんて言ってるけど､元々騒ぐのは難しいし騒がないの知ってる筈なんだけどな.きっと暗いから心配と言うか気を遣ってくれてるんだけど､そういう付き合いって苦手.意外と折れてくれなくて苦戦してる.でもまぁ､少しだって言ってたから我慢するべきなのか.軽く昼飯食べて二､三時間カラオケ行くだけって言ってたし.断り過ぎると感じ悪くなるかな.

幸哉幸哉､ 俺も幸哉が好き｡
大好き､ 愛してる｡
突然言い返したくなっただけだから書置きして逃げるわ｡

本当､千歳は可愛いな.
言い逃げは許したくないから俺が千歳の所行くから.追いかけてやる.

またニヤけた.って言うと氷影に変態って言われそうだな.でも実際､頬が緩々なのは変えられない.

思った事言っただけだし､ 可愛いとか似合わねぇから｡
また全力で逃げる､(

やっぱ変態だな､ 幸哉｡ そういう所も全部好きとか言ったら可笑しい?

あ､こら.散々好き勝手言って.
本当に仕方がないなぁ､

似合う似合わないじゃなくて､俺がそう思ったから良いんだよ.千歳は可愛いんだ.(
全然可笑しくないし､好きだって言ってくれるなら俺は千歳だけの変態で良い.

もう何度目だろう､千歳が好き過ぎて心臓が止まりそうになって倒れる.最近は他の事で倒れる事は少なくなったのに､千歳の事になると千歳に愛してると言われると全身の力が入らなくなってしまう.勿論､軽いモノだから直ぐに意識は戻るし立てるんだけど偶に感情が溢れ過ぎて自分に戸惑う.嬉しくて笑ってるのに涙が止まらなくて.涙腺崩壊したと言うレベルではない､ストッパーが元から無かったかのように溢れ出す.愛が溢れると同時に､ありがとう気持ちと涙も流れる.

俺､こんなに涙脆くなかったのにな.
千歳の所為だ.好きだよ､
今日も明日もその次の日も毎日言わせて.